徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2002年10月1日(火)    はちみつ荘deほっぺにチュウ4回目終了
 4人目はネコ科幼なじみ横村しずか。
 何と言うか、ライターの出自を感じさせるヒロインです。口癖が「にゃう」でかなりのどじ。髪は赤く、ひたすら側にいたがる。ここまで来ると親類に早坂という名字の家があるとしか。まぁ、大学生ということもあってか共通点が多い割にはそれほど印象は似ていません。
 シナリオはイコール、キャラクター描写という感じです。それ以外にないというくらい徹底しています。個別ルートも短く、キャラクターがいいだけにちょっともったいないです。わずかにある話も思い切り管理人さんのそれと被っていますしねぇ。
 それにしてもここまで4人を終えてきて、誰のシナリオでもシステムに組み込む旅行がないというのがなぁ。そのあたりせっかく楽しみにしていたのに残念です。
 これで残るは妹メガネ一人のみ。今からやる気減退ですわ。つーことでデフォルトでイージーモードを使用します。メガネで苦労するのは御免なので。
 
 ぱじゃまソフトの新作「パティシエなにゃんこ」の情報が公開。つーてもまだほんの少しですが。しかし、私には喜びのかんなぎれい氏が原画を担当。ついに、ついにメイン原画を担当する作品が来ましたよ。「奥さまは巫女?」から1年半。結構、長かったデスヨ。
 シナリオが丸谷秀人氏でないのが非常に残念ですが、いないものは仕方ありません。シナリオは私は聞いたことのない3名。なんとなく不安です、やはり。
 発売は冬予定とありますのでやっぱり年越しでしょうか。まぁ、気長に待つのが吉でしょう。

 2002年10月3日(木)    はちみつ荘deほっぺにチュウ終了
 ラストは妹メガネ横村もとか。
 いや、かなりの強敵でした。プレイ意欲が持続せず、中断することしばしば。おかげで今日までかかってしまいましたよ。こういうかっちりしたシステムでの苦手キャラというのはいつも以上に忍耐力を必要としますね。進展のないまま進む後半の日々のなんと辛かったことか。
 何度となく繰り返される「側にいると迷惑?」との問いにイエスと応えたい気持ちで一杯でしたわ。性格設定的にも厳しいんじゃもはやお手上げ。やはり私にはメガネは天敵のようです。
 つーことでゲーム感想は近日中にアップ致します。
 
 カラフルピュアガール11月号。
 巻頭特集3本のうち、発売日未定が2本というのはかなりお寒い状況ですな。編集者の苦労が忍ばれます。これで販売部数を上げろと言われても厳しいところですなぁ。
 
 先日の日記にでも取り上げたぱじゃまソフトの「パティシエなにゃんこ」のCGが公開されてます。それはまぁ、いいんですけど、外見上のデザインを増やすためか、これまでにない感じの絵になっているキャラが半分くらい。個人的には今までの方こそ気に入っていたので複雑な気分。かえって個性が薄れてしまったような気がするのですが。
 にしても猫魔法使いってなんですか。馬鹿ゲー?
 
 新ブランド、メルクリウスの「Aquas」のシナリオライターは「果てしなく青い、この空の下で…」の鷹取兵馬氏。やー、正直なところ絵だけで判断すれば99%スルーなんですが、この方が書いているとなれば買わない訳にはいきません。個人的に最も尊敬するライターなので。
 しかし、そーすっとやっぱりTOPCATが復活することはもうないんですかね。悲しいですが、ゲームを作り続けてくれていただけでも嬉しいですよ。
 発売日は今冬ってことですが、できれば11月にならないことを切に願います。現時点でもかなり集結しそうな感じなので。
 
 FILM−SOFTWAREの「なないろ・恋の天気予報」の発売日が10月25日に。今度は前倒しですか。これまでの経緯と前倒しというパターンを考えるとかなり信憑性に欠けるような気がします。一応、ホームページにも決定とありますが、出ないと考えておいた方が無難だと思います。

 2002年10月4日(金)    Princess Holiday1〜3回目終了
 んー、なんだかとんとん拍子に進んでしまいました。このゲームって「みずいろ」や「水月」あたりを長編とした場合、1本1本がせいぜい中編くらいのボリュームしかないんですねー。ちと意外でしたよ。その分、シナリオの掘り下げも少なくてかなりあっさり風味。
 共通シナリオは可もなく不可もなく、ってとこでしょうか。設定は色々と用意されていそうですけど、実際に描写される部分はかなり少ない感じです。必要最低限と言いますか。おかげでキャラクター同士の掛け合いもちと寂しさが否めません。ほとんどのメンツが一緒に暮らしている設定なのだからもうちょっとそれを感じさせるイベントが欲しかったです。
 短さのせいでテンポは抜群に良く、そのおかげで各キャラ3回のHシーンが非常に多く感じます。でも、それはあくまで感覚の問題であって、これで満足するかと聞かれると微妙なところ。回数にしては枚数少なめですし。
 前作と比べて全体的には良くなっているんですけど、何と言うか小さくまとまってしまったような。そんな感じがします。
 各シナリオについて。エレノア・フォートワース。
 なんつーか、ツッコミ所が多すぎ。3年も剣に触っていない主人公が事実上、王国で一番強いというのはねぇ。どう見たってせいぜい20歳くらいにしか見えないのに。成長期の3年はすごい大きいと思うんですけど。
 他にも剣術大会の前日に初Hなんてしたら(しかも野外で2回戦)翌日は使い物にならないと思います。さらにその後で今度は病み上がりにしたりと、この主人公Hシーンで変貌し過ぎ。こういう主人公って久しぶりだなぁ。
 シナリオのラストはどうにもこうにも。なぜそういうことになるのかよく分かりません。エレノアを王妃にしてしまえば済む問題だと思いますが。現国王の王妃だって平民上がりなんだし。なにより先の道を模索して得た答えがあれじゃねぇ。無責任というか、不義理にも程があるというか。他のキャラどうでもよすぎというか。
 ラピス・メルクリウス・フレイア。
 外見チビッコだけど中身年上なのはいーかもです。でも、主人公はどう見ても何も知らない幼女をたらしこんでいるようにしか見えないなぁ。勢いで流してしまったと言うか。
 シナリオは書かれていることが少なくて突っ込みようがありません。強いて上げればその年齢で呪われる理由ってのは一体なんですか、ってなことくらい。
 レティシア・アップル。
 えーとやっぱりお姫さまが惚れるにはこの程度の交流では無理があり過ぎると思うのですよ。どう考えても無理だろ、それはってぐらい中身の薄い日常なんで。
 あと声優の鳥居花音さんも書いてますけど、せっかくのお姫さまもほとんどドレス姿にならないのでがっかり度高し。つーか、そっちの方がやはり可愛いので。
 気になったのは終盤。何の説明もありませんけど、明らかに設定的におかしな背景が。あとでなんかあるんでしょうか。
 
