徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2006年1月1日(日)    TOPCAT復活!!
 明けましておめでとうございます。と言う間もあればこそ新年早々大ニュースが。なんとTOPCAT大・復・活!! ああ、どれほどこの日を待ちわびたことでしょう。消えないホームページだけが儚い希望の光でした。でも、もう今日からは妄想する必要はなく普通に期待して待てばいい(C)TOPCATとクレジットされたゲームが出ることを。
 復活祭としてこの正月休みは我が心のゲーム「果てしなく青い、この空の下で…。」をプレイすることに決定。最初は「Fate/hollow ataraxia」でも消化しようかと思っていましたが、後回しでいいです。「果て青」の方が遥かに重要ですから。つーか、エロゲー下級生は知らない人が大半だと思うのでそういう人たちに知らしめる意味でもいっちょ気合の入った新作をお願いします。
 なんとなく今ならよく物語に出てくる魔王の復活を願う邪教の神官の気持ちがわかるような気がします。あくまで気がするだけですけど。
 
 予告していたアリスソフトの新作「よくばりサボテン」が発表。一見してわかるように、どうやら「しまいま」の1本化であるようです。さすがにまんま同じではないようですから基本設定とかは違うんでしょうけど。ってどう見てもそのまんまとしか思えない方が若干名いらっしゃいますよ? やっぱ人気あったんですかね。メイン2人よりも。メガネがいるのはやはり部長の陰謀なんでしょうか。ちなみに発売は春予定。
 
 1月展望。
 先日も書きましたが果たしてどうするべきか。2月もどうやら月末に集中しそうな気配なので、そう考えれば平均で1週1本として4本くらいは買ってもいいのかも知れませんが、現在のところ目星のついているのは5本。さて。
 「Imitation Lover」(light)
 これはもう決まり。例え1本しか買えないとしてもこれを買うでしょう。期待ポイントは正田崇氏のディレクションですが、これはホントに蓋を開けてみなければわからない。泉まひる氏の原画はサンプルを見る限り心配はなさそう。にしても、この人ほど原画買いに繋がらない作家も珍しいんじゃないですかね。毎回のように絵が違う。
 「めいどさんすぴりっつ!」(Sirius)
 ミヤスリサ氏の可愛くもエロい絵柄にすっかり魅了されております。最近は気合を入れて仕事されているようで場合によっては3ヶ月連続発売とか夢じゃないかも。メイド属性がないせいもあってシナリオにはあまり期待してません。
 「サルバと〜れ!」(ライアーソフト)
 久々の直球タイプの馬鹿ゲーというので期待したいところですが、原画がイマイチ好きになれないのが悩ましい点。この手のゲームにエロは端から期待していませんが、それでも好きか嫌いかはやはり重要。個人的には「ぶるまー2000」以降、個人的に満足するライアー作品は出ていないのでなんとかその壁を破って欲しいところですが。
 「すく〜るヘブン」(BISHOP)
 エロ分補充となればやはりこれか。逆に言えば他の要素は考慮の範疇外です。凌辱でないとはいえ、純愛ではないというあたりに注目しています。ハーレムへの移行の仕方とか。
 「Horizont」(Artel)
 順当に行くとこれが難しいかな。情報量的によく分からないことが多いというのが厳しいポイント。言うまでもなくストーリー重視な作品ですが、原画が好みでないのも痛いところか。
 以上の中から4本以下に絞る訳ですが、うーん。4本以上になるとなぜかレジに持っていくのにプレッシャーを感じるんですよね。我ながら小心者です。
 
 明日は朝から仮面ライダー555とアバレンジャーの劇場版がやるようなので見ようかなと。555の映画は平成ライダーのシリーズでは一番だと思っていますし、テレビシリーズのオチよりもずっと気に入っていますしね。何より勇治くんファンなので。

 2006年1月5日(木)    果てしなく青い、この空の下で…。1〜4回目終了
 名作は何度プレイしてもいいねぇ。正直、安曇村の空気に浸っていられるのが嬉しくて仕方ないです。仕方ないあまり、かなり気ままに進めているのでまだ2人終わったくらい。目標としては個人的下位ランクから攻めていこうと思ったのですがあえなく玉砕。明日菜という少女は手強すぎる。あの作り笑いは悪い意味の破壊力がありすぎます。
 ということで妥協点を探って1人目は松倉藍。
 本作以降、田舎を舞台にしたゲームというのはそこそこ出ていると思うのですが、それらの大概に共通するのは、「こういうところが都会とは明らかに違う」という田舎ならではの主張が少ないこと。単に背景が田舎なだけのゲームが多いです。本作はそういうところでしっかりと驚きを与えてくれるので容易に世界に入り込めます。そして再プレイだというのに初めてにも似た感慨にふけったりして。藍の行動にはそれを感じさせるものが多いです。特に性に関する行動は都会が舞台のゲームではほとんど見られないくらい。
 「果て青」というゲームはバッドエンドを見ないと始まらないゲームだと考えているのですが、藍シナリオに関してはそれほどでもないです。というか、こんなにあっさりしていたかなぁ。どうも記憶に残っていません。悠夏や雨音ちゃんのバッドエンドなんて相当な衝撃を受けたものですが。
 
