徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2011年4月2日(土)    轟け性紀の大発明〜愛と怒りと悲しみの秘密結社・第二科学部〜
 君に届け2nd Season11、12話。危うく12話を録り逃すところでした。ウチのブルーレイレコーダーはプログラムを「毎週」という形で追いかける形式にしていたため、見事に11話だけで12話はスルーしてました。番組表で(スペシャル扱いみたいな感じで)一緒になっていれば問題なかったんですけどねぇ。これからは番組名で登録しておいた方がいいかもしれません。まぁ、どちらにせよ文明の利器に頼りすぎは良くないということですな。
 閑話休題。
 ああ、終わってしまった。1日で見てしまったせいもあるんでしょうがそれにしても早いラスト2話でした。気がついたら終わってしまっていた感じ。
 原作がまだ続いているだけにどこまでやるかが焦点だったと思いますが、程良いところまで描いたと思います。くるみは言うまでもなく、あのいじめに係わった名のない娘さんたちまでしっかりと描写できたのは良かったのではないでしょうか。まぁ、そのために若干、イチャイチャ分が減ってしまいましたが止むを得ないと思います。どうにか滑り込みでエンドロールにも入っていましたし。
 楽しく拝見させていただいた計3クールでした。開始前には正直ここまでレベルが高いとは想像もしていませんでした。あまり原作漫画付きアニメは見ない方なんですが、それでも見て良かったと思います。スタッフの皆様お疲れさまでした。
 
 「轟け性紀の大発明〜愛と怒りと悲しみの秘密結社・第二科学部〜」。
 せっかく付いているので、まずは特典であり前作でもあるこのタイトルから始めることに。
 低価格タイトルだけあってわかりやすい作りです。選択肢も4つほどあるだけ。この組み合わせでエンディングが分岐する条件がちとわかりにくいくらい。
 設定からすると凌辱もののようですが実際はかなり温いです。まぁ、やることはしっかりやるんですけど、結果としてそうなっているという感が強くガチ方面に期待するとかなり拍子抜けしそうです。魔法少女が宿敵みたくなっているのもよくわからないですからね、理由が。全体的にも色々と唐突なので結構もったいないです。エロ的にも中途半端で似たようなことは言えます。
 テキストはお約束的に漫画、アニメネタが多いです。あまりコアなネタはないですが、それだけに食傷気味になる人もいそうです。
 
 「ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜」。
 続いてこちら。まだ作中の期間で数日ほど。
 もうビックリするくらい同じでちょっとたまげます。さすがにフルプライス化ということでちょっとしたゲーム性は加わっていますが、根っこの部分はいっそ呆れるほどに一緒です。さらに衝撃なのが設定。前作が親世代の話なのに対して本作は子供世代の話なんですわ。それだけならまだそれほどでもないんですけど、前作主人公が学園長になっていて、主人公はその息子。それで徹頭徹尾オヤジと同じことをするんですよ。事実関係を一切、知らないというのに。発明品のネーミングセンスまで同じ。もう蛙の子は蛙という呪縛に捕らわれているような気になるくらいで。
 そこに加えて前作ヒロインの娘たちが大手を振って登場してくるという。主人公はやっぱり知らない訳ですが、まさに知らぬが仏という感じデスヨ。だってねぇ? 前作ヒロインたちの娘って当然、前作の主人公が父親である疑いがありますから。もしかしなくても、主人公とヒロインたちは半分、血のつながった兄妹なのでは? という素朴な疑問が浮かびます。
 ズームしたりするアニメーションは悪くはなく、エロ度向上に役立っていますが、シーンによっては瞳の動きが微妙になっているものも見受けられます。ちょっと不自然に感じやすいといいますか。なにやら違う生き物の動きみたいに見えますた。
 あとなんだかBGMがとても気になります。壊れたラッパのような旋律に聞こえて真面目に困惑しております。別にギャグ曲って訳でもないんですよねぇ。

