訂正

投稿者[ ピクポポデミ ] 発言日時 [9月26日(木)11時47分53秒]

元の発言 [ Re: 馬が出た ] お名前 [ ピクポポデミ ] 日付 [ 9月26日(木)00時12分40秒 ]

>> 戦国時代の胡服騎射の時期、前四世紀にはあったとどこかで読みましたが、手元に資料がありません。
>> 手元にある資料では、後漢代2世紀の山東出土の画像石に、前輪後輪のある鞍の絵があります。

鞍自体は古いものですが、たしかにアルタイのものを含めて、材質の確認されている古い鞍は皮製の軟式鞍らしいです。
硬質鞍の発見は三世紀中葉(340年以前)の中国の墓の出土品が最古であるらしいです。
この点は訂正します。
ただこの時点で、ほぼ同時期の馬俑からは両側鐙が確認されているらしく、硬質鞍と本格的鐙の発明が同時期と考えられます。
少なくともテン国やインドの、馬に乗るときだけの鐙の前身は、軟式鞍についていたものでしょう。
片鐙の発見された、西暦302年埋葬の湖南省西晋墓発見の馬俑の鞍が軟式か硬式かもちょっと確認できません。
馬に乗った状態で使用する本格的な鐙の使用が、硬式鞍の発明を促したとも取れます。
いずれにせよ硬式鞍もまた鐙同様、その始まり年代を数十年単位で推定できるほどの資料はないと考えられます。





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