 2人目はあっさり禁を破って最もお気に入りなヒロイン芳野雨音。
 立ちCGの愛らしさに見ほれます。当時もかなり引き込まれたものですが、今回もあっさり白旗。まー、一事が万事こちらのツボを突いてくるのでもう大変です。健足会でナチュラルに膝枕してくれるあたりとか、少し痩せたという海での白いワンピース姿だとか、もう色々と。
 困っているのに限界ギリギリまで、いえむしろ越えてしまうまで頼ってくれないのでえらいやきもきとさせられます。筋書きを知っているのにハラハラしまくりでした。堂島の仕掛ける悪戯が色々な意味で刺激がありすぎて。
 見なくても済むけど見ずにはいられないバッドエンド。これを経験しているかどうかで感情の揺れ幅に大きな差が出ます。初めてプレイした時の喪失感は只事ではなかったですよ。このゲームって自らの選択の積み重ねが紙一重でヒロインの運命を左右するので失敗した時には本当に辛いです。主人公の心情がよく描けているだけにダメージも自然と大きくなりますしね。
 そして、困難を乗り越えて迎えるトゥルーエンドは本当に嬉しい。再プレイでもそれは少しも変わりません。短いながらも交わされる言葉の数々に苦労も報われます。しかし、雨音ちゃんに普段でもメイド服を着てもらうかどうかは実に悩むところ。嫌な思いでの象徴でもあるしなぁ。でもシンプルで可愛いしなぁ、アレ。メイド属性がない人でもそう思います。
 本作とはあまり関係ないこと。これをプレイしているがゆえに戯画の「この青空に約束を−」を見る目が厳しくなりそうです。

 2006年1月6日(金)    Imitation Lover体験版
 詳細は不明ながら製品版よりもいくらかカットしてあるようです。具体的には2日目以降のカンニング及びお礼シーンが省略されていると思われます。内容は導入部の紹介で時間にして2時間くらい。
 感触はなかなか良い感じです。ごく普通に本編が楽しみになりました。
 
 クラスで孤高を保っている一人の少女、一ノ瀬響。ただひたすらに凡庸に生きる栗栖樹(主人公)。隣同士であっても互いに関心を抱かぬ存在であったはずなのに、響は樹にテストのカンニングを依頼してくる。お礼は彼女の処女。断ろうとした樹だが響の放つ不思議な雰囲気に飲まれてしまい、なし崩しに承諾してしまう。
 テスト当日。何の打ち合わせもないままであったが響と目が合った樹は契約通りにテスト用紙を曝す。その結果として生まれたのは後悔でも自己嫌悪でもなく、今まで感じたことのないスリルだった。テスト後、響は意外にも契約を履行しようとする。毎日少しずつね、と。
 (恐らくここがカットされた箇所)
 迎えた最終日。樹は連日の緊張と情事によってすっかり疲れていた。それでも発覚することなくテストは終了し、樹はアパートの隣人にして学園一の伊達男、城戸尚也に遊びに誘われる。もちろん、2人にとっては契約も最後の日。響と尚也、似たもの同士に挟まれて困り果ててしまう。ささやかな窮状を救ったのは意外にも上級生である桐沢伊織であった。先輩と一緒につまらなそうに出て行く尚也。樹にとって憧れの、教師の信任厚く下級生から慕われる人は尚也の数多い女の一人だった。
 尚也を追い払えたというのに不機嫌な響に戸惑う樹。半信半疑ながらホテルに連れ込まれてしまう。心は先ほどのこと引きずったまま。契約の履行もこれで最後。驚いたことに売りをしていると噂の響は本当に処女であった。樹は頭では彼女の真意を読めずに覚めきっていたが、体はひたすらに彼女を求めていた。
 テスト休み明け。響の態度はカンニングを依頼してくる前に戻っていた。もしかして、あれは夢だったのではないか、そんなことを考えてしまうほど彼女の様子は素っ気ない。自身の感情に翻弄されどうしていいかわからない樹はこの日以降、たびたび授業をさぼるようになる。それでも響の態度に変わりはない。
 苛立つ毎日の樹は偶然、下級生の園村円香と知り合いになる。おとなしい円香はどうやら樹を知っていたようで何か言いたそうなのだがよくわからない。ニヤニヤと眺めていた尚也は何か気付いていたようだが樹にはサッパリ。
 響の態度は相変わらずで悩む樹は魔が差したように尚也に相談しようと部屋に赴く。果たしてそこで見たのは伊織との情事。しかも、こともあろうか尚也は「混ざるか?」と聞いてくる始末。たまらず逃げ出してしまう。いっそう悩みを深くした樹は学園でたまたま見かけた円香に初めて自分から声をかける。短いやりとりを終えて自分が無意識に彼女に癒しを求めていたのだと気付く。
 日ごとに増していくような気がする頭痛に樹はたまらず保健室で寝込んでしまう。目覚めた時に自分を見下ろしていたのは伊織であった。淡々と尚也との関係を告げてくる憧れの相手に樹はいたたまれなくなって慰めの言葉をかける。先日の光景を誰にも言わぬよう約束させると伊織は樹の体にのしかかってきた。口止め料という蠱惑的な報酬に抗えるはずもなく。
 翌日、掲示板にとんでもないものが張り出される。保健室の情事が盗撮されていたことを示す内容だった。指導室から戻った樹は針のムシロであったが尚也は涼しい顔でとんでもないこと言い出す。「いい機会だからアイツと付き合えば?」
 混乱の極みにいる樹に声をかけてきたのは意外にも響であった。彼女曰く、契約以降の態度に別段、隔意はなく普段通りでいただけ。ますますわからなくなる樹に響は仰天の提案をしてくる。伊織のことで困っているなら自分と偽物の恋人を演じればいいのだ、と。
 
