2002年3月 白馬でスキー


デジカメを買い換えました。三代目のデジカメも二代目と同じSANYOに決めました。機種はDSC-MZ1。X110より幾分大ぶりになり、幾らか重たくなりましたが、決め手はマニュアルモードの存在と、レスポンスの速さ。シャッターを切った時に、その瞬間の写真が撮れる。こんな当たり前のことができないデジカメのなんと多いことか。画素数を競う前に、そういうカメラとして当たり前の部分を充実させて欲しいですね。
さて、そのMZ1を持って雪山に行ってきました。MZ1のゲレンデデビューは白馬。東京から長野新幹線とバスを乗り継いで3時間15分、あるいは新宿からあずさで3時間半。白馬と言っても多くのゲレンデがあるようですが、今回は八方尾根に行ってきました。右手の写真を見てください。この広さ、そして人の少なさがここの魅力だと感じました。回数は行ってるけど、技術は下手な私にとって、好きなところで好きなようにターンができる空いてるゲレンデはとっても重要な要素です。


スキーが好きなのか、雪山の写真を撮るのが好きなのか、いまいち識別に困る私。今回もなれない足元を気にしつつ、空を見ながら滑ってました。初日のこと。ふもとの方から霧が立ち上ってきました。動きといい、わき上がる感じといい、見てて飽きない霧でした。すかさず一枚。が、これは山の天気が変わるシグナルでした。その後はこのガスにのまれて、視界不良なうちに初日の滑りを終えました。
この日の泊まりはペンション洗濯船。写真はこちら

その日の気象情報や天気図を見ると、霧が出たのは寒冷前線の通過時だったようです。そう考えると、霧中の私には霧と思えたあのガスも、乱層雲の下部だったのかな? 前線の通過後、その後面に大陸から高気圧が張り出し、それに伴い寒気も進入。夜半に1cmほどの積雪。翌朝は寒く晴れ上がった空になりました。時々雲が流れていくけど、右手の写真のような快晴。3月のゲレンデは日照に伴い気温も上がり、昼前には滑ると暑いほど。そしてデジカメでは撮れなかったのですが、ずーっと彩雲が太陽のまわりにかかっていて、実に楽しいスキーでした。そして、好天のスキーのお土産は日焼け。火照った顔でこれを書いています。


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平成14(西暦2002)年3月6日作成