 2011年4月4日(月)    ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜1〜2回目終了
 DOG DAYS1話。なんという風雲たけし城。
 戦争なんて言うから都築真紀氏らしくないな〜、とか思ったらやっぱりでした。人死どころかケガさえもまずないという世界観。これでどれだけ派手で格好いい必殺技をぶちかましても問題ありません。兵のみなさんはSD化することで難を逃れるでしょうから。「遊撃警艦パトベセル」でも似たようなこと言ってましたよ。窮地で死にたくなければSD化せよ、と。
 可愛く格好いい、が都築作品の正義ですからファンは安心して楽しめそう。
 ベッキーは今後どれくらい絡んでくるんですかねぇ。将軍さまに負けないくらい人気でそうに見えますけど。
 主人公は可愛い系の少年なのに声優のためにケントに見えてしょうがないです。そのうち慣れるのかなぁ。
 
 仮面ライダーオーズ28話。仮面ライダー通算1000回。前編同様にあまりスペシャルっぽさは感じられませんでした。せっかくだからもっと突き抜けた(オーズ要素のあまりない)内容でも良かったような気もします。
 後藤さんが突き抜けたことは果たして今後にどう働くのか。嫌な予感が気のせいだといいんですけれど。
 ところで、バースのスペシャルはいいとして青のコンボに変身する必要はあったのでしょうか。
 
 「ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜」。1人目は佐原空希。
 実のところ1周目は欲張ったためにタイムオーバーとなりバッドエンドでした。2周目はそのことを踏まえて効率重視のプランで途中セーブデータを複数用意。味気ない気もしますが、コマンド「部活動をする」は何度も繰り返すのは厳しいのでこれでいいと思います。時間もかかりますしね。
 シナリオは最後に急に真面目になるのでちょっと戸惑います。それまでがそれまでだけに唐突に純愛系のノリになられても、という。ま、ここを気にしないのであればキャラを含めて悪くなかったと思います。あくまでこの手の作品にしては、ですけど。くーきは可愛いです。
 2人目は中平唄葉。
 えーと(汗)、さすがにちょっと都合が良すぎるといいますか、唄ちゃんは屈託がなさすぎるような気がします。主人公のしたことはさすがにフォロー不可能な酷さだし、ノータイムで受け入れ可能というのはちょっとついていけません。ライターが違うのかシナリオのネタだけではない温度差を感じましたね。
 もともと「へんし〜ん」シリーズのように主人公たちのやっていることは犯罪そのもので言い訳しようもない。だからこそ書き方、見せ方が重要になってくるのですけど、唄葉シナリオはそのへんがあまりにも配慮不足な感じです。こういったお手軽系の作品で必要以上に「お前は罪人なんだよ」、という展開を入れるのはあまり妙手とは思えません。作品自体が成立しなくなってしまいます。
 低価格タイトルのバージョンアップタイトルとしてはボリュームも感じられて好印象です。足りていなかったところを増量してくれた、と実感できます。もったいないのは純粋な共通シナリオが少ないこと。第二科学部の面々のお馬鹿な日常がもっと見たかったですし、良キャラである月乃姉ちゃんや輝穂の出番ももっともっと欲しいです(というか、プレシャスムーンの対比としても必要でしょう)。特に輝穂はイベントが3つしかないって信じられんほどですわ。

 2011年4月6日(水)    ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜終了
 レベルE13話。大がかりな改変部分の意図は結局よくわからないままでした。 う〜ん。つまるところ、各惑星の艦隊(?)が集まっていたのは何のためなんでしょう。地球のお祝い? それとも王女の要請? なんだか王子(というかドグラ星)を虚仮にしているように見えなくもないんだけど。騙している設定のどこまでが本当なのかよくわからないだけにどうもすっきりしません。マクバク星人のこととか。
 やはり「Honeymoon…!」のエピソードはありませんでした。ちょっと残念。
 スタッフの皆様お疲れさまでした。
 
