徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2009年9月4日(金)    真剣で私に恋しなさい!開始
 一昨日どうにか「黄昏に煌く銀の繰眼」のゲーム感想をアップしました。新作を1週間を待たずに2本。果たしてこんなことが今まであったでしょうか。ま、問題はそれがあまりいいことではないってことなんですよねぇ。コストパフォーマンスが悪いゲーム2本でなければこんなことはありえないですから。
 ヒロインを10人も擁していながら、いや10人もいるからなのか、キャラの魅力が薄いのが切ないところでした。本作を見ていると不満のあった「77〜And,two stars meet again〜」ですらとっても輝いて見えます。この作品からキャラ別感想なしが3作連続。当サイトとしては由々しき事態です。
 
 Phantom23話。うん? まさかとは思いますけどリズィ死んじゃったってことはないですよね。どうもキャルとの対峙が中途半端でよくわかりませんでした。
 サイスマスターの狙いはどこにあるのでしょうね。恐らくはファントムのツヴァイとしての能力に何かを感じているのでしょうけど。量産型(?)のチームを呼び出したことに大きな関係がありそうです。やっぱりドライはサンプルぐらいの目で見ているのでしょうか。
 とまぁ、そうした感想も予告を見たら吹っ飛んでしまいました。どうやらキャルの逆鱗に触れてしまったようで美緒が大ピンチ。「まさかこのエピソードのために深夜枠なのか」その2、って感じになりそうです(その1はもちろんあの弾丸摘出です)。
 
 「真剣で私に恋しなさい!」。現在まだまだ体験版の範囲内。
 基本的な出来の良さはわかっているのでのんびり楽しみながらプレイしてます。当然ボイスは100%聞いております。聞かなくてはもったいない、それくらいの声優陣が揃っていると思います。今のところ最高に気に入っているのは大串スグルが小笠原千花を評した時のセリフ。あんた、まんまカミーユじゃないですかと大爆笑。
 それと「スパロボ」を彷彿とさせるエンドメッセージというか寸劇。運が悪いのか早くも被っているのが悲しいですが試みとして面白いし、番外編的なことができるのが楽しいです。まぁ、本編未登場キャラが平然と出るのは気にならんでもないですけど。
 体験版ではなかったと思われる演出や立ちCGなんかもあってなかなか良い感じ。システム込みでこの完成度は今年の作品では群を抜いているかも。力を入れている、だったら「輝光翼戦記 天空のユミナ」も負けていないんですけどあちらは安定感がないですからね。
 今のところ気になるのは主人公が意外と(?)情緒不安定なところかなぁ。体験版の廃ビルでのイベントが頭をかすめるような場面があちこちで見受けられます。軍師と呼ぶには疑問を感じる態度もあちこちに。ヤドカリに対して態度が硬化するのも笑いどころというよりも不安を感じる箇所になってしまっています。主人公が一番、心配ってのもなぁ。

 2009年9月6日(日)    真剣で私に恋しなさい!1回目終了
 仮面ライダーW1話。えーと、取りあえずこれは松田優作リスペクトということなんでしょうか。そこはかとなくレトロの香りがするのもそんな風に感じられます。架空都市を舞台に探偵稼業に精を出す仮面ライダー。イメージボードの表現としては悪くないと思います。期待させるものを各所で感じさせてくれます。1話らしく予算がかかっているのも効果が挙がっているのではないでしょうか。
 脚本は三条陸氏。いつの間にかこんな仕事をするようになっていたんですねぇ。氏といえば個人的にはやはり「冒険王ビィト」のことが頭をかすめます。もう駄目なのかなぁ。
 脚本には期待したいですが、問題は企画に絡んでいるのかどうか。ただの雇われライターであればほとんど意味はありません。
 
 「真剣で私に恋しなさい!」。1人目はクリスティアーネ・フリードリヒ。
 うーんと一言で評するのが難しいですね。全体的に良くできているのは確かなんですが、それだけに却って不満というか不足に感じられるところもちらほらあると。以下詳細に。
 なにやら共通(オープニングデモ前まで)が長かったので個別はその反動か短く感じられました。実際はそこまで短くもないと思うんですけど。それでも、個別は共通よりも確実に長いものだ、という考えでいると物足りない長さかも。
 デモの後はマップ移動ならぬキャラクター選択がしばらく続きます。この間は短い区切りの進行なのでそれまでとはイメージが変わってきます。人によってはこれだけで嫌な予感を感じてしまうかも。まぁ、実際には杞憂といっていいと思いますが。個別への分岐はここだけで決まるようなので、共通の選択肢は細かい展開の差異だけで攻略には関係ないようです。
 キャラクター選択が終わると個別ルートへ。と言ってもダイレクトにそのヒロインのシナリオという雰囲気ではなく、どうやら選んだヒロインによって日常に変化が起きるようです。その中で当該ヒロインがクローズアップされていくようになります。最初の頃は本当にコレ、誰のイベントなの? ってな感じのものが含まれています。そんな中で少しずつ2人の仲が縮まっていく様子が描かれるように。これが手順をしっかりと踏んで進んでいくので好感が持てます。クリスと主人公が反目し合いながらも理解を深める描写は見所といっていいかと。ヒロインの魅力を伝えるという意味においてはかなり優秀ではないでしょうか。
 ただ、一方でシナリオの筋書きとしては弱さを感じます。プレイしている最中は楽しいのですが、終わってしまうと急に物足りなく感じてしまうような。あらすじだけ説明した場合、クリスシナリオはあんまり面白いように聞こえないでしょう、恐らくは。
 それを助長しているのが終盤の盛り上がり不足です。本作は武士娘アドベンチャーと銘打っていますが戦闘シーンはギャグ同然で重みがありません。要所においては戦闘が絡んでくるのでこれの成否や軽重が総合的な出来を大きく左右します。戦闘前のハッタリは十分ですが、実際となるとお世辞にも誉められた戦闘シーンではありません。May−Be SOFTの「メイドさんと大きな剣」の方がよほど緊迫感のある戦闘シーンを用意できています。
 詰まるところ本作は徹頭徹尾コメディである、という認識を持つのが重要ではないかと思います。そうすれば軽い戦闘シーンも問題なく受け流せますので。まぁ、エンディング後の満足度はどうすんのよ、という話もありますが。
 Hシーンは3回。個人的にはほぼ2回かな、という印象です。最初のHシーンへの流れはなかなかナイスでした。本作以外であれば九分九厘バッドエンドかゲームオーバーじゃないの、という強引な流れに思わず笑ってしまいました。ただ、ないとは思いますけどさすがにこのパターンを他のヒロインでも用いるのは工夫なさすぎなんで勘弁して欲しいです。でないとクリスシナリオの印象も変わってしまいます。
 ヒロインとしてのクリスは想像以上に可愛らしかったです。頭から湯気の出ている立ちCGが白眉。それとイベントCGとのギャップが効果的。立ちCGは初期に描いたのか、怒っておらずとも目がつり上がっていて、やや怖いくらいでしたがイベントCGは軒並み穏やかな表情で、結果的になかなか見せてもらえない顔を見ている、という構図になって良かったです。まぁ、狙った効果ではないような気がしますけども。