 以上が体験版のストーリーでどこへ流れていくかわからず面白いです。人間関係がシンプルなのもわかりやすくていい感じ。この先の偽物から本物への転換期も気になるところです。ほぼ全員が一筋縄ではいかない秘密を抱えていそうで。にしても盗撮したのは伊織本人なんじゃないのかねぇ。彼女以外の仕業だとすると少々都合が良すぎますよ。
 Hシーンもかなり気合入っているようで感心するほど。体験版の範囲で3回入ってますし、カットした箇所にも数回入っていると思われるあたりからして、総量は結構な数になるのではないかと。
 CGはサンプル通り安定していて絵買いも問題なさそう。泉まひる氏は「どきどきしすたぁパラダイス2」から持ち直してきたようでなにより。立ちCGも響の1カットがやや気になるくらいで残りは良い出来です。
 音楽は予想以上に引き込まれました。サントラとかついていたら嬉しくなるようなレベルの曲が揃ってます。ただ、題材に準じた曲作りなのでサントラとして聞くには辛いものも。
 ボイスは一ノ瀬響を青山ゆかりさんが務めているあたりに全てが集約されている気がします。あまりこれまで担当してこなかったタイプのヒロインですよね。他にも尚也の声優さんがいい味出してます。主人公である樹にはどうやらボイスはないようです。メンツの中で1人微妙なのが園村円香役の成瀬未亜さん。もともと特徴的な声の方で個人的に苦手ということもあるんですが、それ以上にいかにもな声優ボイスなのでImitation Loverの世界観に合わず浮いている感じがします。まぁ、響や伊織とは違う世界の人間なのだ、と言いたいのなら悪くはない選択ですが……。
 トータルとしてはさらに期待が高まった、というところでしょうか。人材流出があったlightですが、独自のカラーはまだまだ健在のようです。「群青の空を越えて」の勢いからうまく繋げそうですな。
 最後にしょうもない気になるポイントを。教室の机が2人掛けなんですけど、世の中こんな学校があるんですか? 実際にあったら作中の描写以上にたやすくカンニングできてしまうでしょうね。なんせ繋がってますから肘と肘が触れ合うほど近いでしょう。

 2006年1月8日(日)    果てしなく青い、この空の下で…。5〜6回目終了
 年内に録ってすっかり忘れていたメジャー2nd Season3話。原作では少しはもったいぶっていた吾郎のサウスポー披露は実にあっさりと。もしかしてこの作品って原作消化スピードナンバーワンなのでは?
 続いて4話。もう県大会が始まってます。この分だと10話行かずに中学生編は終わりそうな気も。そうするとブラック寿也は一瞬で終わってしまいそうですな。
 
 仮面ライダー響鬼46話。あと2回で終わりですか。とてもそうは見えないのですけど。これが方針変更のツケですか。今回や次回のエピソードなんてどう考えても本来は中盤でこなすエピソードとしか。しかし、逆に考えるとあのままであったらならもっと盛り上がらない終盤になっていた可能性もある訳で。難しいところです。
 
 「果てしなく青い、この空の下で…。」。3人目は八車文乃。
 わかってはいるんですが……、苦手なのは早めに済ましたほうがいいってことは。でも、どうしても好きなほうに進んでしまうんですな。わかっているからこそ、逆に駄目というか選んでしまうんですけども。
 文乃ちゃんは自分のシナリオとそれ以外で差がありすぎて。その特別扱いこそがプレイヤーには堪らなく嬉しい。立ちCGの頬を染めた顔と微笑みの2つは何度見ても飽きるということがありません。意外な反応が多いってのもあるんでしょうけど。セリフにも確かなセンスを感じます。これくらい差別化がしっかりしているゲームって未だにめったに見かけないですよね。差別化しようとしているゲームはあるんですけど、実際にはできていないものが多くて。それだけに本作の貴重さが私の中で際立ってます。
 
 Siriusの「めいどさんすぴりっつ!」のデモを見る。ようやく回線が空いてきたので落としてみました。内容としてはごく普通。懐中時計が少し特徴的な使われ方をしているくらい。気になるのは主題歌が地味というか、あまり盛り上がりが感じられないことですかね。なんというかおとなしすぎて。

 2006年1月11日(水)    果てしなく青い、この空の下で…。7〜8回目終了
 4人目は穂村悠夏。
 「君はクビだよ……」。バッドエンドを迎えた時、初めてプレイした時の衝撃が甦りました。これほどの喪失感を味わわせてくれるゲームはそうそうないです。なにせヒロインとしては特別、気に入っている訳でもないのにタイトル戻った後もしばらく呆然としていたくらいですから。
 このゲームって本当に主人公が重要なんですよね。ゲームの構成要素としてだけでなく、世界にあってまさにキーパーソンとしての役割を持っているという。恵理子先生も言っていましたけど、ヒロインたちはみんな主人公に注目している。主人公がどう選択するのかを見極めてから動こうとしている。それほどのものを主人公が持っている。だから選択肢はそのままヒロインの過酷な運命に直結するのですごく大事。曖昧な気持ちで選ぼうものなら容赦のない形で責任をとらされるバッドエンドが待っている。
 選択肢ひとつひとつが重いからそれに失敗した時、すごく悔やむことになる。キャラクターが立っていることや物語の根幹がそれを加速させています。いつの間にか安曇村の住人になっていることに気付かされる。だから名前を変えられることが本当に嬉しく感じられます。正直、どうしても名前を変えたい、変えられたら、と思うゲームって滅多にありません。主人公にシンクロできることが絶対条件だし、他にも細々と条件がありますんで。他に今、パッと思いつくものといったら「Only You〜世紀末のジュリエットたち〜」と「BE−YOND」くらいかなぁ。前者はともかく、後者はツボにはまったから、という意味合いが強いんですけど(作中のギャグシーンで「スパイラル○○(名前)ビーム」という一文があってこれが妙に気に入ってしまって。だから変更不可なWin版は悲しかった)。
 こうやって4人目まで進んでくると同じ村の同じ出来事でありながら、見えてくる世界の違いに驚きを感じるようになってきます。まさにそれぞれのヒロインの人生に介入するからこそ見せられるものが違う、という作りが本当にうまいです。ひとつひとつは単独であるのではなく全ては繋がっているからこそそこにある、という感じで。
 さて残るは強敵メガネ様なんですが、オールクリア後のエロゲ界に冠絶する(と私は思っている)オマケのために頑張るとしましょうか。
 
