徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2011年5月1日(日)    穢翼のユースティア2回目終了
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。3話。めんまにあなるとの約束を守れと言われて学校へ行くじんたん。けれども、股の緩そうなクラスメイトに冷やかされてあっさりUターン。なかなか簡単には根性なしは治りそうもありません。それよりも、クラスメイトから名前がすらすらと出てくる方が驚きです。私なら1学期をほぼ欠席の人間なんて絶対にわからないと思います。
 ぽっぽがめんまを見たと主張して全員に集合をかけますが、アレ本当にめんまなんでしょうか。普通に幽霊っぽい感じでしたが。
 ゆきあつはいつもつるこを付き合わせてプレゼント選びをしている様子。その相手を尋ねられての答えは鼻で笑ってから「教えない」でした。つるこはグーで殴っていいと思います。
 意外にも全員が集合に応じました。それぞれの用意した物が個性が感じられて面白いです。しかし、まさか言い出しっぺがバーベキューの具材を何一つ用意しないとは侮ってました。
 ゆきあつは果たして本当にめんまが見えているのでしょうか。なんかじんたんは自分の妄想ではないと確信して却って安心してしまいそうですけど。
 キャラクターの幼少時のあだ名で感想を書いてみましたが読みにくいですな。かといって毎回、括弧で括るのも目障りな感じですし。どうしたものかしら。
 
 DOG DAYS5話。ガウルの技を受けて出血する主人公。おや? 滅多に怪我しないはずがあっさりと流血しておりますがこれは一体どういうことでしょう。SD化できないからですか? でも、それでは名のある他のキャラはいくらでも怪我する訳でどうもよくわかりません。
 領主の心変わりに何か隠されてそうですが、それだけでは物語を引っ張るには厳しいものがあります。もうちょい興味を引く要素が欲しいところ。
 引っ張った末にようやく5話にしてコンサートが行われました。予想に反して演出などに特筆するものはありません。声優が声優だけにもっと派手なコンサートシーンになるのかとばかり。どうでもいいですが、普段の姫の方が可愛く見えるのは気のせいでしょうか。
 
 仮面ライダーオーズ32話。焦点が映司くんに移ってしまって恩返しの青年の話はうやむやに。なんかオーズはこのパターンが多いような気がします。
 そして、いきなり映司くんの素姓が明らかに。紛争地域のお話は違う意味で重たい真実を孕んでいました。自分に対する欲がないゆえにオーズになってメダルを大量に使っても暴走しない。ならば、欲が出てきたらどうなるのか、と思う暇もなく紫のコンボを発動させて暴走。久々にヒロインが存在感を見せることでどうにか元に戻りました。
 来週は遂に後藤さんがバースに? 期待よりも不安が膨らみます。
 
 「穢翼のユースティア」。2人目はエリス。
 フィオネの次の章のヒロインさんです。ということで物語はあまり進んでおりません。打ち切りのように終わるのはフィオネシナリオと同じです。むしろ、時間を置いたせいで問題放置のままであることが余計に気にかかるように。主人公はよく気にしないままでいられるなぁ。ティアもそうですけど、一歩間違えば自分の運命も同じであったというのに。不死身疑惑があるとはいえ本人は覚えていないのだから。
 エリス本人は面倒すぎて、当時の事情を知らないプレイヤーからすれば付き合いきれない度が高すぎます。そのくせ結末はあっさりすぎて解法に納得がいかないという。正直、それでいいのかと聞きたくなるほどでした。そこまでのうだうださは一体、何のために。
 ベルナドとの組織間抗争も予想通りすぎてびっくりでした。ルキウスと組んでいるのだからそこはみんなわかる訳で、それ以外にどんな策があるのだろうと思ったら特に何もないという。これでは相手に見下されるまでわざと部下たちを犠牲にしていたように見えてしまうような。
 これまでフィオネ、エリスと見てきてCGは相変わらずだなぁ、という感じ。ホント、昔からですが立ちCGの出来が良く、とても安定している代わりにイベントCGがどうもいまひとつなんですよねぇ。立ちCGがずば抜けて良いからこそ目立ってしまうという難しさ。「夜明け前より瑠璃色な」のシリーズを見ても描き慣れてくるとかなり改善されてくるんですけどね。

 2011年5月3日(火)    穢翼のユースティア3〜4回目終了
 神のみぞ知るセカイU4話。ほぼ忠実に原作通り。ただし、わずかな違いがイメージを変えています。具体的にはハクアを助ける時にエルシィがそれまでの桂馬の行動を思い出そうとするシーンがないこと。実に些細なことですが、これがないためにただでさえ出番の少ない主人公が完全にモブキャラ扱い。エルシィ外伝とか呼んでもいいほど存在に意味がありません。
 次回は報告書の話を飛ばしていきなりちひろ編。もしかしてカットしてしまうのでしょうか。さすがにこのエピソードはちひろ編の後では遅すぎるような気がしますし。
 予告カットはなぜかカワタヒサシ氏。てっきり2期はコンシューマー作家なのかと思っていたので驚きです。ただ、アクアプラスの名が示すようにリーフはコンシューマー作品も数多く出しているのでまだルールが守られている可能性はあります。それにしても、原作ではけして見られないようなハクアだよなぁ。カワタヒサシ氏おそるべし。よくテレ東のチェックに引っ掛からなかったものです。
 