 「ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜」。3人目は水原さらら。
 途中まではさららの男を見る目がとても残念な感じでなかなか面白かったのですか、終盤になって事態は急変。またしても鬱方向の雲行きに。いきなりさららが自分の生まれをカミングアウト。父親が誰だかわからないから母親とともに実家から追い出されたと。やっぱりというか、すごく聞いた覚えのあるお話です。軽いノリのゲームにしてはあまりに重すぎます。しかも、やったのは主人公の父親であり前作の主人公。
 「責任とってくれよ、オヤジィィィィィ!!」
 という心境でしたよ。主人公は知らないからどうしようもないだけに余計に苦しいものがありました。プレイヤー的にこれを因果応報というのはあまりに無体な仕打ちではないですかね?
 4周目はハーレムエンド。
 月乃シナリオに入らずに部活イベントを制覇すれば見られますが、ほとんどシナリオと呼べるようなものはありません。エンドパターンのひとつというだけ。やはり、部員に小イベント以外に出番が全くないだけに、ハーレムカットで出番があってもほとんど誰だっけレベル、そんなあたりが厳しいです。「もしもこんなショッピングモールがあったら!いきます☆」ぐらいの存在感が欲しいところですが、向こうは仮にも立ちCGがあるからなぁ。難しいかな。
 5人目は笹乃瀬風璃。
 このシナリオだけ唯一、オヤジの悪行が主人公に伝わります。そりゃ、主人公も唖然とするよなぁ。第二科学部の活動も件も含めて。それにしても、ホントに風璃はふたなり風花が祭璃に仕込んだ子供だったんだなぁ。いくら軽いノリのゲームでもシュールすぎるよ。くーきなんて父親役さえいないという悲しさ。それに比べれば例え神様扱いでも父親がいるさららの方がいいよなぁ。まさに知らぬが仏。
 ラストは高良月乃。
 あれこれやっているうちになんとなくルートに入ってしまったので詳細な条件は未だにわかりません。サブキャラ2名の他にメインヒロインのフラグも関係あるのかねぇ? まぁ、部活イベントはガチとして。
 プレシャスムーンとの勝負は毎度のように勝ってしまうのがなんか好きでした。こういうのって勝っても逃げられてしまう、なんてケースが多いだけに最初からヤられてしまうのはちょっと意外で良かったのかも。
 ところで、最後の勝負のあと2人は平気でいちゃついてますけど、すぐ側には眠りこけている1号と2号がいたんじゃないかしら。ちょっと気の毒。もしかしたらそのうち寝た振りに追い込まれたのではなかろうか。
 予想通り、あまり時間がかからなかった「ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2011年4月11日(月)    色々とネタがなく
 どうにかこうにか「ぜったい絶頂☆性器の大発明!!〜処女を狙う学園道具多発エロ〜」のゲーム感想をアップしました。およそ2ヶ月ぶりということでずいぶんと時間がかかってしまいました。もう少し早く書けるようになるといいんですけどねー。
 このGRANDEEブランドは今後も注目していきたいです。デビュー作も気になります。果たして先月に購入した「子作り妖怪H変化〜乙女を犯す憑依合体〜」はいつかGRANDEE化するでしょうか。
 
 DOG DAYS2話。まだまだ設定説明、キャラクター紹介の段階。親衛隊のエクレールとのエロを含めたやりとりはベタすぎてもはや頭痛を起こしそうですが不思議と憎めません。主人公が少年のせいかエロス要素は「なのは」より増量となりそうですね。閣下もそんな感じですし。
 しかし、徹底したリアル性のなさは今後に不安を残します。死者が出ない戦争というのは終わらないということだからなぁ。所詮、遊びと見えてしまうことはあまりいいことではないと思います。
 最後に出てきた設定。ここまでが温かったのでてっきり出入り自由かと思えば一方通行でした。果たして落としどころはどうなるのか。オチはともかく、召喚しておいて二度と返せないってさりげに酷いなぁ。異次元の誘拐魔じゃないですか。
 
 仮面ライダーオーズ29話。スペシャルを挟んだから、でもないと思いますが意外とあっさりアンクの半身が出てきました。というか、これじゃアンクの方が欠けたパーツだよなぁ。腕しかない。あれ、呼称はどちらもアンクになるのかな。ややこしい。
 会長の追求により真木博士とカザリのコンビが新しい段階に。というよりもしかして博士はだいぶピンチな感じなんでしょうか。どうもこの作品のフラグはわかりにくいです。
 出戻りの後藤さんの仕事は秘書の補佐。こちらも心配の種は尽きません。いつ不穏な流れになってもおかしくないよ。