 戯画の「この青空に約束を−」の発売日が3月24日に。狙いすましたかのように「パルフェ〜ショコラsecond brew〜」からほぼ1年ぶりの発売日設定。もうこれ以下のサイクルで丸戸史明作品には出会えないんでしょうかね。 

 2006年1月13日(金)    果てしなく青い、この空の下で…。終了
 やー、不定期映画鑑賞の方にも書きましたが「銀色の髪のアギト」駄目すぎです。開始早々にヤバそうな気配がたちこみ始め、10分も過ぎる頃にはやってしまったという確信が得られてしまうほどの怪作。中盤には失笑、エンディング付近では逆の意味で感心していましたよ。内容はまさに素人が考える「僕ならこう作るラピュタ」そのもの。人によってはそのあまりの痛々しさに涙してしまうかも。正直、原作付きとかリメイク以外でこんな作品に出会えるとは思いませんでした。ネタなら見に行くのも一興です。08小隊の監督だからもう少しまともなシロモノかと思ったんだけどなぁ。
 
 「果てしなく青い、この空の下で…。」。ラストは手強いメガネ様こと松倉明日菜。
 ま、なにぶん一度はクリアしている作品ですし、明日菜シナリオに関してはどうでもいいです。気になるのは当時も考えたことですが、明確に示されてはいない事実。色々とありますけど、やはり主人公の存在でしょうかね。単純に考えれば序盤で穂村神社に訪れた時に書かれていたようにヤマノカミに見入られた、だけで終了なんでしょうけど。
 本作で気になるのはトゥルールートとでも言うべきものがないこと。ヒロインを救っていくと2周目以降は加算式に助けられる人数が増えていく。内容としては一人一人を別個に助けているだけなのに。そして、5周目には見事に全員を助け出し、そのままトゥルーエンディングへ。実際には「YU−NO」のシステムでも借りなければあり得ない流れです。それをヤマノカミの力と考えるのが普通なのか。少なくとも主人公に自覚はないようだし。
 クリア後は待望のオマケシナリオ。「女たちの憂鬱」は最高です。ヒロインたちの個性と力関係が短い会話の中でここぞとばかりに発揮されています。あと曲が素敵です。考えた人と作った人、それに採用した人を絶賛したいです。よくもまぁ、こんな曲を。未だにこれを越えるオマケは私の中ではありません。1枚のイベントCGもないのにねぇ。センスというもの大切さを再確認します。
 これにて復活祭も終了。ゲーム感想を書くかどうかは未定です。5年以上も前のゲームですし、そもそも需要があるのか、という問題も。というか、個人的に大切すぎる作品なので迂闊に文章化したくないという思いもあるんですけどね(日記は所詮、気軽に書ける内容なんでまた別の話)。

 2006年1月16日(月)    Fate/hollow ataraxiaその1
 時効警察1話。オダギリジョー好きとしてチェックした作品なんであまり期待していなかったのですが、予想外に面白いです。登場人物がほとんど全員どこか変なので。シナリオそのものは特筆すべきものはないんですけど、出演俳優に好きな人がいるなら見る価値はあり。金曜のこの時間帯のドラマってみなB級っぽさがいい感じです。「特命係長」とか「ああ探偵事務所」とか。
 
 メジャー2nd Season5話。あまりにも展開が早いせいでハラハラする暇もないというのはどうなんでしょうね。3点ビハインドとかまるきり関係ないし。
 
 仮面ライダー響鬼47話。明日夢の言いたいことはわからないでもない。しかし、現実に不特定多数の命を奪う現象が目の前にあるのにそれをうっちゃってまでやる価値があると本気で思っているのか。しかも、流されたとしか思えないような理由で。なにより一番はそんなことで万にひとつでも客の気を引けると思っているのか。特にチビッコの。
 ヒビキとイブキのエピソードもなんかもうやる気がないとしか。
 
 「Fate/hollow ataraxia」。「モノごころ、モノむすめ。」にもう一度トライするも、やはり相性問題は厳しく結局は断念することに。全体的なデザインが好きなラインから外れてしまったのも痛かったです。
 閑話休題。
 まだ始めてほんのちょっと。なもんでまだまだ世界に馴染んでいる最中といったところです。予想よりもずっと忘れていて結構、戸惑ってます。特に脇役3人娘なんて三枝さんしか覚えていなかったので残る2人は本気で誰デスカ? 状態でした。あと本編の方からどういう流れで繋がっているのかさっぱりわからないんでそのあたりがどうも。凛ルートグッドエンド後なのかなー、とも思うんですが、そーすっと桜の扱いはどうなのかよくわからないし(どのイベントをこなしたのか)。つーか、キャラの生死の基準がよくわからん。キャスターも生きてるしなぁ。
 で、結局のところこれは「歌月十夜」なんですか、とか現時点では思う訳で。あの時も思いましたけどファンディスクくらいもうちょっと気楽に遊ばせてくれてもいいのに、とかね。プレイ時間を稼ぐ必要なんてないと思うけどなぁ。どうせ次の新作が出るまでもつはずがないんだし。

