徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2006年3月1日(水)    もしも明日が晴れならば2回目終了
 2人目は野乃崎明穂。
 やはり1周目から彼女を攻略しておくべきだったと深く後悔。スキップしながらたまに読むだけのプレイはどうしても集中力散漫になりがちです。かといってこの大きなボリュームでもう1回まともに読むのもなぁ。スキップが止めにくいせいで好きなところだけ読むのも意外と難しいし。
 中でも学園祭のあたりは繋ぎという意味でも差分という意味でも重要なイベントであるために何か勝手に悔しい思いをしておりました。ああ、1周目でこのイベント構成を見たかった、というような。
 まぁ、個人的なことはともかく明穂シナリオは良いところと悪いところが線を引いたようにハッキリしていたように感じました。いわゆる未練をなんとかしてあげようという部分は描写も丁寧でしんみりする様子もうまく書けていたと思うのですが、そこから後の明穂に冷たくするあたりがどうにも苦しいです。あの花火の後で珠美に言われていきなり決心するのも妙だし、そもそも花火イベントで主人公の危機感を煽るようなことはなかったと思うのですが。単にプロット通り書きました、ってな素っ気なさを感じるんですよねぇ。主人公が明穂に冷たくするという劇的な状況を用意して盛りあげたけれど動機まではうまく用意できなかったような。珠美の仕事が本当に正しいことなのかどうか、という風に書いてしまったことも無関係ではないと思います。
 さらに明穂の姿が消えた後の流れにもどうにも奇妙なものが。結局、主人公に覚悟が足りなかったと書きたかったんでしょうかね。そう考えればライターの意図としては納得できるけれど、やはり丁寧さが足りなかったかな、と。その後の愛猫を使ったアイデアは良かったですけど。これを見るまではつばさシナリオを含めてわざわざ出した猫が中盤以降、壮絶な放置プレイだったので苦笑していたくらいですから。
 声だけになった明穂との語らいもその場だけ見ると実に高い効果をあげているのですが、通してして見た場合はどうにも微妙な感が否めず。明穂は自然なんですけど主人公が支離滅裂に近いです。心情の変遷がうまく書けているとは言い難いかと。恐らく考えた通りにはいかない、と言いたいのでしょうけど、どうもね。
 プレイ中はどのオチで来るかなーと考えながら進めてました。結果としては最も無難な1+1=0@桑田乃梨子オチでしたが。まぁ、血迷ってガオガイガー最終回オチよりは良かったと思います。誰もが気になるのはあの後ですか。NEW明穂と会ったつばさがどんな反応を示すか、とか。千早がいれば転生を保証してくれそうですけど、いなければ主人公がすごい疑われそうな気が。とても低いストライクゾーンとか。ヘアバンドまで同じところが怪しすぎる。30を間近にして遂にやってしまったのか、という疑惑を生むには色々と状況証拠が揃いすぎているような。主人公ほどにつばさが信じているとは思えないし。っていうか主人公は明穂を待っている事実をつばさに話していないだろうし、話したら病院に連れて行かれかねない。小児科ってのもこの場合は逆効果かと。患者から目をつけたのか、という。仮に認められてもその後もね。人目を気にしない人ですから遠慮なく幼女といちゃつきそうデスヨ。
 本作はシナリオの基本的な出来が良いので気付きにくいですが、結構もったいない作りになっているんですよね。Before Afterを意識してもっとしっかり書いた方がずっと効果も上がったのではないかと思います。具体的には2〜3日でいいから明穂が生きていた時のことを書くこと。回想ではなく現在進行形で。これによって彼女の死がより衝撃を増すのはもちろんのこと、幽霊となって帰ってきた時にそのありがたみというか存在感がわかります。もちろん、再び失う意味においても多大な効果を上げるでしょう。現状ではそのあたりがちょっと弱いかな、と。どうせ一本道だからそのへん気にすることもないですし。
 
 二次元陳情さんのところが更新されて非常にめでたいのですが、久しぶりにタイトルが被ったために懇親会しか読むことができずに耐える日々を送っています。基本的にネタバレを避けるために読まないってのもありますが、ゲーム感想に影響を与えないようにってのもあります。あと数日の辛抱だ(自分に言い聞かせてます)。私信ですがブログは一旦、エラー警告が出ますけど継続すれば問題なく閲覧できました。

