徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2002年5月2日(木)    水月3〜4人目終了
 先日、田舎町のようにのどかな当サイトにも、ついにウィルスメールがやってきました。さすがはニムダの感染率を越えたKlez。ウチに来たのはその亜種だと思われますが。
 今回の厄介なところはFrom表示を書き換える点にあるようで。通常は感染したパソコンのOutlookにあるアドレスに片っ端から送るという、いつものパターン。ちと違うのはメールの送り主を、感染したパソコン内にあるいずれかのアドレスに変えてしまうこと。しかもその際のアドレスはOutlookにあるものだけでなく、ただブラウジングしただけのページからも取得しているらしいんですな。
 ホームページは企業でも個人でも大概はメールアドレス(送信フォーム)が設置されています。フォームを呼び出さなくとも情報そのものはブラウジングするだけでしっかり取得してしまっています。
 つまり、リーフとかアージュとかいった企業名で送られてくる可能性もある訳ですよ。これなら知識がない人が感染してしまうのもわかります(って私もあんまりないですけど)。
 私のところに来たものは対策を施したプロバイダが受け取らずに返信したもののようです。本当なら感染したパソコンのアドレスに戻るはずですが、そのアドレスが書き換えられていたためにウチにやって来たと。なかなか賢いヤツですな。みなさまもどうかご用心なさいますよう。添付ファイルがメディアプレイヤーのものは要注意です。
 
 ラーゼフォン12話。なんつーか、もう限界が近づいてます。相変わらず意味不明で、よくわからないエピソードだけが充実しています。予約してしまったDVD1巻が恨めしい感じデスヨ。
 
 「水月」。3〜4人目は紅坂アリスとマリア。
 やー、すごいですねー。まだプレイしていないから明言は避けますけど、「はじめてのおいしゃさん」が物足りなく感じそうですよ。この二人のあとでは。水着のあとがあまりにも強力。さすがは魔女ってとこですか。それにしても雪さんは便利だなぁ。主人公に恋人が出来れば自動的に消えてしまうのですから。しかも、今回はナナミ様に絡まないせいで何の伏線もなく消滅していますよ。ただ、それだけに雪さんの存在がやっぱり現実から逃避した主人公が見ている夢なんじゃないかと思えてしまうあたりがどうも気になりますが。
 相変わらずちっとも悪役が活躍しないのがどうにも不満。こんなことで欲求が不満状態になってもなー。
 
 エルフの新作ゲーのシナリオはあかほりさとる氏だとか。もうしばらく前の話題なんで今さら感ありですけど、所信表明の意味も込めてひとつ。帰ってください。アンタは子ども向けのノベルにもなっていないノベルでも書いていればいいんです。新人ならまだしもプロにこれ以上、エロゲー界のシナリオレベルを下げて欲しくないです。あとエルフにまだ堕ちる余地があったとは驚きです。泥を塗るのも大概に。
 
 カラフルピュアガール6月号。
 あんまり注目の記事はなかったんですけど、来月号は「妹でいこう!」の発売直前特集号だそうです。どうやら間に合わなかったようでご愁傷様。そういや去年も「SNOW」特集で似たような目に遭ってましたな。しかもまだ出てないし。
 
 モダンタイムのスノボーゲー「白い軌跡〜White Spur〜」の会話シーンがリフト上だというのは以前も書きましたが、それに加えてリアルタイムというか、制限時間制のようです。背景がスクロールしていって端まで到達したら終わりと。
 いいですね。こういう馬鹿馬鹿しいのは大好きです。会話の振り方がイマイチよくわからなかったのが残念。あとはへぼへぼなポリゴン滑走シーンでもあると私の好感度はうなぎ登りなんですが。
 馬鹿ゲーの匂いがするのでなんとか買いたいところです。
 
 コミック「CLAYMORE」2巻、「I’ll」11巻、「ななか6/17」7巻、「キッズトーク」購入。
 DVD「I wish you were here」1巻購入。

 2002年5月3日(金)    水月5〜6人目終了
 5人目は大和鈴蘭。
 たぶん、2周目から登場すると思うんですけど、どういう訳かウチでは3周目からの登場でした。もしかすると花梨のエンディングを見ると登場するんですかね? でもその理由がよくわかりませんけど。別に最初から出しても特に問題ないと思うんですけどねぇ。
 で、サブキャラだけあってシナリオというほどのボリュームはありません。紅坂姉妹同様、本筋には全く絡みませんし。
 鈴蘭に手を出す主人公が必死に自分を説得しているシーンはなかなか笑えました。Hシーンも無邪気を絵に描いたような反応は良かったです。でもエピローグは不満かな。庄一の反応に期待していただけにちとがっかり。
 6人目はメインヒロイン牧野那波。
 意外と期待外れかなぁ、と。もっと色々なことが隠されているのかと思ったんですけど、ほとんどストレートな内容でしたな。特に感心する事実は明かされなかったというか。
 個人的にはエンディングの那波よりもほんのワンシーンだけ出てくる、ざっくばらんな那波の方が良いです。「さん」ではなく「くん」付けですし。「お泊まりも、できるよ」とか「泊まってほしいの?」とか言ったりするのは反則ですよ。
 そういや過去のナナミ様(?)は一旦、失明してから再び見えるようになったみたいですけど、那波は結局、最後はどうなったんでしょうか。特に記述がないということは失明したままということでしょうか。
 胡蝶の夢ネタというのは場面転換の仕方が大事だと思うんですけど、そのあたりわざとにしてもイマイチ効果を上げていない(うまくいっていない)ように思います。加えて死が絡んでいるだけに、幸せそうなエンディングもつらい現実から逃避した主人公が見ている都合のいい夢という可能性が否定しきれないのがどうも。
 那波の父親は期待外れな感じ。唯一の敵役なのにほとんど何もしていない。むしろ他キャラのシナリオの方が嫌な奴という役割を果たしてますよ。ちょびっとですけど。どのみち主人公がなにもすることなく退場ではねぇ。

 2002年5月4日(土)    ピンクパンツァー体験版、水月終了
 先日、郵送で届いた「ピンクパンツァー」の体験版をやってみました。
 内容は基本的な育成の1週間+中盤(らしい)のイベント1週間の計2週間。チュートリアルというか、解説のようなものがないのでわかりにくいです。実際に手で触れても効果を感じられるほどプレイ期間があるでなし、購入を検討する材料にするのが体験版の意義であるなら、あまり役に立っていないかな、と。
 相変わらずのハイカラーにウインドウサイズでの立ち上がり。今回はオープニングが一度しか見れないとかじゃないから別にいいですけど、それでもウインドウ枠でサイズを変更可能にするのが親切ってもんだと思います。
 オープニングはあまりライアーらしくないかなぁ。見るところがないと言いますか、2度見る気になれない魅力のなさがなによりツライかと。
 肝心のシミュレーションパートですが、画面が地味で悲しいですね。訓練効果はわずか2行ですし。おまけに毎日、仕切り直すように曲が鳴るのは個人的にどうも好きになれません。まぁ、曲があまり燃えないということもありますが。
 教育によるHシーンは用意されたものが勝手に発生という感じのようです。ヒロインのモノローグが時折、出るのが少し変わったところでしょうか。幸か不幸かあまり効果的とも思えませんが。
 イベントはいつものライアー風味でいいんじゃないカナ、いいんじゃないカナ。って感じですが、フェイスウインドウと立ちCG混在の会話シーンにおいて表情がいっさい変わらないのはどうかと思います。「ぶるまー2000」の会話シーンをいい感じの手抜きと表現する私もこれはちょっと納得がいきません。
 戦闘シーンはカードゲームっぽい感じのコマンド方式。カードはいわゆるジャンケンのような関係にあるんですけど、上述したように解説がないので適当に選択、とかするとあっさり負けます。セーブもないし、体験版なんですからもうちょいヌルい難易度にしてくれてもいいんじゃないかと思います。
 まとめ。一応、買うつもりではあるけれど期待度は下がったぞっっっっっっっっっ。てなところです。
 