 Clearの「てのひらを、たいように」の発売日が12月20日に。これ1本でかなり11月が薄くなったような気がします。問題は他(「モエかん」とか)がこれに続いてしまうのかどうかというところ。

 2002年10月5日(土)    Princess Holiday4回目終了
 遅ればせながら「はちみつ荘deほっぺにチュウ」の感想をアップしました。いい加減、書かないと「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」が終わってしまいそうでしたので。長所、短所と色々あるゲームですけど、全体としては可もなく不可もなくというあたりが一番、妥当なんですかねー。まぁ、取りあえず次作もチェックはするですよ。
 
 「Princess Holiday」。4人目はシルフィ・クラウド。
 相変わらず、内容は薄いんですけど関係発覚のテキストはなかなか笑わせてもらいました。よそでは意外とこういう台詞回しってないですよね。定番のようにも見えるんですけどねぇ。
 シナリオはエルと同じで結果が違うだけ。まぁ、雰囲気を楽しむのがこのゲームの遊び方なんでしょうな、きっと。そうでも考えないとあっさりしすぎで、もう悲しくて悲しくて。スタッフの実力が足りないとは思えないだけに質が悪いですよね。まぁ、Hシーンはなかなかによろしいとは思いますけど。

 2002年10月6日(日)    Princess Holiday終了
 昨日に引き続いて「Princess Holiday〜転がるりんご亭千夜一夜〜」のゲーム感想をアップしました。良くなったところはあれど、代わりに悪くなったところがあるゲームというのは複雑ですな。
 
 ガンダムSEED1話。やはりチェックはしようかと。
 あんまり期待していなかったせいもありますけど、まずまず面白いんじゃないでしょうか。内容は思い切りファーストとゼータと0083の1話を足して3で割ったような感じですけど。作画も予想以上に良いんでこのレベルを今後も期待。取りあえず同人女子を喜ばせるだけの展開にならないことを祈ります。メンツからはかなりそういった匂いがするので。
 
 仮面ライダー龍騎36話。やっぱりオーディーンは死んだフリでしょうか。だとしたらかなり回りくどいことですが。ゲームマスターってのも大変ですな。
 神崎(妹)の背中を突き飛ばしたのはタイガ、という流れに見えますが、それっておかしいのでは? 同時刻に研究室に3人揃っていたような気がするんですけど。
 フリーズベントはタイムベントに次いで、かなりずるいカードですな。続けてファイナルベントが使えるならほぼ無敵ではないでしょうか。
 
 F&Cの「木漏れ日の並木道」の情報ページが公開。製作FC01。内容は奥さんがダイイングしたまま、復活することのない「雪の解ける頃に…」ってところでしょうか(超適当なうえ、日本語ですらない)。浮気ゲーとは違いそうですが亡き妻と新しく出会ったヒロインとの間の葛藤とかきちんと書いてくれればいいんですけど。
 シナリオは宮村優氏に原画は結城みつる氏。私は知らない方ですが、絵は悪くないと思います。思い切りF&Cカラーですが。発売は今冬。まっ、年が明けてからでしょうかね。
 
 創美研究所の新作はぱちシリーズ「黒炎闘鬼ダーク・シャドー」。わかりやすく言うと仮面ライダーものです。たぶん、鏡の世界で戦ったり、カードを使ったりはしないと思います。原画は古野将士氏。ライターは残念ながら外注のようです。
 発売は年末を目指しているらしく、「ぱちファイル」のショックな売り上げが影響しているのかも。
 
 lightの新作「どきどきしすたぁパラダイス」の情報が公開。つーてももうしばらく前ですが。なんかいかにも頭の悪そうな馬鹿エロゲーという感じです。たまには頭を空っぽにして楽しめそうなゲームも遊びたくなりますな。原画は泉まひる氏なんですが、微妙に絵が変わったように見えますね。こちらも今冬発売予定。
 
 戯画の「AQUABLUE」の情報ページが公開。「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」の原画家が担当しているので少し期待。価格が5800円ですからそこそこにしておいた方がいいと思いますけど。発売は秋とこの時期の一番、曖昧なアナウンス。
 しかし、舞台はブルーシールなんですかね。しかも、何年も前に廃れてそれが復興という設定のようですよ。実際にあったらそんな憂き目にあっても仕方のない施設だとは思いますけど、「Ripple」好きとしてはなんか複雑だなぁ。

 2002年10月8日(火)    幼馴染1回目終了にして……
 1回目は坂城千蔭。
 なんつーか、勘弁してください、このゲーム。人の持っている負の感情をナチュラルに振りまき過ぎですよ。空々しくも醜い会話の応酬がかーなーり痛いです。
 なぜ告白しても、されてもいない人間二人が教室の真ん中で主人公を巡って罵声を飛ばし合うのか。キャンセルできない金切り声ボイスが追い打ちをかけてきます。正味な話し、こんなヒロインに惚れるのは不可能です。
 主人公は主人公で行動の理由をいちいち説明しなければ気が済まない。そのくせ大事な行動や気配りが一切できないと救いようがありません。千蔭シナリオのラストもそれまでがそれまでなので、ものすごく事がうまく運んだ印象を受けましたよ。
 イベントCGと立ちCGの落差も激しいです。本当に同じ人が描いたのかと疑いたくなるくらい似ていません。輪郭がなにかおかしいし。
 泣きそうになりながらなんとか1回目は終わらせましたが、これ以上は無理です。不可能です。なにせ、一番ましそうなヒロインでこれですから。そんな訳でゲーム感想を書くことはできません。申し訳ありません。
 
 昨日、ねこねこソフトからおかえしCDの4が届きました。さすがに3ほど濃密な内容ではありませんが、相変わらずただとは思えぬコンテンツ内容。本当に頭が下がる思いです。
 新作はほとんどイメージくらいで残念。曲はなかなか良さそうなんで楽しみです。
 ソルジャーブルー外伝はやっぱり私にはイマイチ趣味が合いません。どうも、ギャグの好みが違うといいますか。
 りうさんが書いたやかま進藤さんシナリオが今回は一番面白かったです。ボイスがついていたのは実にナイスな選択だったと思います。