 2006年3月2日(木)    もしも明日が晴れならば3回目終了
 3人目は湊川珠美。
 ちゃんと計っていないのでわかりませんが珠美シナリオはこれまでの2つよりも長かったように感じました。もしかしたらシナリオの内容ゆえかも知れませんが。
 シナリオはひとことで言うと野乃崎姉妹シナリオとは若干、毛色が違う感じ。まぁ、4人のヒロインの中で唯一、最初から主人公のことが好きではないキャラなので当然といえば当然ですが。惹かれ合う過程は予想よりもずっと丁寧に書かれてます。正直、ちょっとびっくりしたくらいで。あまりまともに書く気がないからみな最初から主人公のことが好きな設定なのかなぁ、とか失礼なこと考えてましたし。
 キャラとしても端から端へと走るアンバランスなところが可愛らしいです。つばさ萌えーなヒトですけど、プレイヤーからすると主人公の方が魅力的なのでやがては逆転するのも納得できますしね。
 本シナリオでつばさの果たす役割というのが良い役割なのか、それとも悪い役割なのかというのが難しいところ。客観的に見れば前者なんでしょうけど、自分のシナリオという激しい前科があるだけに筋書きが読めていても最後のセリフを聞くまで全く安心できませんでした。彼女はやらなくとも良いことをやる女だよ、とか思いながら。有体に言えば全く信用していませんでした。
 しかし、珠美シナリオの一番の見せ場はつばさにあらず。よもやの明穂さんでした。終盤にいきなり登場する謎の大蛇。まさかと思いつつも状況と消去法で考えると答えはひとつしかない。そう、明穂さんの嫉妬の心が恐ろしい大蛇を生み出したのです。って言いたいことはわかるし、可能性としてそれは誰もが考えるでしょうけど積み重ねたイベントからするとかなりどうかと思います。具体的に言うと学園祭の日、屋上で踊った時のボーカル演出。あんな感動的なシーンを用意しておいて「てへっ、やっぱり駄目だった」みたいなオチでは台無しですよ。まぁ、本人のシナリオでないだけ良かったんでしょうけどもね。理屈で言えばつばさシナリオで大蛇が出ても不思議ではないんですから。背中合わせになったところをいきなり頭からガブリ、とか。それとあんな人に害をなすほどの大蛇を生み出せるなら気合で主人公の側にいられると思うけどなぁ。だって一番強い想いは嫉妬ではなく主人公の側にいたい、というただそれだけの想いなのだから。
 本作はホントに負の感情を出すのが好きだなぁ、と。主人公が全然、出さないでヒロインだけ溢れまくりだから奇妙に映るんですよねぇ。

 2006年3月3日(金)    もしも明日が晴れならば終了
 4人目は千早。
 結果的に最後になっただけですが、クリア順の制御がかけられていても不思議ではないヒロインでした。ま、存在からして他のヒロインとは一線を画している訳ですが、シナリオも1人だけ過去がメインでした。
 テーマはストレートに贖罪ってなところなんでしょうが、被虐趣味(違)がありそうなヒロインなんで正直に言えばどうしようもないです。口に出す訳ではないものの、罪はけして償うことができない、というスタンスなので一生、堂々巡り。解決しようと思うなら過去を改変するしかないです。もちろん、きちんと終わっているシナリオですから最後はハッピーエンドですけど、かなり苦しいというか無理を感じました。なんだかごまかしたようなラストでしたし。
 人間ではないゆえに力を使って無理矢理、自分に牙を向けさせるというのは良かったのではないかと。ただ、それを3回しかないHシーンのひとつにするのはどうかなぁ、という気がしないでもないです。そもそも1回目からして微妙だったのですから。
 過去エピソードはだいぶ駆け足気味というかはしょっているので何とも言い難いです。取りあえず、人とほとんど接触することなく生きていたからあんな喋りなんですか? というくらい。でも、500年存在していてあの子供っぷりはないよなぁ。コミニュケーションに事欠くってのはねぇ。
 あとシナリオサイズを肥大化させないためでしょうけど、このシナリオだけつばさが何の負のオーラも発揮しないのは不自然ですわな。別に絶対必要とも思えないのに珠美シナリオではああして嫉妬の炎を燃やした訳だし。あそこまでいったら千早にも意地悪くらいはするべきなのではないかと思います。気に入っている人にもそうでない人にも彼女らしい場面がひとつ増えたところで今さらでしょうしね。
 これで終わりかぁ、と思ったらサムネイルに空きがあってびっくりしていたらバッドエンドというかノーマルエンドみたいなのがあったのですね。もちろん、現れるのは絡み大王の名を欲しいままにする委員長こと香坂彩乃。攻略不可でありながらあのまとわりつきぶりはひとことで言えばうざいです。ふたことで言えばとてもうざい、と。というかそういう空気をまとっているのが最大の理由がかなぁ。「はぴねす!」の準あたりとは違って間違っても攻略できるとは思えないあたりがシナリオの阻害にさえ感じてしまうところです。
 「もしも明日が晴れならば」もこれで終了。ゲーム感想は近日中に。
 