 「水月」最終戦はメガネ。
 つーか、やっぱりやるんじゃなかったですよ。見るべきところはなにもありませんでした。
 花梨シナリオと基本的に同じなんで流れがどこかおかしいです。特に二人がケンカするあたり。そもそもポジション的にメガネが振られる役割にいるのに、そうはならない訳ですから話がすんなり進まなくなるんですよ。これじゃどうしたって花梨の方に同情したくなります。
 決定的にどうしようもないのは花梨が倒れて病院にいった帰りに容体を心配していたと思ったら、手のひら返して花火を見物するデートモードに入っていること。さらに、花梨がたいへんな時だというのに、だからこそこういうことをする、という意味不明の理屈でHシーン突入というのは一体どういうことですか。
 これで全員終わった訳ですが、メガネのダメージを癒すためにもう一度、花梨シナリオに行ってこようかと。
 ゲーム感想は近日中にアップの予定。

 2002年5月5日(日)    珍しく文章量の少ない日曜
 「水月」のゲーム感想をアップしました。良いところと悪いところの差が激しいゲームってとこでしょうか。書く前に予想したよりは厳しい評価になったかと。
 「Wind−a breath of heart−」の影響が微妙な形で出ているのかもしれませんね。
 シナリオも肝心な部分がどうも。和泉シナリオ以外は親父が最後まで放置プレイという事実からも、その一端が垣間見えるような気がします。
 
 仮面ライダー龍騎14話。ええと、予想外なことになんだか普通に面白くなってきましたよ。奇天烈な言動しかウリがなかった「アギト」よりはまともなドラマを構築してくれるぶん、好印象です。
 北岡秀一がこれからも要所要所で出てくると話が引き締まっていいんじゃないでしょうか。どうせなら主人公の天敵みたいなライダーが欲しいですけど。

 2002年5月6日(月)    うたわれるもの開始
 久々にメーカーサイト巡回。ゴールデンウィークなのでほとんどなにもないだろうとか思っていたのですが、やたらとデモばかりが固まっていました。
 
 カスタムソフトウェアの「ゆ・う・え・ん・ち」のデモが公開。45Mもあるわりには驚くほど見所がありません。それよりこのゲームについて重大なことに気がつきました。正直、これまでは遊園地を経営してロリ従業員を手込めにしよう! という点だけに注目してあんまり情報も集めていなかったんですが、どうもキャラクターの見分けがつかないような気がしてきました。それと通常イベントではどう見ても幼児体型なのにHシーンになると不自然に等身が延びているんですが。
 なにか気がついてはいけないことに気がついてしまったのかも。購入が危ぶまれてきました。
 
 PILの「女郎蜘蛛 真伝」の店頭デモが公開されていました。ボイスが聞けたんですけど、なかなかいい感じ。さすがにオーディションをしただけのことはありそう。
 しかし、相変わらず三分割か四分割されて縛られていくんですねぇ。しかも、そのときの効果音が……。もうこれは笑うしかない感じデスヨ。
 
 XUSEの「Floralia」のデモが公開。んー、どこかで見たような感じのするデモですねー。って両方見た人ならすぐわかるんですが曲も映像も「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」にかなり似ているんですね(「恋愛CHU!」でも可)。別にそのこと自体をどうこういうつもりはないんですけど、どうも理性が邪魔して馬鹿に徹しきれていない、そんな感じがしますね。中途半端というか。素材がいいだけにもったいないですな。
 それにしてもダウンロードには時間がかかりまくり。38.8Mもある上に毎秒3〜4KBでしたから。時間中、ずっと「うたわれるもの」やってましたよ。
 
 「うたわれるもの」を始めました。CG以外はあまり期待していなかったということもありますが、それにしてもいい出来ですね。ちゃんと普通にゲームしてますよ。
 今んとこ4回目か5回目の戦闘が終わったところですが、ここまででエロいCGはユズハが発作を起こした時だけというのはどうかと。そのシーンもどうして露出度が高いんだ? ってなシーンですからねぇ。
 戦闘シーンの出来を考えてもこりゃコンシューマー移植は確実でしょうな。
 その戦闘シーンも難し過ぎず簡単過ぎずでいい感じです。システムの関係上やや簡単ってとこ。あんまりシビアにするとハマってしまいますからね。
 全滅以外の勝利条件がわりと見られるのも好印象。
 キャラクターも可愛いです。喜怒哀楽がきちんと表現されていますし。ただ、効果音やセリフだけに頼ってどうも地の文というか、状況説明文が足りないように思います。

 2002年5月7日(火)    うたわれるもの進軍中
 章とかないんでどこまでとか言いにくいんですが、今はトウカが仲間になって3戦か4戦終わったくらい。
 いや、それにしても面白いですわ。時間を忘れてプレイするなんて久しぶりです。やっぱエロゲーのそれもアドベンチャーばっかりだとねー、たまに出るこういうジャンルのゲームにすこぶる弱いです。個人的イメージとしては懐かしきメガドラ版「シャイニング・フォース」をやっていたときによく似ています。難易度も先の展開の知りたさ具合もそんな感じ。味方がやられたときにあんまり悔しくないところも。
 キャラクターはトウカが好ましいです。
 「それがしが、お姉さま?」
 とかいうアルルゥたんハァハァ(違)なところがお気に入り。戦闘でもアルルゥ同様、ひいきしまくってます(あまり能力値に反映させられないのが残念です)。
 エルルゥは「めぞん一刻」風に表現すると「まぁ〜た始まった、見境のないヤキモチだねぇ」というあたりが微妙。人情としてそれしか選べない場合でも全開なのがどうも。
 あと特定のキャラはあまりにも「こみパ」キャラに似ているために(そりゃ、同じ原画家ですから当たり前なんですが)複雑な気分になることも。
 気になる点は昨日もちょっと書きましたが、効果音の使い方ですかね。このゲーム、場面切り換えが遅いです。それはまぁ、別にいいんです。困るのはシーン初めに効果音を聞かせる手法を多用すること。これが合わせ技1本って感じで絶妙にイラつく遅さを実現。
 水を飲む、そろばんを弾く、茶をすする、酒をつぐ、首の骨を鳴らすetc……。問答無用で何度となく聞かされるこれらの効果音ははっきりとうざったいです。
 なんかこの感覚に覚えがあると思ったら「顔のない月」とおんなじなんですな。扉を開け、ライターを使ってタバコに火をつけ、息を吐く、というあの嫌がらせコンボのような攻撃に。しかも、あれほど出来が良い訳ではないのがまた、痛みを倍加するというか。

 2002年5月8日(水)    うたわれるもの進軍中2
 おそらく終盤だと思うんですが、ここまで来て気になったこと。
 いわゆる物量が違う大国と戦うことがままあるんですけど、実感としてそんな感じは少しもしません。戦闘パートの難易度がかなり低いということもありますが、それ以上に戦闘と戦闘の間に大国をいつの間にか追い詰めてしまうことが多いんですね。気がつけば陥落寸前というように。
 このあたり、もうちょっとどうにかならなかったんでしょうか。相手の奇策にしてやられた次の戦闘で最終戦というのは納得がいかないんですけど。
 
 ラーゼフォン録り逃がし。熱意が足りないのでいつかこうなるかもとは思っていましたが……。来週から再び録画するか、それともすっぱり止めるか。微妙なとこですな。

 2002年5月10日(金)    うたわれるもの終了
 予想よりは早く終わりました。CG的には2周目をやる必要もなかったんでゲーム感想も書き上げました。細かい不満はまだまだ色々あるんですけど、あんなものかと。終盤の失速度は並大抵のことではなく。説明不足に加えて展開にも到底、納得できないなぁ。
 あとやっぱり原画家の使い方がもったいないように思います。確かに戦闘パートのキャラクターが重要というのはわかります。でも中村毅氏をその統括にあてるというのはねぇ。しかも「ロマンスは剣の輝き2」のPS版なんて仕事まで(会社が違うから仕方ないのかもしれませんが)。
 みつみ美里氏の方はCGグラフィッカーにPIECE版制作では……。宝の持ち腐れとまでは言いませんけど、ただでさえコミケとかに異様に力を入れてしまう人なんですから。そもそもみつみ美里氏原画の新作なんて「こみっくパーティー」以来ないんですけど。もう今年で3年ですよ。
 