 2011年4月15日(金)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その1
 神のみぞ知るセカイU1話。始まりました第2期。わずか3ヶ月のスパンのせいかどうも「待ちに待った」という感じはありません。
 いきなり復活の呪文ネタからスタート。これどれくらいの人が知らなかったりするんだろう。気になるところですが、それよりもこのネタに1分以上を費やすのはどうかと思いました。第1期までのあらすじも見ていない人はほとんど意味わからん感じです。尺を割いたわりにはもったいなさが目立ったようにも見えました。まぁ、だからこその桂馬のセリフなんでしょうけど。
 相変わらず基本は原作に忠実で作画レベルも高レベルで安定と今期も安心して見られそうです。目立った改変も不良のバタフライナイフが特殊警棒になったのと床掃除で「武」の文字を浮かび上がらせる、くらいでしょうか。単行本を購入しない読者では気付かないかもしれないくらいです。個人的には悩み描写の金魚の「うんこでーへん」が再現されるとは思わなくて驚きました。
 次回で結着と知って早いなぁ、と思ったんですが楠編は原作でも4話しか使ってないんですよね。主将の存在感のせいなのかイメージではもっと長かったくらいで。もしかしなくても次回はハクアが顔見せくらいはするかもしれないですね。
 事前に知らなかったこともあって楠の声が小清水亜美さんであるとはなかなか気づきませんでした。どうもこの人の声はわかるようでわかりません。役にはとても合っていて良い印象です。セリフ「可愛いものが多すぎる」の変わりっぷりは見事でした。キャスティング面でもこの作品は外しません。
 次回予告はうろたのみ氏。知らんなー、と思って検索するとダイレクトな該当名はなく「ラブプラス」の原画の方ではないか、ということでした。事実はどうあれ問題なのはエロゲーの原画家から外れてしまったこと。楽しみな企画が一気にそうではなくなってしまいました。非常に残念です。
 
 「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」。まだ5話目まで。
 今現在、手透きの状態だったので始めました。このシリーズを発売日からプレイするのっていつ以来かしら。
 基本的にネタバレせずに情報をシャットアウトしてきたので詳しいことはまるで知らず、参戦作品も全てを知っている訳ではありません。主人公が選択式ではなく1人というのも始めてから知りました。借金体質であまり主人公っぽくないところがいい感じです。
 今のところ、D端子を使ってテレビに出力するのをメインにして遊んでます。本作は非常にグラフィックが綺麗なので大きな画面で遊んでもほとんど遜色ありません。美しいです。ただ、フェイスウインドウのカットがちと気になります。特にパイロット以外にどうも首をかしげる出来がチラホラと。PSPで遊んでもこれは変わりません。
 メモリースティックの容量がないためインストールはしていませんが、それほど遅いとも感じません。従来作品と同程度。まぁ、記憶もだいぶ薄れてはいますが。
 時折、出現する選択肢はあまり考えずに選んでいます。最初の「射撃と格闘」は選んでからもしかしてスーパー系とリアル系の選択だったのかしら、とか思ったくらいで。2つ目の選択肢もあまり気にしないで選びましたが何もないまま終わったのはさすがに驚きました。
 システム面では戦闘開始画面(マニュアルでは戦闘データウインドウ)で精神コマンドが使えるようになったのがすごく便利で助かります。命中率、回避率を見てから決められるので慣れると流れるように使えて気持ちいいです。唯一の問題は下を押していって「精神」を通り越して上の「戦闘開始」に戻ってしまって「あっ!?」と思った時には押してしまっていることでしょうか。
 シナリオでは勝手に誤解して吹きそうになったことも。キリコがエリア11に潜入している、という情報が出た後にアッシュフォード学園の生徒会で転校生を紹介します、という流れが来たものだから早とちりな私は「ええ〜、会長それは傾きすぎでしょう」とか反応してました。もちろん、キリコが出てくるはずもありません。やって来たのはリリーナでした。愉快すぎる自分に呆れますた。

 2011年4月22日(金)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その2
 DOG DAYS3話。実は召喚の魔方陣にはちゃんと使用においての注意事項が書いてあったよ、というまるで保険の契約書のようなオチでした。まぁ、気をつけていたところでフロニャルドの文字はシンクには読めないんですけど。
 まだまだ設定説明な様子は続きます。帰れないけれども、ケータイの電波は通じるようになるという不思議な状況に。おかげでベッキーさんにも出番が生まれました。しかし、いつまでもこのままではキャラ的に苦しいですがどうするんでしょう。
 コンサートが始まる前に王女がさらわれて誘拐戦が開始。この文字通りイベントなところが絶妙に緊張感を削いでくれます。
 