 今週のお買い物はガンダム好きとして押さえておきたい「ガンダムクライマックスU.C.」。
 デモ関係が痺れる出来だったので購入した訳ですが、こういうのはいつもプレイしてみるまで不安なものです。操作感がどうであろうかというあたりが。結論からするとまぁ、悪くはないです。格別に良くもないですけど。近年だとやはりvsシリーズが頭ひとつ抜けている感じです。2Dゲームっぽく操作できる方が画面も見やすくて快適ですしね。
 まだ1年戦争、08小隊、ポケットの中の戦争、スターダストメモリーを遊んだくらいですが、クライマックスの名に相応しいステージが用意されていてなりきりプレイが楽しいです。まだまだ操作に慣れていないところがもどかしいですけど。そうやって考えると本作は難易度は低めなのかも知れません。1回目で解けるステージもありましたし。
 1年戦争だけはステージチョイスに謎もあります。ジャブローなのにシャアが現れないし、ドムはいても黒い三連星は不在ですからねぇ。もちろん、ランバ・ラルもいませんし。
 溜め撃ちによる爽快感はなかなかのもの。派手な攻撃の数々がいい感じです。雑魚MSにそれほど高いHPが設定されていないってこともありますけど。
 ステージをクリアすると原作通り以外のMSやパイロットも使えるようになります。アイナvsアイナなんてのも可能です。アプサラスの使いにくさは尋常じゃないですけど。何もしなくても機体の向きが変わっているような?
 ボイス演出もすでにお馴染みとはいえ、そこはクライマックスだけに盛り上がりもひと味違います。例えばポケットの中の戦争だとバーニィとクリスのセリフだけでなく、アルのセリフまで入っていて思わず涙腺が緩みそうに。声が全然違うのが玉にきずですけど。
 まだ触ってもいないプログレスモードもあるし長く遊べそうです。

 2006年3月5日(日)    ガンダムクライマックスU.C.継続中
 時効警察8話。いつも面白い本作ですが、今回はそれを踏まえてなお笑いに特化したエピソードです。いつもの変人節が全開でキャラクターが新しく出る度に期待が膨らむ、そんなお話でした。相変わらずヒロインは変質者チックなところがあって素敵です。果たして報われる日は来るのか。もう来週最終回だけど。
 
 メジャー2nd Season12話。話が早すぎるんで他メンバーの態度の変わりようにどうにも強い違和感を感じます。
 
 仮面ライダーカブト6話。約束を託されても加賀美くんはやはりいつもの役割を脱せず駄目なままでした。まぁ、急に頼れるようになるなんて彼らしくないし、せっかくの和み役がいなくなっても困りますけど。
 尋問のやりとりが素晴らしい。さすがは自分を中心に世界が回っていると謳う男です。完全に自分のペースで電話をかけさせるわ、カツ丼を取らせるわ、やりたい放題。それでも妹思いの姿のせいか厭味には映らないんですよねぇ。
 ミサキさんに本部の場所を吐かせる、という展開はどうもおかしい気がします。加賀美くんの弟のエピソードを見てもすり変わった人間の記憶を知ることができてました。あんな回りくどい真似をする必要はないはずなのだけれど。まさかあの2人が本部の場所を知らないとも思えないし。
 アクションはそろそろ何らかの工夫が欲しいところ。特にライダーキックのパターンはまるで代わり映えしないので殺陣もしっかりと考えて欲しいです。
 
 「ガンダムクライマックスU.C.」。レイトショーの映画を見たり、帰ってから録画したWBCの試合を見たり、そのあと爆睡したりしていたので全然進んでおりません。それでもZとZZくらいは終わりました。もちろん原作通りのものだけですが。
 Zは思ったよりもステージが多くて驚きましたが、多いわりには不満も多かったです。他の作品と違って同じMSを使って水増ししているように見えたり、ニューホンコンの次がキリマンジャロだったり、フォウの声優が映画版に変更されていたり(キャラクターの顔はテレビ版を基準にしているくせに)、ZZがあるのにサイコガンダムマークUを出さないとか、わざわざジェリドをコロニー内でハイザックに乗せておきながらそれ以降、登場しなかったりとか、上げていけばかなり多いです。せっかくプレイ感がいいだけにもったいないなぁ、と。
 ZZはZとは反対にやたらとステージが少なかったり。黒いキュベレイの後はいきなりクライマックスだったりしてさすがにどうかと思ったり。せっかくなんだからハンマハンマ対Zくらいは見たかったような。マシュマーだって出ているのだし。ラカン・ダカランの白いザクVとかもね。ま、それはそれとしてハイメガ粒子砲強すぎ。溜めるのに時間はかかりますが撃てば面白いように当たってくれる上、威力も尋常でない破壊力。3発くらいでハマーン様も昇天です。爽快感バツグン。

 2006年3月11日(土)    ガンダムクライマックスU.C.継続中その2
 1週間のご無沙汰です。まだ3月だというのに早くも2回目の風邪を引いてショックを受けておりました。そんな状態なのでかなり苦戦しましたがどうにか「もしも明日が晴れならば」のゲーム感想をアップしました。基本的な出来は良いのに目立つ粗があるのはもったいないところです。「Dear My Friend」とは好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
 
 時効警察9話。あああ。とうとう終わってしまいました。2ヶ月程度の短いお楽しみでしたよ。最初と最後の符号を合わせるというのは基本ながらなかなか。まぁ、主にお笑いな訳ですが。この飛ばし過ぎなドラマをもう見られないとは残念でなりません。続編やらないかなぁ。
 