 カスタムソフトウェアの「ゆ・う・え・ん・ち」が5月31日に延期。最近よく見られるプチ延期ですが、これで決定的になりました。買いません。買えるはずありません。その日はすでに2本ある上に翌週もえらいことになる予定なんですから。優先順位を考えれば迷うこともなく、って感じ。
 しかし、このタイトルは別に未練もないんですけど、もうちょい期待度が微妙なゲームだと発売日によって買わない(買えない)ことがあるというのはもったいない気がします。やっぱりどこのメーカーも月末にばかり集中する今の発売スタイルはなんとかして欲しいです。予算をなんとかしても物理的な時間がとれないんじゃね。
 
 F&C(FC02)の「同棲企画」(仮)が正式タイトル化してスケジュール表に。タイトルは「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」で発売は今夏予定。原画は鈴平ひろ氏に巻田佳春氏。前者の方は「Pia3」で原画を描いていたひとり。もうひとりの方は知りませんね。新人さんでしょうか?
 可愛い年上のお姉さんは好きですか系のゲームなんで(同級生もいるみたい)、すずねぇ好きの私としては期待したいところ。ってそこまで年は近くなさそうですが。
 
 雨の中をめんどくせー、とか思いながらエロゲーを買いに行ってきました。チャリダーのツライところ。
 タイトルはアクティブの「FEARLESS]」。かなり覚悟しての購入なんで外れてもしゃあないとか思いながらも、未だどきどきしています。
 ちょっぴり触ったくらいですが、いつものアクティブ臭がぷんぷんと。少なくともCG枚数には期待できそうもないし、曲もそれは同様っぽい。
 「めいっぱい☆あすりぃと」と同じく主人公にボイスあり。しかし、あちらよりは聞ける演技(ひと昔前のアニメの二枚目主人公風)だし、テキストとも融合しているので今のところはオフにはせずに続けています。
 シナリオに関してはまだ海のものとも山のものとも判別つきません。ただシナリオの枕流氏は軽妙でセンスの良い会話が最大の持ち味であったことを今さらながらに思い出し、ホラーでは畑が違うのではないかと心配になってます。
 
 最後に業務連絡。コンテンツのひとつである「漫画日記」を止める予定。どうにも情熱がなくなってきたのと以前も少し書いた新コンテンツのために。つっても公開にはまだ時間がかかりそうなんですけど。
 いきなり消しても良かったんですけど、まぁ一応は告知してからってことで。

 2002年5月11日(土)    FEARLESS]開始
 5月も中旬に入ってきて6月以降のソフトの動きが慌ただしくなってきました。
 ジャニスの「とらいあんぐるハート1・2・3DVD EDITION」が6月14日に延期。初回限定版、通常版ともに同時発売のようです。個人的にはいいこと、かな?
 
 ソフトハウスキャラの新作「アルフレッド学園魔物大隊」の発売日が7月12日に。確かに6月発売のソフトは延びて欲しいとは思ってましたけど、一番の期待作が延びるとはねぇ。発売日は決まったって前回の告知で言っていたのに。しくしく。
 
 PILの「女郎蜘蛛 真伝」の発売日が6月21日に。ようやく細かい日付が出ました。ひとまず28日にならなくて良かったです。あとは延びないことを祈ります。
 
 ルージュの「ぼくらがここにいるふしぎ」(仮)の発売日が7月下旬に。初出がかなり最近なのでこれは予想通り。まだもうちょいあとになるんじゃないかなぁ、と邪推してみたり。
 
 今さらな感はありますけど、「まじかるアンティーク」の漫画版を買ってみました。
 エニックスからの刊行なんで非常に嫌な感じはあったんですけど(エニックスは過去に「YU−NO」の漫画版において到底許すことの出来ないほど低レベルの作品を世に出しています)、想像を遥かに越えて良かったです。絵もよく似ていますし、雰囲気もなかなか原作に近い感じになっているかと。
 ただ、個人的にお気に入りのみどりさんだけが彼氏がいるという設定はいただけません。元が並列ヒロイン型のゲームなんで、抑え目のハーレム状態にするのがベストだと思うんですけどねぇ。徐々にそういう風になる展開でもいいですし。誰だって自分のひいきのキャラだけ彼氏がいたり、登場しなかったら嫌でしょうしね。
 
 「FEARLESS]」。うーん。まだそれほど進んでいないのですが、妙に淡々と進んでいる感じですね。そこにヒロインの無表情&無口が加わりますので全体的に地味というかなんというか。
 救いは従姉妹の七桜のみ。ネリチャギの立ちCGがたいへん可愛らしいです。パンツ丸見えですし。

 2002年5月12日(日)    FEARLESS]1回目終了
 仮面ライダー龍騎15話。ちょっと誉めたらすぐこれだ。そんなことを言いたくなる回でした。
 大学生が作ったゲームをプレイすると凶暴性が増す。まぁ、100歩譲ってここまではいいとしましょう。ですが、それが高じるとゲームと同じ舞台、同じ衣装、同じ武器を用意して戦い出すとはどういうことですか。一体、どういう才能があったらそんなことが可能なのでしょうか。しかもゲームはただの2D格闘でキャラも全員同じだし。ライダー同士の戦闘はまだしもなんらかのメリットがあるし、戦う力もあるからわかりますけどねぇ。設定がいい加減過ぎ。
 
 F&Cの「univ〜愛・おまたせっ〜」の紹介ページが出来てました。つーてもほとんど見るべきものはないんですが。デモや壁紙は17日以降。ストーリーは前作をプレイした人には意味ない上に未プレイの人には文章量が少な過ぎてよくわかりませんし。キャラクターも説明が2行に拡大不可のCG3点ではねぇ。
 世間では恐らくさっぱり注目されていないんでしょうが、それでも個人的には5月の大本命ですよ。昔ながらのエロゲープレイヤーとしてはどこか惹かれるものがあるんですよね。この時代に逆行するような作りに。もちろん丁寧なところもね。
 
 「FEARLESS]」。ようやく1回目終了。どうやら個人シナリオというものが存在するゲームではないようですね。それだけに分岐となる選択肢がイマイチわかりにくいですが。
 で、シナリオの感触ですがどうもよくありません。危惧した通りといいますか。シナリオライターの持ち味を活かせていないように思います。
 ファンタジー要素(主に戦闘シーン)のテキストは酷薄な言い方をすれば退屈。スピード感はなく、いちいち状況と心情と戦法を主人公が地の文で語るので、読む側はたいして読み進めてもいないのに疲れてしまうんですよ。加えて真っ黒な背景で戦闘シーンが書かれることが多いこともキツイ要因ですね。
 CGが少ないことがアクティブの改善できない弱点であるならば、シーン構成自体が間違っていると言わざるを得ません。
 そうやって考えると「月姫」の戦闘シーンは実に巧かったなぁ、と改めて感心。あれも背景は取り込みでしたから、テキスト、立ちCGに音楽、それに演出でもって飽きさせることのないシーンを構成していたんですからね。しかも、あれだけの数を。
 あとは主人公。スーパーマンにもほどがあるというか。従姉妹と二人で生きていくのが大変だというのはわかります。ただ、それだけの理由でゴルゴ13かバンコランかという能力を高校生で身につけるというのはどうかと思います。おまけに銃も使わず異常な戦闘能力まで発揮しますし。さらに奥の手までありますよ。でも、都合よく弱かったり。
 もしかしたら枕流氏はこういうファンタジー展開の方が好きなのかもしれませんが、本人の適正は明らかにちょっと不思議なほんわか学園ストーリーにあると思うのでそちらを頑張って欲しいところ。

