ワイヤのオーバーホール
January 05, 2003 - ワイヤのオーバーホール

昨年末からやろうとは思いつつ、後回しになっていたケーブルワイヤのオーバーホールを行ないました。
クラッチ以外のケーブルを全て車体から取り外し、最初はCRCを浸透させたのち、オイルを注入しました。
紙で作ったじょうごにオイルをたっぷり注いで一晩置いてから、取り付けます。これらのケーブルはほとんどが現在欠品になっているようなので、今後、代替品を探す時のための参考に両端部の写真を撮って、寸法も記録しておきました(詳細はこちら)。
ケーブルに印刷されている品番を確認すると、すでに代替部品に替えられているものもありますね。
他に代替のケーブルワイヤをご存知の方がいらっしゃいましたらぜひとも、CAMAIまでご一報くださいませ。

次に、ここまで外したんだからついでに、とエアクリーナを開けてみたら!!!
うっそぉ〜!!?エレメントが入っていない!!!
左右共にエレメントが入っていません!エレメントは欠品なのにどうしよう〜、新年早々から問題発生です!


January 18, 2003 - キリ番GET!

 今日はHXを引き取りの際に大変お世話になった茂さんの秘密基地を訪問しました。
道中、クラッチが昨年より固くなっていることに気づき、調整を試みつつも改善されず、つながりの悪いクラッチと格闘しながら16号線を北上。
あと少しで到着というところで総走行距離が11111.1km!!!を指しているではありませんか!
ヤッター、キリ番GETよろしくすかさずHXを道端に停め、記念撮影しました(笑)。

秘密基地では茂さん所有の赤HX、AX125、HS1等々見せていただき、さらには茂さんストックのエレメント,エアクリーナをお譲りいただきさっそく装着しての実走テスト。
HXの乗り比べではHXエンジンとAXエンジンのフィーリングの違いを再確認しました。どちらかといえば私はHXのフィーリングのほうが好きかな。

お互い同じ趣向を持った者同士、話題が尽きません。夕闇迫るころまで話し込んでしまいましたね。
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。


オイルでべったり・・・ではなく、カラカラに乾いていました
ペーパーでポイントを磨きます
清掃後。要所要所をグリスアップしました。
January 25, 2003 - クラッチワイヤーのメンテナンス

 今日はHX君のクラッチワイヤーをメンテナンスするために左側ケースカバーを外しました。
GT80やGR80ではケース内が泥などの堆積物やオイルがべったりだったのを経験していただけに「HXもか!」を想像していましたが、これが意外と綺麗。覚悟して望んだだけにいささか拍子抜け(笑)。


いつものレクトラクリーンと金属磨き剤を駆使してさっさとケース内側を掃除し、ポイントも忘れずに磨きました。

コンデンサが1個だけ、新品に交換されているようでした。

 問題はプッシュロッドのオイルシールがずいぶんへたっているようなので、これを新品に交換してやりたいのですが、ヤマハの電話帳によるとこれが欠品になっていることと、外したクラッチケーブルのケース側のタイコが削られ段付きになっていましたが、HXのパーツリストではタイコの単品品番が見当たらない、というところです。
タイコの方はミニトレのもの(エンド,ワイヤ:164-26363-00)が単品で出るようなので、これを注文してみることにします。サイズが合えばラッキーですね。

さらに問題のクラッチワイヤーは、単体でも押し引きにかなり抵抗があります。一晩、オイルを垂らしてみて、どのくらい軽くなるのでしょう???
そうそう、クラッチワイヤーは他車のものに替えられていました。品番400-26335-00です(ただし現在欠品)。

 とりあえず、ここまでの作業で本日は時間切れとなってしまいました。
ただ、どうやら私のHXはオーバーフローの兆候があり、次回こそはキャブを開けてオーバーホールしてやらなければならないようです。
最悪バルブシートが段つき磨耗していた場合、バルブシートASSYは欠品になっているようなのでどうすべきか、これまた困りものですね。



February 01, 2003 - 本日の作業報告

 先週に外したクラッチケーブルを元通りHXに組み付けました。あれからクラッチケーブルは2日間、オイルを注入しては半日放置を繰り返しましたが、最初のうちこそサビドロのオイルが流れていましたが終いにはそれもなくなりました。しかし相変わらずケーブルの押し引きにかなりの手ごたえがあります。このまま組んじゃっていいのかな!?


今日は作業を早々に切り上げ、HXの追加部品を注文しに出かけました。キャブを開けるのは次回に持ち越しです。

そのお店に行く途中、我がHX君のクラッチが滑ることに気が付きました。以前は何ともなくて、今回クラッチケーブルをオーバーホールしてからこの現象が出始めています。何速であっても6,000rpmあたりです。アクセルを開けていって6,000rpmになると一瞬、「ウーン!!!」と滑ります。クラッチ板が減ってきた前兆でしょうか。
それとも今回のケーブルの調整が悪いだけで、減ってきたらもっと回転数に関係なく滑るものなのかな!?
この辺のところを茂さんのLT掲示板でたずねてみたところ、やっぱりクラッチの磨耗が原因みたいです。
それにしても、次から次へと問題が発生しますなあ〜、我がHX君は(笑)。

幸いにも、今回、発注した部品にクラッチ部品が入っています、なんたる偶然でしょう!
品番はパーツリストのままに、クラッチプレート、クッションリング、フリクションプレートを注文しました。
クラッチプレートとフリクションプレートは2000年度のヤマハの電話帳では記載されていませんが、LT掲示板で教えていただいた内容によるとこれは代替で出そうです!
同時に、ダメモトで「バルブシートASSY」も注文しましたので部品が届きましたら結果を報告することにいたします♪