 仮面ライダーオーズ30話。真木博士の過去がある程度、明らかに。いまひとつわからないのはお姉さんは途中から変わってしまったのか、ということ。なにか見方によっては全て博士のこうあって欲しいという妄想の産物で、お姉さんは最初からアレだったように見えてしまうような。というかそうなの?
 スパイ活動がまるで板につかない後藤さんに萌える。あっさりバレてむしろ知りたい情報を会長に解説される。しかも、それは同じ時間に伊達さんも聞いていた。この不器用さはこれからもついてまわるんでしょうね。
 
 神のみぞ知るセカイU2話。春日楠完結編。ほぼ忠実に原作通りで安心して見られるあたりは継続しています。小さい改変の中では格ゲー的な同キャラ対決の演出がなくなったことだけが残念。だからという訳ではありませんけど、スキマ楠はもうちょい違う色だと良かったような気もします。正反対の要素なのだし。
 予想通りハクアが登場。ただし、原作では引きで謎の新キャラ? くらいの扱いでしたがアニメでははっきりと顔出ししています。楠編が中途半端にならないという意味では原作よりも良いですが、今度はおいしいところをハクアが全て持っていってしまうように見えるのが悩ましいところ。
 次回予告はやはり表の方で行く方向のようです。
 
 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。1、2話。遅れて見ました。なかなかいい感じです。かつて仲の良かった幼なじみたちが今では疎遠どころか目もまともに合わせない、嫌悪してさえいる。そんな時にグループの中心にいた少女が体当たりでかつての結束を取り戻そうと頑張る。このサイト的には「てのひらを、たいように」を思い出させる設定です。ただひとつ違っていたのは少女が5年前に急逝していること。
 人によってはデレるのが早すぎると感じるかもしれませんが、丁寧に描かれる人物描写が心地いいです。背景も美しく世界観に対するスタッフの配慮が伝わってくるかのよう。特に2話は鳴子の心情がとても良く出ていたと思います。そばにいる人間に影響を受けやすいから昔メガネが今ビッチ(っぽい)キャラというのが笑えます。部屋の様子とかギャップがあり過ぎて、本来の性格への説得力となっていて面白いです。
 今期一番の期待作かもしれません。
 
 今週のお買い物は「神採りアルケミーマイスター」1本。悩んだ挙げ句にひとまず封印することにしました。問題は来週です。作品に対する期待度が「大帝国」>「神採りアルケミーマイスター」>「スパロボ」なところが悩みを深くします。
 
 「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」。現在20話。
 部隊が合流して大所帯となるもすぐに分かれて裏部隊へ。そして、再び合流してしばし。最初の部隊分割が早すぎて多くのユニットを使わぬままに離ればなれになってしまいました。実のところ、未だに未使用の機体が複数あったりするんですけども。
 黒の騎士団にだけみんなが絡むのはちょっと面白かったです。脛に傷持つのは自分達も同じなメンツばかりなのにねぇ。特にソレスタルビーイングにだけは言われたくないでしょう。設定上、仕方ないんですけど地球外の侵略者がいるためにすっかり空気を読めない人たちって感じだし。態度を改めれば今度はソレスタルビーイングっぽさがなくなって変な感じだしねぇ。ライターの苦労が偲ばれます。
 カミナが名前被りで紅蓮に絡むのも良かったです。カレンからすれば本当に意味わからん状態がとてもよく理解できます。最もゼロの正体に気づきそうな人物がカミナ、というのはなんとも暗示的です。
 ところで、「ガンダムOO」や「コードギアス」が破壊篇では第1期しか入っていないことは知っていますが「グレンラガン」はどうなんでしょ。時間経過もあるし、この2作品のことを考えれば第2部までが妥当な気もしますが。
 ほんの一瞬の登場のダンクーガに痺れる。実にいい場面での登場だっただけに心奪われました。映像も素晴らしく格好良かっただけに使えるようになる日が待ち遠しいです。