 「ガンダムクライマックスU.C.」。クロニクルモードは概ね終わってエクストラモードもどうにか出現させられました。しかし、ファイナルステージがガンダムと戦うだけってのは芸がなさ過ぎるような。
 続いてキャラクターを育てるプログレスモードも触ってみる。ステージ数は思ったよりも少なくやりがいはもう一歩か。というか世代交代してから2戦ないし3戦しかないというのはどうかと。まぁ、それ以上に14年も経って見かけがまるで変わらないカムナ隊の面々の方がどうかしていると思いますけど。1世代最後の会話なんて年齢を考えると寒すぎですよ。他にも士官学校出なのに軍曹だったりねぇ。

 2006年3月12日(日)    AR忘れられた夏 開始
 仮面ライダーカブト7話。いつだったか忘れましたが以前に監督かプロデューサーのインタビューを読んだ時に仮面ライダーは1人って言っていたような気がしたんだけどなぁ。主役って意味なら過去作だって1人に決まっているし。スポンサーからの注文ってやつかなぁ。何にせよガッカリ。
 事情はどうあれ安直にライダーを増やすのは反対。そんなことをする前に存在感の薄いワームをなんとかするべきである。十把一からげの敵をいくら倒したってライダーの強さ、格好良さは伝わらないし、物語だってその場凌ぎの面白さしか出すことはできないのだ。魅力のない敵に価値などありません。ましてや驚異だなどともっての外。最近は誰もワームを怖がっていませんよ?
 ま、構造的問題は置いといて今週のお話。
 相変わらずセリフ回しにはうまさを感じます。出会いから料理対決、そしてオチまでの流れるようなセリフ運びは見事です。さりげなくオーナーもいい味出してます。当たり前のようにひよりのレンゲを使う天道もすごいです。
 気になるのはやはりツッコミどころの多さ、かなぁ。たかが一丁の豆腐でどう部下に振る舞うつもりなのか(場合によってはさらに半分ですよ)とか、加賀美くんの行動がマズいのは今さら過ぎてツッコミどころではないかな。この後も何を根拠にワームの法則性を見つけたと断定したのか、そもそもザビーに言われるまでワームに対してそうしたアプローチをしてこなかったワケ? とか逃がしたワームは天道が連れてきたヤツじゃないの? とか随分とありました。いくら子ども向けとはいえ、もうちょっと考えてもらいたいところ。
 今週もヒーロータイム終了の小芝居は面白かったです。加賀美くんはやはり最高だ、と再認識させてくれました。
 
 「AR忘れられた夏」。取りあえずまだ始めたばかり。久しぶりのサーカスなんで近年は知らないんですが起動ディスクがいらないのはめでたいです。「水夏(無印)」の頃はねぇ。
 気になっているのは舞台設定でしょうか。主人公も違うし、名無しの少女も別人っぽい。けれど場所はあの村なんですかねぇ。白河家なんてあるし、町並み(というか構図か)もそっくりと言っていいくらい似ているし「D.C.U」みたいに何年後とかいう設定なのかなぁ。もしかしてそれを知りたければ特典の掛け軸を見なくてはならないんでしょうか。嫌だなぁ。なんか呪われそうで気が進みません。
 先日まで「もしも明日が晴れならば」をプレイしていた後遺症でしょうか。立ちCGに強い不満を覚えています。もうちょっとどうにかならんかなぁ、とか思いながらクリックしてますよ。ただ、後遺症の件を置いといてもどうもポーズがこなれていないというか、ぎこちない気がするんですよね。イメージでポーズ同士がうまく繋がらないというか。
 そんなせいもあるのか今のところ、ヒロイン陣よりもサブキャラである男性陣に良い感触を持っております。セクハラ大王の名を欲しいままにする鋤谷拳が素晴らしいです。まるでクロスチャンネルの主人公をサブキャラにしたかのよう。しかも、それでいて声が井上和彦氏というのはもう神がかりとしか。よくこんな台本を読ませるもんだ、と感心します。こりゃ、相当に気を引き締めてかからないと主人公は存在感薄くなっちゃいますよ。
 
 「ガンダムクライマックスU.C.」。こちらもまだまだやってます。しばらくは平行してプレイしそう。
 昨日書かなかったこと。
 クロスボーンガンダムが出てるぅ! とかビックリしていたら特典の差し換え用パッケージにしっかりとありました。しかも、一度は見たはずなのに気付かないという情けなさ。
 やはり第2次スパロボαが呼び水になったんですかね。セシリーのCGとか流用してましたし。クロスボーンガンダムの能力的にはザビーネ機とキンケドゥ機の間で随分と差があって驚いたり。つーか、ザビーネ機だとラストステージで全然勝てませんよ。かなり使いにくいですわ。要精進って感じです。
 機体集めはもっと簡単にして欲しい気も。まだまだ半分程度で、集め終わる頃には「さぁ、自由に遊ぼう」なんて気は失せていて飽きてしまっているような予感があります。プログレスモードで使用してもフリーモードで使えないってのも微妙なストレスになる気が。結局、あまりうまくない人はカードを出すために高性能の決まった機体ばかり使わなくてはならないですからねぇ。
 