 2006年1月20日(金)    Fate/hollow ataraxiaその2
 月曜の夜以降、体調が悪くなってフラフラでした。仕事していて吐きそうになったのなんてちょっといつ以来だか思い出せません。せっかく昨日、今日と連休を取っていたのに完全に療養期間になってますた。まぁ、こんな体調で雪山に行ったら旅館で寝込むことは間違いないでしょうけど。
 寝ているだけで何もできないというのも悔しいし、そもそも本気で寝ているだけというのも難しいので、せめてとばかりに「Fate/hollow ataraxia」だけはやってました。つーても数時間やったら寝る、の繰り返しでしたけど。そんな訳でようやく達成度6割程度、時間にして15時間ほど。って改めて数字見ると意外とやってるなぁ。半分意識が朦朧としていたせいか(テキストのせいではなく、体調のせいで寝落ちしそうになることが幾度かありました)、どうも10数時間分の実感がありませんね。
 まぁ、それはともかく中身としてはようやく合宿を始めましょうか、というところ。
 ここまでの雑感は非常にはっきりしています。つまり、バゼットシナリオ面白くねー、とどうも似たようなイベントが多いなー、の2点。
 まず前者から。や、もう正直、これが始まると途中からはスキップしたくなるくらいでした。聖杯戦争をやり直している、という描写が今さら感が強くどうにも楽しめない。ネタ的に地味すぎてツライってーわかりやすいポイントももちろんですが、それ以上にご都合主義全開の勝利と敗北の軌跡が読んでいて楽しめない。設定だけならまだしも勝敗までご都合主義ってのはいただけません。バゼットの技は無敵すぎるんでないの? あーでも小次郎だと宝具ではないから使用できないのかな。でもそれにしたって強すぎる。理屈上、宝具使用者は誰にもかわせないってのはどうなのよ。しかも、防御無視だし。
 で、後者の方ですが、食欲の秋ですセイバーさんネタを筆頭にどうも似かよった日常イベントが多いです。そのせいか記憶に残るイベントがほとんどないような気がします。っていうかここまでで一、二を争う印象的なイベントが小次郎に絡む三枝さんとライダーの「花よりアヤコ」発言ですからねぇ。
 本編と本作しかプレイしていない人は結構、戸惑うんではないかなー、と。ノリとか明らかに一連のアンソロジーを読んでいることを前提にしているような気がします。キャスターの若奥様ぶりというか、それ以前に当たり前のように素顔を曝しているあたりとか。いきなりキャスターの私服姿とか見たらもう誰のことやらわからないですよね。
 デートイベントは公平を期したのかも知れませんが、行き先も同じなら演出も全く同じというのはさすがにどうかと(まだイリヤだけはこなしていませんけど)。当然あとにこなすヒロインが不利ですしねぇ。個人的には桜のものがライダーの前振り効果のせいとイベントCGが意外であったので印象的でした。実際、Fateメンバーの中では確かにすごかったです、ええ。
 CGはライダーの立ちCGの正面カットがどうにも気になって仕方ないです。何回見ても、これだけ男に見えてしまってどうも。あと凛の水着姿。腰にあてた右手がどうも気になって気になって。バランスの問題なのかなぁ。
 
 「めいどさんすぴりっつ!」のカウントダウンボイス第1弾を聞く。体験版をプレイしていない身ゆえ、ボイスを聞くのは初めて(そういやキャストも知らなかった)。そんな状態で聞いた感想は、すごく不安になりました。前作とは打って変わって見た目と声がなかなか繋がらないだけでなく、演技的にもあまりうまいとは感じられなかったのがなんとも心配です。今後、払拭されるといいけどなぁ。
 
 唐突な訃報。ねこねこソフトが次の作品でお亡くなりだとか。諸行無常というべきなんでしょうか。TOPCATのような再会もあれば別れもあると。具体的なことは書かれていないので不明ですが、やはり近作の売れ行きが良くなかったのでしょうか。「ラムネ」もアニメ化されましたけど、それも追い風にはならなかったんですかね。やはり、根っこは「朱−Aka−」の失敗ですかねぇ。明らかにあそこから勢いを失ったように見えたしなぁ。まぁ、まだ早いですけどお疲れさまでした。

 2006年1月22日(日)    すくーるヘブン体験版
 時効警察2話。取りあえず安定した面白さを提供してくれて、未見の時からは予想もしなかった嬉しい誤算。すでにクセのありすぎる登場人物たちは売りですらあるような。どうやらオチ担当らしい十文字疾風と彼を見つめる生暖かい皆の視線がいい感じです。
 
 メジャー2nd Season6話。改めて思うにメジャーはもともとサクセスストーリーなだけにこんだけハイスピードだと爽快感よりも都合のよさの方が強く印象に残りそうな感じですな。原作を読んでいない子供はどんな風に見ているのかなぁ。
 
 仮面ライダー響鬼最終話。一年後、ですか。もはや投げやりとしか言いようのない最終話でしたな。いきなり医師志望とか傀儡師夫婦を操る存在とか伏線のまるでない展開にどこから突っ込めばいいのやら。イブキの話も当たり前のようにスルーでしたなー。まぁ、一年前の話を蒸し返してもねっ(はぁと)とか言いたいのでしょうかね。
 変身した桐矢くんは微妙というかハッキリ言うと格好悪く、その後もあっさりK.O.されたりと、もしや笑うところなのかと本気で悩みました。
 最後はエンディングテーマの歌詞に合わせた、ってことなんでしょうが強引さは否めず。鬼にならずとも弟子、という考え方は理解できるのだけれど、じゃあ何を持って、というあたりがあまりに不明瞭。そもそも2人は本当に弟子にしたい、なりたいと思っていたの? と感じるくらいの描写ではねぇ。
 結局、最後に振り返ると人物も含めて設定をうまく活用しているとは言い難い作品でした。俳優が安定していたことを考えると、拙い各要素で頑張っていた「剣」の方がまだしも良かったように思います。色々あるけど「次を見たくなる作り」にできなかったことが敗因かねぇ。
 