 「穢翼のユースティア」。3人目はイレーヌ&ラヴィ。
 舞台は牢獄から下層へ。飽きさせない作りを意識しているのでしょうか。次の章といい、そうしたことを感じさせます。ただそのために登場人物がとても偏っているという弊害が起こっています。この章ならばイレーヌの章とか言っていいくらいに彼女とその関係者しか出ません。
 シナリオは筋書きこそ悪くないのですが見せ方があまりよろしくありません。天使に祈りが届かない日々の描写がとても淡白で工夫不足に感じます。先が読めてしまうだけにちとしんどいものがあります。
 顛末はやや無理があるように感じます。助かるかどうかもそうですが、その後について2人に葛藤らしい葛藤がないのはちょっとどうかと思ってしまいます。ジークの態度もちょっと不自然な感じです。
 結果としてダブルヒロイン制となっているために1人頭のCG素材が半分になっているのがもったいないです。Hシーンは複数回とはいかず無念。まぁ、恋仲になったラヴィは可愛いのでそこに不満はないんですけど。おまけシナリオとはいえ2人を選べるのは良かったです。今回は「FORTUNE ARTERIAL」の時のように夢オチではないですしね。
 4人目はリシア。
 さらに下層から上層へ。この章をプレイしていると牢獄にいた頃がなんだか懐かしくなります。というか、物語よりも特別な地位にあるヒロインと出会う主人公の生まれ持った星に驚きます。牢獄の住人とはとても思えないよ! しかも、何気に今回の主人公カイムはオーガストの主人公らしくなく(?)激しいロリハンター振りを見せてくれます。娼婦たちも含めて今作はロリが大半を占めています。
 シナリオは都合のよさに目をつぶれば良い感じです。リシアが成長しながらも主人公に懐いていく様子は微笑ましいです。まぁ、きな臭さを出しながらもほぼ思惑通りに事が進んでしまうのはオーガストらしいと思いますが。
 共通シナリオでもちょっとありましたが、やはりリシアシナリオでも戦闘シーンがあります。尺、描写ともに期待に添える出来とは言い難いです。ガウの狂った感じはなかなか良かっただけにちょっともったいないです。フィオネなんて書くまでもない、とばかりに負傷してしまったものなぁ。
 イレーヌ、リシアとロリキャラのせいかわかりませんがフィオネ&エリスに比べるとCGは安定していた感じです。あまり別人っぽく見えることもありませんでした。

 2011年5月5日(木)    穢翼のユースティア終了
 最後はタイトルにもなっているティアことユースティア。
 なんともすっきりしない終わりでした。エリスシナリオと似たようなものを感じましたね。すなわち落着前は派手に景気悪い状態に翻弄され、どうやってここから逆転するの、という状況から力技で終了。こういうのって説得力とか大事だと思うんですよ。ティアのセリフじゃないですけど、苦しい時が長くあったのだから報われる、が大事です。きちんとした道理があって始めて胸に入ってくる訳で、そうでないと落ち着かないままなんですよ。理不尽なシナリオ描写だけが胸に残ってもやもやしてしまいます。もっと言えば溜飲が下がらないんですよ。溜まったストレスがそのまんまと言いますか。
 ユーティアシナリオならばさんざん逆風が吹いていたのに奇跡の一発で下界に着地したし、黒い霧も完全浄化で全て丸くおさまりました、では都合が良すぎてどうにもついていけません。都合がいいくせにティアが犠牲になっているというのもきっちり追い打ちになっています。あまりにも納得感がありません。おまけシナリオが如実にそれを表してますよ。なんかやけくそっぽいのもありますし、なんとも虚しいおまけです。もしや、(あるのなら)ファンディスクでも同じことをするつもりでしょうか。リシアのおまけシナリオとはえらい違いですよ。
 全体的に暗い作品であるために途中下車した方が楽しくもすっきり終われるという特性があります。これは結構な問題で打ち切りで満足していれば良かったというような複雑な面持ちにさせてくれます。なまじオーガストはこれまで萌えゲーを作っていただけに微妙さが際立ってしまった印象です。この先、更なる進歩がシナリオに望めるなら必要な過程ということになるでしょうが、そうでないのなら舵取りを間違えたというように見えてしまいます。果たして今後はどうするのでしょう。
 おまけシナリオやコンプリートおめでとうなミニシナリオを読む限り、現在のオーガストライター陣にギャグの才能はないと思います。間違ってもコメディ主体の作品を作ろうとは思わない方がいいでしょう。
 穢翼のユースティアもこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2011年5月6日(金)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その5
 なんとか「穢翼のユースティア」のゲーム感想をアップしました。1ヶ月ぶりということで予想以上に疲れました。
 やはり、地力をつけたから次のステージへ、はまだ時期尚早だったように思います。当たり前ですが萌えゲーとしてのポテンシャルは低くならざるを得ないですからね。もどかしい人も多いのではないでしょうか。取りあえず、行き先は気になるので次回作もチェックするでしょう。
 
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。4話。やはり、ゆきあつにはめんまが見えていませんでした。どうやら彼は相当な厨二病らしく、めんまのことが見えるじんたんを選ばれた特別な勇者のように感じている様子。信じていないのに(信じたくないからか)嘘をついてまでじんたんを牽制します。捏造にたまらなくなってじんたんは蒸しケーキを持ち出しますが当然、痛い空気に。
 後日、自宅にやって来たつるこに奇妙な依頼をされるじんたん。それはそのまま先日の再現かと思われたが、心配するあなるをよそにつるこは満足そう。そう、これは変態さんへの撒き餌だったのです。
 ゆきあつの貢いでいた相手はめんまでした。ぽっぽが目撃した相手は女装したゆきあつでした。確かに全てが同じ方向を向いていましたが、よもやそんなことまでするとは思いも寄らず。どんだけですか。最後はつるこの声に反応してしまい正体露見。や、なんだか最初から最後まで痛いエピソードでした。
 