 戯画の「この青空に約束を−」のデモを見る。結構期待していたせいもあるんでしょうけど、今ひとつだなぁ。工夫しているところは見られるのだけれど特筆するほどでもないというか。うーん、残念。
 しかし、デモを見ながら改めて思ったのだけれど、このゲームには嫌な予感があります。それは全シナリオクリアしてもお気に入りが三田村茜になりそうだっていうこと。キャラの基本はわかっている訳でよほどのことがないとこれってひっくり返らないんだよねぇ。兄の存在でますます茜の株が上がったのがある意味では痛いところです。

 2006年3月14日(火)    AR忘れられた夏 まだ1周目
 平行プレイのせいかまだまだ中盤といった趣です。しかし、平和な日常にじわじわと浸透するようにやってくる非日常の表現がいい感じです。定番だけれど夢で徐々にみせるやり方も効果的ですし。また、自らの置かれた状況に対してキャラクターたちが日々考えているのも好印象。自然と自己表現にもなっているし、これのおかげで運命が変わったりした後の説得力があったり、あるいはその変わりようの対比が面白かったりしますから。
 基礎的な疑問としては主人公の職かなぁ。一体何をしている人なのかサッパリわからない。取りあえず日々何もしていないように見えます。もしかしたら何気なくクリックしていた序盤にサラッと書いてあったのかなぁ。
 
 「木漏れ日の並木道」の単行本を購入。
 連載中はノーチェックだったので楽しみにしていました。結論から言うと意外と悪くないです。漫画としてはやや稚拙なところも見られるのですが、自分で考えた訳でもないシナリオにしてはうまくまとめてあるのではないかと。しかし、1話が8ページとか10ページってどういうことなんだか。
 分量の問題か、それとも最初からページ数が決まっていなかったのか、全体の流れを見るとどうも不自然なところがあるのが残念。姫乃中心になるのは問題ないものの、紫苑と楓の2人が完全にゲストキャラ扱いになってしまっているのは実にもったいない。お約束キャラとはいえ巴の方がよほど目立っているのはなぁ。楓は彼女をメインにしない限り扱いにくいので仕方ないとしても、紫苑はもっとまともに扱って欲しかったところ。
 まぁ、やはりファンのための本、という域は出ていません。ゲームの方が楽しいのは当然としても、主人公と恋仲になったヒロインとさくらの交流がないのはなんとももったいない。個人的には楓だけ妙にゲームと顔が違うのが悲しいです。お気に入りなので扱いが軽いのももちろん。ああ、なんか書いていたらまたプレイしたくなってきましたよ。
 
 戯画の「この青空に約束を−」の発売日が3月31日に。あー、やっぱりデスカ。先週の金曜にマスターアップ告知が出ないからヤバいなー、と思っていたんですが。まさか当たってしまうとは悲しい限り。24日は候補が多いんで残った作品を遊んで待つことにしましょう。それでさえ悩みどころなんですから。

 2006年3月19日(日)    洗濯屋しんちゃん体験版
 録ったまますっかり忘れていたメジャー2nd Season13話と14話。なんか気のせいか桃子さんが妙に可愛いというか、絵に気合いが入っているように見えます。オープニングとは別人級に差がありますよ。そして驚きの川瀬涼子登場。原作ではたしかなかったよねぇ、こんなシーン。このためにエンクミに声かけるってのもなぁ。
 続いて14話。きつい夢島もスピード展開でサッパリそんな印象はありません。どうせすぐ昇格してしまうしねぇ。
 
 仮面ライダーカブト8話。最近、前後編的な作りになってきているようで傾向としては悪くないと思います。ただ、先週からの受けという意味ではイマイチな感じ。ワームの件についてザビーの失点、天道のポイントアップとしたかったんでしょうけど、先週のワームを逃したのが天道に見えるのが何とも。
 ザビーの化けの皮(?)が登場2週目でもう剥がれそうってのはさすがにどうなのか。しかも、天道がそれほど強烈な何かを見せた訳でもないのがね。パーフェクトなんて言葉をすぐに出すわりには完遂する能力が低すぎるように見えてしまいますよ。考えてみれば部下だってあっさり傷つけられている訳だし。
 しかし、チーム田所はすっかりかませ犬な感じが漂っていますな。つーか、このチームに存在意義はあるのかっていう根本的な疑問が。
 ツッコミどころはなんと言っても病院でのイロイロ。麻婆豆腐を作って入院患者に勝手に食わせようとか、組織のことを病院のロビーで大声で語るとか。機密保持という概念はないデスカ?
 それにしても妹に冷たくされて(?)泣きそうな天の道をゆくヒトはちょっと萌えでした。
 