 2009年9月8日(火)    真剣で私に恋しなさい!2回目終了
 2人目はまゆっちこと黛由紀江。
 なんだかクリスシナリオよりも短いような気がします。ま、それよりも問題なのはKOSという大会以降が消化試合気味であること。一番の盛り上がりがここに来ていて終わってしまえば後は緩やかに下るのみ。この時点ではまだ恋仲にさえなっていないんですけどね。「この青空に約束を−」の沢城凛奈シナリオを彷彿とする構成です。
 エンディングもとてもあっけないです。まさかこれで終わりじゃないよね? と思ったらスタッフロールが始まってしまいました。ちょっと問題が多いなー、という感じです。大会以降は風間ファミリーは完全に空気と化していて活躍など望むべくもありません。それだけならまだしも主人公まで蚊帳の外。もちろん、言いたいことはわかるんですよ。まゆっちが頑張らないといけないということは。けれども、そこに対して主人公が関与する余地がないというのなら、それは外伝も同然なんですよ。せめて影ながら少し応援する、くらいはあっても良かったのでは。これがラストイベントというのではさすがに寂しさは隠せません。
 松風の顛末もちょっとねぇ。まぁ、現実的に考えれば松風が喋らなくなるのは妥当な流れなんですけど、本作はゲームですからねぇ。ヒロインの成長と引き換えに個性を失ってしまうというのはちょっと微妙に見えてしまいます。個人的な見解を言えば松風が本当に九十九神が憑いていたってオチや一旦、消えた後に復活するオチでも良かったんじゃないかと。自分と向き合う勇気が持てたなら後は個性になる訳だし。
 大和田さんの一件にしても全体的に強引さが目立ちます。決闘でどうにかしようという流れもそうですが、うっかり本気を出してしまったまゆっちを大和田さんが怖がらないのも特に理由が感じられないように見えてしまうあたり。効果的な理由を用意できないなら百代に解説させるとかせめてハッタリでフォローして欲しいところです。真の友情の前にはそんなことは障害にならない、とか。現状では悲しいことにたまたまに見えてしまいますよ。
 ここまで厳しいことを書いてきましたが、ヒロインまゆっちの魅力を伝えるという点でならクリスシナリオに負けず劣らず秀逸です。九条信乃さんの熱演もあって掛け合いが実に楽しいことになってます。もちろん松風効果も忘れてはいけません。1回目限定であればHシーンにさえ登場する活躍ぶり。ここまでの一番のお気に入りは文句なく松風です。
 ところでゴールデンウィークだったか、他の旅行イベントだったか忘れましたが、まゆっちが猫のモノマネをするシーン。これってねこねこソフトの許可を得ているのでしょうか。いえ、うるさいことを言おうってのではなくて、もし知らないのであればこのイベントを見たらすげぇ喜ぶんじゃないかな〜、と。それぐらいの不意打ちだと思うし、予想しない笑いを生んでいるのではないでしょうか。
 エンディングに関してですが各キャラクターの未来が書かれていますけど、これがどうもねぇ。一行か二行程度しか書かないのであればない方がましではないかなぁ、と。正直、熱意をまるで感じないですし。

 2009年9月11日(金)    真剣で私に恋しなさい!3〜4回目終了
 Phantom24話。んーと意外とおとなしい内容でした。描写もそうですけどキャルの語る辛い過去というのがほとんど言葉だけなので怒りも悲しみもあまり伝わってきません。よってその怒りの表現もあんまり、という流れ。正直にいうとここまで焦らされ過ぎかな、と。その前までの展開が早かっただけに余計に遅く感じます。
 サイスマスター率いる量産型ファントムが遂に登場。そして、やはりドライはサンプルに過ぎなかった模様。玲次くんにも思ったほどこだわっていないようです。さて舞台監督の行き着く先は。
 