 その反面、「マジレンジャー」はラストに向けて抜群に盛り上がる展開。お兄ちゃんは相変わらずほろっとさせてくれるし、お父さんはその上を行く活躍ぶり。大人も子供も楽しめて大切なメッセージもしっかり入っているとほぼ完璧。巨大ロボが出なかったのが唯一の難というくらい。今さら遅いけどちったぁ見習えという感じでした。
 
 「すくーるヘブン」体験版。一緒の寮に暮らすことになる経緯を説明した序盤部分を収録。時間にして4時間程度。半分くらいしかボイスを聞いていないので真面目に聞けば5時間は越えそうな感じ。Hシーンは3回ほど。恐らくは買うであろうからプレイしなくてもいいか、とも思ったのだけれどせっかく雑誌についていることだしと遊んでみた次第。
 エロまで長いなー、と素直に思いました。ここのゲームをそれほどプレイしている身ではないですけど、なんとも思わぬ時間を過ごしている、という感覚でした。なんかこれまでのBISHOP的な常識に当てはまらないことが多くてすごく新鮮です。ヒロインとの和やかな会話や従来作では見られない多彩な表情。BISHOPのゲームなのにヒロインの和やかな集合CGがある、なんてのはわかっていながら実際に見ると結構な衝撃でした。それでいながらちょっと雲行きが怪しいだけで凌辱ゲーを思わせる曲が鳴り始めて苦笑したりと、予想外の(恐らくはスタッフの意図しない)楽しさを味わっています。
 体験版をプレイした限りでは、状況はハーレムになったけど本当のハーレムへの道は遠いなー、という感じ。まだまだこれから個別シナリオが動きそうな流れに見えるし、ハーレムにするってことは全員分こなさなくてはならないってことでかなり大変そう。
 キャラクターの掛け合いとかはあまり期待しない方が良さそう、ってそんな人はいませんか。かなり定型通りの設定に加えて、主人公が複数ライター制の弊害か若干、分裂症気味なところがあって打てば響くような掛け合いは不可能って感じです。
 Hシーンはメインっぽくないメガネ先生とメイドさんなので暫定的な評価でありますが悪くはなさそう。ただ、これは予測ながらHシーンを一度でもこなしてしまったなら、ヒロインに恥じらいを期待するのは止めておいた方がいいかも。なんかそんな空気を感じます。まぁ、そんなのあのパッケージを見て期待する人はいないから大丈夫か。
 まだ発売前ですけど、この企画自体、なかなか良い試みではないですかね。同じ傾向ばかりじゃマンネリになるし、こうして違うものを作ることで新たなアイデアが出ることもあるでしょうし。個人的には原画家の水島多也氏の技術向上のために最も良かったのではないかと。明らかに過去作で見ることのなかった表情を描いているので。
 
 SQUEEZの新作「炎の孕ませ人生」の詳細発表。ってなんじゃこりゃ。もしもしSQUEEZさん? 原画がミヤスリサ氏ではないんですけど。これは一体どういうことなんでしょうか。「炎の孕ませ転校生」の好評を受けて作っているタイトルと聞いていたのに。つーか、話も関係ない、原画家も違うのならファンディスクかと思うような紛らわしいタイトルは避けてくださいよ、ホント。

 2006年1月25日(水)    げんしけんのためにまんきつへ
 ういんどみるの「はぴねす!」ファンディスクの発売が決定したとか。発売日未定。内容も未定とのこと。ってそんなことはプレイした人間なら誰でもわかっているんですよ。例え根拠となる情報ソースがなくとも、このタイトルにファンディスクが出ないなら他の何に出せるというですか。それくらい企画意図からして狙ったゲームなのに。売り上げが悪かったっていうならまだしも、初回版が早々に売り切れたゲームですよ? 出ないと思った人なんていたんですかねぇ。
 詰まるところ、はよ情報公開せよ、と。鉄は熱いうちに叩くべきデスヨ?
 
