ねまらしゃい編集部日記 <1997 September>


ダイアナさん H9/9/01 (shio)

イギリスのダイアナさんと言えば、去年離婚してイギリス皇太子妃から普通の人になった世界的有名人です。彼女が昨日交通事故で突然亡くなり、伝説の人となってしまいました。誰もが彼女に不思議な魅力をもち、そのために公私共にマスコミから追われ、とうとう最後には取材のバイクから逃れる中で起こった惨事、悲しい最後を遂げました。行き過ぎた取材が問われていますが、需要と供給の世界の中で私達も反省すべきでしょうか?心からご冥福を祈ります。

隣人宅のヤモリ H9/9/02 (shio)

残暑が続く秋の晩。夕食後くつろいでいると、玄関のベルの音に出て見ると。お隣の奥さんが恐怖におののく顔で「また、ヤモリが出たんです。主人の帰りが遅くて、、、。すみません。助けて下さい。」季節の変わり目に毎年我がマンションにはヤモリくんが登場します。以前一度我が家をたずねた?時は娘達の大歓迎の末一晩空き瓶の中で朝を迎え開放された若いヤモリくん、それ以来我が家を避け隣家を訪れている様子。今日も隣家では招かざる客をなんとか外に追い出そうと必死。マンションの同じ作りの間取りの美しく整頓された部屋から可愛い客人を娘と一緒に連れ出し、近くの草薮に帰してから片づけても散らかるばかりの我が家に帰り、何故家には来てくれなのかしら、、、?と不思議に思いました。

インターネット上企業モニターアンケート H9/9/03 (shio)

最近電子メールでモニター募集やユーザー登録をして新製品などの評価をインターネット上で募集している企業のホームページが多くなりました。ネット上のモニターのアンケートリターン率は通常の回収率よりも格段に良い事、コストが不要なこと、企業内部から即効でアンケートの回収が出来ることなど、その他色々なメリットがあり、双方向のコミュニケーションツールとして、電子メールは利用されるようになってきました。しかし、企業内ではまだインターネット自体の認知度の低い部署もあり実際に店頭にサンプルを受け取りに出向いてHPの情報の事を告げても窓口となる社員対応が悪いことが多く、不愉快な思いを受けることもしばしばあります。アンケートによって多大の情報をモニターから商品開発の情報を得ている企業としての社員としてきちんと対応をして欲しいものです。やっぱり人と人のコミュニケーションが大切なのでしょう。


学校週5日制 H9/9/04 (shio)

公立の学校が週5日制になるということで討論をしているTV番組がありました。完全週休2日ということです。反対の多くは母親だそうですが、本当に学校が面白ければ、反対がでるのは学校に通う生徒達から出るはずだと思うのですが?反対する生徒はいないようです。実際完全週休2日の就労体制が定着している社会ではなく。共働きの家庭はかぎっ子が当たり前のようです。反対しているのは専業主婦のお母さんでしょうか?もし私が生徒だったら土日がお休みならとっても楽しいはずです。学校5日制に賛成します。

冷夏の予報は誤報? H9/9/05 (shio)

秋の便りは虫の音と雲の高さからかんじます。残暑が予想以上に長い今年は確か冷夏の予報が春には流れていたはず、またしても科学的気象予報は自然を計れなった事になります。科学は自然の偉大さを計る物差しでいいと思います。農薬や武器を生んだりしてはいけないのです。外れて結構だと私はいつも思っています。

悲しい出来事 H9/9/06 (shio)

ダイアナさんの葬儀がTV中継され、ニュースでは、マザーテレサの訃報が流れ、世界中が悲しみにくれています。1997年1週間の間に偶然にも素晴らしい女性を失いました。

野花でレストラン H9/9/07 (shio)

残暑続く中子供はどんなに暑くても元気です。公園に出かけ昼前に帰って来て、玄関で迎えた私に白つめ草の花束を渡して一言。「コップに入れて飾ってね!」言われるがままに口の広い安定感のあるデザインのコップに入れてテーブルに置きました。食事の時に娘がコップを食卓の真ん中に置いて、「レストランみたいでしょ!」ととっても嬉しそうに微笑んでいました。娘の一言でその日の簡単な昼食はどこのレストランで食べたものよりも美味しいものになりました。

恐いもの=地震雷 H9/9/08 (shio)

午前中ズン!という揺れに驚き、ガスの元栓とパソコンのコンセントを抜きました。しばらくゆれて防災アナウンスが「かなり揺れの大きな地震が発生しました。住民の皆様は火の元に気を付けて行動して下さい。」驚いたのはこの放送を聞いてからです。ベランダに出て放送を良く聞こうと防災搭の方に耳をすますと「川崎圏内は震度2を記録しました。」と続きました。夕刊には小さな記事で東京湾が震源のM5.8のありふれた地震とありました。でも今日の地震の後には大雨と雷がおまけにつきました。どんなに小さな雷も地震のやっぱり私は恐い!


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Written by Michiko Shiobara 1997 September ご意見はTENPRESS 編集室までお寄せ下さい。