 「真剣で私に恋しなさい!」。3人目はモロこと師岡卓也。
 暗い! 暗いよモロ! ただでさえ、ピックアップがヒロインではなく友人キャラだというのにその中身が陰鬱としてくるような内容ではねぇ。モチベーション下がりまくり。
 両親が蒸発、祖父は体が悪い。こんな環境が長らく続いていたというのにモロの悩みは今さらすぎるような気がします。風間ファミリーはどこかしら特殊なところのある集団なので精神的な自立も一般的な平均よりも早く求められます。モロだってそれは変わらないはずなんですけど。こんな悩みは中学生で終わらせておかないと色々持たないような気がします。ちょっと今さらすぎるような。
 夏休みに入ってからゲームを作り始めてコミケまでに完成させてしまうのがすごい。例えどんな駄目ゲーであろうとも。作り慣れている人間だって楽ではないであろうに初めて作ってこれだからなぁ。
 どうやらサブキャラにはスタッフロールがないようです。エンディングのイベントCGもなく、いきなりタイトルに戻るのでさすがに寂しく感じます。
 4人目はワン子こと川神一子。
 なんだかシナリオ上の善し悪しが激しく行ったり来たりするような内容でした。クリスシナリオの体育祭、まゆっちシナリオのKOS大会、そしてワン子シナリオの球技大会というか川神ボール。それぞれルートによって異なる行事なのですが、キャラの個性がそれなりに楽しめる前二つと違って川神ボールがとにかく退屈でつまらない。突っ込みどころもありすぎ。
 川神ボールとは基本的には野球で、ゴロを捌いた時などにベース付近で格闘するというもの。つまり、サードゴロであっても守備側はファーストがボールを捕球するだけでは駄目でバッターと戦闘することに。フライアウトやヒットだと戦闘は発生しないと。
 このルールに則った描写が解説付きということもあってテンポが悪く、楽しめない上に納得できないものが多い。例えばランナー一塁でサードゴロ、セカンドに送球。ここでランナーと戦闘するのはセカンドだけではなく他のポジションも集まってくる。4人で囲むなんてことも。で、次々と出る負傷退場者。この時点でまともに読むのは馬鹿馬鹿しくなります。内野ゴロ等が出る度にランナーを囲んで倒してしまえばいい。ランナーが出たところで牽制でやはり倒してしまえばいい。なのにシナリオ上では都合よく囲んだり囲まなかったり、そも攻撃したりしなかったりするので読む気がなくなってしまう。
 他にもホームラン性のあたりが飛んでからセンターがライトに走って踏み台になり、ライトが大ジャンプして捕球とかする超人野球ぶり。そのくせライト前のポテンヒットが捕れないという謎っぷり。後者のプレーの方が明らかに走る距離も少なく楽に見えるのですが。
 そんな川神ボールが終わるとワン子師範代への道、的な展開へ。これが意外にも(失礼)今まで本作に足りなかった重さを伴っていて悪くないです。ミスキシドーとの対戦までは良かったと思うんですよ。ところが、その後の川神鉄心VS百代の頂上対決が頂けない。その世界たるや「ドラゴンボール」か「バスタード」という超越っぷり。それまで文字通り地に足つけて戦っていただけにこの色物戦闘は笑いはともかく、それまでのシリアスさを台無しにしています。
 そして、この対決でルー師範代含め3人が結局ワン子の人生を弄んだことがわかってしまう。拳法寺で育って師範代になりたいなんて子供が言い出すのは自分の意思などではなく、環境が、3人が言わせたに過ぎない。どう頑張っても無理なものを10年以上やらせるとかもう卑劣レベルですよ。例えるならヤムチャに向かって信じて努力すればフリーザも倒せるさ、と言うようなもの。それがあの戦闘でわかってしまう。どんだけ無責任なのよ、と。
 この後のワン子失踪からの流れは先程の重さが生きていることもあって良かったです。涙腺弱い人は結構、来るものがあるやも知れません。まぁ、3人に関しては持てる者の傲慢さというのを感じずにはいられませんけど。天才だから幼少からの夢を失った人間にサラッと次の夢を探せばいいじゃん、とか言い出すし、失った人間の気持ちを汲み取るなんてことはまるでできない。ワン子でなければ逆上してたっておかしくないです。
 以降は駆け足で恋仲となり次の夢へという流れ。つーか、武士娘じゃなくなってるんですけど。まゆっちシナリオ同様にこの最終盤は盛り上がりに乏しく失速状態。ついでに言うならご都合主義に見えやすいです。
 総合しては良いところもあるのにもったいないなー、というやはり本作のテーマのような結論に。

 2009年9月12日(土)    真剣で私に恋しなさい!5〜6回目終了
 5人目はスイーツこと小笠原千花。
 携帯小説を読んで泣き、オタクと犬猿の仲であるリアル女子というようなキャラなんですけど、色々と中途半端です。ライターの目論見はよくわからないですけど、最終的には初見イメージとは違うキャラになっている感じなので。部分的には着信やメールに反応が悪いとうるさいなど、それらしい面も見せるんですけど他は普通のヒロインっぽくなっています。
 気になるのは和菓子屋の娘などの設定がシナリオの短さもあってほとんど生きていないこと。ただ、設定がある、という程度の活用度なのでもどかしい面も。出すのかどうかは知りませんけど、やるならファンディスクでいいのでは? という濃度。どうしても必要なようには見えないので。
 切ないのはガクトとモロの2人。相手が相手の時点ですでに出オチといって良かったですが、気に入っている人間としては応援したくなっただけにその結末は痛かった。しかも、実はまるで好かれていなかったって……(思わずもらい泣き)。むしろ、この2人の方が現実の厳しさに直面しています。なにより、スイーツよりも2人の相手の方が難易度高すぎですよ。結局、主人公だけ持ち上げて2人を貶めるかのような構成が残念です。特に本作くらい男性キャラがしっかりした個性を持っていると余計に。ガクトはまだしもモロはもうちょっと報われてもいいような。
 6人目は委員長こと甘粕真与。
 こちらも当然のように短いです。正確な尺の差はわかりませんが、スイーツシナリオよりも性急な展開が目立ちます。加えて強引。主人公の性格はこの時のためにあるのでは、というくらいに初Hの時は狡猾で強気です。クリスシナリオなんてもうねぇ。
 委員長シナリオはなんだかそれらしさが薄かったように思います。恋仲になっても京を筆頭に誰も反応することがないとか(正確にはそのシーンがない)。夏休み明けなんて何のためにシナリオが続いているのかわかりにくかったくらいです。
 そう感じさせる要因は他にもあって本作はなんだかんだで主人公があまり成長してくれません(恐らくは軍師というポジションで策を用いて実利を得ているからだと思いますが)。ゆえにシナリオ終盤で主人公自身に対しての描写がなく、物語が何を言おうとしているのやらわからないという現象がぽつぽつと発生します。まゆっち、ワン子、スイーツ、そして委員長シナリオが該当します。例外はクリスシナリオくらい。
 ところで、委員長の弟が新聞配達をしているってどこかに出てましたっけ? 読みとばしたのか、急に出てきたように見えました。

 2009年9月13日(日)    真剣で私に恋しなさい!7回目終了
 仮面ライダーW2話。うーむ。なんか普通に面白いですよ。1話に対するあらゆる意味でのフォローとして文句のつけようがないです。スタートからして人物関係も明確に示し、設定解説も申し分なし。お馬鹿なヒロインが視聴者の代わりに色々と聞いてくれるので理解もたやすいです。っていうか彼女が非常に良いキャラで主役2人に足りないものをぐいぐいと補ってくれそうです。イケメンだからできないことも多いですし。三条陸氏らしさが出ているように思います。本作が漫画ならおやっさんの娘はきっと鼻水キャラであったことでしょう。
 気になるのは戦闘がCG頼みすぎることですか。そもそもこのクオリティ自体を維持できるのかという心配もありますし。現状ではWという着ぐるみの中に人が入る旨味を感じないですよ。戦隊ものだってそこはしっかりしているだけにねぇ。
 