 2011年4月23日(土)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その3
 昨日の今日なのであまり変わらず現在21話まで。
 「OO」の中盤の800対4のイベントが本作にもありました。さすがに本当に800ということはありませんでしたが、それでもなかなかハードな戦闘でした。数機のエースたちがあわやガス欠寸前で。いかにしてそうならないように戦うかに注力してました。今回もSRポイントは基本的にとらない方向で進めているため20話でも難易度はノーマルのまま。クリアできるかどうかという意味ならそれほど難しくはありません。
 そういや終わってから気づきましたが例のもうひとつのソレスタルビーイングは出ませんでしたな。単に出番が後なのか、それとも存在自体していないのか。
 ヒイロ・ユイと刹那・F・セイエイの対比が面白いです。かつてのスパロボならば先輩にあたる作品のキャラが後輩にあたる作品のキャラを教え導く、という感じでしたが本作では先輩であるヒイロも現在進行中で成長している最中です。ヒロインとの距離も探っている段階。よって先導役として必ずしもうまくいく訳でもありません。しかし、だからこそ互いの微妙に立場の違う遣り取りが楽しいです。
 PSPでのシステムにもだいぶ慣れてきました。まだソフトリセットはこなす回数が少ないせいか、ぎこちなくタイトルに戻ってしまうこともしばしばですが。戦闘シーンでのデモスキップも使い方がわかってくると味方側だけ見られたりしていい感じ。ただ、主人公は飛ばした後が長すぎてあまり意味ないですけど。弱い武器でも召喚魔法状態だものなぁ。相手の反応を見るために、がとても長く感じます。
 
 テックジャイアン6月号。
 「ラブライド・イヴ」WHITESOFT:「猫撫ディストーション」に続く第2弾はなんと原画家にむつみまさと氏を起用。って氏はアリスを辞めてしまったのでしょうか。作品よりもそちらの方が気がかりですよ(調べてみるとどうやらそうみたいですね。とても残念)。
 本作はメインヒロインは幼なじみ1人で残りは全てサブヒロインのようです。告白のタイミングで変化が、とありますけどサブヒロインはやはり浮気ということなんでしょうかね。ただ、デザイン的にはあまり惹かれるものがないかなぁ。7月29日発売予定。
 
 「ランス・クエスト」アリスソフト:「大帝国」に続いてもうランス8の発売が近づいています。タイトルもどうやら正式決定したみたいですね。今度はクエストクリアー型のRPGのようです。現時点でも鈴女に加えて上杉謙信の登場も決まっているようで実に楽しみ。心配なのはフィールドと戦闘の3D描写。内容もさることながら要求されるスペックも不安です。どのくらいが必要なんでしょ。夏発売予定。

 2011年4月26日(火)    第2次スーパーロボット大戦Z破界篇その4
 DOG DAYS4話。宣戦布告を受ければ開戦となる。そんなルールがあるみたいですが、拒否するにはどうすればいいのでしょうね。はや4話ですが相も変わらずの設定開陳と新キャラ紹介でなかなか落ち着きません。これ1クールなら設定を説明しきったらもう終わりってことになりそうですね。
 緊迫感がないことはすでに明白ですが、作品としての目的が見えないのが気になるところでしょうか。
 
 仮面ライダーオーズ31話。やっぱり、駒が足りなくなってきたのか、いきなり新たな色のグリードが誕生か、という流れ。なんとなくワンパターン化の兆しが見えていたので良い舵取りと思ったら対象は主人公でした。新しいフォームが増えるだけなんでしょうか。
 
 神のみぞ知るセカイU3話。ハクア本格登場回。今回は意外と細かいところでのアレンジが見受けられます。全体的には角を削って丸く仕上げている感じです。「エルシィは…バカだからな…」のセリフがなかったり(ここはハクアが可愛いのでとても残念)、桂馬が地獄の設定に対して愚痴を言ったり、駆け魂を探すシーンのSDカットがなかったり。個人的にはこのへんのイベントは「神のみぞ知るセカイ」の個性だと感じていたのでちょっと残念でした。
 しかし、ハクアの本格デビューを野球部の描写が完全に食ってしまったように見えてなりません。どう見ても「逆境ナイン」なんですけど。小学館からコミックス出し直してましたっけ? それにしたってここまであからさまなのは驚きます。まぁ、島本和彦先生なら喜んで許可しそうですけど。作画が半端なく気合が入っているだけに笑うよりも落ち着かない感じになってしまいました。
 
