マンションのトラブル??--->こんな時どうする 水難事故!!...
専有部分にトラブル
自分ではいくら注意していても事故は起きることがあります。そんな時にどうするか普段の心構えが大切です。
まずは重要なキーワード!!
上階より--->専有部分 風呂、洗濯機、冷蔵庫...
 雨漏り  --->共用部分 屋上、ルーフバルコニー
基本の考え方!!
天井から水がポタリ、ポタリときたら大変なことですよね。家具も電気製品もびしょぬれで使い物にならなくなってしまいます。大至急その原因を突きとめて水漏れを止めなくてはなりません。!!管理人さんにもすぐに連絡して協力して被害をくいとめます。不運を嘆いている暇はありません。
その後(管理人さん立ち会いで.....)
被害の写真をとりましょう。
部屋ごとに床・壁・天井・その他(家具や電化製品など)
5W1H ---> 書類にしてできれば関係者のサインももらっておきましょう
補修はお金の問題です
現状復旧費用
上階のお宅が保険に入っていればたすかりますが....
保険会社の調査員はたいして頼りにはなりません。どうしてかと言うと調査に来るのは何日かたった後です。水は乾いてしまい天井なんかの染みが残っているだけ。調査員がなにをするかと言ったら、実測で間取りを書いて、写真を撮るだけ。表面的な補修費の計算しかしません。これでは、多くは望めないことになっちゃいます。
内装、天井裏、床下なんかも全て補修してもらうと何百万円もかかります。
保険に入っていても全額保険でまかなえるわけではないので、気弱にならないで幾らかかっても絶対に直してもらいましょう。自分の不注意で事故を起こしたくせに、保険で!! 保険で保証します!! なぁーんて相手が言っても補修費の一部ぐらいだと考えていたほうが良いようです。
雨漏り--->これが厄介です
屋上やルーフバルコニーは共用部分になります。共用部分はマンションの住人の皆さんの共有財産です。まずは専有部分に雨漏りしてる場合に漏らないように共用部分でも大至急、手当てをしないといけません。管理組合の議決を待たずに補修は個人でもできます。(専門用語で 「保存行為」に当たります)
雨漏りの原因はなかなかつきとめるのは難しいです。工事をしたゼネコンのクレーム担当の人でもわからないケースが殆どだと思います。これは私の個人的な意見ですが、いったん雨漏りしたら全部防水をはがしてもう一度工事をやりなをすべき(専門用語で 「変更行為」に当たる)だと思います。コンクリートの中に入っている鉄筋が腐食したら強度が落ちるし大変です。建物の寿命をちじめる原因になります。管理組合で議決してもらって根本的な工事のやり直しをいたしましょう。
ですから....
10年保証だから安心だということとは関係なく、「雨漏りは絶対にしてはいけない!!」
雨漏りがしたマンションは管理組合として断固、工事の遣り直しを決議して頂きたいと思います。
雨漏りの原因はたいてい工事不良(専門用語で 「瑕疵」と言います)にありますが保証の問題より先に皆の共有財産を守ることに主眼を置いて決断して頂きたいものです。かなり損をすることがあるかも知れませんが、 銭金の問題ではありませんので!! 
工事をやり直したら運がよければ雨漏りの原因が分かるかもしれません。なんでもゼネコン任せにしないで弟3者として工事に詳しい一級建築士に調査を依頼する手も考えてみてくださいね。
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