Macintosh IIci (68030/25MHz, 32MB/1GB)

漢字Talk7.5.5

 SE/30に並び、往年の名機としての名声をほしいままにしているマシン。システムはSE/30同様漢字Talk7.5.5。買った時点では160MBのHDDにMacOS7.6がインストールしてあった。本来は漢字Talk6.0.5のはずだが……。
 InterwareのGrand Vimage(2,480円!)と、KINETICSのEthernetカード(4,800円)を装着済み。ついでにHDDもSeagate製1GB(Hawk)に換装した。当然ジャンクである。メモリは今のところ20MBだが、今後の展開によってはAスロットの4MB×4を16MB×4にするかも。今のところまだ使用目的は未定。\10,800円で売りに出ていたので、つい買ってしまった……と言うのが真相。かつて新品時100万円以上したマシンを、中古とは言え100分の1の値段で手に入れる……結構痛快かも。
 この筐体デザインは好きなので、もう一台買って、7100のLogicBoardと交換しようか、などと目論んでいる。
 中古で入手したRadiusのPrecision Color Display/17(お買い得17,000円)に繋いでいる。本来8500のサブモニタとして買ったのだが、どうも8500とは相性が悪い(特にビデオボード経由だと表示がおかしくなる)。このモニタは現在IIci専用となっているが、結構いいかも。画像の表示は笑っちゃう位遅いが……。

←下の段にあるキーボードがIIci用。マウスの置き場がないので、仕方なくトラックボールを使っている。IIciの上に乗っているトラックボールはPF275用のもの。

 その後、秋葉原エレクトリックパーツ(地下)で、真っ白なIIciが12,000円で売られているのを発見、つい買ってしまう。これをIIci初号機、前にMacWingで買ったIIciを零号機と命名する。で、取りあえずメモリ+HDD(これもSeagate Hawk 2GBに換装した)+MicroMac Carreraを移設した所……零号機より遙かに動作が速い! SCSIもEtherも速い! と言う事で、初号機をサブマシンに採用、零号機には取りあえずご隠居願った。零号機に再登板の機会はあるのだろうか?

 

 


 

 IIciに搭載しているInterwareのGrand Vimage17i。2,480円のお買い得商品だった。16インチまでフルカラー表示。これとRadius PrecisionColor Display/17の組み合わせが、現在一番ハイスペック……なんだけど、中古(17,000円)で買った17インチモニタがどうも調子悪いので、832*624以外の解像度だと画面が揺れて実用にならない。割り切って使っているが……。

 IIciで使っている、KineticsのEthernet Card。同じものがIIfxにも載っている。Daynaのドライバで使用可能。10BASE-5とT両方のコネクタがある。特に使用に問題を感じたことはないが、NetBSDには対応していないらしいので、BSDを走らせようとしたら別のカードが必要になるかも。

 蓋を開けたところ。メンテナンスは非常に簡単。8500の悪夢の様なメモリ交換と比べると、格段に操作性が高い。内部に結構空間があるので、改造してHDDの左側にCD-ROMドライブを内蔵しているマシンもたまに見かける。
 Pioneerなどのスロット型CD-ROMドライブなら、外観を損ねずに付けられるので、いつか挑戦してみたい改造だ。
 MicroMacにCarrera 040/90と言うアクセラレーターを注文したら「3週間待ち」と言われてしまった。とほほ……

99.11.06 追記

 その後、Carreraは無事届いた。現在、IIci初号機に入っている。040/45MHz+128Kキャッシュのパワーは侮れないものがある。KT7.5.5でもストレスなく使えるし、NetscapeCommunicator4.03が快適に使えるし……。IIci初号機が完全にサブマシンとしての地位を確保した原動力となった。
 初号機の登場ですっかり活躍の場を奪われた零号機は、今IIcxの「台」として、静かに再登板の機会をうかがっている。


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