 今週のサンデー8号。なんとなくネタがないと取り上げているような。
 「MAJOR」:ま、言いたいことはわかります。しかし、痛み止めをうたなければ投げられない人を代表に選んじゃ駄目でしょ。遠征先だし、内緒でこっそりうつなんてできないと思うけども。
 「聖結晶アルバトロス」:姫がダメダメなのはよろしいですが、早くも出番の少なさが深刻になりつつある幼馴染みさんが心配。もっと出しとかないと「MAJOR」の清水みたいに誰? とか読者に言われてしまいますよ。
 「ブリザードアクセル」:ちょっと、3番目ですってよ、奥様。巻頭カラーを除けばこんなこと二度とないかもしれませんよ。トリノ五輪もあるし、人気上がってきたのかなぁ。展開としてはもう一度、七瀬を下回ってから再逆転したのが良かったです。いかにも五反田らしくて。
 以前から気になっていたんですけど、フィギュアスケートはショートプログラム(以下SP)とフリースケーティング(以下FS)の合計からなるのが漫画としては微妙ですよねぇ。主人公の吹雪の場合はいいとして他のメンツの場合、1回で終わらせるためにFSは省略ですからねぇ(今のところ)。さらに1日目にSPをやって2日目にFSをやるのが現実の試合ですから漫画としては難しいところです。
 「グランドライナー」:今さら私が言うことでもないんでしょうけど、やはりこの漫画を見ると「SEVEN BRIDGE」と言いたくなります。つーか、エロゲ友人と話す時は普通にそう言っているのですけど。さて列車vs列車の描写はどうするのかしら。正直に言うとこれまでのこの作品だと列車の意味はほとんどないんだよねぇ。旅をする要素がないから。単に目先を変えただけ。まさかマイトガインみたいに変形合体する訳にもいかないし(オイ)。今のところ、あちらの方がまだ列車の意味がありますね、口上とか。
 「最強!都立あおい坂高校野球部」:試合後の余韻話があるのがこの作品の数多い長所のひとつ。今回も良かったです。右京をおんぶするコテツとか、その後に鈴ねぇに右京が抱きしめられての2人の反応とか、厚実の監督のインタビューとか「MAJOR」では絶対に見られないものばかり。向こうは試合後が殺伐としすぎてる。
 個人的には来週はチアのみんなとの会話があると嬉しい感じ。あ、カラーなんでコスチュームの色がめでたくわかりました。青でしたか。勝手に赤かなー、とか思ってました。4人目以降ももうちょっと(絵として)真面目に描いて欲しいです。
 そういや5巻の渡辺俊介推薦は帯の裏にちゃんとコメントがあってビックリ。昔、「MAJOR」40巻の石井一久の時にはコメントなんかなかったのになぁ。
 「結界師」:よもや姫と良守が1対1で遭遇とは思わずビックリ。どうするんでしょうね、コレ。つーか、彼女の存在をどう使いたいのか未だによく分かりません。
 「ハヤテのごとく!」:久々登場のマリアさん。ということで大サービス週間という感じ。ああ、それにしても神父さんの意見にはすこぶる賛成です。君らが来るからエロゲーを奥に飾らないといけなくなったんですよ。売り上げ的に大問題ですよ。つーか、一番売れるものを奥に、って商売としてあまりに厳しいお達し。
 後ろのコメントがちょっと面白かったです。やっぱ、こう思われてそうだよねぇ、この作者。
 「見上げてごらん」:宿命(!?)の対決のはずがまるで盛り上がらず。
 「クロスゲーム」:絶対無理だとわかっているんですが、それでも一葉お姉ちゃんがいいです。どうも5割くらいの確率でヒロイン以外を好きになります、ワタクシ。
 「あいこら」:この漫画って読んだあとにどういうリアクションを作り手から期待されているんだろう(すごく真面目な顔で)。笑えってこと、かなぁ?
 「絶対可憐チルドレン」:察するに今のエピソードってこないだの潜水艦事件の時に紫穂と葵が危惧した状況になろうとしているんじゃないですかねぇ。あとただでさえ、紫穂は見た目に地味な能力なんで来週は大活躍希望。残る2人の倍の出番があってようやく互角くらいだよなぁ。どうせバイオレンス系展開が一番大ゴマになるんだろうし。
 「からくりサーカス」:この世で一番、独善的なのはフェイスレスでなくて鳴海だと思います。記憶が戻っているのに責任をとらせて殺すしかない、ってどういう傲慢さですか。
 
 アフタヌーン3月号。というか「げんしけん」。
 またしても漫画喫茶へ吶喊して参りました。今月もおまけ付きだったので買うかこれしか手がありません。
 一番の感想は大野さんが代弁してくれました。先月号で笹原と荻上クライマックスとか書いてあったのにぃ。ってこのセリフってば作者のセルフツッコミですよねぇ。あの漫画のキャラを逸脱したかのような発言なんて特に。
 ま、そうは思いますけど一方でこれが今月号の限界でしょうね。今の段階でもちょっと詰まりすぎなくらいですからねぇ。笹原に少しでも思考させようと(軽い発言に見えないように)コマ割りとセリフで苦労しているのが窺えます。人によっては巻きすぎと感じるかも。
 絵的には荻上さんがたいそう可愛らしかったのですごく満足しております。そして、最後にちょっと肩を落としましたけど。ねぇ、晴れてカップルになれたらその髪型やめません? や、ホントに。
 ふと気になったのは夏コミの時の荻上さんの反応。あの態度からして、ああなるのは初めてではないでしょう。学校卒業からまともに会っていたとは考えにくい。となると一旦、彼女らと離れてから荻上さんはどういう時にああなっていたのか。あまり機会がなさそうなんですが、もしかして顔見知りをモデルにやおい原稿を描く時なんでしょうか。だとしたらすごいですわな。そこまでしても斑×笹を何十枚と描いてきた訳ですから。
 来月で気になるのはやはり、色々なものがどう変わるか、でしょうねぇ。傍目にどんなカップルになるかっていうストレートなものもありますけど、それ以外も色々と。もし最終回が近いならその形に係わってくるだろうし。実際、本当に髪形が変わる可能性もあるんですよねぇ。逃げることをやめた証に。
 ああ、来月も行くことになるのかしら。

 2006年1月28日(土)    すくーるヘブン1回目終了
 時効警察3話。事件そのものには期待していない本作品ですが今週はさすがに手を抜き過ぎのような気がします。というよりすでに事件ではなくなっているしねぇ。容疑者を絞る必要さえないってのはさすがにどうかと。流れがレギュラーキャラの紹介になってきたせいか、変な登場人物が出なくなって残念。
 