 「真剣で私に恋しなさい!」。7人目は椎名京。
 プレイ開始からもう7周目。この間にキャラに対する私的好感度はかなり上下しております。正確には体験版をプレイしてからですけど。クリスは普通から上昇し、まゆっちはもともと気に入っていたものがさらに上がり、ワン子はどちらかというとマイナスイメージであったものが気がつけば3番目に積極的に攻略するくらいになってました。そんな中で京は初見の頃は良いイメージだったのですが、周回を繰り返す度にそのストーカーと変わらぬ様子に退いてしまっていました。繰り返しの重さというものを感じましたね。
 ということで後ろ向きなヒロイン4番目となったのですが、本当はラストになりそうでした。けれど、姉さんシナリオがいかにも真打ちくさい匂いがするので後ろにまわしてこの順番に。
 そんな感じで始めた京シナリオは思ったほど悪くなかったです。例の廃ビルでのイベントは京シナリオに繋がってくるのですね。まぁ、他でもちょっと活用してはいますけど。描写は丁寧でわかりやすく、京の心理描写も自然で入り込みやすいです。おかげで展開の雰囲気は悪いですが暗くならずに読み進められます。オチの付け方も悪くないです。
 ただし、あまりに大きな問題が京シナリオにはあります。それは主人公が完璧に近いほど空気であること。少なくともその看板は下ろした方がいいでしょう。もう自分の成長がどうとかそういう次元ではありません。役に立つのはHシーンくらい。しかも、Hシーンをこなすと京が強くなるとか無理矢理に言ってしまう始末。もうどんだけー。
 代わりに主人公となったのがキャップクリス。もうきっちりと決めるところで決めてくれます。意外な感がありながらも、これまでの彼らの言動を考えれば納得がいくという。というか、屋上のイベントって実は主人公の姿勢がほぼ全否定された瞬間でもあるのよねー。大和べったりの京でなければ危険な瞬間でもありましたよ。
 京シナリオに限りませんが、気になったのは異次元会話の多さ。他にもそんな道(シナリオ)があるさ、とゲームキャラの枠を越えた発言をしてイベントを終わらせたりスルーしたりする。一度や二度ならともかくヒロインシナリオでは全装備ではねぇ。さすがにどうかと思います。実際、これをセリフで使って戦闘回避、なんてのが幾度もあるんですから。
 そういや京シナリオには目立つミスもありました。水上体育祭でワン子の水着がスク水からいきなり私物のものになったり、不死川心の水着姿が着物姿になったり。これまでに目立つものはなかっただけに同一イベントで連発というのは意外な感じでした。

 2009年9月15日(火)    真剣で私に恋しなさい!8〜9回目終了
 8人目は川神百代。
 うーん。わりと良い出来のシナリオであったんですけど、展開が予想と違う方向だったのでなんとなく肩すかし風味でした。まぁ、考えてみればヒロインンのクリア順の制御はないゲームですからね。当然といえば当然かもしれません。
 クライマックスである川神大戦はなかなか面白かったんですけど、姉さんシナリオとしてはもう一歩かなぁ。なぜか姉さんへの告白を楽観視するあたりとか、どう見ても普段の主人公らしくなく、最初から微妙なんですが、それ以上に大戦後。1回断られたリベンジ告白があっさり過ぎる印象を受けました。ま、努力は当然として問題は「男として見れない」と言われたことで、これを拭い去るのは並大抵のことではありません。結果を出せばイコール惚れるという図式がいささか安直なように見えてしまいます。普通のヒロインならそれでもいいですけど、さながらラスボスのようなヒロインですからねぇ。もうちょっと欲しいところ。ただでさえ舎弟という主人公だけの強力なプラス材料があるのですから。それとやっぱり主人公の成長はあまり書かれないんですねぇ。これならワン子シナリオの方がまだしも明確に書かれていたような。
 加えて言うならキャップのことも同様です。他のシナリオでまでいつか男と男の勝負でキャップに勝ちたい、とか言っていたのにその勝負方法が降って湧いたような恋愛勝負。しかも、ハンデが必要なほどキャップが不利すぎる勝負は一瞬で終了。えー、これで勝ったなんてそれはさすがにどうなのよ、と。
 武道四天王揃い踏みはなかなか良かったですが、版権の関係で絵として全員が揃うのはちょっと難しいのですね。少しばかり残念です。まぁ、それにしても百代が反則すぎますわ。新入りのまゆっちは仕方ないとしても残りの2人がなぁ。実力差ありすぎ。瞬間回復に一度見た技は通じないっていくらなんでも。ラスボスが一撃食らうごとにベホマを使うようなものじゃないですか。そんなのみんなやってられませんて。
 大串スグルの境遇には同情しました。幼なじみ相手にフラグを立てたのに学生の時点で軽そうな男とすでに同棲って泣けますわ〜。しかも、選挙の時期になると電話がかかってくるって、もう何と言って慰めたらいいやら。言葉が出てきませんよ。
 本作はクリス以外はアフターストーリーが用意されています。で、その内容がシナリオ本編そのまんまの続きなんですよ。こういうのを見ると本編に入れてくれよ、と言いたくなります。アフターという別枠になっているのは要するにエンディングをどこに持ってくるかという考えゆえ。あまり山場を用意できないようにも見えてしまいます。
 9人目はガクトこと島津岳人。
 何と言うかうまく機能していないシナリオですね。正直に言ってガクトがモテるかどうかはどうでもいいんですよ。そこに期待している人ってあんまりいないでしょうし。
 問題なのはデートの構図です。ガクトが男女の機微に疎すぎる人間なので、気の毒な状況の筈がちっともそうは見えません。ついでに言えば人の話を聞いていないキャラでもあるのでどっちもどっちに見えてしまいます。
 スイーツの仕打ちは客観的に見てもかなり悪趣味なのですが、ガクトのキャラによって効果がイマイチ出ていません。よってモロや京の怒りも空回り気味です。本来ならこういうイベントはガクトではなく、モロのような繊細なキャラで行わないと意味がないんですよ。でないと被害者に見えませんから。
 その後のスイーツの受難に対するリアクションは京がすれば何の問題もありません。要するにガクト向きのアイデアではなかったということ。それと、仮にもルート付きのサブヒロインの心象をこんなイベントで落してもいいものか、という疑問も残ります。オチもそれでいいのか、と言いたくなるようなものですし。
 主人公が基本、何の役にも立たないのはもはやデフォの域ですね。

