徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2006年6月3日(土)    6月展望
 なんか最近いつも同じこと書いてますが、ようやく「ウィズアニバーサリー」のゲーム感想をアップしました。間隔が開いているせいかどうしても時間がかかってしまって。おまけにうまく書けないと逃避したくなりますしね。今回は一日、二日ほど古い漫画に逃げておりました。
 
 5月は結局、何も買いませんでしたが6月も序盤は目ぼしいものはなくやはり終盤に集中しそうな感じです。
 「グリンスヴァールの森の中」(ソフトハウスキャラ):デフォ買いブランドのはずだったのですが実は未だに迷ってます。率直に言って面白いのかなぁ、というのがゲーム部に対する見方な訳で。CGが特に好みでもないので決め手に欠ける感じです。競合タイトルがない分、買ってもいいかもしれませんが……。
 
 「あまなつ」(チュアブルソフト):延期さえしなければ良いタイミングで今頃遊んでいるはずだったのですが世の中こんなことさえなかなかうまくいかないと。「気になるタイトル」ページにもあるように普通に買うと思います。そういや延期の知らせとしてアップされた真魚さんのCGはとてもエロいと思います。不吉な予感としては製品版のどのCGよりもこれがエロいのでは、というのがあります。意外とあるんですよね、そういうケース。タイミング的に製品版より遅く描いている可能性も結構あるし。
 
 「姫さま凛々しく!」(Q−X):発売日である6月23日にもう一つ何かあると買わなかったかも。それくらい体験版のイメージは良くなかったです。普通に異世界の毎日があまり楽しくなさそうなんですよねー。でも、考えてみれば前作も似たようなものだったかな。
 
 「Sweet Pleasure NS」(Cronus):正直、私の悪い病気かなぁ、とも思うんですが、この作品を欲しくなっているんですよねぇ。追加シナリオといっても原画家だって違うんですけどねぇ。あのお馬鹿なシナリオだって書く人が違うのだろうし。ま、葵羽鳥氏が今の絵で描いたところで違和感なく仕上がる可能性は低いと思いますけど。ライターだって似たようなことが言えるのではないかと。結局、代打の原画家の絵にはさほど違和感がないし、この肩の力を抜きまくりなお手軽ゲーを私が気に入ってしまっている、ということが全てなんでしょうね。
 
 「School ぷろじぇくと」(アトリエかぐや):choco chip氏の久々のロリ絵は随分と可愛くて妙に惹かれております。ただ、どんなゲームかはもう一歩わかっていませんが。
 
 「フルアニ」(リーフ):本来ならこれも検討する1本だったのですが、7月に延期されました。まぁ、アニメゲーには避けようもないといっていいほど当然の行事ですが。しかし、私の環境だとスムーズに動くかなぁ、というのが一番の心配。そういやこの作品、普通のイベントCGは全然ないんですかね?

 2006年6月4日(日)    LOST CHILD継続中2
 メジャー2nd Season25話。左の155キロとはいえ、ストレートのみの投手から7回まで手も足も出ないなんて海堂1軍は口ほどにはすごくないのでは。全国レベルになれば150キロ以上で複数の変化球を操る投手だってそう珍しくはないでしょうに。
 千石の悔しがる表情は原作に比べてかなりテキトーで残念。こういうところが2nd Seasonは雑だよなぁ。
 
 仮面ライダーカブト19話。名前からしてどうかと思うサソード。デザインも良く言ってドレイクの別バージョン、悪く言えば失敗したドレイクそのもの。ゼクターまで似ているあたりどうもなぁ。新聞欄のタイトルがさそり富豪ってのもどうかと。
 さすがに恒例の対決はビストロ・サルでは行えなかったようで個人的にはちと残念。審判を務めるひよりのキャラ被り駄目出し発言が素敵です。
 それにしても怪盗シャドウって一体何なんでしょうか。名前といい悪い冗談としか思えないのですが。カモフラージュと思いたいですが、それにしたって何の?
 