 今週のお買い物は「サルバトーレ」、「めいどさんすぴりっつ!」、「すくーるヘブン」、「Imitation Lover」の4本。迷った「Horizont」は取りあえず見送り。4本までしかカバンに入りそうになかったのと存外みんな値段が張ったのがその理由。たしか一番高かった。「めいどさんすぴりっつ!」は予約特典のミニ原画集がついてました。ヨドバシが協賛店に入っているとは知らなかったので驚き&怯みまくる。ソフトより大きいし(同人誌サイズ)、描いてある絵も絵だったので。こっちをパッケージにした方がよりわかりやすかったのではないですかね。色々と。
 
 「すくーるヘブン」。迷った末にこれから始めました。期待作は後に残しておく方向で。残りの順番は本作の出来次第というところでしょうか。1人目は春見櫻。
 ゲームとしては「学園2」とほぼ同じイメージで間違いありません。場所移動してヒロインを追っていくが外れが圧倒的に多く、オンリープレイだと作業性がとても高いというあたりも一緒。時間稼ぎをしているように見えるし、なにより1日4回の選択のうち3回が外れというシステムは純粋に印象が悪いです。
 そして、もちろんそんなシステムを採用しているくらいですからヒロインとの会話が楽しめるなんてことはほとんどありません。イベントは全体的に極めて強引。特にHシーンよりもその前に起きるアクシデントというかハプニングが酷い。どうしてそうなるのか全くわからない展開はひたすら唖然とするしかない。
 当然のことながら惹かれ合う過程などまともに描写されておりません。最初からほとんどのヒロインは好意的ということもありますが、以降の近づく様子は上で書いたハプニングイベントが全てなので。とにかく事故で体に触る→距離が近づくという公式らしいです。あとライターが5人以上もいるせいか、主人公のキャラが常に安定していません。唐変木かと思えば迷うことなく覗きに走るし、色事に淡白かと思えばいきなり発情するし。
 櫻は3回ほどHシーンをこなすと許嫁にするかの選択肢がでます。Yesなら個別ルートへ、Noなら期間の続く限り同時攻略が進められます。個別ルートはあってないようなもので何かを期待すること自体が間違い。入ったかと思えばHシーンを1つ挟んであっという間にエンディングへ。まぁ、8人もいるしなぁ、とか思えるかどうかが評価の分かれ目でしょうか。個人的にはその中身に強く不満が。衣装が基本的に2種類(制服と私服)しかないのになぜか私服姿のHシーンがない。せっかく可愛い白のワンピースなのに。納得いきませんて。
 ここまでなんだか文句ばかり書いてますが、その割には意外と嫌いではなかったり。まぁ、Hシーンがちゃんとエロいということもありますけど、いつもの凌辱ゲーとの落差を楽しんでいるというのが一番の理由かも。高い期待も持っていなかったですしね。
 悲しいのがCG鑑賞モード。差分の扱いが同じ枠でひたすらクリックする方式に退化してしまってガッカリ。70とかあるのに一体、何を考えているのでしょうか。しかも、逆から見ることさえできないし。立ちCGの鑑賞モードはちゃんと衣装や表情、背景などの各要素から好きなものを選んで組み合わせる「学園2」と同じ方式なのに。ちと納得いかないです。

 2006年1月29日(日)    すくーるヘブン2〜5回目終了
 メジャー2nd Season7話。こうした見所ある試合になるとスピード展開も悪くはないです。ただ、苦戦しているところが一瞬で通りすぎてしまうのはやはりカタルシスの欠如に繋がっているのではないかなぁ、と。
 
 仮面ライダーカブト1話。35周年記念作品ということで気合いが入っている模様。率直に言って設定に縛られそうな気配はあるものの、なかなか面白いです。紹介編としてはかなり優秀な部類に入るのではないでしょうか。世界観の簡易な説明、登場人物紹介、ライダーのお披露目。それら3つが無理なくまとまっていると思います。
 適度に謎を含ませた設定説明は興味を引くに充分。G3の量産型みたいなのは色々と説得力に溢れていて素敵です。期待通りに弱い。GM以下ですな。
 主役はオレ様という話をちょろっと聞いていたので心配でしたが、思ったよりいい感じです。口だけのダメダメ君ではないようだし、大言壮語に見合う有言実行タイプのようなので今後も楽しみ。どうでもいいですが引き立て役の彼が北条さん@アギトに見えてしょうがないです。
 気合の入っていた変身シーンもなかなか。ファイズほどでもないものの宇宙刑事くさいデザインは賛否が別れそうですけど、個人的にはゴツいフォルムがお気に入りです。角が立ち上がる演出がないようだったのであれからまた形態が変わるってことなんでしょうね。
 イメージではアギトに一番近いかな、と。組織と対立するライダーというあたりが特に。
 
 「すくーるヘブン」。2周目以降ということでえろチェイン(3P、4Pのこと)も積極的に試していく。どうやら何も考えずとも3人までなら普通に同時攻略ができそう。しかし、えろチェインの順番はまさかと思ったけどあのレポート画面の表示通りなんですねぇ。あといずれも通常Hシーンの直後に始まるのでビックリした。そりゃちょっと都合よすぎだろ、ってなシーンもチラホラ。
 正直、個別ルートは作りがみな切り揃えたように同じなのでシナリオを楽しむなんてのはナンセンス。プレイしたから言いますけど未読スキップでも特に問題はない気がします。萌えゲーの方がまだしもまともな物語を備えているくらいですから。そんなですから当然の帰結としてプレイは作業的な様相を呈してきます。えろチェインのおかげで少しはましになっていますが、それでも計画的な攻略ってイメージが強いです。
 今日まで気付かなかったんですが、なんと本作はBISHOPなのに起動ディスクが必要ありません。初回立ち上げ時は必要ですが以降は要求されない仕様。絶対に無理だろう、とか思っていたので嬉しい誤算です。やはり時代はメディアレス起動となって欲しいもの。

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