 2002年10月9日(水)    D.C.〜ダ・カーポ〜6回目終了
 6人目は天枷美春。
 昨日までの「幼馴染」の影響が残っているのか、「D.C.〜ダ・カーポ〜」の拙い会話が面白く感じられてすごく不思議でしたよ。そう言えば「Wind−a breath of heart−」の後の「水月」の時もそんなことを感じていたな、と思い出したり。
 ああ、ギスギスしていない会話って素晴らしい、とか思っていたのも短い時間。ため息をつきたくなるような構成は相変わらずなのでした。
 「みずいろ」の時のように言うなら「俺は本物の方がいいんだよ」というところでしょうか。そそっかしく、いつも体のどこかに絆創膏を張っているという設定を見事に殺しているあたりにも感動を覚えます。キャラクターデザインとシナリオの間に意思の疎通はないですか?
 あまりにもいきなりな方向に突っ走るシナリオをどうにか受け入れるにしても、承服しがたい点があちこちに散在しています。
 ぶっちゃけタイムカプセルは開けちゃ駄目だろ。どう考えても。本物の方に記憶がフィードバックされる訳じゃないんですから。何、勝手なことしてるですか? という気持ちで一杯でしたよ。約束を果たした気になっていることにも驚きです。
 そもそも思い出探し自体がおかしいんですよ。本物の美春のふりをするために探していたのに、いつの間にか本物の美春になるとか、なれないとかいう話にすり替わってるんですから。
 誕生日会で音夢が感じた懸念も全く解消されていないと思うのですが。本物でない美春が本物として扱われてどんどん日々が過ぎていく点はそのままなんですよ。少なくとも音夢にとってはそこがなにより重要なのでは? 
 まぁ、主人公があまりにもすんなり受け入れ過ぎている、というあたりが最大の問題なんだと思いますけど。恋をしてもそのことに全く驚かない白河教諭もね。誰かを生き移している訳ではないマルチとは話が違うと思うのですよ。
 
 KLEINの「re−laive」の発売日が11月8日に。えー、発売日決定とか書いてあったのになー。とか、子供みたいな不満を言ってみる。真面目な話し、11月は数が多くなりそうなんで出来れば勘弁して欲しかったんですけども。

 2002年10月10日(木)    D.C.〜ダ・カーポ〜終了
 ラストは鷺沢頼子。
 えーと、なんですかコレは。ライターの妄想日記デスカ?
 これまでのシナリオもけして誉められたものではありませんが、これに比べたら可愛いものです。それぐらい駄目レベルが突出しています。正直、ライターのドリームを読まされているようで凄まじく苦痛でしたわ。
 公園で子供に苛められているネコ耳メイド少女を友人に言われたとはいえ、迷うことなく持ち帰り。世間ではこれを誘拐と言うような気がします。
 ネコ耳を少しもおかしいとも思わず、全てを都合の良い方向に考えて家で飼育する主人公はどう考えてもおかしいと思います。ある意味、最も恐ろしいのは主人公が自分の思考を正常だと思っているらしい点。戦慄さえ覚えました。
 主人公の性格も明らかに他のシナリオと違い、かったるい魔神ではなくなってます。それどころか気持ち悪いほどに能動的。どんな行動も超がつくほどに自分勝手。ため息が止まらない感じでした。
 しかも一人称まで微妙に違ったり。他シナリオでは「おりゃ」なんて言いませんでしたよ。
 まぁそんなこんなで「D.C.〜ダ・カーポ〜」もようやく終了。ゲーム感想は近日中に。
 
 密かに気になっていたPurpleの「夏色小町」の発売日が2002年冬予定に。変更前は12月下旬だったんですが、これをそのまま鵜呑みにすると変更の意味がないような。恐らくは年明け以降になるということではないかと。

 2002年10月12日(土)    ロケットの夏開始
 「D.C.〜ダ・カーポ〜」のゲーム感想そっちのけで始めました。
 実際に始めるまでボイスがないことに気付かなかったので少し驚きました。最近はボイスがないゲームが少なくなったせいもあって、事前にボイスの有無を調べることがなくなっていたもので。
 今のところはなかなかいい感じです。キャラクターもしっかりと立っていて日常会話も楽しいです。田舎ゲーを思わせるBGMと出来の良い効果音、それに手描きの良さを感じさせる背景と相まって世界に引き込まれます。
 しかし、私のやり方が悪いのか、楽しんで進めていたら唐突にエピローグ。そして、バッドエンド。テンポ良く進んでいただけに悲しいです。雰囲気重視のゲームはなるべく簡単にしてくれると助かります〜。ってそれは私がへぼいだけですか。
 そういや、デモはどこに入るんでしょうか。入りそうな場所はあるんですけど、実際には流れませんしねー。
 
 ガンダムSEED2話。おー結構、面白くなっているのではないでしょうかね。単純に続きが気になるっていうのはいいことだと思います。ただ、相変わらず意味不明の固有名詞多すぎ。もうちっとわかりやすくお願いしたいところ。
 しかし、てっきり試作機だから塗装していないだけだと思っていたのになぁ。まぁ、あれはあれで格好良いですけど。格好良いといえばモビルスーツにキーボードがついているのは個人的になかなかツボです。絵と声優のせいで「無限のリヴァイアス」を思い出すのはアレですけれども。
 
 ケロQの「モエかん」の発売日が1月24日に。デモが公開されて期待が高まったと思ったらこれですか。つーても私はまだ落としていないので期待を高めるほどの内容だったのか知らんのですが。しかし、ケロQの発売日は毎年決まっているとか言われていたのにあっさりズレましたねぇ。
 なんだかだんだんと11月は手薄になりつつあるようですな。取りあえず、薄くなり過ぎないようお願いしたいところですが。
 
 JANISの「誕生日〜通い妻(自称)日記〜」の発売日が11月15日に。ようやっと日付が出たというところですか。まぁ、JANISなんで話半分くらいに思っていた方がいいかも。どのみち、まだ期待度はそこそこだし。何かと被ったら買わない可能性も。

 2002年10月13日(日)    ロケットの夏1〜2回目終了
 仮面ライダー龍騎37話。なんつーか、よくわからなくなってきましたなー。物語の趣旨が変わってきたせいもあるんでしょうけれども。しかし、モンスターがバイクに変形するという発想はどこからきますかね。さっぱり格好良くないというか、弱くなっているようにしか見えんのですが。
 