 「LOST CHILD」。現在6話途中。以前、表示が奇妙だと書きましたが、それの理由に思い当たりました。どうやらエピソードと表示される時はそれが終わる時のようです。ムービーファイルの名称からの推測ですが、これってわかりにくいですよねぇ。普通、終わりとかそれに類する表示を入れないとわかりませんて。道理でタイトルと中身は噛み合わないはずです。
 相変わらずムービーは全くの無音。途中までは通過した後でわざわざゲームを中断してムービーファイルから再生したりしてました(だからタイトルの表記に気付いた)。メールで対処法なんかも指摘していただいたのですが、残念ながら効果はなく。まぁ、戦闘が無音でないだけ良しとしましょうってことで。そういやムービーファイルを見たことで一番最初の雨が降ってスクロールするシーンで語りが入っていることに遅ればせながら気付きました。道理で長いしキャンセルできなはずですわ。
 5話に入ってようやくまともに物語が動いて一安心。詠美が覚醒するシーンはなかなか効果的に使えていたのではないかと感心。完全に個人的な好みでいうなら性格が弱気→強気という流れの方が良かったですかね。その方がいじめもより効果が高くなるし。脱皮したのに詠美は性格がそのまんまだしなぁ。藍が多少なりとも感情移入する相手だと面白かったのに。
 坂本らの態度は友情に厚くて結構ですが、誰も怖がったりしないのはさすがに不自然な気がします。現に主人公だって由良の態度をなかなか信じられなかった訳だし。休日に一緒に遊びに行くこともしない友人をそこまで信じるのは常識的に考えて難しいのではないかと。事前に「いい奴らだなぁ、こいつら」とかそういうことを感じること機会があればねぇ。まぁ、坂本はムー愛読者的動機で主人公を探してくれた方が安心できます。また個人的な好みで恐縮ですが、由良が戸惑う坂本や暁美を一喝するシーンでもあればねぇ、とか妄想しながらプレイしておりましたよ。
 ようやくまともなHシーンが、なんですけどいかにも藍を意識付けさせるようなHシーンで由良がお気に入りの身としてはたいそう悲しかったです。「ええ、どうせそうでしょうとも」とかやさぐれながら。漫画なんかでもよく最終的に振られるキャラを好きになります、私。
 文弥の演出に関してはその意図が測りかねる感じ。どう見ても登場時から立ち位置(役割)がバレバレでしたが。スタッフはそういう狙いということでいいんですかね。どうもそのへんが。最初は蒿をカモフラージュにしようとしているのかと思ったけどそれも随分と中途半端だし。清くんが情緒不安定なのでそれが微妙なフェイントっぽくなっているのは面白かったです。っていうか文弥にそこまでこだわる清くんがよくわからんなぁ。強さとかはどうでもいいのか?
 それにしてもランブリングフェザーはイマイチ格好良くないなぁ。まぁ、本作のデザインは全体的に微妙に私の好みとズレていて切ない感が強いんですけど。個人的な感性ってホント厄介ですねぇ。

 2006年6月9日(金)    グリンスヴァールの森の中〜成長する学園〜体験版
 合間を見て落としたので遊んでみました。
 与えられた敷地に様々な学園の施設を配置していくのは「巣作りドラゴン」にも似たところがあってなかなか楽しめそうです。ただ、見た目が成長していく中でチップキャラが賑やかに動く訳でもなさそうなのがちと残念。「巣作り」はまさにそんなところが効果も実感できたりして良かった訳で。本作でも配置した施設による効果の実感を求めたいところです。
 1ターン1年で100年というのはなかなか思い切った措置ではないかと思います。さくさくと進んで手軽に遊べそうなのがいい感じです。しかし、2周目以降(?)は延びるらしいのでそのへんがどう影響するか、でしょうか。
 基本はいつものソフトハウスキャラのゲームでしょうからイベントの中身や日常会話が楽しめるものであるかどうか、でしょうね。ヒロインはそれなりに魅力がありそうなのでそれほど心配する必要はないかも。
 正直、遊べる量がすごく少ないのであくまで感じをつかむ程度なのですが、その限りにおいては買ってもいいかな、という印象。競合タイトルもないですしね。
 
