1997年 2月22日

ライナスは電気毛布の夢をみるか

HARIは惰眠をむさぼるのが好きだ。
ちょっと寒い朝に、布団の中で「うとうと」している時や、暖かい日差しの中でまどろんでいる時こそ、人間にとって幸せな時間だと思う。

この場合、暖かい毛布は必需品だ。
敷布団の有無に関わらず、毛布に包るのがHARIのお気に入りの「まどろみ方」だ。

こんな時は体は十分に睡眠を取っている為かレム睡眠に入りやすいらしく、色々夢も見られる。
寝る・夢を見る・目を覚ます・寝る・夢を見る・目を覚ます。
このサイクルを数回繰り返すと、夢と現実の区別がつかなくなってくる。
これこそ、トリップである。

薬を使わないので体への悪影響は全くないし、誰でも手軽に出来る。
ただ、この状態で見る夢は、現実と結びついている事が多いので注意が必要だ。
夢の中では、良い方向に進むのだが、現実は甘くない。
現実こそナイト・メアなのかもしれない。

ところで、今これを読んでいる貴方、今が現実だと思いますか?

貴方が現実だと思っているこの世界は、実は白の王様の夢かもしれないですよ。


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