 「洗濯屋しんちゃん体験版」。先日、送り主がどこにも明記されていないヤマトの宅急便(だけれど郵便に見える)を訝しみながら開けてみたらブラックパッケージからでした。中身は読んでの通り。「AR 忘れられた夏」もなかなか1周目が終わらないので息抜きに遊んでみました。
 で、20分後。もう終わりました。や、正確にはもっと短かったと思いますけど。
 中身は主人公の状況説明と寸止めHシーンをバラバラに3つ。立ちCG劇は一切、入っていません。正直にいえば体験版としての意義はあまりないと思います。ヒロインも3人しか紹介しておらず(つーてもHシーンしかないですけど)1人足りないですし。まぁ、ここのゲームをよく買っている人間ならこれで十分なんでしょうけど。
 いつも通り息抜きに良さそうなんでタイミングが合うなら買いたいですが4月14日だと難しそうです。競合作はないけど3月分がこの時期だとまだ残っているだろうからねぇ。

 2006年3月21日(火)    AR 忘れられた夏1〜3回目終了
 長かった1周目もようやく終了。
 プレイ中はなかなか楽しかった本作ですが、終わってみるとどうなのか。筋書きは十分に面白いと思うのですがどうもカタルシスが足りない感じです。あらすじに対して分量が多すぎるような気がします。ねことと聖の過去などのように焦点がぶれる要素が多かったようにも思えます。全員に用意されている訳でもないですからね。結局、終わってしまうと意味のない設定が多い訳だけになおさらそうした印象を受けやすいような。
 作中で取り上げている「超常現象」のように一部の設定がほったらかしというか好きに解釈してください、という状態になっているのも少し気になります。これのおかげで細部がどうでもいいというか、答えがない状態も同然なだけに興味を持てなくなっているのは果てしなく微妙なところです。
 世界の繋がりもテキトーっぽいので感情の繋がりもよくわからないという有り様でエンディングとなると正直、戸惑います。やり直しだけど繋がっている、みたいな。例えば都さん相手だとどう考えたらいのか。過去エピソードを踏まえていいのか、違うのか。なんか踏まえるなら彼女はショタくさい上にボーイズラブ好きなんですけど、そのへん成長してしまった主人公はどうなのか、という。とらえ方がわかりません。
 基本的には一本道なので1周が終わるとあとは作業的に個別エンドをこなしていく感じに。またこれがイベントCGの差分くらいの違いしかないのに、価値観の問答(これでヒロインが確定する)やらラスボス戦やらやり直さなくてはならないのはとても面倒です。特にラスボス戦なんて敗北しようがない(どうやっても勝てる、たぶん)のにやらされるのはどうかと思いますよ。2周目以降は戦闘をスキップできてもいいんじゃないですかねぇ。
 せっかく最終章は羽目を外した面白さ(「果てしなく青い、この空の下で…」のおまけに近い衝撃)が展開されているのにヒロインごとの違いが少ないのはもったいない限り。ここまで来たボーナスってことでもうちょっと楽しませて欲しかったです。

 2006年3月25日(土)    その横顔を見つめてしまうA profile完全版1回目終了
 今週のお買い物は「戦場デ少女ハ躰ヲカケル」、「LOST CHILD」、「その横顔を見つめてしまうA profile完全版」、「ゆ・め・く・み 訳あり物件妖精つき!」の4本。最後のはなんか950円で売っていたのでつい買ってしまいました。まぁ、この値段なら外れでもいいかと思って。しかし、このタイトルって1月下旬に出たばかりのような。そんなに売れていないのでしょうか。
 4本のうち表題作から始めました。購入の動機は二次元陳情さんとこで評価の高かった「車輪の国、向日葵の少女」と同じシナリオライターが担当しているから。素直に「車輪の国、向日葵の少女」を買っておけよ、という気もしますがまぁ買ってしまったもの仕方ないということで。時系列的にはこちらが先に出た作品のようですし(苦しい言い訳)。
 1周目は、って本作はクリア制御がかかっているので必然的に妹の莉寿。そんなこととは露知らずお嬢様の未来狙いであった私は、彼女よりの選択肢を選んだのに翌日からサッパリ出なくなって随分と悩んでおりました。そして、いい加減これはクリア制御がかかっているのだろうな、と思った頃に未来が現れ主人公がおっしゃいました。
 「そういえば随分姿を見なかったな」
 これは果たしてライターがわかって書いているのか違うのか。私にはなんだか嫌がらせのようにも聞こえました。主人公はクラスでただ一人、未来を気にかけている人間だったのになぁ。いつの間にそんな淡白な反応になってしまったのやら。実際、このセリフだけでは未来が欠席していたのか、主人公の目が彼女に向かなかったのかよくわかりません。
 で、肝心のシナリオですが、これはどうなのかなぁ。いわゆるミスリードを誘うシナリオってことなんでしょうけど、人物を絞り過ぎていることと、矛盾点がわかりやすい形で示されているので騙されないといいますか。終えた後でならともかく、プレイ中に矛盾点が透けて見えてしまうのはねぇ。どう考えても名前も出ていない昔なじみが犯人、とかいう論外のオチでない限り犯人はわかりきっているのはどうかと。せめて繁華街を歩くCGがなければ快音が犯人であると深読みもできたんでしょうけど。
 あと根本的な問題として性格的な設定に疑問を感じます。ノリツッコミも理解できない美桜が計画的な犯行を行うのはあまりにも無理があるような。普段の天然な姿と夜の顔がまるで噛み合っておらず、周囲に気付かせない擬態というのがどうにも不自然です。天然なのは演技ではないはずなのに。二重人格と言われた方がベタではありますけど、よほど納得がいきます。
 他に気になったのは援助交際の点。なぜ彼女はそんなことをしているのか。心底嫌がっている様子ですが、そんなことをしなくてはならない理由がどこにも書かれていないような。
 ヒロインの莉寿さんは容姿といい性格といい、あまり好みではない娘さんなんですがある一点においてプレイ中、強く気になっておりました。それは声優が西田こむぎさんであるという一事。これまで何度か出演しているゲームに触れる機会もあったのですが、終わってしまうとリセットしたように忘れていました。ところが、先日の作品のせいですっかりと脳に焼きついてしまったようで。つまり、私の中では未だに「もしも明日が晴れならば」の影響が強く残っていると。恐るべし野乃崎明穂。