 話題としてはしばらく前のものですがlightの新作「Dies Irae」はシナリオが正田崇氏ということで必然的に「PARADISE LOST」を思い出して期待したくなります。ジャンルの学園伝奇バトルオペラAVGというのも気になるところです。オペラというのはどのような演出を指しているのでしょうか。公開されているわずかなカットを見ると今回も男性キャラの魅力が光ってそうな感じです。ぜひともしっかりとしたボイスの搭載を。つーか、左から2番目の他に女性キャラはいるのですか? 発売日は今冬ということでちょっと先になりそうです。
 
 「LOST CHILD」。忙しかったのであまり進んでいませんがどうにかこうにか遊んでいます。現在8話途中。
 前回書き忘れたこと。ランブリングフェザー戦前に何が驚いたって、それは主人公が文弥が何をしようとしているか正確に把握していたこと。何かを感じている、くらいには思っていましたけどまさか敵として現れたのに少しも驚かないなんてそりゃもう仰天ものでしたよ。だってどう見たって彼は現状把握もろくろくできない典型的な鈍感エロゲー主人公だったはずなのに。彼の能力からすると超能力なみデスヨ。
 吸収されてしまった清くんには合掌。もうちょっと活躍してくれるかなー、と思っただけに残念。まさか教授が謎のボールを投げると出てくるなんてこともないでしょうし。ああ、そうするとケルベロスが同じことをするとランブリングフェザーが出てくるということに(違)。
 健気に主人公を探す藍。それは別にいいのですが恠の言動には首をかしげるばかりです。いつの間に彼女が羨むほどの関係を藍が主人公との間に築いたのかなぁ、ということ。正直、ちょっと誤解しているんでないの、という気がしないでもないです。確かに小崎とのコンビよりはましですが、あくまでその程度としか思えませんよ(でも、向こうの方が圧倒的に強いというのはなんだかなぁ、と。経験値ということか?)。上述のランブリングフェザーの件じゃないですけど、どうも端々に筋書き優先の違和感みたいなのが見えるんですよねぇ。単語の選択なんかにもそういうのを感じます。
 桃子の死亡なんかもかなりそんな風に。もともとただでさえ便利キャラ過ぎたからねぇ。死に方まで予想できてしまうほど見事な役割でなんだかなー、と。「ドラゴンボール」の悪い魔人ブゥ誕生前であるとか「Gガンダム」の明鏡止水会得手前とか思い出してました。
 そういや今頃サブエピソードの存在に気付きました。ま、タイトルを見る限り中途でプレイしても問題なさそうですが終わってからにしますかね。

 2006年6月12日(月)    LOST CHILD終了
 メジャー2nd Season最終話。アニメだけで見ている人にとってはかなり中途半端なところでの第二部終了ですな。3rd Seasonの放映が決定しているだけましですかね。
 手元に単行本がないせいかアニメを見ても正確な内容が思い出せません。部分的にこんなのあったかなぁ、って感じで。確かラストは夢島組が例の特訓の落とし穴を掘っていたような気がしましたけど。
 
 仮面ライダーカブト20話。気がつけばもう20話ですか。早いものです。最近はちょっと展開が鈍くなってきたように思います。目的がないのはマンネリの元ですな。
 怪盗シャドウのオチはかなり取ってつけた感が強いですけどもう後に引かないというだけでありがたいです。ホントに耐え難いノリでしたから。しかし、最初の時点で田所さんと岬さんしか知らないのはどうかと思いますよ。いくら加賀美くんとはいえさすがに立場がなさすぎるような。
 今回改めて実感させられたのはひよりがいないとこの作品は相当に物足りないということ。ちゃんとヒロインしているんだなぁ、と妙な感心の仕方をしたり。
 神代剣が実は仇と狙っていたはずのワームだった。というのはかなり思い切ったオチでしたが、ここからどう展開させるかが重要。個人的には少しくらいワームの秘密に迫ってくれると嬉しいのですが、さて。しかし、ワームがゼクターの選んだ資格者というのは矛盾しないんですかね。
 