 2002年5月14日(火)    FEARLESS]2〜6回目終了
 概ね終わった感じです。CD内のヒントによるとまともなエンディングは一通り見た模様。残るはエンドは恐らくはバッドエンドかと思われ。他にはチャートを見てもなお回収が面倒なHシーンぐらい。
 で9割方、終えての感触は
「いいなー妹」、
「もう一人、妹を欲しがっているね」、
「私も妹にしてー」、
 という久美景@家族計画のセリフにて説明可能かと。やー、ホントそんな物語の帰結の仕方なんですよ。特にどのエンディングにたどり着いても柚の兄貴が死んでいるあたりがそう思わせます。結局、マルチエンディングといっても変化の幅が小さいんですね。まぁ、ホラーやミステリー系のシナリオはそんなものかもしれませんけど。

 2002年5月16日(木)    FEARLESS]終了
 ちと苦労しながらもゲーム感想を書き上げました。それにしても突っ込みどころに事欠かないゲームでしたよ。結局、シナリオライターが何を書きたかったのかはよくわかりませんでした。妹ブームに対する枕流氏なりの解答でしょうか。あんまり流行りだからってそれに迎合するメーカーでもないですしねぇ。
 
 ルージュの「ぼくらがここにいるふしぎ」の発売日が7月19日に。具体的な情報がないのは相変わらず。ここもあんまりホームページにやる気を感じませんなー。
 
 サーカスの「D.C.〜ダ・カーポ〜」は今回もCD及びDVD版が発売。しかもDVD版は一ヶ月遅れの9800円。それぞれに初回版と通常版があるとか。すっかり忘れてましたが、サーカスはそういうところでしたなー。とても貧乏を事あるごとに強調するメーカーのやり口ではないと思うんですが。まぁ、「歌う絵本」の出来と締め切り後はそれで金をとる姑息さはそれらしいですけど。
 で、パッケージは都合4種類が用意され、当然ショップ特典も「水夏」以上に用意されるでしょうから「絵」に情熱を燃やす人は大変ですな。今回はヒロインが平等に分散されていると思われるだけに絵柄(キャラ)もそれぞれで違いがありそうですし。まさか音夢たんオンリーってことはないでしょう、たぶん……。原画家も二人いますから。
 私は難しいところですけど、やはりDVD版でしょうかね。一ヶ月待つのはそれなりにキツイですけど。プラス思考で延期されたとでも思って628ゲームズを消化しているのもいいかもしれないです。
 
 そういやラーゼフォンのことは忘れてました。情熱は風前の灯とか思っていたんですけど、実はすでに消えていたようです。もう見ないと思います。
 
 「はじめてのおいしゃさん」。なんとはなしに始めました。つーても前回の轍を踏まないように(つまりは飽きないように)一日にゲーム内時間で二日とかそんなペースでノロノロと進めていくつもり。
 ライター交代によって危惧していたテキストも今のところは悪くはないようです。今度の主人公は社会人(というより社怪人ですが)なので自分の性癖を隠している(つもり)なのが笑いを誘います。
 ロリコン医師として新聞に載ってしまうよ、とか心配していたわりには積極的にイタズラしてますし。黒い笑いは充分ですな。
 ボイスも相変わらず無理して幼女の声を出しているようで逆にナイス。甘えるシーンなんかはどうしても笑ってしまいますよ。

 2002年5月17日(金)    SinsAbell〜緋昏し空の遠く〜体験版
 しばらく前からのんびりとダウンロードを続けていて、ようやく触ってみました。
 まぁ、そこそこ悪くはないと思います。キーボードでやった限りでは。最初のボスにもたどり着けていませんが(汗)。
 どうも相手の攻撃がいつ来ているのかわからないんで全然よけられないんですよね。上半身のないゾンビなんて本気でわからないでデスヨ。
 「とびでばいん」のために購入し、「バルドバレねこ」にも使ってきたパッドが使えないのも痛いなぁ(全くの無反応)。これは購入にも直接つながるだけに重要な問題です。うーむ。
 
 アージュの「マブラヴ」が再延期により発売日未定に。その説明文はなんかすっごい言い訳っぽいですけど。そもそも1MBのテキスト追加って異常なんですけど。それだけで1本のゲームくらいありますよ。これが延期を決定してからやったというなら最初の見込みがあまりにも間違っていたってことじゃないのかなぁ。別にキャラクターを増やした訳じゃないだろうし。
 そもそもアニメーションでもないのに6枚組はちと異常では? ここまでくるとそんな枚数がなければ表現したいことがまとまらないのか、とか思えてきてしまうんですけど。
 628もなんだかんだと散らばってきたんで個人的にはいい感じかと。予想では「LOVERS」あたりはまだ延びそうな気がします。

 2002年5月18日(土)    星空ぷらねっと開始
 ドリー版「みずいろ」とどちらをプレイするかしばし悩んだんですけど、結局こちらに手を着けました。この時期になってやるのは言うまでもなく「家族計画」がひどく気に入ったから。
 取りあえず1人目は山本ゆかり。というか、ひとり終えての感触。
 んー、「家族計画」のせいか期待が大き過ぎたかもしれない。それが正直な感想。けして出来が悪い訳ではないし、まだ一人目ですから断言はできません。でも比べるには相手が悪過ぎるかな、と。
 ゲーム期間は4月から12月まで(少なくとも山本ゆかりは)。最初を除くと1週間に一度、必ずイベントが発生。いえ、ないときもあるんですけど、そういうフォーマットでゲームが進むんですよ。5月1週目、2週目って感じで。
 これが一見、「とらハ2」と同じようでずいぶんと違うんですね。あちらは日付がバラバラで共通イベント、個別イベントが混ざり合っている。それだけでなく、共通イベントでも対象となるヒロインに応じて細かいところで変化します。対して「星空ぷらねっと」では共通イベントはないに等しく、基本的には個別イベントのみ。それも大半は地味な会話だけでイベントというほど大きなものは数えるほどしかない。確かに日常会話は大事ですけど、それしかないというのはちと問題かと。
 なんかすごーく淡々とカレンダーが進んでいってしまうんですよ。1週間に一度のイベントがほとんど日常会話だけ、しかも会話は大概がヒロインと主人公の二人きりなので広がりもないし、多方向からヒロインの側面を描く、ということもありません。そのわりには徐々に恋人同士に近づいているようには見えませんし。
 加えて毎週表示される日付によってイベント同士が分断されている印象さえあります。画面に大きく○月○週目と表示されてから行き先選択の画面になる、これだけでずいぶんと違うんですね。クリックの回数が多くなるというだけでなく。
 1年近くもあるのは「とらハ2」同様に季節の定番イベント(修学旅行、花火大会、体育祭、文化祭など)を入れるためだと思いますが、このイベントがまた寂しい感じ。このキャラだからこんなイベント! っていうのがほとんど感じられないんですよ。分量も少ないですし。もちろん対象ヒロイン以外の出番はありません。
 あと多少は私が「家族計画」を引きずっているせいもあるとは思いますが、それを差し引いても原画とテキストのイメージが合致していないように思います。まぁ、もともと純愛系に向いた絵ではありませんから無理もないのかもしれませんが。通常イベントCGよりもHシーンのCGの方が断然多いのもそこらへんを物語っている感じがします(1回しかないのに、です)。ついでに言えば今ひとつキャラの見分けがつきにくいですけれども。全員の髪の毛が同じ色だったらと思うと……。
 プロローグで悪友が幼なじみの現状を順番に紹介していくのもなんだかなぁって感じです。幼なじみのほとんどと素直に再会できないなにかを抱えているというのもなにか作為的なものを感じてしまうばかりでどうも。主人公とプレイヤーの間の情報格差が大き過ぎるんですね。秘密にされていることだってもちろんありますし。
 あーあとメッセージの巻き戻し機能がないのはツライなー。メッセージウインドウを消したあと、右クリックとかで戻らないのもなんだかちょっと(表示させる、を選ばないといけない)。
 システム関係でもうひとつ。いくらCD−DAとはいってもシーンによる曲の切り換えが遅いです。画面が硬直してから曲が変わるのでテンポが悪くなっているように思います。この一点だけでなく、どうも全体の統括がうまくいっていないような、そんな感じがしますね。