 「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」。39話まで。
 「大帝国」と悩みましたが再開することに。ちょうど「穢翼のユースティア」のプレイ前が3度目の部隊分割前でやりたい気持ちが強かったということもあります。1週間のインターバルがシミュレーションにやや疲れた気持ちを流してくれました。ちなみにここでランスロットが離脱して改造資金を返してくれるのですが、やっぱりかという陰鬱な気持ちに。そりゃ、帰って来ないよりかは格段にいいですけど、撃墜数とか頑張っただけにねぇ。
 3度目の部隊分割は日本に行った私ですが、メインで育てているのは黒の騎士団とガンダムWの面々だっただけに急な方針転換は大変でした。単にグレンラガン関係のシナリオに惹かれたからなんですけど、別に改造方針まで変えた訳ではないので資金にはあまり手を着けないまま。メンツは使い慣れないスーパー系ばかりと苦労の連続でした。
 それでも、難易度がノーマルだからか徐々にスタイルも確立できるように。装甲を盾に戦術を組み立てるのも楽しく感じられるようになりました。これはハードでは難しそうです。普段なら使わない機体を工夫して使うというのも感覚が違っていて楽しかったですね。「幸運」コマンドが多い、というのが印象的でした。
 そして、三度めの合流を果たすと今度は慣れていたはずのいつもの戦い方に戸惑うように。「集中」をかけ忘れ、火力不足で止めを刺しきれないケースが目立ちました。明らかに後遺症です。ちょっと部隊のバランスが悪い、ということもありそうですね。リアル系ばっかり。
 ダイグレンにニアがサブパイロットとして出てくれてすごく嬉しかったです。たったそれだけで厚遇してました。でも、母艦にしては意外と使いやすいんですよね。そんな無理しなくても活躍できました。

 2011年5月11日(水)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その6
 DOG DAYS6話。ようやく設定紹介が終わったかと思ったらまだまだありました。「星詠み」、どうやら大事な設定のようです。もしかしたら、これが全ての鍵を握っているのでは、というくらい。ようやく目的らしいものが見えてきて一安心。
 安心といえば王女がシンクを召喚したことに理由があったのは良かったです。てっきり、「勇者さまなんだからすごいに決まってます、ゼッタイ!!」とかいうノリではないかと思っていただけに。
 シンクの師匠は顔が伏せられていましたが、この先に出番があったりするんでしょうか。この世界観ならばあり得ないことではなさそうですけど。
 星詠みと言っても人によって差があるらしく、レオンミシェリのそれはまるで新聞か雑誌のようです。なんとも事細かな内容で、状況の解説文までついています。まぁ、そのわりに原因はわからないみたいですけど。
 
 仮面ライダーオーズ33話。突然、やって来た招待状によって一行は遊園地へ。現れた昔なじみはどこからどう見ても怪しいですが、それだけに目的がようわからん感じです。自作自演をかましてまで恩を売り(返し?)たいんでしょうか?
 伊達さんがやけにあっさりとさらわれたことで後藤さんにお鉢が回ってきた、と思ったら今の俺には無理だ、とぬかしてやっぱりさらわれてしまいました。何のための意識改革であり特訓だったのでしょう。もうずっと無理だと思います。
 
 神のみぞ知るセカイU5話。小坂ちひろ編開始。どうやら3話構成らしいです。確かに原作は5回ありましたけど、それでも半ば反射のように驚いてしまいました。だってちひろですよ。ファンの方にはたいへん申し訳ないですが。主将も2話、ハクアも2話。なのにちひろが3話ってなぁ。ちなみにさすがちひろと言うべきか、もし私が仮に原作を知らなかったとしたら冒頭部分を見てもまだちひろがヒロインだとは思わないと思います。
 ス○ーピーにーさまはセーフだったようで無事に出ておりました。
 栞、歩美とごく当たり前のように前作ヒロインの名前が出てきます。さすがに歩美は次回にフォローがありそうですけど、2期からの人には栞のネタは完全に意味不明だよなぁ。仕方ないけど。
 引き延ばしとはいえ、桂馬の部屋前での一幕はやり過ぎではないかなぁ。正直、大仰すぎて意味わからん感じでしたが。エルシィ特別扱いのひとつなのかとも思いますけど、そのわりには「で、」ってのは1期からずっと使い回しなんですよねぇ。
 ということで歩美再登場。ある意味、当たり前ですがちひろよりも可愛く描かれています。しかし、考えてみると1話しか出てない訳で、あんま集中せずに1回しか見ていない人なら思い出さなくても不思議はないよなぁ。
 
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。5話。ゆきあつの女装しながら魂の叫び。今回が示すようにめんまが死ぬ前にはまだまだ隠された事情がありそうです。
 じんたんが髪飾りに関するめんまの声を届けたことで少しは風向きが変わりそう。実際、今のめんまの存在を伝える方法は他にもありそうですけど、この作品ではこうした形をとるようですね。
 髪飾りにも謎が残りました。投げ捨てたはずのそれ。古びた同じものをつるこも持っていますがこれは……?
 流されやすいあなるはそれによって色々と窮地に陥ります。ラブホに連れ込まれそうになるベタなピンチに現れたのはなんとゆきあつでした。少しは呪縛が解けてきたようですね。会話が成立するように。しかし、思いやりとなるとまだまだな様子。
 ここへ来てめんまのお願いにまた消極的になるじんたん。このあたりもまだ隠された事情がありそう。
 誰もがめんまの死に苦しみを感じていますが、本人もそれは同じな訳で。ぽっぽの訴えに思わず泣きだしてしまう。少なくとも今の段階では成仏とは消滅と同意義だものなぁ。
 エンディング後のお遊びがちょっと面白いです。まぁ、一発ネタという感じですが。実のところ3話まではこれの存在に気付かなかったです。
 