 2006年3月27日(月)    その横顔を見つめてしまうA profile完全版2回目終了
 仮面ライダーカブト9話。オープニング前の展開を見ても全く心配していませんでしたが、結果はそれ以上でした。まさか女医さんまで陥落してしまうとは恐るべし天道総司。勝手に料理を作るあたりさすが唯我独尊である。まぁ、病院の飯はマズいからねぇ。並ぶ人の気持ちはよく分かります。「そろそろ退院でもするか」というセリフに全てが集約されている気がします。
 日和が渋谷で会ったのは天道なのでしょうか。それとも別の誰か? セリフの「殺さないで」の示す意味は? 重要そうな謎が出てきましたな。
 以前から気になっていたのですが、やはりゼクターは使用者を自ら選んでいるのですか。確かに精神の平衡を失った人間には相応しくないし、格闘でワームを倒す加賀美くんは格好良かったですがねぇ。正直に言えば三枚目じゃない加賀美くんなんて加賀美くんじゃないよ、とか言いたくなります。
 
 「その横顔を見つめてしまうA profile完全版」。2人目は小野未来。
 1本目が1本目だったので構えながらプレイしたのですが予想に反して普通のシナリオでした。伏せてある要素も取り立てて斬新でもないし、ミスリードを誘う内容という訳でもありません。
 そして、当然のことながら莉寿関係の設定はスルーだったりします。まぁ、へたに手を出しても収拾がつかなくなるし、しょうがないと言えばしょうがないですけど重すぎる設定だけに素通りというのもなんだか釈然としません。
 未来の抱える問題はわかりやすいだけにその態度のひとつひとつが実に微笑ましかったです。ライターの目論見がどのあたりにあるのかはよくわからなかったのですが、ごく普通にギャップを楽しめました。ただ、その理由ってのはもしかすると莉寿シナリオの反動かもしれませんけど。内容が内容だけに未来シナリオは心地好く感じる、と。
 前回は書かなかった気になるポイントその1。背景が商業作品としては最低クラス。同人のままなのかもしれませんが6800円もとっている以上、もっとまともな背景画を用意してもらいたい。2006年にもなって「秋桜の空に」と同レベルってのもどうかと。
 ポイントその2。イベントCGに比して立ちCGがかなり弱い。全体的に安定していないことも気にかかるが、それ以上にイベントCGとの露骨な落差にガッカリしてしまう。仕草もかなりぎこちなく見えます。もともとそれほど面白いとは言えない日常会話に大きな影を落としてしまっています。
 ポイントその3。もう一歩、洗練されていないシステム。メッセージウインドウ枠から下にカーソルが来た時だけ各種アイコンウインドウが出るのはどうも落ち着きません。それとバックログ時にカーソルが枠内にないと右クリックで戻ることができないのは不便です。

 2006年3月28日(火)    その横顔を見つめてしまうA profile完全版終了
 ラストは追加ヒロイン相馬美桜。
 完全版で追加されたということは同人版ではなかったということで、よく考えてみるとシナリオは2本しかなかったいうこと。いかに同人とはいえ中編程度ののボリュームで2本というのはさすがに少ないよなぁ。価格はいくらだったのカシラ。
 シナリオは期待に反して莉寿シナリオからの分岐ではありませんでした。例の事件が未然に防がれていてイタ電のことはほとんどなかったかのように尾を引きません。色々と後に書いたシナリオという印象を受けました。特にほとんど接触していない未来といつの間にか友人になっているあたりとか。エンディングがひとつになっているのは他の2人のエンディングにあまり意味を感じられなかったので良い判断かと思いますが。
 援助交際をする理由は明かされていましたが、なんだか莉寿シナリオとは違うような。あちらは嫌で嫌で堪らない、みたいなことを言っていましたが美桜シナリオでは嬉々としてやっているように見えます。でも、理由としては不自然というか得心がいきません。主人公に露見した時にあれほどうろたえるくらいなら最初からやらないような気もするのですが。お金が目的でもないから見知らぬ他人である必要もないしなぁ。バレたくないなら地元でやるのも不自然だし。これらを全て相手を喜ばせるため、同情を誘うためで説明するのは苦しいように思います。そういえばそんなこともあったなぁ、って感じでしたし。
 結局のところ、美桜は他の誰でもなく主人公に嫉妬していた、というオチなのでしょうけど、肝心のその強さがシナリオ中で周囲から正当な評価を受けていなかった、というのはどうかと思います。つーか、主人公は変人だから、というようなイメージばかり植えつけられていた気がしますよ。
 あと莉寿シナリオでも書きましたけど天然を演じるのは無理があると思います。気付かない理由も主人公がポジティブシンキングしかできない人間だから、というのもなんだかなぁ。
 「その横顔を見つめてしまうA profile完全版」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。
 