 2002年5月19日(日)    星空ぷらねっと2人目終了
 仮面ライダー龍騎16話。だんだんと画面が賑やかになってきました。ただ意外とライダーのデザインは変わらないので(足のデザインとかほとんど一緒)、このまま12人まで増えてそれが画面に一斉に出ると見分けがつけにくくなってるかも。なぜか基本カラーが被り始めて来ましたからね。
 来週は7人目のライダーが登場するんでしょうか。弁護士という言葉が聞こえたのも気になりますが。
 
 F&Cの「univ〜愛・おまたせっ〜」のデモが公開。基本的には前作のデモのイメージを引き継ぐ感じの内容になってます。ボーカルもそれに同じく。しっとり系の曲が他のゲームでは見られずいい感じ。でも使われるCGが前作とまぜこぜというのはどうかなぁ、と。もう少し恋編から愛編へという感じで使用すれば効果的で良かったと思うんですけど。
 
 プリモの「うたかな」のデモが公開。使われる素材のほぼ全部がエロCGというのは凌辱、調教ゲームを含めてもかなり珍しいのではないかと。意外だったのは想像以上に曲が良いこと。笛の音がなかなかいい雰囲気を作り出しています。ちと好感度が上がりましたよ。相変わらずシナリオには期待していませんけど。
 
 創美研究所の新作「サイキッカー美々」の発売日が7月12日に仮決定。あくまでもなにもなければってことらしいです。未だこのソフトを購入するか悩んでいるのは実のところ、原作とも言うべき「エスパー○美」を読んだことがないから。だからどーしよーかなーって感じだったんですけど、ヒロインの親父が描く漫画のタイトルを聞いて買う気になりました。その名は「淫者ネットリくん」。期待度うなぎ登り。もちろん、ちゃんと読むこともできるそうです。
 
 オーガストの「バイナリィ・ポット」がロットアップ。無事、売り切れであとは店頭在庫を残すのみとか。まぁ、出荷本数が何本かってこともありますけど、デビュー作でこれは結構すごいんじゃないでしょうか。まだ3ヶ月も経っていない訳ですし。大量にテレカを描き下ろした甲斐がありましたな。取りあえず生き残って欲しいメーカなんで嬉しい限り。
 
 マロンのデビュー作たる「秋桜の空に」小説版の発売日が6月14日に決定、なの(ここは延期も多いから)? しかし、付き添いありの教育実習生ってさすが竹井10日氏ですなぁ。期待が高まりますわ。
 
 Carriereのデビュー作「心輝桜」が少し気になってます。ドタバタ系コメディって感じで突飛な世界観など、どこか「とらハ」シリーズを彷彿とさせるものがあります。「とらハ」シリーズよりももっと砕けた感じというか、ギャグ要素が強いようですが。
 デモムービーも公開されてますが、ここからは特に期待感を煽るようなものは感じとれませんでした。最大のネックは発売日が6月28日だということ。厳しいなぁ。恐れるところもあるとはいえ、なるべくならデビュー作は買ってあげたいんですけど。どっちかというと2作目以降に期待するために。
 
 「星空ぷらねっと」。2人目はメインヒロイン星見瞳。
 昨日とあんまり印象は変わらないかなぁ。最初から感じていたことなんですけど、立ちCGとイベントCGの差が大き過ぎます。立ちCGはおよそ4頭身。対してイベントCGは優に6頭身以上。いくらなんでも差があり過ぎですって。日常会話中に立ちCGからイベントCGへ移行すると違和感がもうすごいことに。
 他には主人公が宇宙飛行士を諦める理由が弱いように思います。大きな影響があるというのはわかります。けれど十人中十人が諦めるとは到底いえない理由。それはそれ、これはこれ、ってな事件ですし。それでもいいんですけど、これを理由とするための主人公ならではの感情がほとんど書かれていません。正直、これなら経済的理由で、とかの方がよほど納得がいくのですが。
 あと禁句かもしれませんが、主人公の夢が宇宙飛行士である必要性がほとんど感じられません。ぶっちゃけテニスプレイヤーだろうが、プロ野球選手だろうが構わない気がするんですよね。それは「宇宙」に関するCGの少なさがなにより物語っていると思います。

 2002年5月20日(月)    星空ぷらねっと3人目終了
 3人目はサーシャ・ノーブルグ。
 うげー。まだ3人目ですか。正直、そんな感じ。ここまで3人を終えて物語の構成は完全に同じ。起こるイベントもなにもかも。最後にただの高校生が入学可能な宇宙飛行士への大学が都合よく開校というところまで。
 たまに笑える日常会話が出てくる以外はひたすら散文的な学生生活。イベントも同じで変化の幅も極小と来てはまるで忍耐でもしているような気分になります。かかる時間が意外に長いにもかかわらず記憶には残りにくいのも厳しいところ。
 昨日も書いた立ちCGとイベントCGの差も無視できないほど大きな要因。同一人物に見えないくらいだし、立ちCGの顔はサッカーボールかバスケットボールかというほど丸くて、これに思い入れを持てと言われても……。
 残るは3人。コンプリートの道のりが長く感じられてきました。
 
 そういや先週末のライアーソフトとすたじおみりすの合同イベントはやはり微妙なラインだったようで。そもそも両メーカーとも熱狂的なファンがほとんどいないようなところだし。なんというか一歩はなれたところから生暖かい視線で見守るユーザーばかりというか(超適当)。
 なにより企画に問題があったような。「企画の虎」ってそれはギャグなのか、それとも思わぬ拾い物があれば拉致監禁してゲームを作らせるほどの勢いなのか、どうにもよくわからない感じ。
 真面目にとらえても、観客とスタッフを前にして有効なプレゼンテーションする能力と企画立案する能力はまるでリンクしないような気がするのですが。だいたいスタッフだって遠慮のない赤の他人数百人の前でプレゼンなんてしたことないでしょうに。
 業界経験者がこんなイベントに参加するはずありませんから、応募者は基本的に素人。企画書のフォーマットだって用意されていない、プレゼンは自分で戦略を立てて、数百人を引き込むようなアイデアのゲーム企画を2〜3週間で用意。これでまともなものがあったら、いっそ奇跡に近いような気がします。第一、そんな度胸と能力が正しくあるなら各メーカーが行っているスタッフ募集に申し込んだ方が早いし確実でしょう。
 「原画の虎」は基本的には絵だけですから「企画の虎」よりはましでしょうけれども。やっぱりメーカーが行っている……(以下略)。
 質問コーナーもねぇ。製品管理に問題のある両メーカーだから正しく答えてくれても満足というより、それはむしろ当たり前というか。政治家の言い訳を聞いているのが面白い人でないと厳しいような。

 2002年5月21日(火)    星空ぷらねっと4人目終了
 4人目は真田恭子。
 なんかいきなり好感度上がってますというか、これまでの3シナリオと比較して完全に別物。シナリオライターが違うのではないでしょうか。スタッフロールでもシナリオは「山田一+星空ぷらねっと製作委員会」になってますし。
 あまりにも会話が面白すぎ。キャラに魂が宿っています。無口なタイプだけに余計、それを感じました。記憶に残るような会話も多いです。他のキャラに比べれば立ちCGもだいぶましですし。
 シナリオも明らかに違います。縦軸を日常会話とするなら横軸が幼少期から続く因縁と剣道。これがしっかりと融合しています。他のシナリオでは横軸の牽引力が弱かったがゆえにだらけてしまいましたが(会話自体の弱さもありましたが)、恭子シナリオは逆に隙間なく埋まっている感さえあります。先を知りたいという欲求も段違いでした。イベント自体も継続していることが多かったですし。
 固定のイベント(体育祭、文化祭など)も頑張って変化をつけようとしているのがはっきりとわかります。
 なにより最大の違いはヒロイン以外のキャラクターとの会話が充実していること。これはあまりにも大きな違いです。剣道部の2人や真田家の人々の存在は世界観や説得力の充実にかなり貢献しています。
 ヒロインの魅力に分量を割いてしっかり書いていることも好印象。特に昔と変わってしまったのかどうか、というのがシナリオの焦点のひとつだっただけに効果的でした。「恭子ちゃん」は可愛いですしね。
 出来の良さゆえに気になるのは宇宙飛行士に関する内容が一切と言ってもいいほどシナリオに絡まないこと。二日前に書いたことがまさか具体的にシナリオで返ってくるとは。これで宇宙飛行士でなくともいいことが実証されてしまいました。なんだか複雑です。 