 「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」。現在45話まで。
 ルート分岐の選択のためですが、初めて宇宙へ。イメージの問題ってやつですが、ナイトメアフレームが宇宙にいるとどうも違和感があります。「スパロボ」では恒例行事と言っていいのですがなかなか慣れません。正直、グレンラガンでさえそうなんですよ。あれは作中で宇宙に行っているんですけど、あまりにも地上のイメージが強いもんですから。
 今回は検索がちょっと不便です。今までは各キャラや機体の特殊な能力も項目と説明があったのですが、それがありません(全くない訳ではないですが……)。例えば獣戦機隊の野生化ですとか。未だネタバレせずに各媒体は見ないようにしているため、詳細な内容がわかりません。まぁ、知ったところでどの程度、活用できるのよ、とも思いますが知っているといないでは効果が発現した時の喜びが違うんですよねぇ(とか書いておいて確認したらちゃんとあるですよ。全くどこ見てんだって話です。まぁ、気付くまでの感覚だったって事でひとつ)。

 2011年5月16日(月)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その7
 DOG DAYS7話。姫さまとフリスビー遊び。なんだろう、これだけだと普通なのに画面に映るものがそうは見えないのは。発想から行為まで完全に犬扱いですっかり調教モードです。撫でるのが頭だけではない点にプロの匂いを感じます。もしかして、こんなノリでベッキーも籠絡されたのでは。
 結局、宣戦布告を受諾することに。対の聖剣はどうした意味を持つのでしょうね。シンクは剣にならないと言い、姫は必要な時にしかならないと返しましたが、そもそも平和な戦争の中で必要になる時とは……。
 
 仮面ライダーオーズ34話。ヤミーの親が元引きこもりの北村であることをあっさりバラすアンク。比奈の前でとっさに嘘をついて共同の仕業だったとごまかす映司。相変わらずつかめない男です。
 欲望の正体は友達になりたい、でした。そのわりに随分と大仰なこと考えますなー。
 伊達さんに諭された後藤さんの蹴りが炸裂。生身なのにヤミーを上に向かって吹き飛ばしています。特訓によって後藤さんの地力はグリードなみなのでしょうか。
 予告で久しぶりにノーメイクのアンクさんを見てしばらく誰だかわかりませんでした。
 
 「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」。どうにか1周目終了。
 やはり50話でしたね。てっきり、私はアレハンドロ様が破界篇のボスかと思ってました。なんかそういうのがとっても相応しい方に思えたので。ガイオウはもったいぶっていたので後編にまわすのかとばかり。
 しかし、見事なほど各作品は完結しませんでしたなー。その徹底ぶりはむしろ感心したくらいで。未見&覚えていない映画版「エウレカセブン」や「ゴッドマーズ」は終わったように見えたけど違ったのかな。予告でなんか展開があったようだし。つーか、「コードギアス」は1期分さえまだ残ってますよ。でも、このあたりをどう調理するかは楽しみです。時間の経過とか。ホント、2期の最後の方はどう扱うのか、とか。シャアとかと一緒にプレイヤーの敵になってしまうんでしょうかね。同じくらい「グレンラガン」も気になります。時間の経過は同じでも彼らだけ外見が変わりすぎだよなー。個人的に「ガンダムW」はテレビ版のみだと嬉しいですがさて。
 2周目以降の説明はより親切になりました。しかし、4周目以降は還元率100%で武器改造10段階と言われてもとてもそんなにはできませんなー。通勤時間が2時間とかあるのならいいかもしれませんけど。撃墜数は継続。つまり、エースボーナスを取得しているなら登場から適用されるということ。最初はそうなんかー、となぜか少しがっかり気味でしたが考えてみればそうしないと全キャラのエースボーナスは不可能ですよね。
 本当なら2周くらいしたいですけど、後に詰まっているもののことを考えるとそうもいきません。戦いはひとまず終了ということで。
 それにしても後編はいつ出るのでしょうね。

 2011年5月19日(木)    大帝国開始
 神のみぞ知るセカイU6話。意外なことに歩美の説明は全くと言うほどありませんでした。原作でさえ広告っぽいとはいえ説明があったのになぁ。1話にしか出ていないヒトですよ。予想外にハードル高いなぁ。少なくとも、私は未読漫画のアニメで同じことをやられたら確実に覚えているという自信はありません。たぶん、そういえばいたかなぁ、レベルだと思います。
 それにしても、「攻略の記憶はなくなっているのに桂馬のことをどこか意識している」、私はこの設定が好きだったんですけど、実際には後に続く伏線だったんですよねぇ。だから、歩美のような態度は誰でも当てはまる訳ではない。それがハッキリした時はとてもがっかりしました。
 閑話休題。
 歩美のことはともかく、ちひろ自体にはやはり色々と無理がありますね。モブキャラを攻略するというテーマは面白いですが、掘り下げることで結局、彼女はヒロインに昇格してしまう。実際、このちひろ編では今までよりも可愛く描かれています。それでは根本が崩れてしまうんではないかなぁ。究極的には何でもありになってしまうし、つまるところ、矛盾になってしまうんですよね。
 わざとなんでしょうけど、やり過ぎなほど雨が降っておりますね。ラストも雨が降るし、季節は梅雨でしたっけ?
 Bパートはほとんどオリジナル。なんかちひろが気の毒になるような追加イベントの数々が切ない。掘り下げようとすればするほど見ていられない感じに。ツンデレの振りをさせられるあたりなんてねぇ。ちひろが好きな方には待ってましたの展開なんでしょうか。
 予告カットはこうたろ氏。そういや、Twinkleの新作はなぜ氏が担当ではないのかしら。例の作品のアニメ化とか関係あるのかなぁ。来週は果たしてちひろが描いてもらえるのでしょうか。
 