 「ロケットの夏」。1人目はベルチア。
 狙うキャラを変えたら一発でうまくいきました。どういうことなんでしょう、私の苦労は一体。やっぱり簡単なのかなぁ、と節操なく考えてみたり。
 シナリオはやはりかなり良いですね。きちんとしたエンディングを迎えてもそのあたりの印象は変わりません。むしろ良くなっているくらい。
 主人公とベルチアの心情が微笑ましくもしっかり描かれているのですんなりと感情移入できます。序盤のしっかりしたキャラ立てがここへ来て効いている感じです。ただ、さすがにベルチアの設定が設定だけにロケットのことは二の次になってます。まぁ、ここらへんは止むを得ないとは思いますが。
 2人目は夏海千星。
 恐らくは最もタイトルに相応しいシナリオ。やっぱり一発で個別ルートに進めたり。私としては首をひねるばかりです。やはりルート制限があるんですかね。
 ベルチアに比べればシナリオの印象は薄いですかね。分量の割にちと盛り込み過ぎなせいか、主人公と千星が惹かれる様子がもう一歩弱いかと。それでも最近の他のゲームに比べれば遥かにましですけれども。

 2002年10月14日(月)    ロケットの夏3〜4回目終了
 遅くなりましたが「D.C.〜ダ・カーポ〜」のゲーム感想をアップしました。まぁ、何と言うかそういう内容になりました。ファンを自称する人は読まない方が賢明だと思います。やっぱあれで失望すんな、というのは私には無理ですわ。
 
 「ロケットの夏」。3人目は香奈城歩。
 千星シナリオが表ならば歩シナリオは裏とでも言うべき位置づけ。いえ、「ロケットの夏」という言葉の意味ならば、むしろこちらの方が表と言うべきかも。
 いきなりですが、歩は可愛いですな〜。小さな反応のひとつひとつが琴線に触れまくりですよ。立ちCGも愛らしさ満点。テキストとの相乗効果もかなり高いです。
 そしてなによりシナリオが! これまでも良かったんですが、歩シナリオはそれにもまして良い出来です。他シナリオでは想像もできない意外な展開。まさか歩の母親が娘を置いて帰ったのがあんな理由からだとは。久々になかなか感心しました。つーか、現時点では今年一番のゲームかもってくらいですわ。
 4人目ははるひ先生。
 メガネキャラではあるんですが、基本的に外す方向でシナリオが進んでくれるので何の問題もありません。むしろ、かけさせている学園側がどうかしていると思われ。
 シナリオはアンドロイドものの定番を踏まえつつ、オチがちょっと意外でいい感じでした。歩シナリオほどではありませんけれども。
 先生の場合はHシーンがすごく印象的でしたよ。パラメータを弄りながらのH、というのは初めてのことなんで妙に来るものがありましたわ。これまでありそうでなかったですよね。こういうの。

 2002年10月15日(火)    ロケットの夏終了
 最後はわがまま王女セレン。
 うーん。率直に言ってイマイチですかね。ここまでの4人が良かっただけに期待が大きくなっていたのかもしれませんが、それにしてもパワー不足の感は否めません。個別シナリオの展開が大雑把なうえ、タメが全く足りません。Hシーンの挿入の仕方もこれまでで一番の違和感が。共通ルートに頼る部分が大きいのもツライところ。せめて最初にプレイすればもう少し印象は良くなったんじゃないかと思うんですが。
 なにはともあれ、久しぶりに楽しめた作品でしたわ。ここしばらく気に入る作品がなかっただけに良い買い物でした。ゲームの規模としては小粒な方だと思いますけど、それを差し引いても買って良かったと思います。「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」といい、ひょっとして今年のキーワードは「小粒」ですか?
 ゲーム感想は近日中にアップの予定。

 2002年10月17日(木)    ネタのない日
 どうにかこうにか「ロケットの夏」のゲーム感想をアップしました。相変わらず誉めるのは苦手で四苦八苦しながら書いてましたよ。極力ネタバレせずに推すべきポイントを具体的に書くというのは難しいです。正直、矛盾している訳ですからねぇ。結局はどこで線を引くか、ということですしね。
 本日は他にネタもないのでこのへんで。

 2002年10月20日(日)    女郎蜘蛛〜真伝〜
 しばらくまともに更新しておらず、申し訳ありません。「ロケットの夏」を終えて以降、新作という意味ではするゲームがなくなったので何をするか考えていたり。積みゲーを消化するか、積みマスターグレードに手を着けるか、それとも積みDVD(友人に借りたものあり)を見るか、とそんな感じで。ってどれも引きこもり系ですか。こんなサイトで今更ですけど、なにか間違っているような。
 ま、それはそれとして(良くない)結局は積みゲーに手を着けることに。私の積みゲーはと言えば「ピンクパンツァー」、「みずいろ」ドリー版、いきなり古くなって「20世紀アリス」とか「ペルシオン」とかありましたが結局は表題作にしました。
 このゲームは約5年前のリニューアルな訳で、改めて知った事実があります。よほど好きなゲームでない限り(それこそ「果てしなく青い、この空の下で…」とか)、わざわざバッドエンドを見る気にならない、ということですな。バッドエンドばかりのゲームでは、こういったプレイ姿勢はある意味、致命的です。エンド名「蝶子」と「茉莉絵」を見たら、もうそれで満足してしまうんですから。つー訳で正規のゲーム感想を書く気はないというか、書けないのでミニ版を。
 ゲームとしては昔よりも若干、難しくなったような気がします。攻略を見ながらプレイしたのに2回もゲーム序盤でバッドエンド。危うくそのまま止めそうになりましたよ。まぁ、攻略といっても指針程度のものだったんでプレイ方法を理解していなければ充分にありえる事態であったようですが。
 CGは5yearsという言葉が重くのしかかります。旧CGと新CGの間に差があり過ぎますわ。ただでさえ年月による描き手の変化があるのにCGの塗り方が現代的になっているので違和感倍増。旧作は大正時代をイメージした古さを感じさせる塗りだっただけにねぇ。線の太さも細くなりましたしね。作品としては旧CGの方が効果的とは思いますけど、単体で比べるなら新CGの方が良いと思うだけに微妙なところです。
 ボイスはさすがにオーディションをしただけあって、かなりはまり役の声優が起用されていると思います。個人的には那賀川以外は全てイメージ通りでした。相変わらずクレジットは違いますけど、蝶子役の友永朱音さんの演技が素晴らしいです。思わず聞き惚れました。
 システムはメッセージの巻き戻しがないのが不満。テキストに世界観を内包させたゲームだけにこのあたりの不備は残念なところ。
 外伝は期待すると何ともしょんぼりな内容。「で、それで?」という感じのネタ選択でしたし。本編の補完というにも不十分。というか、この程度ならわざわざ具体化して読ませてもらう程でもないですな。というより本音を言えば蝶子さんとのらぶらぶ編を読ませて欲しかったところ。仕方ないとはいえ、このゲーム、そういう方向にはあまりにも淡白すぎるので。
 
