隣接国の数と温泉

投稿者[ マルセ ] 発言日時 [4月7日(日)18時17分02秒]

元の発言 [ Re: Title 承前 24国比定問題(四国東部説)>マルセさん ] お名前 [ やまし ] 日付 [ 4月2日(火)22時28分21秒 ]

長くなったので分けました。

>> 大国には、実際には接していませんよ。山によって遮られています。

#現在の市町村界のように入り組んでるってことじゃないのは理解してます。川や山による自然の境界で区切られていたのは当然だと思います。


>> なお、私の比定案では、郡域によって国境線を引いています。

#やましさんの地図を見せていただいて、土佐國の吉野川上流域の部分にHのマークがあるので、「3伊邪〜9對蘇と15鬼奴〜21奴の15か国」くらいがH邪馬壹の隣国になるかと思ったんですけど、ページの下のほうに、『四国東部:阿波(阿波、麻植、板野、名東、名西、美馬、三好、勝浦)、讃岐(大内、寒川、三木、山田、香川、多度)』と書いてありましたね。土佐國の部分にあるHのマークが間違いであれば、H邪馬壹の隣国は「3〜7と17〜21の10か国」ということになると思います。これでよろしいですか?


>> それから、古今東西あまり類例がないというのは、本当にそうですか?
>> 中国における国々の勢力範囲の変化や周辺諸国の動向を追えば、
>> さまざまな国々のありようが分かるはずですが。

#10か国程度なら、類例がないとまで言えないですね。少ないのは確かですが。15か国になると、探しても見つからないのです。
 これは、もっとも世界史の古い時代では、周辺国のようすが良くわからないという理由もあるのですけれど、例えば、いくらなんでも、女王国と旁国のサイズの違いが、魏と馬韓諸国くらい違うってこともないでしょう? 女王を共立していたというくらいですから。


>> 現代だって、大国あり、小国あり、さまざまでしょう?

#現在世界に190くらいの国があって、10か国以上と国境を接する国は、ロシア・中国の14か国とブラジルの10か国の3つだけです。ちなみにGDP上位20か国の平均は5.0か国で、大国といっても接している国の数は3〜6か国くらいが普通です。


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>> 天平19年の「法隆寺伽藍縁起并流記資財帳」に「温泉郡三処」とあるのですが。
>> 「温泉郡」はどのように音読されていたとおもわれますか?

#? 古代の話なら、和名抄で伊豫國温泉郡の訓は「湯」となっていて、「湯」の読みは、「ゆ」以外にはちょっと考えられないと思いますけれど。他に、「温泉郷」が但馬國二方郡、石見國邇摩郡、肥後國山鹿郡が和名抄にはあって(このうち但馬國のものには「由」と振られています)、これらの地域は、温泉がでているから「ゆ」という地名になっているわけですし。



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