 「大帝国」。まだ10ターンほど。
 今回はマニュアルがオンラインなためとても不便です。やはり、隣においてあっていつでもすぐ見れるという状況の方が望ましいですわー。ウインドウでプレイするのも嫌だしねぇ。
 ご覧のように始めたばかりですが実に楽しいです。思うがまま時間を吸われています。下手の考え休むに似たり、ではありませんが、つい考え込んでしまうためなかなか進みません。
 まだルールさえきちんと把握していませんがそれでも長く遊べそうな予感がひしひしとしております。わずか10ターンほどでも重要な選択を幾つも迫られるため、選んだ後は選ばなかった方はどうなるんだろうと考えてしまいます。
 戦闘シーンはコンシューマーのように読み込みもないので度重なっても問題ありません。独特なルールに慣れるまで戸惑いますけど。つい艦隊のHPが減ると攻撃力も下がると考えがちですが、そうでもないんですね。
 今のところ気になるのはボイスでしょうか。パートボイスなのはわかるんですけど、ボイスが入っているイベントでも主人公が喋ったり喋らなかったりするのはどうしてなんでしょう。Hシーンって訳でもないのに。 

 2011年5月22日(日)    へんし〜ん!!!〜パンツになってクンクンペロペロ〜開始
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。6話。学校に行くじんたんに対してなぜか消極的なめんま。まだ6話ですが、この間にもキャラクターの心情に変化が出てきているようですね。
 ラブホの前での一幕を目撃されていたために呼び出し&さらし者になるあなる。それを救ったのは存在を忘れ去られるほど久しぶりに登校したニート予備軍だった!! いやぁ、主人公にこんだけ痺れたアニメは久しぶりに見たような気がします。私にはじんたんの振り絞った勇気は想像を絶していますが、かつての力強さを実感するには十分でした。それにしてもあなるは可愛いな〜。めんまよりも随所でヒロインらしさを見せていますよ。ギャップというものの旨みを存分に引き出していますね。
 一方、ゆきあつとつるこは例の日のことを思い出していて。めんまが呼び出した用事があの状況で果たされているとは考えにくいですし、これがお願い、もしくはその鍵を握っているかもしれませんね。
 ところで、なぜ「世紀末オカルト学院」が? ある意味ライバルみたいなものだったのに。ノイタミナと。
 
 DOG DAYS8話。開戦。犬化するキャラクターで初めて個性ある顔だちのメンツが出てきたような気がします。まぁ、メインキャラたちもルール上はそうなるんでしょうけど、現状ではとてもそうなりそうもないですからね。
 互いに策を講じるも姫さまの方が一枚上手だった様子。どっしり後ろに構えているのが自分の役目であると、そう考えるタイプだと思っていたので正直、意外でした。単純にコスプレ的な意味でも見どころになっていると思います。レオンミシェリの考えはある程度、見抜かれていて姫の聡明さが表れていますな。
 
 仮面ライダーオーズ35話。不意にクローズアップされるヒロイン。この不自然さはアニメならば死亡(退場)フラグですよ。とか思っていたらより激しいヒトがいました。以前からプンプンとさせまくっていた伊達さんが遂に具体的な症状を発露。かなりヤバそうです。でも、会長は知らないからともかく、真木博士はこの事実を知っていてよく伊達さんをバースにすることに反対しなかったもんです。終わりがあってこそが博士の持論だから折り込み済みだったんでしょうかね。
 それにしても、伊達さんの異変に感付きながら傍観している後藤さんはどうかと思います。
 次週はなんとメズールとガメルの2人が復活か!? 一時的なものでないといいなぁ。
 
 今週のお買い物は「へんし〜ん!!!〜パンツになってクンクンペロペロ〜」のみ。箸休め的なゲームであろうということで始めてみました。まぁ、そう言うほど「大帝国」をまだ遊んでいませんけど。
 1周目は水越こなみ。
 ライターが変わっても基本テイストは同じです。ただ、大きく変わったのは変身の扱いですね。これまでは怪しい時はあれども、変身するために対象である本物をどうにかしていました。もしくは1つだったものがいつの間にか2つにという感じの描写がありました。けれど、本作はそれを完全に諦めて開き直っています。
 よって変身というよりは乗り移りと言った方が正しいでしょう。だってそうでなければ変身コンボなんてできないですからね。制服に変身していたのが次に下着に変身したら制服がなくなるはずですからね。けれども、本作ではそんな事態にもならずすんなりと移行しています。まぁ、本作でこんなことを気にする人はほとんどいないとは思いますけど。
 イタズラHにこだわったというだけあってシチュエーションとエロはいい感じです。こなみ先生は一見、ただのナイスバディな先生かと思いきや中盤を越えてくると悲哀が感じられる事情が見えてきてなかなか良かったです。ほとんどがイタズラHであるのも本作の意義をよくわかっていて嬉しいところ。
 となるとシナリオは当然、急転直下となる訳ですが、その構成を踏まえた上でなら悪くなかったです。そのための関連づけをどうするかが肝になっているようですね。まるで見知らぬ相手ではさすがに不幸を回避するのは難しいので(要はどう犯罪をごまかすかって話だし)。
 エンディングを終えてわかったことですが、本作はループするシステムとなっています。クリアデータを残して2周目はこれをロードする仕組みです。クリア済みのヒロインがデータ欄で見られたり、実行済みのイベントに星マークがついたりして、それはいいんですけどオーラスであろうななこルート?に入るために結局、イベント回収をやり直さなければいけない、とかなったら嫌だなぁ。データを全て集めたら自動でルート開放とかならいいんですけど。