 仮面ライダー龍騎38話。またしても半分寝過ごし。興味が薄れてきているということでしょうか。
 少なくとも1人はライダーじゃなかったんですな。ということはやっぱりあのカメレオンなお方が出るということでしょうか。やだなぁ。にしても早期の退場はやっぱりルックスのせいでしょうか。
 
 ガンダムSEED3話。あまりにも見事な壊れっぷりに唖然。住民がシェルターにいるから好き放題という展開ですな。
 今回の会話を聞くにガンダムは一体どういう設計思想で作られたんでしょうね。一般人しかいない地球軍では誰も乗りこなせないのでは? というか、テストパイロットの成果はどうだったのよ、と聞きたいところ。
 それにしても子安武人と関俊彦のキャラが宿敵同士というと「天空戦記シュラト」を思い出します。
 
 スタジオ翠のホームページでWeb小説がスタート。連載もののようですが、デビュー作「Kind」とは関係ないようです。ただ、ライターは同じ方のようですが。
 内容は前半が非常に淡白だっただけに後半の唐突な展開に思わず笑い出してしまいましたよ。ちょっといきなり説明しすぎであるように思います。あの文章量ではねぇ。ま、取りあえずは今後に期待。この内容如何で「Kind」の購入が決まるかもなので。

 2002年10月21日(月)    せ・ん・せ・い3体験版
 なぜ1も2もプレイしていない私がこれに触れているかといえば、それは単に「ロケットの夏」を購入した時に勝手に入っていたから。そして、たまたま暇であったから。それだけの理由に過ぎません。ああ、もうひとつだけありました。体験版を入手させられた後で知ったことですが、シナリオが水無神知宏氏であるから。そうは言っても「Crescendo〜永遠だと思っていたあの頃〜」はプレイしておらず、平成6年に富士見ファンタジア文庫から発刊された「装甲戦闘猟兵の哀歌」が好きなだけなんですが。
 まぁ、そんな訳でとにかく体験してみました。
 結論からいくとなかなかよろしいんじゃないでしょうか。主人公が明鏡止水に目覚める手前までは、テキストも丁寧で展開に驚きつつシナリオを楽しめました。ただ、そこからあとはやはり誰でもわかる思考推移の末に開眼してしまう訳ですが。このあたりは他に適切な展開はないのかもしれませんね。所詮はリアリティを求めるゲームでは間違ってもないですし。私は知りませんけど、このパターンがシリーズの特徴なのかもしれないですしね。
 ただ、これが製品版と序盤が全く同じであるならば少し問題もあると思います。ほとんど出番がないキャラというのはどうなのかと(つーか、そもそも出ていない人いますし)。主人公はもう変わってしまったんですし、その前に出番の少ないヒロインにも、貧弱なボウヤであった主人公とのイベントがあった方が良かったのではないでしょうか。それがあとでギャップになって効果も出るでしょうし。
 CGとしては正直なところ微妙。あくまで私にとってはですが。個人的にはメインヒロインよりも同級生や月子先生の方が可愛いと思います。
 それとテキスト量が豊富で心理描写、状況描写、セリフは充分なんですけど、代わりにCG枚数が少なく感じるという弊害が生じています。ってもこのへんは製品版で(部分違いCGなどで)フォローされている可能性が高いですが。
 ボイスも何の問題もなし。キャスティングも良く、かなりレベルの高い方が揃っているかと。
 システムはD.O.お馴染みのいつものヤツです。コンフィグの内容を記憶してくれませんけど、これは恐らく体験版だからでしょう。
 つーことで11月1日の発売日が延びなければ買ってもいいかも。他に競合タイトルないですし。
 
 PUSH!!12月号。
 今月はORBIT特集なんですが、ちょっとヤバいです。CDの中に壁紙が入っているんですけど、これがどう見てもラフカットにしか見えません。原画という言い訳をしてますけど、こりゃないだろうって感じ。わかりやすく言うと力尽きた回の「ハンター×ハンター」のような。ファンなら泣きたくなりますよ。それともこれを使ってこそファンなのか。 
 
 デモ関係。
 「蝉時雨」。センスを疑います。さわやか(?)系の歌詞と緊縛含むHシーンの画像は見事なまでに合っていないと思います。しかも、ご丁寧にアップだし。
 
 「誕生日〜通い妻(自称)日記〜」。主題歌は「ワタシハウタガヘタ」なんですけど、ホントに下手ですな。いっそ感服しましたわ。さすがジャニス。それより気になるのは以前も書いたポンコツさんのムービー内のキャラ紹介。小春日和少女ってもしやワザとやってますか?

 2002年10月22日(火)    てんあく体験版
 ネタがない時の体験版、という訳でもありませんが、昨日に引き続いてプレイしてみました。しかし、定価3800円の作品でも体験版を用意するというのはすごいですね。それだけ自信があるということなのでしょうか。
 内容はプロローグから本編に入った直後くらいまで。具体的に言うと天使と悪魔、それぞれのヒロインと2回ずつHシーンが収録されてます。まさに体験版というべき収録内容。
 …………。困りました。他にほとんど書くことがありません。もともとシンプルな企画のゲームですし、Hシーンは雑誌等の情報通りとほとんどコメントする内容がありません。個人的に言えば、極めて普通の仕上がりといった感じですか。別にメインじゃないんでそれほど問題ないと思いますが、会話シーンはそれほど面白味を感じませんでした。
 気になった点はボイスがクリック後も再生され続けることと、立ちCGが分身しまくること。「IZUMO」の時もそうでしたが、これはもう体験版必須の仕様なんでしょうか。まぁ、製品版では当然ないであろうと思うからこんなことを書いている訳ですが。
 まとめとしては世間でよく言われているように「3800円ならまぁ、買ってもいいか」というあたりでしょうか。あまり期待しすぎなければ概ね高評価になるんじゃないでしょうか。
 ただ、私としてはロリゲーにあまり興味がないもので自信がないんですけど、見かけが幼ければそれでいいんでしょうか。どうも会話や様子からは幼女らしさが感じられなかったもので。