 「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」。現在28話。
 前作キャラが出てきてすんごい大所帯になりました。当然、使える機体には限りがある訳で、使わない方が多いという状況は困惑します。というよりお金がまるで足りないよねぇ。
 基本的に前作メンバーの戦闘シーンは同じのようです。もちろん、中には新登場の武器や新しくなっているものもあります。まぁ、記憶が薄れているのでちょっと違うくらいだと気づきそうにないですけど。
 東堂さんが月下と共に出てきたのは嬉しいのですが、なんと四聖剣が単独ユニットではなく月下の必殺技のお供扱い……。ピクシー小隊とおんなじですよ。向こうはクラン以外のキャラが立っていないからいいというか、仕方ないですけど四聖剣はなぁ。欠員が出たら必殺技は使えなくなるってことデスカ。
 次元獣との戦いのさなかにいきなり人間キャラが登場。しかも、その人が乳揺れ要員なものだから意表を衝かれて二度ビックリ。本作はここまでそういった要素がほぼないままに来ていたので今回はないのかと思ってました。それも、敵側とはねぇ。能動的に見られないとあんまり反応しにくい感じです。そのうち味方になってくれたりするのかしら。

 2011年4月29日(金)    穢翼のユースティア1回目終了
 今週のお買い物は「大帝国」と「穢翼のユースティア」の2本。「第2次スーパーロボット大戦Z破界篇」のシステムに少し食傷ぎみになってきたこともあってしばし中断して後者のタイトルをプレイすることに。
 
 「穢翼のユースティア」。1人目はフィオネ。
 んー? なんだか不思議なラストでした。中盤までは実直なテキストがいい感じであったのですが、いよいよ真相が見えてきた、という段になって唐突に話を乱暴にまとめ始めます。どう考えてもこの先、長編にならなければまとまらないという流れであったのに。まるでジャンプの打ち切りパターンであるかのよう。ライターが面倒くさくなったと言われれば素直に受け入れてしまいそうです。
 で、さすがに少し変だと思ったので調べてみると(具体的にはてっきりゲームオーバーかと思っていた方の選択肢を選んでみた)、どうやら本作は「世界でいちばんNGな恋」などのようにシナリオ構成が途中下車方式になっているようです。
 演出上でしっかりと出てくる訳ではありませんが本作は章ごとに分かれています。章が終わると自動的にセーブが必要か聞いてきます。各章ごとにヒロインが設定されていて、フラグを立てることで個別シナリオに入り、本筋からは離脱します。個別に入らなければ自動的に次の章へと進む。恐らくはこんな作りになっていると思われます。ちなみにフィオネは2章のヒロイン。
 ということで早い章のヒロインは必然的に核心から遠く、多少は止むを得ない面があるかと思いますが、それにしたってフィオネシナリオの尻切れトンボぶりはとても看過できるものではありません。まともにシナリオとして着地してくれないことには彼女のファンは納得できないでしょう。せめてもうちょっと尺があればねぇ。
 個別に入ると(という表現でいいのかわかりませんが)他のヒロインがほとんど出なくなるのも困りものです。まして、本作はそのまま次の章へと進むこともあるだけに意外に小さくはない問題のように思います。
 Hシーンは4回と回数だけ見ればなかなかですが、半分の2回はおまけシナリオとして物語の外にあるため少しばかり残念。気になるのはシナリオ的に後へ行けば行くほどフィオネが幼くなっているように見えること。服装が変わり、髪飾りをしなくなったという点を差し引いても社会人が学生になってしまったくらい若く見えますよ。とにかく表情が幼いです。ついでに言うと構図もわりと挑戦的。ただ、試みがうまくいっているかは微妙で腰などのラインは気になるものがあります。自然に見えないと言いますか。
 システム的には視点変更で気になることが。羽ペンによる演出で開始と終了があることは以前も書きましたが、どうも場所によって開始や終了の演出が抜けている(と思われる)ところがあります。

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