 2009年9月16日(水)    真剣で私に恋しなさい!終了
 10人目はキャップこと風間翔一。
 キャップの挫折を描いたシナリオ……、ってことなのかもしれませんが、これもやはりうまさが足りていない印象です。S組が執拗に囲むシーンはすごい違和感がありました。計画的でもないのにあんなことが起こるのでは他のF組メンバーなんて定期的に壊されてしまうんでないの? 抗争とかそれ以前の問題になりそうな。
 その後の展開はなんだかなぁ。ちょっとうまく行き過ぎのような気がしてなりません。
 11人目は小島梅子。
 恐らくは最短のシナリオ。個別に入ってからは1時間なかったように思います。まぁ、何と言うか梅先生が攻略されるパターンを考えてみよう、となった時にわりとみんなが上位で予想するパターンであったように思います。尺の短さもあって先生のファンには残念な感じかと。
 最後は竜舌蘭というかオーラスシナリオ。
 先日も書いたように最初は姉さんシナリオがこれかと思っておりました。各ヒロインシナリオで露骨に伏線を引いてきた、いわば総決算。ただ、姉さんシナリオと同じように総体としては悪くないどころか十分に良い部類に入ると思うのですが、各所で詰めの甘さや不器用さが見受けられます。
 何と言っても味方陣営の強さを扱いかねている点。どうにか窮地を作り出そうとするのですが、弱点がほとんどないので結果としてどこかで不自然な描写を入れないといけません。序盤はもうこれの連続です。
 ガクトとスイーツが工場に向かう時など頭の中は?マークで一杯でした。そもそもなぜ、障害もないのに限られたメンバーだけで対処しようとするのか。しかも、その中で表向きはガクトだけを向かわせようとする。競りにかかった依頼の時からは想像もつかない姿勢です。窓ガラスを割るローティーンなどよりよほど悪質な相手であることがわかっているのに。まさか報酬がないからそんな態度であるとは考えたくないんですけど……。
 仇討ちの殲滅戦に向かう時も同様。そもガクトの負傷に対して怒るだけで、なんら反省の念がないあたり微妙度がさらに向上しています。メンバーは全員油断しまくりですし。繰り返すようですが依頼の時の方が緊張感もありましたよ。
 龍封穴発動に関しても強引さが際立っています。奥義を行使するのに自分の目で何も確認しないって一体……。
 この後は比較的良くなります。うまいこと緊迫感を出しながらも、板垣家のメンツによって笑いを忘れない点はさすがだと思います。というか、エロまで出すところは感服しました。これまで京と1日で33回とか、初めてでお尻にちょっかいを出す気満々とか、主人公は出演するゲームを間違えているのでは? という感じでしたが、最後に来てこんな解答を出してくるとは。やはり、伏線ということだったのでしょうか。
 中盤以降は読み手をハラハラさせることに関してはうまく書けていたと思います。これで戦闘自体に重みがあれば文句なかったほど。逆転のシナリオがテンポが良すぎるせいでうまく実感しにくいのはもったいないくらいでした。まぁ、このへんは好みも大きく左右していると思いますけど。
 ただ、それでも気になることはあって。マロードに関しては問題だらけとしか。というか、宇佐美先生の当て馬ぶりにはむしろ感心したんですけどね。回想シーン以外にほとんど否定する材料がないし、わざわざ怪しく聞こえるような言動をしてましたし。
 一方で葵冬馬はねぇ。主人公が言った通り消去法でしか出てこない。しかも、物語中の有力な人物全てに見る目がない、ということにしなければならない。冬馬だけではなく準も絡んだ話ですからね。普通のゲームならそれで何の問題もないんですけど、本作は超人が揃っていて、しかも、心の重要性や光や闇を重んじている上でそれですから。実際、推理してみても何か設定を覆さなければ犯人はいない、という結論しか出ませんでした。まぁ、結局はこうしたところでも基本はコメディだから、ということになるのでしょうね。そういう視点で見れば確かに問題にならないことばかりです。
 「真剣で私に恋しなさい!」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2009年9月19日(土)    そらいろ開始
 昨日どうにか「真剣で私に恋しなさい!」のゲーム感想をアップしました。久しぶりのキャラ別感想がまたどえらい人数ということでさすがにちと疲れました。けれど、心地よい疲れでもありました。良い作品のゲーム感想を書くのは楽しいものです。およそ2週間プレイしていましたがまだまだあの世界で遊んでいたかったですよ。せひとも半ば続編のようなファンディスクを希望したいところ。
 
 Phantom25話。なんかあっさり終わってしまった感じ。エレンにあなたはキャルを撃てないわ、と言われていたのにあっさり射殺。バンコランなみの冷徹さですな。どんなに可愛がった相手でも歯向かった奴には容赦しないというあたり。結局、玲次くんからはなんもアプローチしなかったなー。少しくらいは運命に逆らおうと抵抗しても良かったのでは。
 
 今週のお買い物は予定通り表題作と「恋文ロマンチカ」の2本。
 「そらいろ」。まだ1周目途中。つばめ世界のつばめルート。
 まだ終えてもいないのにこんなことを言うのは早計かもしれませんが、当該ヒロイン世界のサブヒロインを攻略できる、というのはあんまり効果的な意味を生んでいないのではないかな、と。それというのもメインヒロインとサブがあんまり絡まないんですよね。共通部においても行動がほとんど別であるため、メインよりもサブの方を攻略したい、という気持ちが生じようがないんですね。
 もともとこのシステムが生まれたのは「みすいろ」の雪希さんルートの日和を攻略したい、というユーザーの声がひとつの原因ではないかと思います。あるいはやかま進藤なんかも含まれますかね。つまり、このシステムが生きるためにはある程度シナリオ間で状況が被る必要がある訳で、もしそうでないなら同じ人間を3回も攻略するのは……、という意見が生まれやすくなってしまうでしょう。少なくとも性格が違うだけなら3つもルートを作る意味はないと思います。
 さらに述べるなら、どうやらメインヒロインとサブヒロインでライターが違うっぽいということ。断定はできないとはいえ、このような分担ではせっかく「この世界のサブヒロインを攻略したい」と思ってもこんな筈ではなかった、という事態を呼び込みやすいのでは。
 ここから先は完全に想像ですけど、そもそもシナリオの内容がまるでリンクしないというか、サブヒロインが意味ある登場をしない可能性も十分に考えられます。少なくともつばめ世界のつばめルートは今のところ完全に2人の世界でサブヒロインがキーになってくるようにはとても見えません。
 全くの杞憂に終わってくれるといいんですけどね。
 閑話休題。
 体験版の段階でわかっていたことですが、本作は「ラムネ」の世界そのまんまです。住んでいるところまで同じで景色も見たことあるものばかり。ぽんこつつばめさんの母親は旧姓近衛七海、つまり前作のヒロインの1人です。親娘そろってもちろんボイスは同じ。他にも旅館の女将として石和多恵が出てきています。オープニングデモも「ラムネ」を彷彿とさせる仕上がりです。スタッフにとってリベンジなのか、それともそれぐらいお気に入りの設定なのかは知りませんが、さすがにちょっとやり過ぎな気も。ファンサービスにしても過剰すぎるような。