 2002年10月24日(木)    新作プレイせずとも更新だけは
 相変わらずまともな更新ネタはないんですけど、それでもいくつか。
 JANISの「誕生日〜通い妻(自称)日記〜」の発売日が11月22日に延期。まぁ、いつものことです。JANISの場合、延期しない方がおかしいとか思ってしまうくらいですからねぇ。どのみち以前書いた時と同様、期待度は上がっていないので割とどうでもいい感じです。
 
 Selen ADVANCEの「兄嫁」のデモムービーが公開。わざわざファイル名にデモムービーとあるくらいなんで映像的にはほとんど見所はありません。あくまでも雰囲気とボーカル曲を伝えるためだけのものでしょう。目新しいCGもないですし。
 個人的にこのタイトルは微妙。主人公の性格で全てが決まっちゃう感じかなぁ、と分析しております。駄目男くんなのは間違いないと思いますけど、駄目っぷりがあまりにも中途半端だと引いてしまう可能性もありますからね。現在の感じでは気が向いたら、という感じでしょうか。原画は嫌いでもないんですけど、「DEEP2」がどうも相性悪かったからなぁ。
 
 しばし前から雑誌で広告だけが掲載されていたF&C・FC02の新作「だぶるまいんど」。原画家は蓮見江蘭氏だけかと思っていたら、もう一人いたんですね。しかし、それがよもや福永ユミ氏だとは思いませんでしたよ。年始くらいから原画の仕事をしている旨は本人のホームページでも書かれてましたけど、よもやF&Cとは思いませんでしたわ。
 基本的に氏の絵は好きなんですけど、作品によって微妙にカラーが変わるのが難しいところ。拝見した数点から判断するに現段階ではイマイチかなぁ、と。「電撃姫」で連載している読者参加企画の方がエロくていい絵を提供していると思います。なにより蓮見江蘭氏の絵との相性があまり良くないような感じを受けました。下手すれば「あいかぎ」並に。まぁ、発売はまだ先でしょうから今は静観ですかね。
 
 昨日、今日と暇だったので「Ripple〜ブルーシールへようこそっ〜」を再プレイしていました。やはり加藤あおいは最高です。彼女のためにこのゲームがあると言っても過言ではありません。絶対的なイベント数は少ないのに実に印象的です。テキストによるキャラクター描写が秀逸なんですな。「D.C.〜ダ・カーポ〜」もちったぁ見習って欲しいものです。倍以上の分量を使っておきながら無駄の多いこと多いこと。
 まぁ、それはともかく今「Ripple」と言えば「AQUABLUE」も忘れてはいけません。つーか、ヒロインの一人の名前は加藤なごみ。もしかして血縁者デスカ? 外見と中身が違うというあたりも似ていますが、どうなんでしょう。

 2002年10月26日(土)    なないろ・恋の天気予報開始
 昨日は久しぶりに金曜仕事でした。そのため、エロゲーを買いに行ったのは夜になってから。おかげで昨日はちょっと触ったくらいでした。そのおかげで助かりました。まさか悩みながら「なないろ・恋の天気予報」と一緒に買った「ASAULT ARMOROID Angelio」にあんな恐ろしいトラップが潜んでいるとは。
 私はズバリDドライブにインストールしているのでまさにピンチなところでした。インストールしなかったのはほんの気まぐれだったんですから。危うく33Gバイト超のデータが消滅するところでした。ここまで来ると攻撃兵器と言っても過言じゃないですよ。
 閑話休題。
 で、のんびりと表題タイトルを始めました。進行度はまだほんの少しなんですが、書くことは随分とあります。つーか、突っ込み所に苦労しないゲームですね。私の受け取ったイメージは「D.C.〜ダ・カーポ〜」に似ている、ですね。不吉なことですが。
 まず内容の前にこのゲームってば3枚組です。デビュー作としてはもしや初めてですか? 喜んだのも束の間、インストールがいつまで経っても終わりません。その時間なんと45分! 1.8Gとはいえ、ちとかかり過ぎではないでしょうか。私の環境はペンティアムVの800MHzにメモリ256MBとエロゲーをプレイするにはそこそこ以上の環境だと思うんですけどねぇ。
 ゲームを始めてもデモの繋ぎ方が心臓に悪いです。何をしているのか知りませんけど、ゲームを終了する時のようにブチブチいってます。復帰する時も同様。演出というものを一体なんだと思っているのでしょう。
 チュートリアルで音声が出なくなるので焦ったり。フルボイスと書いてある以上は驚きますよ、やっぱり。システムというかメッセージ表示にも疑問。No waitがないんですけど。最遅にすると一発表示されるんですが、メッセージとメッセージの間に空白が入ってクリックが2倍必要になりますし。
 ツブヤキシステムとやらも意味ないと思います。本来は蚊帳の外にいる人間がなにかをぼそっと言ったりするためのものだと思うんですが、妙な効果音が出るだけでボイスがないですし、おまけに一対一で話していても出ます。どうも意味がわかりませんね。
 テキストも誉められません。地の文が妙に少なく、代わりに説明的なセリフが出ることが多いです。何と言うか、情緒がないというか、テキストに繋がりを感じないんですよね。セリフでキャラクターの内面を感じるということがほとんどないですし。設定を考えた段階で満足してしまっているようなのは「D.C.〜ダ・カーポ〜」とよく似ています。
 ヒロインのコロナも妙なんですよね。ボイスといい、セリフといい、立ちCGの雰囲気といい優しいお姉さん系、ぶっちゃけベルダンディーのようなキャラなんですが、パッケージの表や裏からはどう見ても元気娘にしか見えません。どうもキャライメージが一定していないように思います。
 テキストによる表現もどうにも。今作のヒロインはいきなりやってきた女神さまです。人間ならば当たり前のことも書いてくれなければわかりません。何が出来て何が出来ないのか、何を知っていて何を知らないのか。そういうことが不明すぎます。実際、神さまのクセに屋根に開いた穴くらい直せないのでしょうか? 本気で疑問なんですが。
 そういや新学期が8月28日から始まるのはFILM−SOFTWAREの所在地が宮城県であることに関係あるんでしょうか。ニュースでも北の方では一週間早く始まったりとは聞きますけど。
 今作は複数の原画家制なんですけど、その分担がキャラクター毎ではないんですね。アニメと同じと言いますか、デザインされたものをキャラの区別なく分担という感じで。そのため、キャラの顔がCGごとにやたらと違います。中でも杏の剣道着姿は怖すぎます。見た瞬間、叫びそうになりましたよ。同一人物に見えないのはもちろん、目がやたら大きくておまけにその間が妙に離れているのが……。
 イベントCGの挿入の仕方もイマイチなように感じます。つーか、普段はそんなこと気にもしないんですけどねぇ。
 ボイスもあまり誉められません。特に雨音の下手さ加減は並大抵ではなく。大いに平均点を下げています。杏や夕菜はいいと思うんですけどねぇ。
 まだ1シナリオも終わっていないのにこの文章量。これでも幾つか書いていないことがあるんですけど……。
 
