講習参加者の声

NPO法人では、音楽の先生を対象とした三味線の講座を、定期的に開催しています。御参加下さ

っている先生方の中から、お二人の声を掲載させていただきました。

 

 

三味線に触れて

                      田園調布雙葉学園   松田信子

歌舞伎下座音楽に興味があり、前々からいつか三味線を習いたいと思っていた私にとって好機到来

でした.風・川・雪など自然の音も表現してしまう三味線の魅力にとりつかれてしまいそうです。

西洋楽器でアンサンブル演奏するには、それなりの練習が必要ですが三味線は初めて手にしたその

日から楽しくアンサンブルもできて、音楽の楽しさを十分味わっています。

 

和楽器の音に触れて思うこと

                     愛知教育大学附属名古屋中学校    丹羽敏介

「『ふるさとの音』の掛け橋」実技セミナーの参加が、正式な舞台での三味線演奏の実現につながっ

たことに驚きと感激を感じています。学校音楽教育における和楽器の指導も本格的に始まり、各学校

が試行錯誤のうちに実践を展開しています。私は、和楽器だからこそ、子どもたちに学ばせられる内

容があると考えます。和楽器による日本の音楽が、子どもたちにとって、そして、私たち教師にとっ

ても、身近で楽しめる音楽のひとつになることが、和楽器の指導の本格的実施で求められている課題

であると考えます。