 2009年9月20日(日)    そらいろ1〜3回目終了
 仮面ライダーW3話。なんだか3話っぽくない感じです。早くも新キャラで幅が広がっているように見えるし、キャラクターの慣れっぷりも始まったばかりの番組には見えません。特にヒロインの存在感たるや変身していないのに主役2人を食いかねない勢いです。ま、それはそのまま世界観を打破しかねない危うさにも直結していますけど。取りあえずいいことだと思います。
 今、気がついたんですけど私Wのこと格好良いと思っていません。けれど、それが何の問題にもならずに楽しめています。それって結構すごいんじゃないかなぁ。
 ところで、婿どのが沢村一樹にしか見えないのは私だけでしょうか。や、もうすっかりエロ男爵にしか。
 
 「そらいろ」。1回目は友坂つばめ世界の友坂つばめ。
 なぜこんなことをするのかわからない、というのが素直な感想です。このつばめはねこねこソフトのフェイバリット属性であるぽんこつさんです。それも、親子二代に渡ってという、いわばぽんこつのサラブレット。それなのに用意されたシナリオはなんでそんなことをエロゲーで、という内容でした。
 エロゲーヒロイン、それもぽんこつに現実世界の厳しさと直面させるってどういうことですか。意味がわかりませんよ。「うぐぅ」とか「がお」に代表されるような語尾キャラに対して「何アレ〜、まじウケるんですけど」とかいう感じで凄惨なイジメを受ける描写とかあったらどう思いますかね。エロゲーに限りませんけど、創作キャラクターというものは大なり小なり尖った特徴付けをされているものです。よりにもよってその尖った部分を現実的な厳しさで攻めてどうするのですか。対処できるキャラなんて基本いる訳ないですよ。
 他にも原付免許の問題を制限時間付きで解かせるとか意味不明な面は盛りだくさん。10問で正答率100%でないと見れないイベントやルートがあったりとか、本当に何を考えているのやら。理解に苦しみます。
 単純にシナリオとしても面白くありません。友坂つばめ世界とは彼女が一番身近な幼なじみという意味なんですが、実質的に現代が始まった時点で恋人同然なため少しも盛り上がりません。このルール(?)がわからないと意味不明なやりとりも見受けられます。例えば同じ部屋に泊まるならHしなければならないが(もちろん、初めて)、違う部屋なら当然のようにしないとか。告白とかまるでしなくてこれですよ?
 2回目は友坂つばめ世界の初芝愛衣。
 こちらも同じことを言いたくなります。友坂つばめ世界の初芝愛衣シナリオとは完全に浮気シナリオ。愛衣を選ぶということは例え告白していなくてもつばめに対する重大な裏切り行為である、そんな設定。もうホント、こんな展開のためにこのシステムがあるのでは鬱ゲー養成システムも同然ですよ。
 他にもなんだか本作ってば都合の良い出来事が起こり過ぎです。過去も現代も。あまりにも作為を感じさせるイベント発生率に早くも2周目にして嫌気がさしてきています。具体的には都合良く雨降りすぎ。もちろん、対処はいつだって頭の片隅にもない。ママチャリで旅行に行こうとかまともな人間の発想じゃないですよ。まして、雨のことをまるで考えないのでは尚更です。
 ここまでHシーンは各1回ずつ。過去作と比べて明らかな劣化です。内容もエロさはかけらもなく。
 3回目は友坂つばめ世界の篠原花子。
 えーと、このシナリオを読むとひとつ前の愛衣シナリオが馬鹿馬鹿しくなります。つばめのことは完全スルーですよ? ホント、悩む2人の姿がまるで馬鹿みたいに見えますよ。なんですか、この落差は。
 しかも、戦慄のHシーンなし。ここまで来るとこのシステムには意味を感じないどころかマイナスにしか見えないんですけど。
 ここまでの印象は最悪に近いのですが、今後において上向くことがあるのでしょうか。あると思いたいです。

 2009年9月21日(月)    そらいろ4〜6回目終了
 4回目は初芝愛衣世界の友坂つばめ。
 芳しくないのは相変わらずです。シナリオそのものが愛衣がいるのになぜだかつばめを選んだ、というノリなのでどうにもモチベーションが上がらず。
 個人的な好みに過ぎないのかもしれませんが、一番近い幼なじみがイコール基本的な恋人である、というデフォルトに問題があるような気がします。実質はそうでも実際は恋仲でもなんでもない訳だから感情移入もしにくいのではないでしょうか。しかも、それが定まったのが小学校低学年というのだから納得もしにくいという。
 あるいは3人いるというのがそもそもいけないのかもしれません。些細な選択肢によってその相手が変わってしまう、というあたりに約束の大事さみたいなものが感じ取りにくいのかも。1人ならまだしもそうした候補が3人もいるのですから。ま、そもそもそんなご大層な約束はありませんけどね。
 つばめシナリオとしては2人のこねる勝手な理屈についていけるかどうか。初Hの時に停電が起こって萎えたらから、やはり恋人になるべきではない、とかそんな言動に素直にうなずけるなら問題ないかもしれません。ちなみにHシーンは寸止めでなし。
 5回目は初芝愛衣世界の篠原花子。
 幼少時代の主人公の一言によって性格が一変した、という設定。Q&A方式であることが「みずいろ」よりもタチが悪いです。成長した主人公はもちろん、そんなことは忘れ去っています。なんてむごい。
 浮気シナリオの雰囲気が薄いのがいいところですが、そのせいで逆に特徴に欠ける切なさ。
 6回目は初芝愛衣世界の初芝愛衣。
 浮気シナリオではないはずなのにそんな雰囲気を感じさせる謎シナリオ。これも同世界のつばめシナリオ同様に2人の理屈についていけるかどうか。
 正直、個人的には辛かったです。中でも古いゲームに関するこだわりというか、決めつけは反駁せずにはいられないものがありました。
 幼い頃から稀に遊んでいたものだからそれは特別で、愛衣は別段、好きでもないのに主人公と同時プレイをしていた。で、エンディングを迎えてしまえば全ては終わり。ゲームだけではなく他の何かも終わってしまう。他のゲームでは駄目だし、今のゲームを二度とプレイすることもない。だから、それが嫌でわざとラスボスで死んだりする。でも、いつまでもそうしていられないので覚悟を決めてゲームを終わらせる。
 こんな感じの心の持ちようについていけませんでした。そも、終わらせる云々もよく分からないですしね。特に主人公の方は漠然とした何かだし。
 ところで、今まで書いていませんでしたが本作は起動ディスクが必須となっております。まさか、ねこねこソフトでそんな日を迎えようとは。なんだか何から何まで劣化しているように見えてきましたよ。おまけもないみたいだし。
 