 Purpleの「夏色小町」の発売日が1月24日に。以前の告知が意味がなかったので改めて出た日付はやはり年越しでした。今年はもしかしたら、こうした年末から年始への延期が多くなるかもしれませんね。

 2002年10月27日(日)    なないろ・恋の天気予報1〜2回目終了
 仮面ライダー龍騎39話。話の流れからするともしかして神崎兄がファイルを落としたのはわざとなんでしょうか。そう考えると妹を特に守ろうとしていないのも納得がいくんですが。しかし、英雄にならなければいけない、って脚本は意図的に書いてるんでしょうが、どうしようもない自己陶酔セリフですなぁ。自らの駄目度を声高に表明しているというか。
 
 ガンダムSEED4話。先週まではよく頑張りました、って感じでしょうか。作画レベルが文字通り目に見えて下がってます。しかも、絵の方向性まで変わってしまっているのでこれまで一度しか出番が無かったようなキャラは同一人物かイマイチわかりません。セリフから判断するような。
 冒頭のキラ・ヤマトの態度は怪しすぎ。カミーユ状態かと思いましたよ。4話にして廃人!? ってな感じで。
 今回はいわゆる前編のようなエピソードなんですが、エンディングへの繋ぎ方が悪いなぁ。前はなかなか良かったんですが、今回は時間が来てしまったので仕方なくエンディングにしたかのようです。
 
 「なないろ・恋の天気予報」。1人目はいつの間にか雨音。そんなつもりは全くなかったのですが。
 え〜と、感想としてはですね、このゲーム、最後までプレイしなきゃ駄目ですか? もう進むに連れてどんどんクリックするのが億劫に。かなりの投げやりプレイでしたわ。
 驚きなのは「なないろ」プレイヤーの中では私はまだましな方だと言うことでしょうかね。昨日書いたインストール時間は人によっては1時間以上かかるうえ、再起動してもスロー現象が治らない方もいるようです(書いていませんでしたが、そういうこともあったのです)。中にはディスク1、3がない方もいるとか。不具合も鬼のように発生している模様。ホームページ落ちてますし。
 昨日の日記以降、私の環境でもバグが発生しました。いきなり立ちCGとメッセージウインドウが消滅。幸い、フリーズや強制終了ではなかったのでクリック連打。元に戻ったところでバックログを読むことで対応。気に入っていないゲームならこれで十分です。
 シナリオもどう評していいやら。
 毎日の密度があまりに薄すぎ。なんか「おはよう」とか「ただいま」とかあいさつばっかり聞いているような気がします。どのイベントも潤いというものがまるでありません。何の伏線も溜めもなく行う、まるで思考能力のない動物のような会話。そこには脊髄反射しか見えません。終盤にはそれでいいのか、と突っ込むのも馬鹿らしかったデスヨ。
 そもそもどうして主人公の家に神さまがいるのか。何の必要があって? 終盤にはきっと明かされると思っていたのですが、全く明かされませんでした。なんつーか、スタッフの中でしか通用しない設定が多すぎるのではないでしょうか。終盤の展開はまさに意味不明。唐突に入る回想シーンとか。どうして一介の人間と神が幼い頃に遊んで結婚の約束をしている訳ですか? こんなシナリオは宇宙人でないとついていけないと思うのですが。
 2人目は三上杏。
 相変わらず絵に安定感がありません。幼少時のカットには凄まじい恐怖感を感じました。首と胴の太さがおんなじデスヨ。しかも、指が粘土で出来ているかのよう。
 2回目ということでスキップを初使用した訳ですが、これがどうにもこうにも。まず既読未読を判別しやがりません。同じようなテキストを繰り返す今作では致命的です。選択肢後もスキップが継続してくれるのはいいんですけど、スキップアイコンをもう一度押さない限り、何をしても止まらないのは不便かと。
 システム繋がりで選択肢でセーブできないのは痛いところ。今時これくらいはなんとかして欲しいです。ついでにセーブデータに日付が入らない(ゲーム内の日付も)のも勘弁してください。
 シナリオも相変わらず。まぁ、雨音よりは微妙にましくらい、でしょうか。
 七瀬の手紙の件は実は何も考えていないんじゃないの? とか邪推したくもなります。死因すら出てきませんしね。どう考えても大した内容は書いていないだろうから、さらっと読んでしまう方がスッキリすると思うんですけど。
 女神さまの件はまたも不明のまま。せめて辻褄合わせくらいはしましょうよ。
 昨日、何を知っていて何を知らないのかわからないと書きましたが、今回もそう思うことしきり。ウノを知っている女神さまってのも……。俗世間に染まり過ぎでは?
 Hシーンの繋がりの悪さも同様。特に2回目のは酷いと思います。まぁ、初めてじゃないだけましなのかもしれませんが。にしてもHシーン後のCGは正直、痴女にしか見えませんよ。いや、天気と背景のせいだとは思いますけど。バイ菌には気をつけてね(はぁと)。
 
 F&Cの「だぶるまいんど」の情報ページが公開。発売はなんと12月20日。予想以上に早いですね。すでにボイスの収録もしているようですし。
 システムはちょっと変わった二重人格システム(勝手に命名)。簡単に言うと主人公のウインドウが二つあってそこで一人漫才を行うということですな(違)。
 まぁ、システムはいいとしてキャラクター。最悪の巨乳メガネがいます。「秋桜の空に」の尼子崎初子が可愛く見えるほどの難敵。おまけに語尾は「〜ですぅ」とか言いやがります。トロくさいて露出度高めの巨乳メガネ……。あのー、焼却処分にしては駄目ですか?
 
