■FISHING REPORT 1月25日 烏賊は腕 基本タックル イカ寄生虫


普段なかなかお目にかかれない風景が腰越港飯岡丸にはある。焚き火の脇の金網には メザシ、牛タンがジュージュー音を立てている。朝5時半に到着した時に成さんの缶 ビールは既にクシャッと潰れて横たわっていた。

右舷ミヨシに成さん、胴の間3番からあんじゅりさん、おもむろ、相模庵の布陣、イ カヅノ大佐は上乗りとして竿を出さずに初ヤリイカのおもむろに密着指導する段取り である。
ポイントは近く江ノ島沖〜烏帽子沖の110〜160メートル、海上は凪、晴天、ポイント 到着までの間、皆思い思いに酒を飲んでいる。(我々だけでなく他のお客さんも良く 飲む)

第1投!、のっけからおもむろとおまつりする。最初に4ハイ掛けなども含め数を稼い でいる人もいるのでこれは痛い。この船の上乗り(笑)はオマツリを解きながら「こ れでまず邪魔が出来たぞ」などとひどいことを言う。
2投目でやっと乗った!、スイッチオン!、電動リールをゆっくり巻き上げる。なん か久々の感触だ。凪なので竿の上下調節も必要ない。右手に竿、左手に缶チューハイ で巻き上げ姿勢。東からの陽光が実に清清しい。
釣れてきたのは小型ながらヤリイカ、緑クリアのタマゴ針に乗った。今日は下からケ イムラ、紅白スッテ、赤クリアタマゴ、魚針、緑クリアタマゴ、ピンク、黄緑の7本 立て。

ほどなく2杯目もゲット。またもや小型。しかしこれを最後にアタリも出なくなっ ちゃった。釣れなくなると飲んでしまう。今日は一升瓶を持ち込んでグビグビ飲る。
こんな凪で天気の良い日にイカがたくさん釣れたらなんて素晴らしいのだろうと思う のだが、神様は全てを与えてはくれない。

11時過ぎになっておもむろがやっと1杯釣り上げた。イカヅノ大佐の指導の賜物であ る。あんじゅりさんは小型スルメ、ヤリイカとこちらもポツポツ。
気が付くと探索時間が長くなり、眠気に横たわる客が増える。しかし「ガガガガツ〜」 とバックギアに入ると皆飛び起きてオモリを手に握る姿がとても滑稽(笑。

最後に1杯だけとって終了。こいつは型が良かったので来週やるパーティの刺身に保 存。すぐにタイムアウトになって終了。
相模庵、おもむろ、あんじゅり、成さん、3.3.4.14。成さん竿頭。「烏賊は必ず腕が出る釣りですから」、成さんの言葉が心に痛い。

当日は最高の天気に顔も緩む。

ちくわ男ハケーン!。

カルト集団です。。。