 2002年5月22日(水)    星空ぷらねっと5人目終了
 5人目は眠り姫のような藤原佳多奈。この名字と名前はなにか漫画家のしげの秀一氏を彷彿とさせます。ってそんなん私だけですか?
 昨日の恭子シナリオに続いていい感じです。この二つは間違いなく同じシナリオライターが担当しているでしょう。はい、そうです。今回も会話のセンスが良く、主人公が宇宙飛行士の夢を取り戻すところはどうでもいい扱いになってます。本筋が進行する際の副産物程度といいますか。
 やはりシナリオ構成が面白さに大きく寄与しています。主人公のトラウマの克服を最大の障害とするよりも、ヒロインの抱える苦境をそれとする方が面白くなるのは当然かと。前者では誰がヒロインでも大差ない物語になってしまう訳ですから。
 しかし、他のシナリオに比べてあまりにも長過ぎではないでしょうか。明らかに分量が違いますよ。ゲーム内時間で他のシナリオと同じ時期にスタッフロールを持ってきているせいで、エピローグが異常に長いです。ていうか、エピローグになってから窮地が二度も三度もやってくるゲームなんてこれが初めてですよ。
 シナリオ後半では不安で一杯でした。このゲームを始めた頃は「家族計画」の山田一氏というイメージが頭にあったのですが、佳多奈シナリオを進める内にいつの間にか「加奈」の山田一氏にすり変わっていましたから。
 
 カスタムソフトウェアの「ゆ・う・え・ん・ち」が6月7日に延期。もう購入対象ではないのでどうでもいいんじゃないカナ、いいんじゃないカナ。まぁ、それでもあえて日程を見ると、より買えなくなったというか、無茶言うなって感じでしょうか。
 
 パプリカの「RE☆さいくりんぐDays」の発売日が6月21日に。長らく延期が続いていた作品ですが、ホントに出るんでしょうか。どうも信用が置けません。しかし、仮に出るとしてよりにもよって6月ですか。28日じゃないだけまだましですが、それでも6月全体でかなりの数の有力ソフトが発売されると思うのですが。言ってはなんですが、延期に延期を重ねたソフトでは割を食うだけだと思います。もっと違う時期なら買ってもいいんですけどねぇ。複数回Hもあるようだし(浪人生なのに夏くらいからあるみたいデス)。
 
 創美研究所の「サイキッカー美々」の発売日が7月5日に。ゲームの発売日にしては珍しく一週間早まってます。けど、前作「コズミックマン」の時も一時的にそんなことがありましたけど、結局は元に戻りましたからねぇ。まぁ、それでもこの通りに発売してくれる方が嬉しいですけど。

 2002年5月23日(木)    星空ぷらねっと終了
 最後は相馬蘭子。
 んー、恭子や佳多奈シナリオに比べると厳しいですね。私が発見した法則「宇宙飛行士の夢を取り戻すシーンがない、またはメインではない方が面白い」に当てはまるかと思ったんですが、もうひとつという感じです。
 寡黙で主人公を嫌っていて委員長(ただし、小学生のとき)という実にどこかで見たようなヒロイン。これでメガネをかけていれば完璧というところです。
 あんまり遠回しに言っても仕方ありません。まぁ、こうした設定だとどうしても委員長と比較してしまいがちです。余談ですが「To Heart」で委員長シナリオを進めていて、初めて笑った時は思わずガッツポーズをとってました。私にとって稀少な苦手でないメガネさんです。
 閑話休題。
 で、今作の場合は避けられていることに明確な理由があります。主人公はもちろんその理由を知っています。ところがプレイヤーは知りません。しかもなかなか教えてくれません。かなりの情報格差を感じます。
 友好的な選択肢を選んでも前半は会話すらしてくれない。外見、第一印象で惚れ込む理由も見当たりません……。モチベーションが下がる一方なんですけど。というよりこちらから近づかなければいけない理由がないような気がします。
 中盤以降になるとようやく理由を小出しに教えてくれます。が、開始当初にあんな態度をとられるほどのことでしょうか? まして、相手にも明らかな負い目があるというのに。
 付き合うようになってからも態度が違い過ぎてついていけません。なによりそのパートがプレイヤーに不信感を抱かせるためにあるというのが致命的。シナリオの帰結の仕方の問題とはいえ、ヒロインの魅力を描くところがこれではお話になりません。プレイヤーにどこで好きになれと言っているのでしょうか。せめて途中から違和感があるという展開にすれば良かったと思うのですが。
 結局、周囲の人間から嫌われたままというのも良くないイメージを残しますし。
 優れた陸上選手としての説得力もイマイチかと。どれくらいすごいのか、ということが書かれていないのであのエンディングに素直に頷くことができないんですよ。
 「とらハ2」の椎名ゆうひシナリオと比べると実に対照的。ゲーム内期間はちょうど同じくらいなんですけど、キャラクターの魅力の表現が段違い。後半の展開における説得力やキャラクターの葛藤する様も同様。
 やはり他のゲームを連想しやすいだけにちと厳しいですね。ゲーム感想は近日中にアップの予定。

 2002年5月24日(金)    それは舞い散る桜のように体験版
 PUSH!!7月号に収録されていたバージョンをプレイ。 
 まぁ、なかなかいいんじゃないでしょうか。想像していたよりは楽しめました。
 システムはデザインを含めてあまり出来がいいとは思いませんが。独自性を出そうとしているのはわかりますが、使いにくい上にセンスも悪いです。体験版ゆえかコンフィグがないのもツライなー。BGMとボイスのバランスが悪いのでなおのことそう感じます。もちろん製品版にはあるんでしょうね?
 曲はどうなんでしょ、コレ。なんか昔の音源が貧弱なころの「ドラクエ」などのRPGを彷彿とさせる曲なんですが。ただし、あまり出来は良くないし、アドベンチャーですから不必要に壮大な感じですが。少なくとも誉めることはできません。
 主人公のキャラはかなりクセが強いです。トークというか、ギャグは下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるというノリなので慣れるまではちと厳しい感じ。慣れてくれば命中率の低さ(寒いギャグ)は無視できるようになるかと。しかし、彼女は作らないってな感じの人間にしては無意味に饒舌過ぎるかとは思いますが。君は一体、何を求めているんだい?
 ヒロインコメント。
 星崎希望。なんでも学園のプリンセスだそうですが、どのへんがそうなのかさっぱりわからず。いや、言いたいことはわかるんですよ。近寄りがたいようなイメージがあるけれども、実際に話してみれば気さくなタイプってことなんでしょう。しかし、「近寄りがたい」の部分が設定のみでうまく表現されていないんですよ。仮に近寄りがたくとも向こうから近寄ってきますしね。
 曲がいかにもプリンセス! ってな感じで笑いを誘います。
 八重樫つばさ。かなり微妙なライン。典型的な酒飲み友達の方が楽しいタイプなんですが、そのわりに優秀過ぎるんですよ。要は勉学に秀でた詩保@「To Heart」って感じで。およそ欠点が見当たらないというか。正直なところ、攻撃力だけ見れば希望よりもよほどプリンセスに近いです。隙がありません。そこがどうにも気になります。
 森青葉。定番設定から抜け出せなくてちとパワー不足。勉強が苦手というのも良いイメージに繋がりにくいので本編での挽回がないと戦況は厳しいです。
 お友達のかぐらちゃんは外見に見合わずあたふたする様が非常に可愛いんですが、サブキャラ扱いのようです。責任者は一歩前に出るように。どう考えてもこっちの方がヒロインに……(以下検閲削除)。
 雪村小町。主人公以上のマシンガントークの持ち主。私にとってマシンガンといえば進藤さつき@「みずいろ」なんですが、それ以上のポテンシャルを秘めてます。しかも、私の耳には声優さんが日和先生@「みずいろ」にしか聞こえず、それがマシンガントークですから生まれ変わったポンコツってイメージで非常に新鮮で楽しめました。期待度は一番かな、と。トークも主人公より面白いですし。
 里見こだま。どっちが名字でどっちが名前なんだかって人。名前の方はたいへん呼びにくそうです。背の低さがビジュアル的にもう一歩、有効に表現されていないような気がします。ちともったいないです。髪を切ったイベントは全然全く完璧に気づきませんでした。違いが少な過ぎると思います。ちなみに私に嫌われるために生まれてきたかのようなメガネがオプションとして付属してます。もちろん名前は忘れました。どうやらサブキャラのようで一安心。
 気になるのはただの学園ドラマで終わらなさそうな部分。すんげー思わせぶりなシーンが度々あって、それがどうにも不安を誘います。
 他には誤字。まぁ、どんなゲームにもあるものですが、このゲームの場合どうも不思議な誤字が多いような気がします。
 (誤)鳥の揚げ (正)鳥の唐揚げ
 という感じで。ちなみに「空揚げ」という料理法もありますが、文意から判断して間違いなくこちら。   
 結論としては期待度をちょい高めに上方修整して買うというところでしょうか。
 