 「LOST CHILD」。のんびり進めていましたがそれでもなんとか終わりました。
 …………え? …………ええ??
 過去編から戻ってきたくらいからはずっとこんな感じでした。普通に主人公のモノローグの意味がわからなかったりしてかなり困惑気味で。「えーと、いつからそういうことに?」みたいな状況のオンパレード。冗談抜きでバグか何かでシナリオの重要箇所を読んでいないのではないだろうか、とか思ったくらいで。
 伏線の未回収が尋常な量でなく、かろうじて終わらせるだけはなんとか終わらせました、という感じ。ざっと書いてみても
 ・どうして雨が降っていて太陽が出てこないのか。
 ・にも係わらず夜に月が出ているのはなぜ?
 ・マガツカミって結局なんなのか。草gが放っている訳ではないのか。
 ・大災害とは具体的に何が起きたのか。
 ・研三が将路ってどういうことなのか。転生? 若返り?
 ・藍がオリジナルってどういう意味なのか。他のレイリアがクローンだとして成長はどうなっているのか。その差異は。乃亜との具体的な関連は?
 ・ウテルスジェムとは何なのか。
 ・アーミット化する必要性はどこに。草gがレイリアを殺戮しまくればいいだけの気もするが。
 ・前振りだけしておいて詠美のことはスルーなの?
 ・由良がいなくてもヴァンガードが動いています。
 ・草gの言う通り由良を愛する人がホントにいないってのはどうなの?
 ・99.8%元に戻らないはずの由良の呪縛があっさり解けるのはどうして?
 ・桃子は結局、どこの誰なのか。
 ・主人公の前で桃子を惨殺して草gは何を得たのか。
 ・柘と保健医の正体は?
 ・惠と桂子の関連性は? 大人になったのはどういう意味?
 ・本作はループものなのか。
 とこれぐらいはスラスラと出てきてしまう訳で。他にもまだまだ色々と。少なくともこれを「本作は何かの第2部だから仕方ないんです」、なんて答えで納得するのは無理ではないかと思います(エンドロールから)。
 伏線というか謎に絡まない部分においても気になるところはあって。唐突に恋愛関係が盛り上がる契約者とレイリアたち。展開の都合というものを強く感じました。バタバタと死んでいくあたりも同様。
 出会うことになっていた時から藍のことを好き、とかいう主人公もどうもなぁ。妹や由良に酷薄なあたりも非人間的なくらいで怖い。草gビルから脱出する時なんて藍に指摘されるまで由良の存在を綺麗サッパリ忘れているし。「そうか」、じゃないって。
 ラスボスがネコミミというのもどうかと。バースト前といい後といい、こちらを笑い殺そうとしているのかと思いましたよ。
 個人的にはこれをヒーローものと呼ぶには抵抗があります。自分自身が諸悪の根源でどうしようもないほど自業自得だし、戦う理由に乏しいのもツライ。過去の責任を取るというより、知ったことかという態度なのもなぁ。例えるなら自ら志願して肉体改造を受けたのに、記憶を失ったことでショッカーを逆恨みする仮面ライダーのような感じでしょうか。
 サブエピソードを入れるくらいならひとつでも伏線を回収して欲しかったなぁ。

 2006年6月17日(土)    グリンスヴァールの森の中開始
 体験版で特別、不安を感じることもなかったので結局買いました。エロゲーの新作を買うのは実に1ヶ月半ぶり。年始から2月を除けばここ数年でもあまりなかったことではないでしょうか。まぁ、無理して「欲しいレベル」を下げなかったということですけど。
 現在2周目途中。クライスモードを終えてシャルロットモードへ移行しました。
 まだまだ迷いながら色々と模索中というところ。正直、わからないことが多いです。その中で最大のものはヒロインの出し方。最初からいる2名を除くと誰も出てこないんですけど。色々な校舎を建ててもなーんも反応なし。もしかして3周目以降にしか出てこないのでしょうか。体験版ではすんなり出てきたんだけどなぁ。さすがに何があっても出てくるのが決まった2人だけというのは少しさみしいです。
 ゲームは戦略SLGを彷彿とさせます。弱小国で始めて強国の機嫌を伺うように進めるあたりが特に。いかに軍事力を削ぎながら、相手の評価を高めるか。それが最大のポイントです。でないと30年そこそこで早々に攻め込まれて敗北してしまうので。開始時点では笑っちゃうほど国力に差があります。つーか、国と国じゃなくて国と村の間違いじゃないの、というくらいに。でも、いくら頑張っても半分は運ですからなかなかうまくいかなかったりもするんですけど。