 テックジャイアン11月号。
 「愛佳でいくの!!」Leaf:もうあれから5年も経つんですか。時が過ぎるのは早いものですな。コンテンツは4本。
 ・「FINAL DRAGON CHRONICLE」は「ToHeart2」キャラによる3DダンジョンRPG。お祭りディスクなのだし、できれば他ゲームのキャラも参戦して欲しかった。
 ・「まじかるFight」はアクションゲーム。こういうのだけ複数のタイトルが絡んでてもなー。
 ・「Princess Collection」はカードゲーム。
 ・「まななつ」は3Dポリゴンで描かれた小牧愛佳とのアフターストーリーADV。タイトルになっているくらいなのでこれが一番、力が入っているのかも。ただし、ボリュームは期待しない方がいいでしょうけど。写真を見る限りは良さそう。11月27日発売予定。
 
 「ゆにばる!PARANOMAL GIRLS STRIKE!!」APRICOT:てゆーか、「MapleClolors2」のファンディスクは作らないんですかね。それと発売ペースが早過ぎるような気がするのが少し心配です。設定はなんだか健速氏の「六畳間の侵略者!?」を想起させます。冬発売予定。
 
 「アリス2010」アリスソフト:20周年記念ソフト。Leafと示し合わせたかのようなこちらもお祭りソフト。20周年と銘打っている割にはタイトルが……とか言っちゃいかんのでしょうね。ゲームコンテンツは6本。
 ・「ランス02」は「U」のリメイク。個人的には普通に新作を作ってくれよう、と。
 ・「ハルカVS」は言うまでもなく「超昂閃忍ハルカ」のIFストーリーもの。
 ・「ばにしゅ!〜この手のひらにおっぱいを〜」はこれも言うまでもなく。
 ・「はるうられ−校内赤線区域−」はオリジナルの学園ADV。エロそうです。
 ・「わいどにょ」は「ままにょにょ」のワイド画面サイズバージョン。もちろん、新キャラも追加。謙信とか、謙信とか、謙信とか。
 他にもブックレット、カレンダー、音楽CDなど。ところで、「20世紀アリス」すら未だに未開封の私が買ってもいいものでしょうかね。2009年冬発売予定。
 
 「id[イド]−Rebirth Session−」root nuko:同人サークルが昇格したパターンのようです。ミステリーということで期待したい。ただ、無人島ものって割りとありがちなのが気になるところ。原画はアマクラ氏。「とっぱら〜ざしきわらしのはなし〜」以来ですが、彩色のセンスがいいのか、かなり雰囲気出てます。描き下ろしの方はそうでもないんですけどね。冬発売予定。
 
 「花鳥風月」(仮)Silver Bullet:「桜吹雪〜千年の恋をしました〜」のスピンオフ。もし四天王の陣営に入ったなら、というストーリー。立ち位置を変えてしまうというのが個人的には微妙。確かに杏子シナリオがあった方が……、とは考えましたけど。うーん。冬発売予定。

 2009年9月26日(土)    W.L.O世界恋愛機構〜LOVE LOVE SHOW〜開始
 一昨日どうにか「そらいろ」のゲーム感想をアップしました。書くのがこれほど気乗りしなかったのはちょっと記憶にありません。最近は無駄に期待をかけないようにしていたのですが、それでもちょっと予想できないほどアレな出来でした。まぁ、価値観によって真っ向から感触が変わるゲームだと思います。退屈でまったりこそがねこねこ流だと考えている人ならば良いかと。
 
 Phantom最終話。諸行無常。
 このひとことで終わらせてもいいかと本気で思うようなラストでした。これが硬派な終幕ってやつなんですかねぇ。個人的には失ったものが大きいからこそ、より確たるものを残さねばならない、とか考えてしまう方なんでちょっと厳しい終わりでした。結局、奪われるだけの人生だったね、玲次くんは。サイスマスターが勝ったようにも見えてしまう結末であるというのも残念です。
 
 「W.L.O世界恋愛機構〜LOVE LOVE SHOW〜」。
 なんだか一風、変わったシステムで最初は面食らいました。本編でもチョイ役で出演していたN.O.Aの次期エース、ライカがシステム上の主人公。密命を受けて3−11や街で聞き込みをするというスタイル。まぁ、わかるかと思いますが細かいことは気にしてはいけません。本編主人公が平行世界で複数のヒロインに手を出しているのを「噂」ということでひとつの世界の出来事として処理しています。まぁ、そうは言っても所々で「これゲームだから」的な発言が出ているので雰囲気作り程度と考えておけばいいのでしょう。
 3−11のクラスメイトに聞き込みをしていくのは最初こそ面倒ですが、慣れてしまえばそれほどでもありません。難易度が低いのと時間がかからないことでストレスが溜まりにくくなっていると思われます。
 ま、そんなことよりも問題は他にあります。ヒロインのアフターシナリオの場合、2つか3つしかないエピソードを聞き込みの末に手に入れるというスタイルになっているためにぶつ切り感がとても強いです。各エピソードが短めであることもそれを助長しています。
 本編にHシーンのないサブキャラのアナザーシナリオの場合、こちらはもっと根が深くて、さすがアナザーとばかりにいきなり主人公と恋仲になっています。だもんでそれを承知していないといきなり呼び捨てにされたり、積極的な行動に出ないことを咎められたりと困惑を通り越して混乱状態。まぁ、慣れてくればそれはそれで、と楽しめるようになってきますが期待が大きいとやっぱり残念です。特にどうやって恋仲になるのか想像できない面々は。メイドトリオとかソラリスとか。
 今のところ、予想以上にエロ度が高くて嬉しい限り。不満はありますけど、半年(個人的には3ヶ月)で出してくれたことを考えれば十分に頑張ってくれていると思います。ただ、7800円という金額を気にしなければ、ですけど。