 「Nursery Song」を買いに行った際にF&Cの「朝の来ない夜に抱かれて」のオフィシャルブックをもらってきました。内容は電撃大王に載ったコミック版第1話と簡単なゲーム紹介なんですが……、やべぇ面白いですよ、コミック版。困ったなー。これ以上、628を増やしたくないんですが。うぬぬ。しかし、コミック版と原画は同じ方なんですけど、明らかにコミック版の方がいいというのも余計に困る要因だなぁ。
 
 SoundTailの「カラフルBOX」の発売日が7月19日に延期。あーあ、カウントダウンなんてしてたのにねぇ。今のところ、ホームページに変化はないですが、果たしてどうするか。ちょっとした見物ですな。あー、ひょっとしてこれは代わりに「朝の来ない夜に抱かれて」を買ってもいいよ、という神の啓示デスカ?

 2002年5月25日(土)    Nursery Song開始
 3枚組とは知らず驚きました。デビュー作は1枚だったのにねぇ。そのわりにはあまり内容が増えたような気がしな……、いえなんでもありませんです。
 Cronusの5作目にあたる訳ですが、4作目をスルーした私がなぜ当該タイトルを買ったかといえば、なんとなく1作目への回帰が見えたからでしょうか。あくまでなんとなくですけど。
 興味のない方から見れば同じでしょうが、絵の方も再び良くなってきたような気がします。どうも2〜4作目は見切りというか、描き方がパターン化していたように見えるんですよ。今作でもまだまだその名残はありますし、全体的には安定していませんが、一部に原画買いしたくなる絵が戻ってきたように思います。
 今作の肝であるイマジネーションシステムですが、なかなか宜しい感じ。最初は駄目だ、とか思っていたんですが、お馬鹿なHシーンを演出するためのシステムと知り、見方が変わりました。
 昼間、病院でネタを集めて夜、寝る前に妄想してスッキリする。なんて素晴らしい主人公でしょう。ちょっと感動しちゃいましたよ。
 気になるのは妄想がほぼ全てのケースにおいて行為の入り口しか描かれていないこと。CGも1枚ですし、もっと激しく都合の良い妄想をして欲しいものです。
 2週目になるとイマジネーションシステムがなくなるのはなんか偽善者くさくて嫌な感じです。つーか、私としてはお馬鹿なテキスト(けしてギャグという訳でなく)のお手軽ゲーを望んでいるのでメインのシナリオはどうも。個人的には「Sweet Pleasure」の身悶えしそうなほどの都合のよさがいいんですけどねぇ。頭を空っぽにしてプレイできるゲームというのはわりかし貴重ですから。全てのゲームが「AIR」とか「君が望む永遠」とか「家族計画」のようだと疲れてしまいますからねー。息抜き代わりのゲームも必要だと思うのです。
 Cronusには純愛方向はスッパリ諦めて欲しいです。少なくとも深夜の病院で看護婦とHなんていうベタなものをやりたいのなら。
 実際、「Sweet Pleasure」ほどとは言わずともイマジネーションシステム程度の内容(もちろん現実)で複数回Hを実装すれば他のゲームにはない味が出せると思うんですけどねぇ。トラビュランスのゲームとは違ってヒロインが(それなりに)恥じらいを残しているので差別化もできるでしょうし。
 
 fengの「knot〜絆の魔法〜」の発売日が7月26日に。うーん。一応の告知がされましたが果たして本当に出るんでしょうか。そもそも延期している理由がさっぱりわからないだけにねぇ。まぁ、ひとまずは6月ではなくて良かったと思っておきます。かろうじて買う気も残ってますし。

 2002年5月26日(日)    アルフレッド学園魔物大隊体験版
 本日からネタに関連した画像を張ってみることにしました。ちと重くなるかもしれません。無い方がいいという意見がありましたならやめるかもです。
 
 仮面ライダー龍騎17話。今週は気になる一言があったように思います。
 「誰でもライダーになれる訳ではない」
 これは果たしてどういった意味なんでしょうか。「資質」という意味なら簡単なような気がします。犯罪者及びその予備軍しかなれないのがライダーです。間違いありません。それ以外の意味だとよくわかりませんなー。なにか候補を考えても主人公だけが該当しないんですよね。このセリフは意味があるのかないのか。
 相変わらず北岡秀一はおいしいところを持っていくなぁ、とか思ったらそれ以上の方がラストを〆てました。どうやらこの危ない方が7人目のライダーのようです。
 もしかして神崎兄は犯罪者にモンスター狩りをさせて最終的には殺し合わせて手っとり早く片づけるという、いいことをしているんじゃないでしょうか。個人的にはライダー・ザ・ライダーが妹の婿という真相を希望。
 
 すたじおみりすの「SinsAbell〜緋昏し空の遠く〜」体験版Ver.2を落としたのでやってみました。
 相変わらずの内容でイージーしかクリアできません。どこが変わったんだろうとか思っていたら、いつの間にか我が家のパッドに対応しています。やるね、すたじおみりす。ていうかそれを理由にしてキラーパスでもかまそうと思っていた身としては複雑です(日本語になってません)。
 ついでに前回の音楽の結合データなんて残っていないし、もう一回落とすのは死んでも御免なので無音状態でプレイしてました。効果音だけでもあって良かったです。まぁ、なければ誰もが買う気を失ってしまうしょうけれども。格闘ゲーは音が命ですから。
 
 ソフトハウスキャラの「アルフレッド学園魔物大隊」の体験版が公開されていたので早速プレイ。コメントにもありましたけど、体験版というよりチュートリアルって感じですかね。
 陣取りゲームのようでいて、そうではないというなんとも微妙な内容。目的が二律背反するところがあるのでバランスやアクセントが重要になってきそう。工夫がないと途中で飽きてしまいそうですからね。達成感もそれほどなさそうだし。まぁ、全部の要素が見えるようになればそうした部分は気にならなくなるのかもしれませんが。
 他にはルールがわりとわかりにくいのでいつでもすぐに見られるヘルプ機能を希望。これは前作でも必要ではないかと思いましたね。
 味方のパラメータなんかもまとめて見られるとぐっとプレイしやすくなると思いますです。これも期待したいところ。
 正直、体験版の時点では「真昼に踊る犯罪者」ほどゲーム部分に面白味を感じることはできませんでした。まぁ、だからこそ本編に期待したくなってしまうのですが。
 
 F&Cの「univ〜愛・おまたせっ〜」のパッケージがげっちゅ屋のホームページなどで公開されてましたけど、なんかすごいです。松本規之氏の気合をまざまざと感じました。メッセの描き下ろしテレカでも思いましたけど、かなりの力の入れようですなぁ。いやはや発売が楽しみになってきました。
 
