Last Updated 1998.7.27
1998年6月13日、いよいよ待ちに待ったヴィルジニー・ルドワイヤン主演の「ジャンヌと素敵な男の子」の上映の日です。日頃時間にルーズな私もこの日ばかりはと15時開場のところを2時間半前には会場に到着していました。とはいえ、既に数人の人が並んでおり1番乗りは果せず、って別に狙ってもいませんでしたが(笑)。その後の列の増え具合などから見ても前日の夕方にはチケットがすべて売り切れたということでもあるし、去年と比べても確実に人気が上がってるんだなぁ、ということを感じました。
予定通り?、やや遅れ気味の開場、何とかステージ下手の前方の席を確保。ほぼ文句のない席を確保するのに成功し、次第に胸は高まります。これで本来ならもっともっと緊張していたのでしょうけど、前日に遭遇してしまったおかげで?、ちょっとは平静さを保てたようです。
とはいえ、やはりかなり緊張していたのは否めないところ。岩波ホール総支配人高野悦子さんによる作品とゲストの紹介ののち遂にゲストの皆さんの登場です。「ジャンヌと素敵な男の子」のゲストは、監督のオリヴィエ・デュカステルとジャック・マルティノー、プロデューサーのシリアック・オーリオルとポーリーヌ・デュオー、そして出演のヴィルジニー・ルドワイヤンとマチュー・ドゥミの計6人でした。
おおぉ、ヴィルジニーだぁとばかりに感激し、続けてカメラを持って早速写真を撮ったところ…。あまりの緊張のせいか、思いっきりぶれてしまいました(笑)。ちなみに、ちょうどこの時はオリヴィエ・デュカステルとジャック・マルティノーの監督コンビが挨拶をしていて、2人で声を合わせて日本語で挨拶をしたりもしました。なお、この両監督、お揃いのスーツに色違いのシャツを着るという名コンビらしい?ファッションでした。
続けては、ヴィルジニーの番です。先に挨拶をした両監督の後を受けて「私は日本語が出来ませんが…」という言葉から挨拶を始めました。でも、すいません。この映画祭レポートのあまりの執筆の遅さゆえに既に記憶の薄れてきているところがあって、舞台挨拶の内容はあまり覚えてなかったりします(苦笑)。確か、「日本に来られて嬉しいです」みたいなことを言ったのは覚えているのですが…。
続けて挨拶に立ったのは、マチュー・ドゥミ。何となくF1レーサーのジャン・アレジに似ていなくもないような顔立ちだと思うのですがいかがなものでしょう?。
その後、プロデューサーの2人が挨拶をし、上映作品の紹介があって舞台挨拶は終わり、作品の上映に移りました。それでは、舞台挨拶の時の写真をもう数枚ほどご覧ください。実は密かなポイントはマチューの何ともいえない豊かな表情かもしれません(笑)。
Part2 作品評 に続く