 2011年5月23日(月)    へんし〜ん!!!パンツになってクンクンペロペロ〜継続中
 2周目は米良川ゆず。
 アイドルで主人公がパンツになりたいNo,1という割りには出番も少なくCGも少ない。そこには秘密があったのですが、これはどうなんだろうなぁ。少なくともゆずが気に入った人を喜ばせる設定とは思えないような。少なくとも私は残念でした。シナリオもオチには何か納得いかないものを感じます。
 3周目は月城神楽。
 嬉しくない予想が当たりました。この2人目と3人目は同時攻略で進めていて最終日に2人を選ぶことはできたのですが、ここからセーブ&ロードを行ってもクリアデータには反映されませんでした。結局、やり直し。これはガックリくるなぁ。しかも、それならばと単独攻略で進めると意外とうまく進まないんですよ。それほど大きくはないんですけど、フラグ的に該当ヒロイン以外のイベントも回収しないといけない。同時攻略をしているような時には躓かないようなところで引っ掛かりかねないという。厄介なシステムですわ。
 神楽は珍しく主人公がいい人っぽいところを見せて、それが人助けに繋がります。まぁ、行きがけの駄賃とばかりにイタズラはしますけどね! もうこれはアイデンティティだからどうしようもないでしょう。そういうゲームだし。
 4周目は安藤ローザ。
 これはなぜか未完です。ななこルートに関係しているようですが今のところはよくわかりません。
 ローザは変人なところがいい感じで主人公もそこに惹かれていきます。それ自体はいいことなのですが、なぜか「ローザはまるでアンドロイドのようだ」という噂話に主人公がしつこく拘泥しています。直接、言われる訳でもないのに何度も何度も主人公だけが蒸し返すのでどうにも滑稽な感じです。無論、こだわっているのは主人公だけでローザ自身はそんな風に言われていることさえ知らなそう。
 5周目は中田姉妹。
 こういう2人で1人扱いな双子ヒロインは苦手なことが多いのですが、久しぶりに気に入りました。妹が主人公と同レベルの変態で、姉の方も主人公のイタズラに対してやけに肯定的なのが良かったのかもしれません。これによって特に何もしなくとも事実上の免罪符が手に入りますからね。エロ的にもシチュエーションが工夫されていて印象に残りました。2人一緒なのはもちろん、単独のイベントもちゃんと用意してあるあたりポイント高いです。
 
 テックジャイアン7月号。
 「恋騎士Purely☆Kiss」エフォルダムソフト:あかべぇそふとつぅ系列からまたしても発足された新ブランドデビュー作。原画が憂姫はぐれ氏ということが最大の売りになりそう。やはり、シリーズものよりもオリジナルの方が氏の持ち味が強く出るようですね。ヒロインのデザインに今までにない魅力を感じます。ただ、問題はあかべぇ系列ということでアクティベーション搭載ということ。それを乗り越えてまで買うかとなると、うーん。9月30日発売予定。
 
 「Lunaris Filia〜キスと契約と真紅の瞳〜」Whirlpool:順番的に今度は水鏡まみず氏が原画のラインの新作。今度はどうやら吸血鬼もののようです。ここの作品はなぜか買ってしまうんだよなぁ。自分でも不思議です。秋発売予定。
 
 「オイランルージュ」ライアーソフト:妓楼経営SLGだけれども馬鹿ゲーではなくシリアスな作品らしいです。…………。最近はすっかりこことも疎遠になってしまったなぁ。今となってはファンクラブに入っていたことが嘘のようですよ。未だに「行殺(はぁと)新選組」と「ぶるまー2000」は大好きなのになぁ。
 
 「シュクレ」戯画:「ショコラ」、「パルフェ」の流れを汲む作品といったところで丸戸史明氏とは何の関係もありません。普通ならスルーのところなんですが、なぜか原画の1人にchoco−chip氏の名前が……。これは意表をつかれました。まさに予期せぬ出来事です。複数ライターだし、原画買いにはリスクが高そうですね。クレジットも一番最後だし。秋発売予定。

 2011年5月24日(火)    へんし〜ん!!!〜パンツになってクンクンペロペロ〜終了
 神のみぞ知るセカイU7話。原作の時も同じことを思いましたが、やはり今回も同じでした。ちひろに魅力は感じられずフォローするのも難しい。確かにそういった意味ではまさにモブキャラなのかもしれませんが、ただしそれは駄目なヒロインでも備えているものですからね。桂馬が言っていた悪口というのもとても個性と呼べるレベルではないですし。
 次週はインターミッション2連発。ハクアのレポートもここでやるのですね。優等生という設定なのに一体、何日かけてやっているのでしょう。
 予告カットは水無月徹氏。おお、なんというかちひろを描くのに最も相応しい人がチョイスされた感じです。型にはまったようにピッタリに見えます。良かったですね、描いてもらえて。自由だとホントに危なそうだからなぁ。
 