 プリモの「うたかな」の制作者インタビューが公開されてました。シナリオライターと原画家の対談に近いです。
 内容はなんとも不安を煽るようなトークが全開でした。原画の発注書に記述が足りないとか、その確認をとらずに自己流にとらえて描いてしまうとか、原画が上がったあとにそれ用の資料が届くとか。しかもそれを笑って語っているところがすごいかと。どのみち抜きゲーだろうから気にするだけ無意味、という気がしないでもないですが。
 
 なんでもアクティブのシナリオライターの一人である枕流氏が退社したとか。詳しい経緯は知りませんが、シナリオライターを廃業するのでなければ大歓迎。ゲームの絶対容量がもっと多く取れるメーカーに行って頑張ってください。期待しております。あとはできればペンネームは変えない方向でお願いします。わかんないので。もちろん非公開ってとこも勘弁。
 ああ、これでアクティブのゲームを買う必要がなくなるのね。それが一番のニュースだと考えているのは秘密ってことで。
 
 AQUAHOUSEの「出張♪しろがね学園メイド部」はメイド部のメンバーが部費獲得のために学園内で営業するという確信犯的馬鹿ゲー。いやいつものノリといえばそれまでなんですが、ここまであからさまっていうか直球過ぎると、むしろメイド属性向けではなく私のような馬鹿ゲー好きをターゲットにしているのではないかと疑ったり。
 しかし、不幸にも発売日は6月28日。競馬で万馬券でも当てるか、大幅に発売延期でも出ないと苦しそう。ああ、でもかなり馬鹿そうなんだよねぇ。マヨネーズ容器のコスプレしたりとか。 


 2002年5月27日(月)    Nursery Song進行中
 3人くらい終了。結構、厳しくなってきました。イマジネーションシステムをほぼ網羅してしまうと一気にやることがなくなってしまうので3回の移動が非常にたるくなってきます。せめて移動速度の変更くらいはコンフィグで用意して欲しかったです。ただでさえ、このキャラクターの移動シーンに意味があるとは思えないんだし。マウスをクリックすれば加速するとはいえ、毎回は非常に面倒。
 なにより痛いのはシナリオ。わかってはいたんですけど、Cronusの純愛シナリオはいつもどうかと思います。毎回毎回、シナリオライターが変わってもどうしようもなさは一向に変わりません。こういうのもメーカー体質と言うのデスカ?
 会話が表面的すぎるんですよ。いつまで経っても距離感が縮まらない会話といいますか。進歩がないから空々しさしか感じられません。これで恋に落ちるというならおちおち一緒の職場にもなれません。毎日、当たり障りのない世間話をしていると1週間くらいで両思いになってしまうんですから。
 特にメインヒロインのシナリオはその傾向が著しく、ついには読むことを断念して初回プレイで強制スキップ発動という異常事態に。ホント、これなら「Sweet Pleasure」の頭悪い会話の方が笑える分だけずっとましですよ。
 それにしても昼休みに空いている病室でHをする(しかも初体験)のが純愛とは知りませんでした。世界は広いネ! だからそこまでして純愛を謳う必然性はどこに。凌辱が嫌ならちょっと倫理観がズレた恋愛ものでいいと思うんですけどねぇ。

 2002年5月29日(水)    Nursery Song終了
 かなりやっつけ仕事的な勢いで終わらせました。ゲームのボリューム的に考えれば日曜くらいに終わっていても不思議はなかったのですが、繰り返しプレイする気がおきなかったために今日までかかってしまいました。
 「Sweet Pleasure」のアンケートハガキしか返していない私が言うのもなんですけど、Cronusの純愛シナリオは果たしてどれくらい支持されているのでしょうか。先日もちょっと書きましたけど、どうも私にはよくわかりません。感慨を与えられる余地がまるでない一連のシナリオ。読むだけで苦痛といっても過言ではないような表面だけの会話。早いとこ、この路線は諦めて欲しいものです。
 ゲーム感想は近日中にアップの予定……ってそういやなんだかんだで「星空ぷらねっと」もまだ書いていませんよ(汗)。
 
 すたじおみりすの「SinsAbell〜緋昏し空の遠く〜」の発売日が7月26日に。なんとなくそうなるんじゃないかな〜と期待を込めて見ていたら本当に延期されました。純粋にできていないのか、それとも体験版の評判があまりにもアレだからか。どちらにせよかなり急の延期には違いありません。もう1週間ちょっとしかない訳ですから。まぁ、個人的には6月が減って嬉しい限り。その分、7月が増えるという話もありますが、まずは目先の6月が大事です。

 2002年5月30日(木)    「ゲーム感想」を書く日々
 一週間も過ぎてからようやく「星空ぷらねっと」の感想をアップしました。やはり「家族計画」→「星空ぷらねっと」の順でプレイしたせいか、評価はかなり厳しめになりました。でも一番の原因は二つのレベルの高いシナリオに他がついてこれていないことでしょうね。複数で書いているとはいえ、ある程度以上はレベルを揃える必要はあると思います。あるシナリオでは出来たのに他のシナリオでは出来ないとなれば手抜きともとられかねないですし。
 引き続いて「Nursery Song」のゲーム感想を書く所存。綺麗な体で「univ愛・おまたせっ〜」を待たなくてはなりませんし。
 
 モダンタイムスの「白い軌跡〜White Spur〜」の発売日が7月5日に。これまでは曖昧に今春発売とか6月発売とかアナウンスされていたんですが、予想通り延期されました。くそ暑い季節に発売されそうですね。オーストラリアあたりにでも行ってプレイしろと?

 2002年5月31日(金)    リニューアル版痕
 ぱんだはうすの「娘3動物園」の情報が徐々に出てきました。ヒロインが全員(?)主人公と同じ名字というのはすごいなぁ(そりゃ、家族ですから当然なんですが)。兄ではなく父ですからねぇ。日本的父親にのみ修得可能なスキル「ちゃぶ台返し」は用意されているのでしょうか。激しく期待したいところです。
 気になるのはシステム部分ですかね。動物園経営はどういった表現になるのか。純粋なシナリオオンリーなんでしょうか。
 
 fengの「knot〜絆の魔法〜」が再び発売日未定に。…………。もはやどうコメントするべきなのか。言葉が見つからないですよ。あれから一週間しか経っていないのですが。これはどうにも買うなというメッセージなんでしょうか。ただひたすらに呆れるばかり。
 
 みなさま、カラフルピュアガール7月号はすでに見られたでしょうか。あまりにも衝撃的な映像が載ってます。そう、リーフの「痕」のリニューアル版の写真がですよ。
 その出来映えは……、がはっ(吐血)って感じです。こんなの、こんなの千鶴さんじゃないやい! とかいじけたくなりますよ。
 これが、これが水無月氏の絵ですとぉ。信じられません。ありきたりな感想ですが、てっきりDVDパッケージのような絵になるとばかり……。これならまだ諦められる分だけ、違う人が描かれた方がいいような。
 でも、結局は買ってしまうと思いマス。アリスソフトの「Only You」だって買ってしまった(そして後悔した)んですから。そして、だからこそ悲しいです。
 
 昨日アップした「星空ぷらねっと」のゲーム感想であまりにも大きな間違いが。メッセージスキップがないとかでかい文字で書いてますが、ちゃんとあるじゃないかよ!(逆ギレ)
 すいませんすいません。直しておきましたのでどうかひとつ。ただそんな間違いを犯したことからもわかる通り、私はないものと思って進めていた訳です。それが私にとっての真実なんです! じゃなくてメッセージを巻き戻したいと思ったことは一度ならずあったというのに本気で気付かなかった訳で(駄目過ぎ)。
 予告通り「Nursery Song」のゲーム感想もアップしました。キャラ別感想がないからだろ、とかそんなこと言う人嫌いです(ネタ古い)。それはそれとして「星空ぷらねっと」のキャラ別感想はもう少し落ち着いたら書くかもしれません。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。