251   へんし〜ん!2(May−Be SOFT)
 
 坂下晃一(変更不可)は猫に似た謎の生物を拾ったことで自在に変身する能力を手に入れる。初めこそヒーローのような世の役に立つことに使おうと考えていた晃一だが、敵がいないことでその目的はイタズラへと変わっていくのだった。
 
 きっかり1年ぶりに登場した変身AVG第2弾。前作がなかなか気に入ったので、その期待をそのままに購入しました。原画家あかざ氏のファンということもあります。
 
 ジャンル的な変更はなく、今回も馴染みあるアドベンチャースタイルでゲームは進行。売りである様々なモノへの変身は種類が大幅に増えただけでなく、シーンによっては選択も可能になりました。ただ、それによって構図や展開が変わったり戦略的な意味があるわけでもないです。あくまで嗜好に応じた多少の違いがあるという程度。大きな期待は禁物です。演出としての変身アニメーションは今回も健在。
 Hシーンには引き続き局部サポートウインドウが採用されています。構図的に見えにくかったりするシーンを別の視点でしっかりフォロー。エロ度の向上に貢献しています。しかし、なぜかCGモードにサポートウインドウは登録されなくなり、ゲーム中においてはメッセージウインドウを消せばサポートウインドウも同時に消えてしまうという謎仕様に変更されました。結局、イベントCG+サポートウインドウだけを見ることはできません。一体どういう意図なのでしょうか。
 足回りはかなりの進化を遂げています。メッセージスキップは既読未読を判別した上でスピードも早くなり、ボイスの頭出しもされなくなりました。
 バックログは別画面で行います。ホイールマウスに対応、ボイスのリピート再生も可能になりました。ただし、選択肢画面ではホイールによるログの開始ができません(アイコンからは可能)。他にも前の選択肢に戻る、次の選択肢に進むといった機能も追加されました。
 メディア倫理協会作品のお約束アナル・ヘアー表示のON/OFF機能に加えて淫語増量システム(もちろんON/OFF可)も搭載しています。
 
 シナリオの方向性は前作と同じになっています。すなわち純愛方向と能力によるイタズラの二極化。イタズラの内容が徐々に過激になっていったり、メインヒロイン相手には若干遠慮がちであるのも前作ゆずり。
 シリーズものの特典として前作のヒロインたちが登場しています。しかし、相手は前作の主人公ではなく本作の主人公で、ヒロインはそれに気付かない(変身しているので)という寝取られのような、そうでないような微妙さなので賛否が分かれそうです。
 メインとなる2人のヒロインのシナリオはエロ重視のゲームということを考えると意外なほどしっかり描かれていて前作同様とはいえ、やはり好印象。
 Hシーンは今回も変身能力をうまく活用しています。リコーダーや聴診器といったお約束なものから秘宝館にありそうなシンボルまで多種多彩に揃っています。個人的には自転車のサドルやシーソーがインパクトがあっただけになくなってしまって残念でした。
 
 CGは前作を継承した明るい塗りで統一されています。主人公がやっていることは結構酷いので陰惨さを出さないためにも正しい選択かと思います。
 イベントCGはエロ度だけでなく馬鹿度もかなり頑張っているように感じました。立ちCGはポーズ変化はほとんどなく表情の変化で勝負といったスタンス。数ある立ちCGの中で野城珠々香のレオタード姿だけがどうもバランスが悪いように感じました。
 画面上には立ちCGが1人しか出ないので3人以上で会話する際には吹き出しのようなフェイスウインドウが活躍します。
 
 音楽は相変わらず基本に忠実な作りでBGMに徹している印象があります。ゲームを構成する要素の中で地味であることは否めません。10曲しかないのも寂しいところ。
 ボイスは男性キャラを除いてフルボイス。メインから脇に至るまで怪しいレベルの方はおらず安心して聞けました。メインヒロインの2人は飛び抜けて良かった訳でもありませんが、キャラにうまく合致していて良かったのではないかと。
 
 まとめ。まるでお手本のような続編。前作と波長が合った人にはかなりオススメ。革新的な進歩を望まなければ楽しめると思います。初めての人は前作を知らずともほとんど問題ありません。お手軽ゲーなので時間のない方にもよろしいかと。
 お気に入り:野城珠々香、恋水月
 評点:68
 
 以下はキャラ別感想。ネタバレ要注意。
 
 
 
 
 
 
 
1、野城珠々香
 いわゆる完璧タイプのヒロインとしては(立ちCGからして)胸が大きすぎてどうにも違和感が。というかどんな時でもH過ぎますよ。天然としか思えないエロさの分だけ姉さんよりも恐ろしいです。
 あの辛い物好きはもはや欠点のレベルに到達しているのではないかと。だって手作り弁当の夢とか見られないし、デートの時には食べるもののチョイスも大変ですよ。
 
2、恋水月
 こちらも天然度では珠々香に負けていません。イタズラの馬鹿担当は主に彼女の役目でしたし。
 作中でもちょっと触れていましたが、月にはなぜか巫女服以外は全然似合わない感じがします。私服もそうですが、レオタードもサッパリでエンディングのボディコン(?)は正直見ていられません。しかし、どうしてあそこまで違和感があるのかわからないんですよねぇ。
 そういや今回は3人エンドがないのが不満です。人物構成が同じなんだからみんな期待すると思うのだけれど。


前のページ 目次 次のページ


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |