徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2002年8月1日(木)    knot〜絆の魔法〜4人目終了
 アリスソフトから小包が届いてました。中身は「超昂天使エスカレイヤー」。
 おや? 今回も一日前に配送されるんでしたか。申し込んだ時は発売日が決まっていなかったので、到着に関する明記がなく当日かと思ってました。
 アリスのゲームを買うのは「Only you」以来なんですけど、いつの間に箱が変わったんですかね。横に開くタイプになっていて驚きました。個人的にはこちらの方が中身の出し入れがしやすくて好きですね。前のは引っ掛かりやすかったんで。特にマニュアルが厚くなってきていたので尚更、ね。
 
 「knot〜絆の魔法〜」。私の性格からすれば「エスカレイヤー」をプレイしそうなものですが、インストールだけに留めてこちらを続けています。自覚していませんでしたが、意外に気に入っているんでしょうか、このゲーム。
 4人目は実は副部長だった稲葉由縁。
 えーとまぁ、気合の入りようが違いますな。実は由縁がメインヒロインなのかってくらい。そうはいってもあくまでもこのゲームの中では、ってことで客観的にみれば、全員最低でも由縁シナリオのレベルは欲しいと思う、その程度。
 相変わらず間のとり方は最悪なくらい駄目ですし(というか、そもそも演出された間というものが存在していない)、唐突な展開も他キャラに引けをとりません。なによりネタ。もういい加減、このネタは止めた方がいいんじゃないでしょうか。少なくとも何年かの間は。「ONE」、「秋桜の空に」、「それは舞い散る桜のように」ともう充分、使い古されていると思います。全員ではないからいいというものではないでしょう。予定通りに発売されていれば「それは舞い散る桜のように」の前ですから少しはましに思えたでしょうが、それにしたってですよ。
 魔法もやっぱり必須な訳ではありませんし。幼いころのエピソードなんて魔法がない方がかえっていいような気がします。
 各キャラのシナリオで鍵になっている魔法の源となる存在がシナリオごとに全然違うというのがあまりにもご都合主義的。最悪でも場所を変えるくらいはするべきかと。
 なにより終盤に向けての展開がなぁ。「こういう展開に持っていきたい」という気持ちは痛いほどわかるんですけど、その理屈付けや説明が全然納得できないんですよ。「えっ、どうしてそういう話になるわけ?」って感じで。そんな難しいことでもないと思うんでもうちょっと考えて欲しかったです。
 キャラデザ的には結構、頑張っていると思います。他のメンツは全員同じに見えるんですけど、由縁だけは瞳の描き方が異なるので、たとえ髪の毛が同色でもちゃんと違うキャラに見えます。まー、その割にはイベントCGは安定しておらず、別人に見えるものも散見されますが。
 それにしても、このゲームってばHシーンの曲が一番いいと思うのは私だけでしょうか。いえ、別にHシーンの曲の重要性が低いと言っている訳ではなく。

 2002年8月2日(金)    knot〜絆の魔法〜終了
 5人目は胴体がメッセージウインドウに隠れるチビッコ高柳美弥。
 なんというか、これまでと比較しても一段と強烈なシナリオでした。もうどこから突っ込むべきやら、という感じで。
 2人目以降は定番となった感のある「ザ・ワールド」発動はまさに序の口。そこから登場人物だけが理解可能な物語が淡々と進行。凡人に過ぎない私には何が起こっているのか、何が問題なのか、何をどうすれば解決するのか、まるでわかりませんでした。
 それからの私はなぜかひどく優しい気持ちでシナリオの流れを見つめていました。何が起こっても心を揺らしてはいけない、まさにそんな心境でした。とか疑似明鏡止水ごっこをしているうちにもシナリオは進んで困難は取り除かれた模様。
 そういやこのゲームは恋愛ゲーム。しかし、この幼稚園児(同級生)が相手では十年かけても恋愛感情に発展しないような……、と考えていたら唐突に問題解決。どうやらヒロインは発情期に入っていたようで。しかも、猫の代わりらしいという素晴らしい展開。そういやあの猫はオスだったね……。本来とは全然違う意味でちょっぴり感動しました。
 しかし、これで終わらないのがキングオブ置いてきぼりゲー(今、勝手に命名)。このあと最後の障害が訪れるんですが、これがプレイヤーにも結構な試練でしたよ。まさか今作が触手モノの一面を持っていようとは。お見逸れいたしました。素直に脱帽ですわ。 
 6人目はキングオブハートこと有藤鈴香。
 いやもう、なんと言いますかね。すでにここまでで耐性を鍛え上げるに充分な経験値を稼ぎました。レベルも幾つか上がったんではないかと思います。だから気にしません。ぜーんぜん気にしませんよ? 
 何の前触れもなくヒロインがクラスチェンジして悪魔っ娘になったって。全てが終わった後にその種明かしがされたって。そのエピソードに少しもリアクションが取れなくたって。やっぱり魔法はあんまり関係なくたって。ええ、気にしませんとも。ホントに。
 7人目と言うべきかはわかりませんが、幸村樹。
 シナリオはすごーく短いんで純粋な比較は出来ないんですけど、これが全シナリオ中で最も出来がいいんじゃないですかねぇ。魔法の使い方っていうか、絡め方も効果的とまでは言いませんけど、他に比べたら遥かに良いんじゃないかと。「ザ・ワールド」も発動しないし。
 最後に実姉のCGを回収して「knot〜絆の魔法〜」も終了。しかし、このCGに一体なんの意味があるのかしら。まぁ、それはともかくゲーム感想は近日中に。スピードは「エスカレイヤー」の面白さ次第ってとこかしら〜。

 2002年8月3日(土)    超昂天使エスカレイヤー開始
 サトラレ第5話。二人目のサトラレって原作の星野勝美だったんですねぇ。ちゃんと奥さんもいましたし。まぁ、設定や性格、名前は少し変わっているみたいですけど。しかし、こうなってくると終盤が楽しみですね。他にも誰か出るのか、里見は自分がサトラレだと知ってしまうのか、など。片桐りんは無理でしょうけど、山田一郎とか白木重文あたりなら出てくる可能性もありそう。
 
 「エスカレイヤー」。もうそこそこプレイしているんですけど、まだ中盤くらいでしょうか。なかなかバランスが考えられているようで効率的に進められません。まぁ、とっととゲームオーバーにでもなってイージーモードにした方がいいのかもしれませんね。
 んで、肝心のゲームですが、どうなんでしょうね、コレは。話数制ではないせいか、エピソードがだらだらと中途半端に進むんですよねぇ。それを物ともしないくらいゲームシステムが面白ければ自らのモチベーションでぐんぐんと進められるんでしょうけど(例えば「ママトト」みたいに)。
 戦闘シーンは可もなく不可もなく、と言ったところ。「Only you リ・クルス」よりは面白いですけど。Hシーンを見るためとはいえ、毎回敗北するのも結構、面倒です(精神的にもいい感じはしませんしね)。まぁ、わざと負けるのが難しくないシステムになっているのは評価できますけど。
 シナリオはほとんどぶつ切りのエピソードばかりなんで今のところ、あまり良い印象がありません。微妙にジャンルは違いますけど、「Only You〜世紀末のジュリエットたち〜」や「ぷろすちゅーでんとGood」のような面白味はありませんね。ただフツーって感じで。シリアスでもないし、ましてやギャグではありえない。つーか、こういうのでほとんど笑えないというのは、ちと問題のような気が。敵も味方も魅力薄いし。
 やっぱりこういうのはイマーム氏でないとなぁ、と強く思います。一応、シナリオ補助には名を連ねてますけど、システムを含めて全体を統括できないんじゃ、腕の揮いようがないですしねぇ。
 CGはエロくて良いと思います。私も心眼でヒロインのメガネを外して鑑賞してます。やっぱし変身ヒロインものがメガネというのはイカンと思う訳ですよ。ちょっと部長特権を行使し過ぎかと。マニュアルにも「変身後もメガネでいいのに〜」とかありますけど、その場合、売り上げは確実に落ちると思います。というか、特撮モノ好きでメガネスキーというのはかなり巨大な十字架のような気が……。
 
 カラフルピュアガール9月号。
 すごいですねー、今月は。表紙がTYPE−MOONですよ! まだオフィシャルホームページではタイトルとラフカットしか公開されていない新作を独占スクープですよ!?
 まぁ、こういうのがあるから特集を組んでいる雑誌は面白いですよねぇ。つーても、カラフルピュアガール以外ではまず不可能でしょうけれども。特に表紙は固定の作家に描かせていないという強みが文字通り、前面に出た格好になってます。この表紙と中のカラーイラストだけでファンは買わなくちゃですしねー。
 
 徐々に情報が出てきたF&Cの「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」ですが、なんだかなぁ、って感じですよ。鈴平ひろ氏はいいんですよ。「Pia3」から比べてもかなりの進歩が見られますしね。問題はもう一人の原画家、巻田佳春氏ですよ。ハッキリ言ってレベルが違い過ぎます。同じ世界とは思えないくらい差がありますですよ。まぁ、メインヒロインとサブだから、むしろそれでいいのか?

 2002年8月4日(日)    超昂天使エスカレイヤー1回目終了
 珍しくすんなりと「knot〜絆の魔法〜」のゲーム感想を書き上げることが出来ました。駄目度は「娘3動物園」と似たようなものなんですけど、妙にこちらは弁護したくなるんですよね。文章がそうとは思えないというツッコミは不可。自分でもそのあたりの詳しい考察はまだ出来ていないんですけど、やっぱり絵なのかなぁ。レベル的にはまだまだ不足していますけど、基本的には好きな絵なんですよねぇ。
 しかし、考えてみると726はハズレばかり引いたということに。いいんです。これを読んで役に立ててくれる人がいるはずです。広い世界に一人くらいは。
 
 仮面ライダー龍騎27話。みゃーくーらーくーなーさーすーぎー。たとえ神崎(兄)が持っていたデッキが13号オーディーンのだとしても、です。仮にそうだとしてライダーは神崎(兄)なのか、違うのか。微妙なとこです。他のライダーの例に倣うなら声は変わらないはずですから、違うと考えるのが妥当ですが「もったいぶる」というだけの理由でそれくらいはしそうな気も。あるいは正体なんてないんですかね。
 餃子のエピソードが今週に続いてくれたのはたいへんナイスでした。でも、主人公が料理上手ってのはアギトと被ってますな。
 
 「エスカレイヤー」。ひぁーっ。なんですか、これはー。というのが1回目のエンディングを迎えた私の正直な感想。まぁ、マルチエンディング制(だと思う)ゆえでしょうが、敵のボスが出てくることなくしゅーりょー。ご都合主義全開でほっといても問題ないそうです。そりゃ、逆に攻めるのは色々と問題も多いけど、でも自分さえ良ければそれでいいという解釈は正義の味方の発想とは思えませんが。
 エンディングも複数のものの一つとはいえ、あんまりな内容。少なくともこれでは他のエンディングに期待することは難しいです。最近、かけた時間に見合わないエンディングのゲームが多いよなー。
 シナリオの構造としては「Only You」と同様。つまり進行中のイベントがあっても期日が来たら、それを中断して自動的にラストのイベントが発動して……、という仕組み。「Only You」の場合は各ヒロインごとにシナリオがあったからそれでも不満を感じることはなかったんですけど、そんなもんがないこのゲームではいきなり感が強すぎます。ドラマが進行している気がしないんですよね。やっぱり真っ当なシナリオはなかったんですねー、このゲーム。はふぅ。
 
 ルージュの「ぼくらがここにいるふしぎ。」の体験版が公開。とはいっても落としてないんですけど。もう今週発売ですからねー。プレイしている暇をとても作れそうにないので。同じ体験版なら「マブラヴ」とか「妹でいこう!」の方をプレイしたくなるでしょうし。本当は試してみた方がいいような気はしているんですけどね。真木八尋氏の絵にどうもあまり魅力を感じなくて(SDちっくなCG除く)。シナリオに期待している訳ですけど、「このはちゃれんじ!」は微妙でしたから。ギャグは良かったんですけど、シリアスなシナリオの相性がどうも良くなかったんで。

 2002年8月6日(火)    妹でいこう!体験版
 「エスカレイヤー」。あれから何度かエンディングを迎えました。主要なものは見たと思うんですが、やっぱり敵のボス、プレスバーンは出て来ないような。正直、なんじゃそりゃって感じですよ。言いたいことは日曜日とあんまり変わっていませんね。困ったことに。
 このゲームはやっぱり特撮モノでもヒーローモノでもないんですな。調教対象がたまたま変身ヒロインという、ただそれだけのゲーム。その変身ヒロインに「らしい」魅力がないのがまさに痛恨。もったいないことこの上なし。
 シナリオの名に値するほどの話がないのも致命的。怪人エピソードなども対処療法のような、というか相手の行動に対してひたすらリアクションするだけのお話作りなので面白味なし。あるかなしかのギャグも魅力というにはほど遠い。痛いなぁ。
 ゲーム感想は近日中にアップの予定。
 
 年末予定から2003年にずれ込んだアリスの低価格でない新作が会報で発表されてました。タイトルは「シェル・クレイル〜愛しあう逃避の中で〜」。原画はMIN−NARAKENN氏、シナリオは恐らく初のメインである庄吾氏。
 さらっと書いてある文章を読んでみる限り、あんまり面白そうではありません。申し訳ありませんけど。なんか鬱ゲーの匂いがしますしね、タイトルからも。
 
 「妹でいこう!」体験版ピュアガールバージョン。
 1時間にも満たない冒頭部のみの内容なので海のものとも山のものとも判別つきません。とはいえ、雰囲気くらいはなんとなく感じとれます。私の受け取った感触は残念ながらあまりよくありません。
 なんとなくシナリオがわざとらしいんですよ。全体的に。不真面目だったり、馬鹿な内容であっても作風に応じた気合や張りというものが感じとれるんですけど、これにはそういったものが感じとれません。まぁ、短めなんでこれからということも考えられますけど。
 あとは立ちCGの出来がイマイチかなぁ、と。以前から発表されていた正面カットは問題ないんですけど、それ以外がどうも。正面カットから想像されるものとかけ離れているような気がするんですよね。まぁ、私の主観によるところが大きいですけれども。
 あと率直な感想として、このオープニングは「下級生」を思い出さずにはいられません。イメージ似過ぎ。っていうか、ネタはまんまだし。
 それにしても「8月2日正規版をお待ちください」には笑いました。CDへの収録はいつデスカ?

 2002年8月7日(水)    マブラヴ体験版
 昨日に引き続いてのピュアガールバージョン。まぁ、恐らく他誌版と同じだと思われますが。
 んで、いきなり結論からいくとあまり感触はよろしくないなぁ、と。よそのページの雑感とかでもあんまり……、という評判を聞いていたにもかかわらずですからねー。普通は人がイマイチと言えば印象は良い方に働くはずなんですけども。
 まずはシステム面から。目玉であるはずの立ちCGの表現がどうにもこうにも。私はてっきりモニターが「視界」を表現していると思ったんですよ。実際には「視界」ではなく、「視点」なんですね。よって視界に収まっているはずの動きも逐一、追っていくためにせわしないことこの上ないです。ヒロインがわずかに首の位置を下げただけで画面全体が動くんですよ? 最初から最後まで1シナリオをプレイすれば、目にかかる負担は相当なものになるでしょうね。
 複数人で話している時に発言者全てに視線を向けるのもちと不自然ではないですかねぇ。ある程度は動くでしょうけど、全員を追いかけたりはしないと思うんですけど。
 また距離感を表すために立ちCGを拡大、縮小させているんですけど、これがまたため息モノで。
 立ちCGというのは大抵のゲームでは個性の表現も内包しています。よって現実的な目で見ると立ち話をしているとは考えにくいポーズも多い訳です。モデル立ちとか。中にはモビルスーツの設定画のようなポーズの方までいます(彩峰慧)。
 普通、それが気にならないのは、ゲームがそこまでリアリティにこだわっていないからです。しかし、今作ではそのあたり、中途半端にリアリティを追求しているゆえに気になってしまうんですよ。
 例えば教卓から教室の後ろへ歩いてくるシーンは3段階の大きさを表示して「歩行」を表現しています。が、すでに書いた通り立ちCGは不自然に固定されたポーズです。その姿勢のまま、徐々に近づいてくるのでかなり妙です。歩いては止まってポージング、歩いては……、というようにも見えますからね。ていうか、ヤバい人のようですよ。
 他にも遠く離れたところから主人公を呼ぶ際もこのポーズな訳で、やはり不自然さが漂っています。
 私が疑問なのはこうまでして構築した会話システムにどこまで意味があるか、ということです。プレイ時間の増加は必死ですし、会話のテンポも悪くなることこそあれ、良くなることはありえないでしょう。実際、冒頭の純夏との会話は無意味に時間だけがかかっているように思えます。全ての登場人物に一定以上の好感度を持っていないと辛そうです。
 システムの印象は全般的に欲張りすぎ。思いついたこと全て実行しているような節さえありますよ。
 次にキャラクター面。個人的にはこれが一番の微妙なポイントかと思うんですけど、キャラクターが総じて人の話を聞きません。会話量の多いゲームでこれはかなりしんどいです。なぜなら全然、話が進まないんですよ。おまけに私の見たところ、主人公も要所でプレイヤーの希望にそぐわぬ行動を採るタイプです。
 隣の家で窓もお向かいの幼なじみと大金持ちの押しかけ女房タイプの帯剣ヒロイン。まさかこの組み合わせで幼なじみの方がうざいとは想像すら出来ませんでした。
 このゲームでは主人公がかなりヒロインに攻撃的なんですけど、ちっとも主人公に嫌悪感を抱きません。つまり、それだけのまとわりつきヒロインなんですよ。
 正直、帯剣ヒロイン以外は全てうざいと言っても過言ではないほど、かしましい奴ばかりです。ツライなぁ。
 あとタカハシはどうかと思うデスヨ。声優まで本物を使ってちとやり過ぎではないかと。金に飽かしたギャグというのは正直、感心しません。ここまでやるならしげの秀一氏に承諾を得るくらいのことはしてみろと言いたいです。
 シナリオ面はまだ評価不能って感じなんでテキスト面。一言で言えば、かなりくどいです。書くところと書かずに省略するところというような文章の取捨選択があまりされていない書き方なので、テンポはかなり悪いです。システムの分、重いんですから無駄な会話やシーンは控えて欲しいです。
 ギャグもイマイチ弱いかと。さすがに前作メインテーマが流れるところは笑いましたけど、これは「マブラヴ」ではなく、「君が望む永遠」の功績だからなぁ。
 CG面。前作の遥伝説で味をしめたのか、今回も似たようなものあり。しかも出現頻度がかなり上がっています。このカットの原画は八雲剣豪氏。メイン原画はBou氏ですから、このゲームの原画は兄弟タッグということに。
 背景が一部、前作からの使い回しというのはどうなのか。同じ舞台ゆえ、学校はわかりますが自宅近所のカットまで同じにする意味があるのか疑問。同じ場所でも構図を変えたっていいと思うんですけど。手を抜くつもりがないのなら。
 Bou氏のとんがったデザインはやっぱり個人的にはどうかなぁ、と思ったり。よくあるキスシーンあるいはその未遂カット、つまりは顔のアップが今作にもあるんですけど、正直言って怖いんですよね、これが。なんか恋愛モノには向いていないデザインではないかと思う訳ですよ。
 音楽面。こちらも一部、前作の曲をアレンジして使用してます。同じ舞台とはいえ、雰囲気は全然違うんですから新曲を用意して欲しかったですね。
 総合して。やっぱりあんまり期待しないで買った方がいいかと。これで3%というんですから、期待よりも先に疲労感を想像してしまいます。
 体験版は長ければいいというものでもない、という良い見本になりそう。同時発売ラインナップによっては買わない可能性もあり。

 2002年8月9日(金)    みずのかけら開始
 ようやく「超昂天使エスカレイヤー」のゲーム感想をアップしました。う〜ん。事前の期待度のせいか、かなり辛口の文体になってます。好きな方は要注意。
 やっぱ人間、身の程(属性)を知るのが肝要だと思いました。もう自分を説得するようにして買うのは止めよう……。
 それにしても今回の文章は我ながらちょっとなぁ……。何度も書き直してコレですから。ああ、せめていつでも現在の調子いい時のレベルで書けたなら。もっと文章うまくなりたいです。読んでくださる人のためにも。
 
 サトラレ第6話。予想はしていましたが、そろそろ原作とは離れた方向に突き進み始めましたね。サトラレという人間を通して気付き合うものという良さがどんどん薄れていくのは残念な限り。来週は特にそんな感じになりそうですし。
 赤ちゃん奮闘記というのはネタとしてかなりベタな部類に入る訳で、それをサトラレでやるのはどうかと。なんか話が進むほどサトラレは天才ということに説得力がなくなっていくんですけど。すっかり駄目男というイメージが定着しているような。
 
 秋葉原遠征。今日からコミケだったんですね。全然知りませんでしたよ。たまたまカタログを見てたら気がついて。その割には人が多かったような気がしますな。まぁ、夏休みゆえということもあるんでしょうけど。
 本日の目当ては何と言っても「みずのかけら」。普段、特典に関心を示さない私でもたかみち氏の描き下ろしと来れば話が違いますですよ。現在、他の要素が全て駄目だったとしても、買ったことを後悔しないと言い切れる唯一の作家さんですからねー。
 と、興奮していた私に水をさす出来事が。なんでも印刷工程の遅れとかで渡すのが13時以降になるとか。私が店にたどりついたのは10時過ぎ。この炎天下で4時間近くも待っていられません。とっとと撤収しました。幸い、もらった整理券によると引き換え期間は2週間あるそうですし。
 他にも「SinsAbell〜緋昏し空の遠く〜」と「ぼくらがここにいるふしぎ。」を安い店を探して購入。こちらはテレカはいりませんので。にしても「SinsAbell」のパッケージは地味だなぁ。しばらくどこにあるのかわからなかったですよ。
 そういや、なぜか「D.C.〜ダ・カーポ〜」のDVD初回版の新品がメディアランドに売っていて驚きました。まぁ、CD−ROM版ともども順調に中古価格も下降しているようで案外、不思議でもないのかも。
 完全に予想通りなんですが早速、修整ファイルが出てます。もちろん「SinsAbell」に決まってますよ。またしてもインストーラーの不具合に多種多様なバグ。致命的なものがないと言えばまだしも聞こえはいいですが、マスターアップを報告したとは思えない修整内容ばかりなんですが。今後のラインナップ展開も怪しいし、ちったぁ気を引き締めて欲しいですよ。
 
 「みずのかけら」。まだほんの触りくらい。内容については不透明。たかみち氏の絵を見るだけでうっとりしていますが。
 フルスクリーンに出来ないのがどうもね。値段が値段だから仕方ない、のか? あとハードディスクにインストールしているにしてはたまに動作が鈍いのはなぜでしょう。

 2002年8月11日(日)    みずのかけら終了
 仮面ライダー龍騎28話。えーと、つまり今週は総集編だった訳ですか? それにしちゃー中途半端でうまいまとめ方とはお世辞にも言えませんね。初めて見た人の興味を引けるとも思えないし。まぁ、スタッフもお盆休みが欲しいってことデスカ。
 
 「みずのかけら」。タイトル通り終わりました。一言で表現すれば縮小版「果てしなく青い、この空の下で…」ってとこですね。
 1ルートがとにかく短い。これが最大の弱点。「果て青」の春くらいの短さで同じくらいのスケールの話をやろうとしているんですから無理が出てくるのも当然というもの。同じヒロインでもルートが複数でCGも分割とよくわからない作りになってます。話そのものは同じなんだから、ルートは1本にしてCGも集中すれば印象もだいぶ良くなると思うんですけどねぇ。
 まぁそれでも、短いシナリオの中では頑張っていると思います。起承転結もしっかりしてますし。
 しかし、ある意味でそれ以上に難点なのはシステム回り。フルスクリーン機能がないことはすでに書きましたが、他にも文章送りをするのに固定された一ヶ所だけをクリックし続けなければならないとか、メッセージスキップもブロック単位で行われていて、そのブロックごとに停止するとか。セーブ箇所が3ヶ所しかないとか。なにより厳しいのはCG鑑賞がないこと。これは痛過ぎますよ、CG目当てに買ったようなものなんですから。定価が安いといえ、もうちょっとくらいは親切なシステムを構築して欲しかったところ。
 ……とか書いてたらアクセサリーに鑑賞モードが入ってました。なんか納得いかないんですけど、こっちの方が操作性がいいんじゃなぁ。何を言うべきやらって感じですよ。
 それにしてもこのゲーム、「果て青」同様(と書いていいものか)、良い曲が揃ってます。ゲームをプレイしていても12曲とはとても思えませんし(うち2曲はピアノ及びボーカルVer.)。久しぶりにしみじみと聞きたくなる曲です。
 あー、ちなみにゲーム感想を書く予定はないです。まー、エロゲーでもないですし。
 
 F&Cの「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」の紹介ページが公開。つーても、まだほんのちょっとだけ。ムービーとか大事なものは今後の展開待ち。
 しかし、最近はこういう別ウインドウで作ることが多いですね。個人的にはあんまり見やすくないんで、普通のページ構成にしてくれた方が嬉しいんですけど。

 2002年8月12日(月)    ぼくらがここにいるふしぎ。1回目終了
 男らしいと言うべきなんでしょうか。1周目で選択肢が一つしか出現しないというのは。しかもその場所はHシーンのみで、CGが違うだけ。私にはそもそも違いの意味がよくわからなかったのですが。
 確認するために2周目に入る前に選択肢をチェック。するとすぐに見覚えのある文章が現れたのでスキップを押してみます。スピード遅いです。いつまでたっても止まる気配なし。面倒になった私は漫画を読み始めました。いつしか熱中し、ゲームのことは遠い彼方に。我に返ったのはエンディングテーマが聞こえてきたから。なんのための選択肢? エンディングまでメッセージスキップですか……(ため息)。
 相変わらずキャラ同士の掛け合いは笑わせてくれてよろしいと思います。ただ今作はツッコミがほとんど主人公の役目であるため、ボイスがボケにしか存在しないという事態に。よって「このはちゃれんじ!」と比べてもなお、テンポはあまりよろしくありません。まぁ、要は主人公が男か女かってことなんですけども。やはり掛け合いという意味では双方にボイスありの方がより楽しめるものと思います。無理ならばいっそボイスなしの方が良いかと。
 システム的には「痕」のようなと表現して問題ないかと思いますけど、1周目が終わった時点で出てきていないキャラ(攻略可)がいるってのはすごいと思いマス。
 そういや強制終了が1回あったんですけど、そのタイミングがかなり凄かったです。メガネ彼女がイった直後という神懸かり的瞬間に発生。最初は何かのギャグかと思いましたよ。再現性がないのがちょっぴり残念。っていうか、あったらそれは解けないということですが。

 2002年8月13日(火)    ぼくらがここにいるふしぎ。終了
 もう終わりですよ、奥さん。ボリュームがあんまりないと聞いていましたが、聞きしに勝る短さ。あっという間に終わってしまったという印象デスヨ。特にタイトルが指し示しているであろう内容はメインの二人のみ。残るはサブキャラ。6人中、4人がサブっていうのは騙しに近いのではないでしょうか。私の脳裏には「With You」の名が……。
 メインのシナリオに関してもなんだか途中でいきなりぶった切られたような感じ。本当にここで終わっていいの? とか思いましたよ。もし本当にこれで終わりだと言うなら私はこのゲームが何を言いたかったのか、さっぱりわかりません。なんのための物語なのか。
 サブシナリオについてはコメントする価値があるのかどうか。4人分足してもメイン1人に届くかどうかという分量に過ぎません。エロ重視のお手軽ゲーならそれでも問題ないかもしれませんが、まともなシナリオのゲームではねぇ。しかも、主人公はシナリオにほとんど関わることのないまさしく蚊帳の外。おまけみたいなものですか。どうもスタッフロールを見るとサブシナリオライターの課題というか、テストというか、そんな感じみたいですね。
 最近、初めの方だけ良いというゲームが多いですが、これもその例に漏れないようです。そういや、これも体験版がありましたね。安牌と思わせておいてソフトを買うと痛い目を見ると。やな仕組みですなぁ。このソフトって特にそんな感じ。
 少々、面白くても二日で終わるようなゲームではねぇ。人によっては充分、一日で終わるのではないでしょうか。
 ゲーム感想は近日中にアップの予定。

 2002年8月15日(木)    SinsAbell開始
 「ぼくらがここにいるふしぎ。」のゲーム感想をアップしました。今回は久しぶりにあらすじを抜粋しているんですが、長さのせいもあってたいへん疲れました。
 やっぱり自分で考えた方が楽ですわ。内容はまたしても辛口。と言っても誉めるのが難しいゲームだと思うなので仕方ないかもしれませんが。なんか最近、引きがすごく悪いような気がします。今年に入って、買って良かったと言い切れるゲームって「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」と「ねこねこファンディスク」くらいしかないデスヨ。
 
 「SinsAbell」。あー、今のところはまともに動いてます。それだけで好印象を持ってしまうのはこの業界が病んでいる証のような気がしないでもないですけど。まぁ、止まらずに動いているのはいいことです。
 んで、こういうシステムというか、ジャンルっていうのはしっかりと作ってあればそれだけである程度の面白さは保証される訳ですな。このゲームの場合はアドベンチャー+アクション。「稽古をつけてやるからかかって来い」なんてセリフの後でうまくアクションに繋がれば、それだけで日頃アドベンチャーばかりプレイしているこちらは楽しくなってしまいます。
 あまり期待していなかった会話も上々の仕上がりです。人によってはゲームのキャラクターの枠を越えているような発言が気になるかもしれませんが、個人的にはまぁ、オッケーかと。ちなみに具体例を上げると「(ブルマー姿にエプロンの妹に対して)萌えないなんて兄貴は人としておかしいよ」とか「あとで(担任の)オパーイの感触を教えてね」とか。いずれも主人公の実妹の発言。
 
 発表からちょっと期間が空きましたけど、Clearの「てのひらをたいように(仮)」が気になってます。おーじ氏の描く少女はたいへん可愛らしいんですけど、メーカーがねぇ。私は未体験ですけど、よそのページのレビューとかでプレイしてみたいなぁ、とか思わせてくれたことがないんですよ。あとバグも多いみたいですしね。

 2002年8月18日(日)    SinsAbell継続中
 サトラレ第7話。まぁ、普通に面白いという感じです。が、素材は普通ではない面白さを持っているのでちと不満。例えば回を重ねるごとにサトラレ=天才という設定に説得力がなくなっていくのもどうかと思います。今回のヒロインを助けようとして策を練るシーン。原作に倣って、サトラレの思考スピードに常人ではついていけない、という設定を活用すればいいのにだだ漏れなだけ。考えている内容だけで、同情をひく形だけで主人公のキャラを認めさせようという物語作りが良くないのではないかと。
 
 仮面ライダー龍騎29話。……。壊れましたか。そう思わずにはいられない今日の内容でした。なんかイメージとしてはクウガがいきなりアギトになったような、それくらい激しいギャップを感じましたよ。つーか、アレですか。これもお盆を休むための時間のかからないドラマ作りというやつですか。話によると劇場版の出来もナニらしいですし、先行きは不安ですな。
 
 「SinsAbell」。色々と用事があってあんまり進んでおりません。アクションシーンがイマイチ苦手で一発で通過できないということもあるんですけど。
 初っぱなに続いて2回目の使用キャラ選択があって私は聖からステイトに変えたんですけど、これが大間違い。レベル1からですよ。ノーアイテムですよ。ボスキャラに10ヒット当てても70ダメージですよ(ボスのHPは4000くらい)。やってられませんて。でもなにより困るのはコンティニューしてもキャラ選択の後にしか戻れないということ。オートセーブも同様なので手動セーブが非常に大事になってきます。戦いの気配を感じたら即セーブ。基本です。
 
 F&Cの「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」のデモが公開。よくわかりませんが、公開されたのは2つのうちの1つのみ。今回のはイメージ先行っぽいんで次のが正規版なんでしょうか。サブキャラもいませんし。
 しかし、このゲームってばひょっとして基本は同居するだけなんでしょうか。同棲ってことではなく(いえ、辞書的にはどちらも同じなんでしょうが、エロゲー的には大違いという)。なんかCG見てるとそんな感じ。まぁ、絵的には純愛系の方があっているかもですが。
 
 新規ブランドKLEINの「re−laive」が気になってます。少女マンガっぽい原画になかなか心惹かれます。かなり細い体がちとどうかなぁ、と思わないでもないですが取りあえず期待。
 シナリオに関するところは全く不明。ストーリーもよくわからず。キャラ紹介の文章は微妙に怪しい気配を感じないでもないですが、それだけで判断するのもね。
 発売日は10月25日。久しぶりに画像も張ってみました。


 2002年8月19日(月)    SinsAbell継続中2
 あー、なんだかなー。巫女さんヒロインが可愛くアリマセン。まぁ、安定感の著しく欠ける原画はこの際、置いとくとしても、シナリオの描写がなぁ。
 守るべき対象から戦いを止めろ、と言われるのはまだいいとしても、存在定義まで決めつけられるのはたまったものじゃないです。挙げ句、矛盾しまくりの論理で命の恩人に噛みつくしなぁ。黙って守られてろ、とまでは言いませんけどもう少しなんとかなりませんかねぇ。恐怖を克服しなければ立ち向かえない相手との戦いが控えているというのに、これじゃ戦う意志を維持することが出来ませんよ。それこそ戦う意味を見失ってしまうような気がします。
 魔物に襲われた時しか主人公との距離が近づかない、とかのたまってますけど、それはあなたに魅力が足らないということなんじゃないの(あ、もしかして暴言ですか)? だって某マンガによると「幼なじみで同居人で巫女」は最強の切り札だそうですし。そのうち、ふたつも持っている彼女が属性として駄目なはずがありません。そうしたら中身に問題を求めるしかないですよねぇ。
 それにしてもこのゲーム、アクションパートは習うより慣れろというか、死んで覚えろって感じですよ。イージーでプレイしているのに死にまくり。レベルアップするといっても基本はアクションゲームな訳ですからコンティニューしたら最初からだし。
 難しさのウェイトがボスキャラではなく、ダンジョンの踏破の方に置かれてますよね。慎重に慎重に進んだ方が結局は楽ですし、派手な技を使うよりも左手の突きを繰り返してのヒットアンドアウェイの方が有効だし。まぁ、ポリゴンゲーがかなり得意な人なら別なんでしょうけど。

 2002年8月21日(水)    SinsAbell継続中3
 ようやっと1回目を終えました。乾さつきエンド。
 なーんかエンディングがやけに短いです。普通のアドベンチャーのエピローグと同じかそれ以下というのはどうかと思います。終わった余韻に浸る間もありませんでしたよ。それとスタッフロール。開いた本の真ん中を下から上へクレジット名がスクロールしていくのは見た目に美しくないと思います。つーか、それではなにゆえ本にしたのかわかりませんよ?
 それにしてもさつきに醜い嫉妬をさせて何がしたいのかと思えば、猫娘にして獣姦(違)ですか……。なんかため息しか出てこないんですけど。まぁ、そこを除いてみても、言いたいことはわかるんですけど、あまりにも一面的過ぎるというか。意見の押し付けっぽいところが全体的に見られます。リングへの大人げない言動やリンチとかね。ヒロインの魅力よりも優先して書くほどのこととは思えないんですよね。
 シナリオの核心部分も無意味に二転三転させ過ぎのような気がします。その割に感心するような真相でもないし。ジャンルのことを考えればシンプルな筋書きの方が効果的だと思うんですけどね。イースとかのように。
 2周目になるとデータの持ち越しも可能になってます。わかりやすいようにセーブデータも見た目でわかるように。これは良かったです。また最初からやり直しだったら、ハッキリ言って続ける気なかったですからね。継続した場合はダンジョンで出現する敵が少し変わります。まぁ、ちょっと早く強い敵が出るくらいの違いですけど。

 2002年8月22日(木)    SinsAbell継続中4
 立て続けに2回3回と終了。妹エンドに高原美咲エンド。
 正直なところ、妹シナリオはなんのために存在しているのかよくわからないなぁ。もちろん攻略可能とは思っていませんでしたけど、それにしても。いや、だからこそというべきでしょうか。あんまり意味があるとは思えません。せめて当麻家エンドみたいな内容にすれば、まだしも意味があったんじゃないですかねぇ。
 シナリオとアクションパートの繋ぎもうまくいっていません。基本的にアクションパートの内容はほぼ同じなので、それを踏まえてシナリオの中身を変えるという仕様なので仕方ないかもしれません。とは言ってもそれはあくまでメーカーサイドの話でユーザーからすれば関係ない訳で。個人的にも、もうちょいうまく繋いで欲しいものです。アクションパートをクリアしたら主人公たちが窮地に陥るという展開は少しも愉快ではありませんし、すっきりもしませんよ?
 上とは打って変わって高原美咲シナリオはかなりいい感じです。おっぱいで黒板が消せるのは伊達ではありません。
 不必要ではないかと思うほどに淫蕩さを発揮する巨乳童顔教師のHシーンに、このゲームで初めて満足感を覚えました。イベントCGごとに違う顔もこの時だけは気になりませんでしたよ。にしても「おっぱい」を連呼し過ぎだとは思いますが。思わず笑いを誘われるほどでした。
 でも、真面目な話として巫女らしさのかけらもなかった(キャラとしても、シナリオとしても)さつきシナリオは全く評価できませんでしたから嬉しい誤算という感じです。否定でも肯定でもいいですから巫女としての自分をどうとらえているのか、という表現が欲しいですよ。学生以外の職種を持っているキャラには。
 
 PUSH!!10月号。
 Cronusの新作「Caliz」はメイドゲーですか……。まぁ、なんつーか今さらここの企画やデザインにどうこう言っても詮ないことだとは思いますが、それにしたってセンスのない衣装ですなー。ついでに言えばキャラも相変わらずですな。特に青い髪のショーカット(当然、強気キャラでしょう)はもはや必須装備なんでしょうか。個人的には全く歓迎しませんが。
 まぁ、購入率の高い人間が何を言っても説得力はないですけど。
 
 オーガストの「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」のSDカットがなかなか可愛らしくてギュー。ほえーんとした絵柄がいい味出してます。SD表現には弱いんで期待度やや上昇。

 2002年8月23日(金)    特別なことは何もなく
 サトラレ8話。予告の段階から予想していましたが、やはり原作に倣ったエピソードでしたね。未だ祖母が母である理由はわかりませんけど。
 ようやく天才っぽさが出るのかと思えばまたしても迷惑と笑いのネタ。いい加減、どうにかならないんでしょうか。不動産屋とホテルに訪れるエピソードにしても無理があり過ぎます。どう考えたって不自然でしょう。笑いとしてもっと上等だというならともかく、無理するほどのネタとは思えませんよ。
 
 本日、龍騎の映画を見てきました。詳しくは映画鑑賞記で書くとして、向こうには書きにくいことを。
 まぁ、なんちゅーかこれで満足した人は本当に少数でしょうね。スタッフはこれに自信があるらしいというのが驚きです。随所にアギトの映画を思わせるシーンがあるのもツライですよ。
 友情出演もなんだかなー、という感じ。クウガのメンツまで出なくて良かったですよ。にしてもベンガルが出るとどうしても「あぶない刑事」を思い出してしまいます。
 映画を見る限り、テレビの最終回もどうなるのやら不安ばかりが募ります。アギトの二の舞にならなければいいんですけど。無理ですかね。
 
 この1週間より前は気になるゲームが少なくて悲しいなぁ、とか思っていたんですが、ここのところそれが払拭されてきて嬉しい限り。この間も書きましたが、今年は良いゲームに巡りあえていませんからねー。このまま個人的エロゲーランキングで「ねこねこファンディスク」と書くのでは寂し過ぎます。やっぱりファンディスク以外を書きたいものですよ。
 そんな訳で不意に視界に入ってきたソフト。ぱれっとの「はちみつ荘deほっぺにチュウ」という口に出すにはちと恥ずかしいタイトル。
 久しぶりにアドベンチャー系でシステムに力が入っているゲームですね。ヒロインに出会うのも、生き延びるのも、多彩なHシーンを見るのも、世の中は全て金というわかりやすい構成。
 例えば、彼女と旅行に行くためにその日へ向けてお金を稼いで体調を整える、こういうゲーム好きなんですな。さらに好感度を上げて最初のHシーンを迎えて以降は、同棲コマンドによって主人公の住むアパートに引っ越してきてくれるというあたりが個人的にヒット。その後もバイトを疎かにしてはならず、しっかり稼いでイベント用アイテムを買わねばならないというあたりも高ポイント。システムに無駄がありません。
 ホームページの紹介も丁寧で好印象。自然と期待したくなります。発売日は9月27日。新規ブランドなんでバグだけが不安です。どうか杞憂で終わることを。

 2002年8月25日(日)    今頃60000ヒットな挨拶
 「SinsAbell〜緋昏し空の遠く〜」のゲーム感想をアップしました。改善点も多いゲームですけど、アドベンチャーだけのゲームに疲れた人には良いんじゃないでしょうか。いい気分転換になるかもです。
 
 仮面ライダー龍騎30話。あー、なんだか先週といい、今週といいアギト的面白さが炸裂していますな。吾郎ちゃん大活躍なあたりとか。逆に言えばそれしかないんですが。
 それでも今週は全国のお母さん的に見所満載。北岡秀一と慎ちゃんの見つめ合うシーンとか。ナイトくんと慎ちゃんのセクシーショットとか。もう子供を差し置いて大興奮状態ではないかと。
 まぁ、こういう話って作るの楽そうですよねぇ。時間もお金も頭も使わなくて済みそうですしね。来週くらいからはこのお盆モードから抜け出して欲しいものです。
 
 Clearの「てのひらをたいように(仮)」の発売日が11月29日に。まぁ、ひとまずはこの日で、ってところでしょうか。詳しくは知りませんけど、ここも延期がスタンダードでしょうからね。
 
 ここ数週間ばかりヒット数が妙に増えていて驚いてます。最初はお盆休みのせいかと思っていたんですが、今週に至るも継続しているようで不思議な感じです。特に先週はゲーム感想をアップしなかったので余計に。
 まぁ、基本的には私がお世話になっている「X−Navigator」さんとこの利用者が増えたということなんでしょうけれども。なんにしても来てくださる方が増えるのは嬉しいことです。気がつけば60000ヒットを越えてますし。これからもどうかひとつよろしくお願いします。

 2002年8月27日(火)    行殺新選組ふれっしゅ1回目終了
 1人目はオーソドックスに近藤局長から。
 行殺を初めてプレイしたのは今から1年半程前になります。最近のような気もしますし、結構前のような気もします。微妙な期間ですね。ゲームによっては記憶から抜け落ちてしまうに充分な長さですが、さすがにこの作品は細部までよく覚えています。
 いや、改めて思いますが、テキストのセンスは卓越していますね。テンポも良く本当に感心することしきりですよ。それだけに最近の作品はそういった冴えが感じられないだけに寂しいです。「ぶるまー2000」までは完璧といっても良かったのになぁ。
 肝心とも言えるオリジナルとの違いについて。
 正直に言うとあんまり変わりませんね。雰囲気やテンポを重視してか、セリフも変わりませんし。つーか、新キャラの藤堂平が出てきませんよ。もしかして隠しキャラですか。
 戦闘シーンのキンノーファイトはカードバトル風味。パラメータがきちんと反映されるならばわりと面白いかと。
 ボイスはいつものライアー仕様ということで一部のみ。具体的にはイベントCGがあるシーンだけ収録されているようです。キャスティングはどうなんでしょうね、これは。こんだけアクの強いキャラばかりだと、プレイヤーごとにかなりイメージが形成されているでしょうから微妙なところかと。個人的には可もなく不可もなく、なライン。つまり後からつけるものとしては、けして誉められたものではない、ということですが。特におまちちゃんはイマイチかと。あ、そーじはいいかもです。
 ある意味、最大の売りとも言えるみなみおねいさんによる主題歌「みつめて新選組」は期待外れですな。オリジナルの果たしてわざとやっているのか、それとも本気であの歌唱力か、わからないのが良かったんですが、下手さを演出している(しかも、まともに歌ってもあんまりうまくない)のが見え透いていてかなりゲンナリ。またオリジナルは歌い終わりにオチまでありましたけど、それもなくなってますし。誉められるのはムービーの画質くらいでしょうか。
 