 2009年9月28日(月)    トロピカルKISS開始
 昨日、当サイトにしては素早く「W.L.O世界恋愛機構〜LOVE LOVE SHOW〜」のゲーム感想をアップしました。ということはアレですよ、奥さん。とってもおいしいです、ではなくてとっても短いです。ということなんですな。プレイしている最中はそれなりに楽しかったんですけど、終わってしまうと途端に飢餓感さえ覚えるほどになるという危険さでした。7800円ソフトとしては史上まれに見る短さだと思います。
 
 仮面ライダーW4話。相変わらずヒロインの素晴らしい活躍に惚れ惚れします。主役の片割れは唐突に情緒不安定になるくらいしないと太刀打ちできません。怪人(ドーパント)をスリッパで殴る女傑なんて歴代作品にいたかしら。馬鹿でキャラを立てるところも良い感じ。
 探偵グッズの堂々とした使い方が○。基本は子ども向け番組だし、なにより玩具で発売されているので活躍は必須です。少々わざとらしいくらいが効果的。ディスクアニマルのように雑魚すぎていけません。
 
 「トロピカルKISS」。まだ始めたばかり。
 発売前から薄々、気付いてましたけど本作って「Ripple〜ブルーシールにようこそっ〜」にかなり似てますね。舞台設定はプール中心の巨大リゾート施設ですし、キャラ配置はそれ以上にそっくりです。日向花火と氷室立夏の組み合わせはまさにそのまんま森本奈海と加藤あおいですし、体型とか過去とか嗜好まで間違い探しレベルで同じです。支配人の早乙女凪もそのまま川上由里己が当てはまります。忌憚なく言うならなんかパクリっぽいような。
 まぁ、模倣だろうがなんだろうが面白ければいいんですよ、面白ければ。けれど、困ったことにキャラは中途半端にしか立っていないし、掛け合いも噛み合わなくてつまらないんですよねぇ。およそ盛り上がることがない。事務会話よりはまし程度。私の中で「Ripple」が被っているのがいけないんでしょうけど、それにしても。上滑り感が半端ないです。せっかくの寮暮らしも効果的に活用できているとは言い難く……。主人公がエロゲーをプレイして妹に萌えているだけではねぇ。
 システム面もデビュー作らしく気になる点が多いです。まず、クリックに対するレスポンスが少しばかり悪いように感じます(すでにボイスをまともに聞くつもりがないので連打気味)。他にも起動した時のNOTICEをキャンセルできない、毎日の日付表示の演出を飛ばせない、クイックセーブした後にわざわざ「はい」をクリックしなくてはならない、ロードに数秒だが時間がかかる、などなど。わかっているだけでもこれだけあります。先行き不安です。

 2009年9月30日(水)    トロピカルKISS1回目終了
 1人目は葵祭。2文字なのに書きづらい名前。どっちが名字でどっちが名前なのやら。
 んー、予想通りあまり芳しくないです。書き慣れてきたのか、中盤になると序盤よりは掛け合いも少しはましになりますが、正直に言って誤差の範疇内くらいにすぎません。
 会話の中で「そうなんだ」というセリフが多すぎます。実生活にも通じてしまうほどの会話ベタを各キャラクターが披露してくれます。典型的なリアクション下手。興味がない相手ならいざ知らず、好意的にとらえている相手になぜそのセリフなのか。これが出る度に会話も切れてしまうのでテンポが悪いです。このセリフに限らず、必要でない慣用句的なセリフがとても多いのが困りもの。
 祭シナリオとしては主人公が幅を利かせ過ぎです。祭の長所を探って気付かせるのは主人公の役目。一番、相応しい仕事を見つけて上げるのも主人公の役目。その仕事をどんな形で学んでものにしていくかを考えるのも主人公の役目。さすがにちょっと口出しし過ぎなのではないでしょうか。これでは一体、誰の人生やらわかりません。祭本人もこの状態に何の疑問も持たないというのはさすがにどうかと思います。
 そもそもが両親に2つの職種を強制されて自分のやりたい仕事がわからない前提だったのにこれではねぇ。自分の意思はどこに。
 ヒロインとしての祭はあんまりエロゲーというか、二次元キャラっぽくありません。
 ・お気に入りの夜景が見える場所で主人公にもたれかかり、胸を押しつけて眠ってしまうシーン。一見ありがちなイベントですが、祭は全く眠っておらず主人公に手を出して欲しいと考え、終いには手を出さない主人公に青筋さえ浮かべる。ちなみに初H前。
 ・Hに慣れてくる頃にダイエットを思い立ち、仕事を終えると夜食を主人公に食わせ、毎晩3ラウンド以上も励む。当然、主人公に拒否権はなし。
 ・同じ寮に暮らしていてそれぞれの部屋で眠る際にかわすお休みのキス。主人公は舌を入れて欲しくないと考えていて、祭にも主張して頷いてくれるが、一度たりとも入れなかったことはない。
 なまじスタートが祭の方から告白してきただけに違和感があるというか、「ああ、そういう人なのね」という諦観にも似た感覚に襲われます。特徴だけ見ていくとゲームキャラというよりはリアル寄りの反応に見えます。サブキャラたちが3次元にモテないからエロゲーやろうぜ、という主張をしていたとは思えないキャラ付けです。いや、だからこそなんでしょうか。
 祭の計算高いところはヒロインとしてとても微妙に感じられるのですが、それがなぜかシナリオの本筋に対しては一切の働きかけがないという不思議。うーん。どうも噛み合っていないというか、そも掛け合わせがうまくないように感じます。
 ところで素朴な疑問なんですが、アロハの制服の上着はひょっとしてタンクトップと変わらないのでしょうか。下から見た時に胸が丸見えってあからさまに問題があるのでは。祭が転んでパンツを見せているイベントCGは下半身よりもむしろ上半身に驚愕しました。コケただけでこの有り様。水着の方がよほど安心感がありますよ。

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