 2006年6月19日(月)    グリンスヴァールの森の中継続中
 仮面ライダーカブト。ゴルフのためお休み。前回を確認したら予告時に画面上部に小さく出てました。これじゃ私は気付かないなぁ。
 
 「グリンスヴァールの森の中」。すでに5周以上してようやく3つほどエンド確認。メルエエンド、ニキエンド。
 前回ヒロインが出ないと書きましたが、その直後くらいにようやく登場。50年を過ぎてました。遅いキャラは70年とか越えていて随分と遅いなぁ、とか思っていたら次のプレイでは全員40年くらいまでに登場しました。どうやら学園のステータスが登場の条件になっていそうな感じです。
 各ヒロインのシナリオは予想通りあってないようなものでした。従来作と比べてもほとんど変わりなく、いえもしかしたら短いかもしれないくらいで。もうちょっとくらい学園ものらしいイベントがあっても良かったような気がします。Hシーンをこなしたあとは似たようなものになるのも困りものです。
 正直に言うとヒロイン関係のイベントよりもそれ以外の学園イベントの方が面白いと感じてしまうんですよねぇ。これまでとノリは変わらないはずなんですが名無しキャラの方が楽しい……、ヒロインの差ということなんですかねぇ。
 メルエが天使だったり歌焔が悪魔だったりというのは100年という長丁場に合わせた設定かと思ったのですが、そのわりには学園で秘密になっているんですよねぇ。ファンクラブなんてあるくせに誰もメルエが何年も在籍していることに気付かない。文句を言うほど緻密なゲームではないですけど妙ですよねぇ。もしかして親子ファンイベントをやりたいがためなんでしょうか。
 それにしてもメルエの普段着はすごい格好です。説明されなければ誰が見たって水着としか思えません。主人公も言っているけど学園であの姿は刺激が強すぎますな。
 モードの方は未だに2つだけ。今までのゲームならばヒロインエンドを見ていけば自動的に増えたものですが、はて。どうしたものでしょうか。
 ゲーム部は無駄に周回を重ねているせいでだいぶ飽きが見えてきたように思います。建物の配置方法や場所に大した意味がない、成長した学園が見た目が変わる以外に楽しめない、というのがポイントかと。「巣作りドラゴン」はそのあたりしっかり配慮されていてエンディングを網羅するまで飽きることがなかっただけに惜しまれます。他画面ではチビキャラも動いているんですけど、やはり見ていて楽しめるというか、意味があるわけでもないのが悲しいところ。

 2006年6月24日(土)    グリンスヴァールの森の中終了、あまなつ開始
 「グリンスヴァールの森の中」。一応どうにかこうにかほぼ全てのエンディングは見ました。ただ、攻略サイトにはほとんど頼らなかったのでエンディングの個別の条件なんかは全然わかりません。一人で複数エンドがあるヴィヴィやシャルはどのあたりで変わってくるのやらサッパリ。特にヴィヴィのノーマルなエンドと未来エンドの違いなんて見当もつきません。これぐらいだろう、とか思っていたらそれまでとほとんど変わらないプレイ内容で変化したので。パラメータ制御のゲームありがちですけど、エンディングとその前がどうやって繋がるのかよくわからないケースがまま見られるってのもちょっと。
 なんか日記にはあまり書くことが思いつかないゲームでしたなー。ゲーム感想は近日中に。
 
