■FISHING REPORT 6月7日 体力勝負の最終結果は? 基本タックル イカ寄生虫


絶好調の伝えられるムギ、スルメ。週初はトップ150ハイの激乗り、しかし週中にはトップ90、さて・・・・・。
土曜日に久々に萬司郎丸から出船、引越しの忙しさもあり、萬遊会なる友の会に入会したのになかなか釣りに来れず、やっとの思いで釣行。友の会の恩恵か6800円払って左大艫を確保。なにせ直結は2回目なので気の短い船長に注視されぬよう(笑)、しかも釣れる場所という目論見。

ポイントは航程40分、瀬の海の100メートル前後、出航直後は南からのうねりがあり、この日のゲロゲロリバースを覚悟したが、風に強い瀬の海ということで到着したころはべた凪に変わっていた。仕掛けは14センチプラヅノ直結10本。

流し始めは反応は多く見つかるものの仕掛けを降ろす時には反応が消えてしまうという逃げ足の速さ。船長のぼやきも出て船中は沈滞ムード。相模庵は2杯掛けで幕を開けるが続かない。道糸だってイカ専門にやる気なんかないので6号なんて太いのを巻いているので沈下速度もゆっくり。これじゃ逃げ足の速い群れは捕まるわけもなし。

それでもやや高速でしゃくりながら巻いては仕掛けをおろす。一定のリズムでしゃくればリズムの崩れるところがあり、それがアタリの場合が多い。しゃくりの幅が小さくなってくれば1杯、2杯と付いている。後は巻き上げるだけ。
取り込みは竿を横に投げ出し、中錘をつかんですばやく道糸を手繰る。この一連の流れがうまくできないと直結の場合はバレが生じる。道糸を緩めては返しのない角、イカの逃亡は明白、そうならないよう取り込みやすく、角と角の道糸の間隔など、個人の体の大きさに合わせて工夫するのが良いと思われる。

日が昇ってきてから船長の声が荒荒しくなってきた。反応が大きな物へと変わり始めたのだ、怖えぇ〜と思いながら叱咤激励されてしゃくる。しかし船長の期待に反して上がってくるイカは単発、機嫌が悪いのか?。
そんな中で、運良く捕まえられると3杯掛け、4杯掛けを交えて数を伸ばせた。捕まるか捕まらないかは運次第だが、沖干しを作る暇がないくらい群れは見られるのである。

この日、実は親父がまごうの丸に乗っていた。何度手を振っても気づいてくれないのだが、サングラスをはずして普通のメガネに替えるとやっと気づいてくれた。まごうの丸はイナダ船のように満船状態、この日の親父はマルボウズ哀れ。

25杯を釣ったところから数が伸びなくなってきた。周りでは釣れているのに自分だけはである。朝一からしゃくりつづけているので疲労もあろう。釣れていたときのしゃくりの大きさと一緒なのだろうか?、緩慢になっていないだろうか?、気になってはいた。なんとなくダラダラしゃくりになっているのでは?。疲れたなあと思ったら大きくしゃくりすぎかなくらいのほうがいいかもね。

結果28杯で1時沖上がり、萬司郎丸で残業をしなかったのは記憶にないくらい久々である。普段イカ船は出してないから湘南イカチームに配慮してのことだろう。トップは36杯、裾は3杯とのこと。まあまあの釣果か。

自宅にも2時半には到着、そこで今までにない幸せが待っていた。家を新築した結果、車を車庫に入れる、道具を下ろす、水道が真横にある、道具を洗える、道具をしまう物置がある。
今までは集合住宅の3階の相模庵、駐車場も遠く離れていた。実は道具は車に積みっぱなし、道具もあまり洗わなかったのである(魚くさい車に乗ったことある人わかるでしょう)
庭の工事が終わったら外の水道脇に魚をさばく大まな板も設置したいなとか考えてる今日この頃。