 門井亜矢氏の「ヘブンズゲイトPINK」を買う。1冊目が新装版として同時に出てますけどこの分だと3冊目が出る時にも新装版が出そう。早くてもまた5年後でしょうし。
 氏の描く月代わりのヒロインたちはとても可愛いです。性格はアレな時もありますが容姿は文句のつけようもないキャラばかり。それを踏まえた上で思うのはもしかして氏はキャラデザインにあまり気合を入れない方が良いのではないか、ということ。先日出た「天然女子校物語」や「下級生2」のヒロインたちと比べると本書のヒロインたちの方が明らかに可愛く見えます。普通に考えれば連載漫画やゲームの方が力が入っているでしょうし、その時間もあるでしょう。

 2006年3月31日(金)    この青空に約束を−開始
 すでに昨日の話ですが「その横顔を見つめてしまう〜A profile完全版〜」のゲーム感想をアップしました。少し時間を置いてみても印象はそれほど変わりませんでした。やはり値段との兼ね合いがねぇ。
 そして実験的ではありますが点数もつけてみました。これまでつけてこなかった訳ですけど、不意にそんな欲求に駆られて。今のところ今年発売された作品のみですが、飽きることがなければ過去作も含めて続けていきたいと思います。ちなみに点数は仮のもの。大きくは動かないでしょうけど、微妙に変わることはありそう。わずか数作品を5点刻みでつけてみても少し考えるところがあったので。
 
 「この青空に約束を−」。まだマラソン大会が終わったくらい。
 例えどれだけ鉄板であったとしてもそれが実現するというのは何度味わっても嬉しい訳で。回りくどい言い方は止めます。わずか数時間で何度笑ったことか、どれほど楽しくなったことか。間違いようもなく面白いです。さすがは丸戸史明氏、さらなる進歩さえこの数時間から感じられました。会話の巧みさはより洗練された印象があり、演出との融合もより進んでいます。1回目の手紙のシーンとか奈緒子の顔が出るだけで笑ってしまったくらいでレベルの向上を感じずにいられません。
 マラソン大会の顛末まででも中編としてのまとまりは十分で、掴みのうまさはちょっと他の作品の追随を易々とは許さないくらい。展開はまるわかりなのにちょっとじーんときてしまいましたよ。これって結構、重要というか意外ですらありました。正直、好みの流れではなかっただけに。今後の展開への期待がごく自然に高まりました。
 ちょっと持ち上げ過ぎた感もあるので気になるところも。
 予想の範囲内ではあるのですが、やはりヒロインのほとんどがゲームが始まった時点で主人公に高い好意を寄せている、というのはこれだけ作品のレベルが高くなってくると気になります。凛奈でさえねぇ。ちょっと期待していただけに軽い失望もありました。不鮮明なのは宮穂くらいですが、これもけして期待してはいけないでしょうねぇ。つぐみ寮が主人公のハーレムと言われているからこそそれは避けて欲しい訳で、見せて欲しいライターの手腕でもあると。
 他には主人公とプレイヤーの温度差ですか。もうすっかり状況に馴染んでいる主人公に対してプレイヤーは右も左もわからない入寮者な訳で。初手から「当たり前の会話」を繰り返されることで人によっては戸惑うというか疎外感を感じることもありそうです。個人的には体験版(短いバージョン)をプレイ済みなので序盤だけとはいえ2度目ですしね。
 システム的な部分では背景スクロール。機能として自在に使えるようになったからなのか、とんでもない使用頻度です。ほとんどお家芸って感じ。オープニングデモまででも縦スクロール6回、横スクロール7回という有り様でエンディングまで何回やるつもりなのか、と。これ30分以内ですよ?
 加えてシーン切り替え時に必ず使われるアイキャッチ。これも全エンド制覇までには余裕で三桁を越えそうです。私の環境のせいかもしれませんけど、この間は明らかに待ってますしね。滲むようにアイキャッチが出てきてCGと重なってぼやけるように消えていく。やがては真っ暗に、そこからも一拍待つ。5秒くらいはかかっているような。しかも、大抵はそのあとスクロールですからね。
 では目立ったポイントを書いたところでプレイに戻ります〜。ま、のんびりじっくりとね。

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