 「あまなつ」。今週の買い物は予定通り「姫さま凛々しく!」とこれの2本。買う段になって気がついたのですが「あまなつ」ってメディアはCDのみだったんですねぇ。最近ちょっとご無沙汰だったのでびっくりしてしまいましたよ。思わず店員さんに聞いちゃったりして。
 初回特典は特製下敷き2枚、ってパッケージの外側についてますよ。下敷きの1枚がいかにもパッケージ的な図柄だなぁ、とか思ったら本当のパッケージはすんごい地味で驚きました。下敷きがなくてもこのデザインだとしたら明らかにそれだけで売り上げが悪くなりそうです。通常版がこれだったらちょっと尊敬しちゃいますわ。
 現在4話に入ったくらい。
 なんか普通に戸惑うというか、アレ? とか思うことが多いです。まず最初のムービーからしてそうなんですがヒロイン真魚さんが上り坂で自転車を立ち漕ぎ、それを主人公が後ろから押す、という図。ちゃんと押してるー? とかなんとか言われて真魚さんが振り向くと主人公は真っ赤という状況なんですが、自転車乗ってる人は普通に違和感ありません? やってみればわかりますけど、かなりの労力の無駄ですよ、コレ。どう考えたって降りて普通に押した方が早いし楽ですから。しかも、上まで登るとなぜか前後交代。一体どういうヒエラルキーな関係なのかわかりません。ま、というよりもやりたいこと(期せずしてパンツを見て恥ずかしがる、自転車でヒロインが後ろに乗って主人公の腰につかまる)を優先させすぎてこんなことになってしまったんでしょうね。ちとわざとらしすぎるかも。
 他にも転校してきた主人公が学園に初めて来たとか。ミッション系の学園ということはまず間違いなく私立だと思うのですが、転入試験とかなかったんですかね? 学園関係者の誰とも会ったことがないまま転校初日を迎えるってのも珍しいような。
 2話から3話に入った時の落差も激しかったです。2話は体の弱いお嬢さま御薗木桜子と仲良くなる話なんですが、その話のオチとして桜子は主人公を異性として見ているのではなく、遠く離れている兄の面影を求めているだけ、という展開になります。で、締めに確かにこれまでよりも仲良くなれそうだ、とか出るんですけど3話になったらいきなり「御薗木さん」が「桜子」になっていて、「先輩」が「兄様」になっているんですからねぇ。驚くな、という方が無理です。2話から1週間しか経っていないのにメチャクチャ呼び方が馴染んでいるし。特に兄様はどうかと思いますよ。本物の兄はちゃんと健在なのに。よくお目付役の涼夏が許しているなぁ、と。個人的にはこういった人称が変わるところをしっかり描いた方がキャラが出て面白いんじゃないかと思うんですけども。桜子がどんな顔して主人公から「兄様」と呼ぶ許可を取り付けるのか、とか。
 とまぁ、こんな感じでどこかしっくり来ていないのですがつまるところ、それは本作がどちらかと言えば現実感のあるゲームだからなんでしょうね。中途半端なリアリティが却って疑問を呼んでしまうと。

 2006年6月26日(月)    あまなつ1回目終了
 仮面ライダーカブト21話。1週間開いたせいもあって出だしの展開に最初ついていけませんでした。まぁ、考えてみればせっかくの大きなネタですからすぐに終わらせてはつまらん、ってことでしょうか。にしても開始わずか数秒で被験者が田所さんだとわかってしまう私は自分で思っていた以上にファンなのだなぁ、とか妙なことに驚いていたりして。仮にあれが加賀美くんだったら果たしてすぐに気付いたかどうか。
 いつか出るだろうと誰も予測したクワガタなライダーカダック。予告を見る限りどう考えても加賀美くんが選ばれそうですが、違ったら面白そうです。いきなり矢車さんが出てくるとかね。ま、ありえないでしょうねー。
 最近色々な意味で総てを司る男が目立たなくなってきているようで悲しいです。まぁ、成長中だからととらえるしかないのかなぁ。
 