 F&Cの「あいかぎ〜ひだまりと彼女の部屋着〜」の2つ目のデモが公開。なんか似たようなデモですな。片方が店頭版でもう片方が製品版なんでしょうか。
 予想通り、サブキャラも入ってました。ああ、本当にこのメガネはどうにかならないものか。ため息もののキャラデザインですよ。
 ちなみにシステムの項目も公開されました。つーても、特別なことはなし。よくある「誰に会いに行くか」を選択するスタイルのようです。

 2002年8月28日(水)    行殺新選組ふれっしゅ2回目終了
 2人目はもう一人の局長カモミール芹沢。
 ある意味、このシナリオが行殺最大の魅力なのかも。どんなジャンルのものを見ても、芹沢がここまで優遇されているというか、しっかり描かれているものはないと言ってもいいくらいですから。
 しかし、シナリオはよろしいんですけど、ボイスがなぁ。おまちちゃんとかもちゃんさんが同じ声優なためにかなり寒いシーンが。やっぱり、こういうのはなんとかして欲しいものです。せめてもう少し声の使い分けができる方を採用するとか。
 しかも、このパターンはまだ残っていて、近藤局長と伊藤甲子も同じ声優だったりします。おまけに敵味方に分かれたようなトークをするところまで同じ。うーん。
 このリニューアル版はイベント大幅追加ということなんですが、2人分のシナリオを終えた現在のところ、ほとんど変わらないような感じです。イベントCGが1枚か2枚追加されるくらいで印象に変わりなし。良いんだか悪いんだか微妙なところですな。改悪でないだけ良しとするべきなんでしょうか?
 
 Terra Lunarの「ロケットの夏」が10月11日に発売延期。ちょおショック! 半年以上前から楽しみにしていて、最近は指折り発売日を待っていたのにっ。まぁ、しばらく前から新しい情報が出ていなかったので嫌な予感はしていたんですが。ホント、嫌な予感てのは当たるように出来ているんですねぇ。
 
 F&Cから「みずかべ」が9月27日に発売予定。例のコミケで発売されたブツですな。私は良く知らないんですけど、これって壁紙以外になにかあるんでしょうか。「NAKED BLUE」みたいにアドベンチャーとかがなければ全く食指が動かないので。そのへん極めて重要。でも、攻略できないヒロインとかいなかったしなぁ。何もなしか?

 2002年8月30日(金)    はちみつ荘deほっぺにチュウ体験版
 本日、ホームページでも告知があったので横浜のソフマップでもらってきました。しかし、ここはしょっちゅう模様替えをしますな。なんかどんどん隅の方に追いやられているような。フロアー中での売り上げが悪いとは思えないのでジャンルによる配慮ってやつでしょうか。
 まぁ、それはそれとして体験版。
 出だしに体験版そのものの説明があるんですが、ここでいきなり軽く笑ってしまいました。ギャグがある訳でもないのにこんなところで笑ったのは初めてかも。
 中身はプロローグ+最初の一週間。購入するかどうかの試金石とするには充分な期間です。
 上で書いた部分で、すでにその片鱗は見えていたんですが、本編もテキストがかなりいい感じです。軽快なテンポでぐいぐいと読ませてくれます。キャラクターも男女ともにしっかりと自己主張が出来ていて、なかなか良い感じ。特に幼なじみヒロインはかなり好印象。
 さらに個人的に評価できるポイントとして、テキストと立ちCGの高いレベルでの融合が挙げられます。互いが互いに対して違和感なく存在しているので、効果が倍加しているような印象さえあります。単体で見ても立ちCGはなかなか可愛らしいです。このあたり、「妹でいこう!」とは違いますな。
 立ちCGと言えば、ヒロインの背面カットがあるのはなかなか珍しいかと。奥、真ん中、主人公という位置関係で書かれることが多いという訳ですね。状況に応じて真ん中に位置するキャラクターが奥を見たり、主人公を見たりする、と。「マブラヴ」でもやってましたけど、あれのようにスピードが遅いということもないんで問題ありません。
 このゲームの要とも言えるシステム部分はチュートリアルで丁寧に説明してくれます。もともとわかりにくいなんてことはないシステムなんで、すんなり対応できます。
 予定を組むというあたりは他ゲームでも見られる要素かと思いますが、買い物がある、それも生活環境まで整える必要があるゲームは稀少ではないでしょうか。と言っても難易度的には大したことはなさそうです。全キャラ同時攻略時を除けば。
 ボイスは残念ながら体験版にはなし。テキストは問題ないのでテンポが悪くなることはないでしょう。長セリフは少なそうなゲームですし。
 音楽は数曲しか聞いていませんが、その段階では可もなく不可もなく。まぁ、悪くはないと思います。
 結論。間違いなく買うと思います。取りあえず不安要素がほとんど見えないことと、テキストが気に入ったので。あえて不安要素を探すとすれば、体験版では確認できないところ(ボイスとか、個別シナリオとか)なので買わない理由にはならないというか。
 
 TinkerBellの「幼馴染」がそれなりに気になってます。なんともベタなタイトルゆえに最初は敬遠気味でした。つーか、ぶっちゃけ「ロケットの夏」が10月に延期されたことが再び視野に入れた最大の要因だったんですわ。思ったよりずっとCGがエロそうなので。でも、ほとんど千蔭にしか興味ないんですけど(それが敬遠の理由その2だったり)。
 で、この書き方でおわかりかもしれませんが、オチがありまして。TinkerBellは定期巡回先ではないので、初めて見に行ったら延期が告知されていましたとさ。それも10月4日ですよ。まるで意味ないですな。一応、気になるタイトルには入れときますけど、買うかどうかはわかりませんね。この先、10月発売のタイトルは増えそうですし。
 そんで、デモも落としてみたんですが、なんか際立ってフツーというか、コメントする内容に困るデモですな。あえて言えば音使いがどうかなぁ、と。イントロといい、あまりセンスが良さそうには思えませんね。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。