 「へんし〜ん!!!〜パンツになってクンクンペロペロ〜」。
 6周目は妹の天坂みこ。
 お兄ちゃんが好きだから怒りの形相で必殺の拳を見舞ってしまうの、な妹さん。正直、ギャグテイストでなければ意味わからんレベルですよ。終いには教室で勝手に発情しているし。何か自動的な感じのするヒロインです。
 これでデータが揃ったので最終シナリオに入れるように。未完であった安藤ローザシナリオが変わりトゥルーエンドに。シリーズお馴染みの変身能力をくれる猫のような生物のオチとしては面白かったですが、果たして本シリーズをプレイしている人がこういう工夫を望んでいるかは微妙そうです。
 予想通り短かった「へんし〜ん!!!」はこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2011年5月28日(土)    カミカゼ☆エクスプローラー!開始
 一昨日どうにか「へんし〜ん!!!〜パンツになってクンクンペロペロ〜」のゲーム感想をアップしました。久しぶりのシリーズ作品も変わらぬテイストで安心してプレイできました。無理して過去作キャラを出したりしなかったのも良かったと思います。
 
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。7話。日記帳から花火の記述を見つけた3人はこれこそめんまの願いではないかと考える。サブタイトルは「ほんとのお願い」ですし、簡単に実現しそうにないあたり、これで当たりなんでしょうか。
 いつの間にか宿海ではなく「じんたん」と呼ぶようになったあなる。半ばは意識的かもしれませんが、指摘されても開き直って訂正する気はないようです。ヒロインとしての魅力十分ですなぁ。とにかく可愛い。めんまは水をあけられつつありますよ。
 バイトの様子がなんとも微笑ましい。あなるの1ヶ月の成果を一瞬で習得するじんたん。やっぱり、基本のセンスはいいんでしょうねぇ。不器用な人間が子供の頃とはいえリーダーになれるもんじゃないですよ。土木工事に従事する姿は輝いてます。あなるが見たら大変そう。
 めんまの母親の発したつぶやきが恐ろしい。確かに家族からすれば今更なんだという気持ちが強いだろうなぁ。父親には何も言えないみたいですしね。
 エンディングの後の一幕は次週の予告でもあったのですね。今週まで気がつきませんでした。
 
 今週のお買い物は表題作と「Worlds and World's end−ワールド・エンド・ワールズエンド−」の2本。天候が保ちそうだったので発売日イベントにも行ってきました。実のところ、前者しかイベントのことは知らなかったので悩みながらも行って良かったです。まぁ、見事にハズレでしたけど。風花のおっぱいペーパーも無事に入手できました。今回もなんだか羞恥プレイっぽかったですが。目の前で無地の方の面から絵の描かれた面にくるりとひっくり返してお姉さんが、「はい」と渡してくれるあたりがねぇ。
 
 「カミカゼ☆エクスプローラー!」。まだまだ体験版の範囲。
 なんというか主人公のモテっぷりにひたすら恐れ入る感じです。もうこの作品のタイトルは「いきなりあなたに恋してる」でいいのでは、と真剣に考えてしまうくらいデスヨ。悲鳴とか上げそうなくらいに主人公無双。例え初対面だろうが接触時簡に正比例して無意識でヒロインを攻略していきます。嫌っている相手だっていとも簡単に橋頭堡を築き上げてしまいますよ? 共通シナリオの内にほぼ全ヒロインを攻略しています、と言っても過言ではないくらい。
 Clochetteということで立ちCGの出来は申し分なく、その上で実によく変わってくれます。以前も書きましたが、同一テキスト内で幾度となく表情やポーズがが変わってくれるので、ボイスを飛ばしてしまうのがもったいなく感じられるほど。まぁ、さすがに「あまつみそらに!」ほどには回数が多くないですけど。
 プレイしていてまだ一度ですが画面がおかしくなったのが気になるところ。こうなると放っておいては治らず、コンフィグ画面を呼び出してもほとんど態を成していないのでセーブもまともにできません。辛うじてクイックセーブが可能なので再起動をかけることでどうにか復帰できました。ちなみにクイックロードしたらバグは再現されませんでした。
 あとは設定かなぁ。気温が36度もあるのにみんなが長袖でいること。一体どういう世界観なんでしょう。

 2011年5月29日(日)    カミカゼ☆エクスプローラー!1回目終了
 DOG DAYS9話。姫とレオンミシェリが直接対決へ。そこに至る盛り上げ方がなかなか見事。レオンミシェリの焦燥が痛いほど伝わってくる演出はなかなか。嫌な予感というものをこの温い世界にも係わらずうまく伝えてきています。まぁ、たまに挿入される脱衣シーンがそれを損なっているような気がしないでもないですけど。シリアスになりすぎない配慮でもあるのでしょうか。勇者のへ理屈といい、ね。
 まぁ、とにかく遠慮なく奥義をぶっ放せる相手が本作には必須なのである意味、飛んで火にいるなんとやら、なのですけど。
 
 仮面ライダーオーズ36話。先週が盛り込みすぎなせいか、今回はどうも部分的に消化不良の感があります。単に引っ張っただけかもしれませんけど。そのせいで伊達さんは来週、本末転倒の局地、みたいな感じになってしまいそう。それにしても、人がよく裏切る作品ですよね。
 メズールとガメルはなんとか一発で終了とはなりませんでしたが、今後も注意が必要そうです。もう秒単位で裏切られかねないので。や、彼らの場合は完全に自業自得ですけど。ウバにしたってコアメダルを与えすぎて自分より強くなったら困る、なんてセコくいったツケを支払わされてしまうしね。終わらなかっただけでも良かったんでしょうね。
 