 サーカスは「D.C.〜ダ・カーポ〜」のファンディスクなど出すようですな。個人的には信じがたいですよ。まぁ、それはそれとしてこのCGを見て思うんですが、この絵は七尾奈留氏が描いたんでしょうか。なんか違うような。もし、本人なら短期間に随分と絵が変わりましたね。今月のカラフルピュアガールのカットはいつもの絵なんですけども。

 2002年10月28日(月)    なないろ・恋の天気予報3回目終了
 3人目は天野夕菜。
 今までで一番すごいかも、です。なにがって、いや顔がですよ。立ちCGとの落差あり過ぎ。その激しさはほとんどトランスフォームの域ですよ。同じ絵師でも顔の角度が変わるともう別人ですからねぇ。
 シナリオも今回も苦しすぎ。姉の代わり発言のあたりは到底ついていけませんよ。飛躍があまりにもすごくて。しかし、それ以上に雨の中をヒロインが失踪するというイベントを使い過ぎではないでしょうか。ここまで3/3。つまり、発生率100パーセントなんですけど。いくらなんでも安易すぎやしませんか。このあと一切なくとも5割になる訳ですからね。
 一学生に過ぎない主人公がさびれた噴水を直したりなんて出来るものでしょうか。しかも工具はハンマーだけの可能性が大なんですが。他にも風邪が治っていないことをわざわざ確認してからHシーンに突入とか、ユーザーが唖然とするシーンを作るのがなんとも巧みです。
 七瀬の死因もここでようやく出てきましたが、今度は新たなる疑問も。主人公たちはどうやって七瀬の死を知ることができたんでしょうか。会わずに子供がそれを知るのはちょっと無理なんじゃないですかね。
 他のシナリオをプレイしていればわかるとはいえ、終盤は女神さまたちの存在は完全放置したままエンディング。かなりのいい加減具合です。
 そういや夕菜の声はマイシスター雪希さんと同じだったんですねぇ。序盤の機嫌を直してくれるあたりまでは気付きませんでしたよ。

 2002年10月29日(火)    なないろ・恋の天気予報4〜5回目終了
 4人目はメガネ娘の秋月かなた。
 ネタとしてはすごいありがち。つーか、あまりにも見え見えなので違うネタなのかと思いきやそのまんま。ちょっといくらなんでも芸がなさ過ぎます。しかも、そんなネタでやたらと引っ張りますし。
 他のシナリオ以上に主人公が何を考えているのかわかりません。素で二股をかけているってことじゃないんですかね、これは。確かに設定上は三度の飯より女好き、とありますが他のシナリオを見る限りはとてもそんなキャラには見えません。
 ヒロインの方にしても二股をかけられているという心理描写が一切ないのはおかしいと思います。嫌われたくないという思いが性格を変えているんでしょうし、両方にいい顔をする主人公はむしろ信用できないと思うんですけどねぇ。主人公に気付かれていると思ったら続けていられない訳ですから。
 このシナリオでようやく雨の中を失踪するというイベントが起きませんでした。さすがにちょっとほっとしましたよ。
 そういやかなたシナリオはこれまでに比べて妙に誤字が多かったです。シナリオを3人で書いている訳ですから不思議はないのかもしれませんが、全シナリオを統括する人はいないんでしょうか。これまでは単純な変換ミスくらいだったんですけど、かなたシナリオでは意味が違う誤字が多かったです(しかも同じ間違え方を複数回)。
 5人目はメインヒロインのコロナ。どのへんがメインなのかはさっぱりわかりませんけど。
 これまでのシナリオに比べればちっとはましかなぁ、とか途中まで思っていたのですが気のせいでした。喫茶店を任されている主人公が料理特訓とかしていてビビリました。だって彼は普段、普通にお客さんに料理を出しているんですよ? どう考えてもおかしいじゃないですか(とてもそうは思えないけど、きっと調理師免許だって持ってます)。
 細かいところでも適当さが出まくっています。ウノは知っているのにお祭りは知らないってのもちょっとご都合主義的に過ぎるんじゃないかと。
 終盤の展開、いわゆる「ONE」から始まった、この「忘れる」ネタも使い過ぎだと思います。しかも、一番新しく書かれたものが一番うまく書けていないというのもどうかと思いますよ。
 そういや結局、このシナリオでも女神さま来訪の理由は明かされませんでした(だから再会しても感慨などありません)。もちろん帰る理由も。

 2002年10月30日(水)    なないろ・恋の天気予報6回目終了
 6人目は風。最後かと思ったんですが、まだ一人残っているようです。
 絵的にはこれまでで一番安定しているかもしれません。やっぱ同じ顔に見えるってことはすごく当たり前で大事なことですよね(何気に問題発言)。
 絵はいいとしてもキャラ的にはどうかなぁ、と。ななさいモードが発動するまでもなく彼女はななさい未満だと思うのですが。ピーマンが食べられなくて泣くヒロイン(女神)ってのもなぁ。それ以外でも何かといえば泣きますし。お守りをしている感覚がひしひしとしてきますよ。
 風シナリオでは突如として妙ちくりんなペットが出てくるのですが、その外見がどう見てもGu−Guガンモにしか見えません。おまけにテレポートはするは半透明化したりとやりたい放題。UMAですか? しかし、なによりも一言いいたいのは、家主に断りもなくペットを飼うな、ということでしょうか。これだから子供は。
 シナリオも相変わらず何が言いたいのかよくわからない展開。ただの飼育日記にしか見えないのは私だけですか?
 Hシーンへの流れも相変わらず強引。1度目は互いの意思を確認することなく突入。2度目はペットが死にそうだから学校の屋上で突入と凄まじい置いてきぼり具合。何を書いてあるのかわからないという方もいることでしょうが、プレイしている私にもよくわかりません。もはや対岸の情事って感じですよ。
 
 かつてAerisから発売予定だった「ANGEL TYPE」が復活するようですね。この話を聞いた直後は喜んだのですが、少し時間が経った今では複雑な気分です。だって制作がminoriですからねぇ。いいイメージを持てというのは当ページでは無理というものですよ。シナリオは古我望氏だそうですが、「BITTERSWEET FOOLS」を考えるとあんまりねぇ。淡々とし過ぎているというか、幼女愛好家すぎというか。まして他人の考えた案をどうにか繋いでまとめあげようってんですから。ま、程々に期待しておく、ってとこでしょうか。

| 前の日記 | 日記目次 | 後の日記 |


| ホーム | サイトマップ | 更新履歴 | 徒然なる日記 | 不定期映画鑑賞記 | ゲーム感想 | 気になるタイトル | リンク |

このページに使用している画像は(有)ぱんだはうすの著作物から画像を加工、引用しています。他への転載等を禁じます。