7月13日(水): |
サルベージ大作戦失敗!
一番古い WindowsMe機の Primary-Slave の HDD を引っこ抜いて、そこにサルベージ対象の HDD を接続。
BIOS レベルでは正しく認識されるものの、Windows から見えません。
えーと、なんでかなー...あ!
ネットワークストレージの OS、Windows じゃなくて Linux じゃん...orz
ext2 だか 3だか、ReiserFS だかわかんないけど、どれにしたって Windows が扱えるファイルシステムじゃないじゃないか...うへぇ。
てか、それぐらいやる前に気付けー!
イカサマとはいえ、
仮にも SE として情けない。
いや、それはこの際置いといて、この状況をどうしたものか。
以前は Solaris(x86)、RedHat、Vine のどれかの UNIX環境は常備してたけど、今はもう全部片付けちゃったし、MacOS Xもデスクトップ機がないから、IDE の HDD は付けられないし...。
結論
今の環境ではどうしようもない。
対策
インストールなしで CD からブートできる Linuxを用意。
例えば Linspire(旧名 Lindows)。
運が良ければ、これだけでデータのサルベージはできるはず。
まずはこれやってみよう...。
トホホ、めんどくさー。
でも、それとは別に、今まで便利さを享受してきたファイルサーバ環境は捨てられないので、ネットワークストレージを新調しなくては。
ああ、こんなとこで全く予期しない出費は痛すぎる。
ぶっ壊れた方は、2年以上使って
減価償却終わってたからさ、
と自分を慰めよう。寂しい。
なんか、イマドキは HDD にバックアップ取るのとか普通らしいけど、やっぱり HDD って過信できんなぁ、という思いがさらに深まってしまいました。
なにしろ、蒲田屋も簡易バックアップ先はこのネットワークストレージだったわけだし。
あーもう、データサルベージしてテンポラリディスクに退避、新しい機械買って来て、設定してデータ復旧。
めんどくさーい。
蒲田屋、2年ぐらい前からネットワークストレージを使ってます。
今では同時稼動 PC数も減って、現役は 4台になりましたが、昔はやたらと PCをたくさん使ってまして、そんな環境にはネットワークストレージ(要はファイルサーバ)はとても便利です。
離れた場所に 2台ずつ PC置いてるというのもあって。
ちなみに、モノはこれ。
ついでにプリントサーバにもなるので、なかなか便利です。
こういう日常的な物の便利さは、無くしたときに痛感するものです。
そうです、壊れました(泣)
夕方、帰宅したら、何をやっても電源が入らなくなってしまっていました。
電源ボタンを押すと、一瞬だけ LINK/ACTランプがつくので、通電してるのは間違いないですが、それ以外は完全に無反応。
仕方ないのでサポートに電話しても、もう修理に出すしかないという結論に。
でも、修理センターは名古屋だし、修理についての情報を読むと、どう考えても直って来るのは 8月ぐらいになりそう。
しかも、HDD の場合、動作確認でデータ消すよ、とか書いてあって、それじゃ修理に出す意味まったくないわけで。
電源の修理なのにデータ消すのか、と問い合わせようと思ったら、修理センターの電話受付が 17時過ぎててつながらない。
もうちょっと仕事してくれ。お役所じゃないんだから。
実はこれ、5月ぐらいにも一度不調になってて、自力で分解して直したんです。
直したといっても、なぜか激しい異音を出すようになったファンに潤滑油さしただけなんですが。
その後 2ヶ月以上も動いてたんだから、それが原因とも思えないです。そもそもファンのまわりには特に基板とかなかったし。
せっかく自力で対応して延命できたと喜んでたのに、ここに来て致命的なトラブル。もうたまりません...。
毎日使ってるデータも入ってるし、最近じゃほとんどの共有データはこれに保存していて、悠長に修理を待ってると不便で仕方ないので、
自力でサルベージ
を決意。
どうせ、中身は IDEのハードディスクなんだから、どれかのデスクトップPC につないでやれば、データだけ吸い出せるはず。
というわけで、ファンの修理の時よりも派手に分解。
ひとまずバラせるだけバラしてみました。
予想通り IDEの HDDでした。
HDD とメイン基板。右上は電源部。
後はこれを直付けしてデータを抜けばいいんだけど、一番腹を開けやすい PC が、すでに IDE が全部埋まっているという罠。
一筋縄ではいきませんなぁ...。
というわけで、これからサルベージ作業に移ります。
どうなることやら。 |
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