 「あまなつ」。1人目はソフィア先生。
 5話にして初めて知る事実。どうやら主人公は頭がいいらしい。テスト時期になって突然、主人公が当たり前のように周囲に頼られます。どうやら相当頭がいいようで転校してきて最初のテストだというのにものすごい頼られようです。これまで一度もそんな会話が出なかっただけにプレイヤーはすっかり置いてきぼり。何気に主人公は水に入れないという以外、完璧超人っぽいです。
 だからこそシナリオには違和感があります。誰かとケンカする時だけまるでエナジードレインでも受けたかのようにレベルが低くなります。それまでの落ち着いた言動からは想像もできないような、それこそ小学生クラスの幼稚な短絡さを露呈。不快感とか感じるよりも前に普通に唖然としてしまいます。特にはるさめとのいさかいなんてねぇ。あの野性児に人を騙す脳がないことに気づけよ、と。
 ソフィアシナリオとしては感情の動きがかなり安易な印象。誰にも恋をしたことのないシスターが実に簡単に主人公のことを好きになるし、しかも理由らしい理由は特に描かれていない。変化していく過程に期待していただけに……。
 主人公もほとんど色香に迷わされたように見えてしまうのもどうかと。なによりトラウマの克服が容易すぎるというか、イメージではわずか数秒間、後ろから抱きしめられてよっしゃ終わり! って感じでした。
 反面って訳でもないんですが、カップルになったけれどなかなか二人きりになれず、やたらと熱視線を送って困らせるというのは面白かったです。いちゃついて回りから弄られる描写は二重丸。好きな人にはかなり効果がありそうです。って私のことですが。
 「Pure×Cure」のイメージのせいかもしれませんが共通、個別ともに短くなったように感じました。というよりはっきり短くなっていると思います。それが普通に不足感に繋がってしまっているのが残念。メンバーの一体感みたいなのは期待できないし、個別シナリオもちょっと……、という感じ。つーか、シスターをやめさせることよりも衆人環視の前で教師と生徒がくっつくことの方が何倍もマズいのでは? 駆け落ちする訳でもないのにこれからの生活どうすんだよ、と。

 2006年6月28日(水)    あまなつ2〜3回目終了
 2人目は綾瀬真魚。
 うーん。期待しすぎなんですかねぇ。どうも奮わない感じです。ソフィアシナリオ同様、いちゃいちゃする描写はよろしんですが、本筋となるとねぇ。設定もあまり活きていないように思います。というか誘火の設定ってあまり必要ないような気が。ここだけ奇妙に現実離れしているんですよねぇ。他がそこそこ現実的であるだけに余計にそうした印象が。
 キャラクターにシナリオが負けているようにも感じます。舞台に則した掛け合いが悪くないだけにもったいないです。正直、クリアしたばかりだというのに印象が希薄ですよ。
 Hシーンへの移行はなかなかに強引。バイト先の若夫婦に子供が産まれた→店で留守番していた2人は抱き合って喜んだ→顔も近くなったし、この際なので告白→盛り上がったのでH、という流れはさすがにどうかと。せめてバイト先ですることに少しくらい躊躇ってくださいよ。あとで自己嫌悪にならないのが不思議なくらいです。
 3人目ははるさめ。
 なんというか普通に驚く。はるさめを幼女と認識していながら、主人公と恋仲になっても全く驚くことのない周囲の反応。これが見た目いかに幼く見えようとも18歳以上と認識しているならともかく、はるさめは年齢不詳なのにねぇ。学園だってたしか一番下のクラスに入れられていたような。攻略対象キャラは18歳以上である、なんてお題目はその世界の住人は知らない訳だし。個人的にはいつはるさめが周囲にHのことを口走るかビクビクしていたというのにねぇ。おおらかな土地ですな。
 そのHシーンも導入部は酷いものではるさめ本人が発情したから相手をしろと言い、主人公は躊躇ったけど結局は近くにいたボス猿に威嚇されてする気になるというすさまじさ。どんなゲームですか。これは特に脚色もしておらずそのまんまの流れ。考えた人はちょっと尊敬してしまいますよ。
 シナリオの方は言うまでもなく感情移入が難しかったです。ラストの空(人名)との浜辺でのケンカなんて1970年代のドラマか思いましたよ。エンディング直前に悪友キャラと友情を育んでどうする、と。そういうのはもっと序盤にやっておきましょう。出会った頃の回想シーンとかでね。
 エンディングが二つあるってのはつまりはるさめが優遇されているってことなんですかねぇ。それともそうでもしないと規定枚数のイベントCGの内容を用意できなかったんでしょうか。
 そういや本シナリオでは「Pure×Cure」の源さんが出てくるんですけど、このサービス(?)を喜んだ人はどのくらいいるんでしょうか。

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