 「カミカゼ☆エクスプローラー!」。1人目は姫川風花。
 昨日も書きましたが本作は主人公の能力が圧倒的なため、惹かれ合う過程はあまりないです。内定が出まくっているのに気がつかない振りを延々と続けているとか、そんな様子。これはこれでニヤニヤしてしまいますが、うっかり第三者である航平や琴羽に感情移入してしまうと大変です。もどかしくてやっていられないでしょう。や、そんな特殊な人はなかなかいないでしょうけど。
 本作は好きになった後が実に頼もしい。大抵の作品にありがちな主人公が釣った魚に餌はやらないとか、気持ちを口にしないことが格好いいとか思っていないので。もう何度言ったのやら、というくらいに主人公も風花も気持ちを口にします。丹念に想いを積み重ねる描写は説得力十分。いちゃいちゃする様子は本作の売りと言えるでしょう。
 エロも素晴らしいです。プラトニック方向の濃密さを当然のようにエロスにも持ち込んでくれます。最初からエロ過ぎるだろうというくらいのねちっこい描写。主人公だけでなく、風花の考えていることや別れた後の部屋での様子まで書くので、行為自体の過激さがそれほどでなくてもエロさはかなりのものに。テキスト量自体はあまり多くないのですけどね。
 ただ、気になることもあります。確かにエロいですが、本作とスタッフのポテンシャルを考えるともっとエロくできたのではないかと思えてなりません。特に衣装を有効活用していない点は気になります。水着は完全スルーでメイド服は最初の一度だけで本番はなし。主人公はコスプレ好きだというのに、ですよ。バランスの悪さを感じます。最後のHシーンなんて衣装要素はないに等しいですよ。つーか、あれは特殊すぎるんでは。
 加えてCGもちょっと。私の経験では初めてなのですが、発売前に雑誌などで使われた描き下ろしCGを本編で使用しているんですよ。具体的には琴羽と風花のメイド服姿やポスターにもなった風花のおっぱいポスターがそれ(後者は加工されていますけど)。結果的に採用になったにせよ、それって描き下ろしではなくなっているのでは……。なんか予想外にショックでしたね、これは。ちなみに昨日もらったおっぱいペーパーもやはり、同様のものが本編で使われていました。もしかしなくても、時間がなかったのかもしれませんね。これは他のヒロインにもあるのかも。
 シナリオはテンポ良くコンパクトにまとめている印象です。扱っている題材を考えるともっとずっと長くなっていてもおかしくないと思います。ただ、そのために恋愛描写に比べると最低限で物足りないと感じる人もいそうです。特に戦闘シーンなんて。

 2011年5月30日(月)    カミカゼ☆エクスプローラー!2回目終了
 2人目は幼なじみの沖原琴羽。
 …………。なんでしょう、これは。あまりにも見事に複数ライター制の弊害が出ています。もう劣化具合が激しすぎてどうしたものやらという按配。
 まずイベントがつまらない。というか、共通〜風花シナリオの流れとはまるで別人のようなキャラクターたちに唖然とさせられます。頭が悪すぎて困らされるなんて予想もしませんでした。告白への流れやそのためにまなみたちが考えた作戦がまた最悪で。まるで小学生のような、目的さえ達成されればあとは野となれ山となれ、な内容。航平とかどう見ても人間扱いされてないです。全自動セクハラマシーンって感じで見ていますよ、絶対。
 次に主人公が普通に気持ち悪いです。風花シナリオでは主人公が頼もしいと書きましたが、琴羽シナリオではそんなの気のせいとばかりに醜態をさらしまくり。「琴羽が好きすぎて生きているのがつらい」とか「琴羽に萌え殺される」とか困った思考がだだ漏れ状態。というか、そういうのは主人公ではなくてプレイヤーが反応するものではないのでしょうか。余計なお世話だと思います。モノローグで言い訳めいた発言が多いのも困りものです。
 シナリオも緊張感がまるでありません。彼女ができてラブラブだから所詮、部活動にすぎないアルゴノートを休んでしまいます。それも何日も。守秘義務が生じるくらいには大事な仕事なのにね。正直、意味がわかりません。メインストーリーが動いているのに主人公がデートで休みって一体……。いざ復帰しても作戦行動中もいちゃいちゃするか、主人公が他のヒロインにちょっかい出して琴羽が見境のないヤキモチを妬くか、そればかり。緊張感ゼロです。
 シナリオ自体もマーメイドの能力を無理矢理に役立てようとしているのが見えてしんどいものがあります。お話としても風花シナリオと比べると色々と弱さが目立ちます。何もわからず終わってしまうので。Hシーンも「初めてはちゃんとしたところでしたい」と言いながら結局、メティス実技室で実行。ちゃんとしたところ?
 演出もなんだか差があるような。場面転換した後でその場にいる人間を会話する前にカットインでわざわざ全員分出してみたりとかテンポが悪くなっています。さらに天候が悪いのに青空が全開であったりとか不首尾が目立ちます。風花シナリオでもフェイスウインドウのカットで私服で就寝とかありましたね。
 ヒロインとしての琴羽さんは悪くはないと思うんですけどね〜。主人公ほどではないにせよ、劣化しているかのような姿勢がところどころで見られるのが残念。それとこの学園で初めて会った風花と幼なじみである琴羽。この2人と付き合って違いがあまり見えないのがちょっと。有り体に言うと琴羽が幼なじみにはあまり見えません。距離感が他のキャラとあまり変わらないんですよね。ちょっと馴れ馴れしいくらい。確かにずっと側にいた幼なじみではないですけど。ちともったいないですね。そう言えば「スズノネセブン!」の幼なじみでも似たようなことを感じました。

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