徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2007年4月2日(月)    しおふきマーメイド終了
 仮面ライダー電王10話。………………。もはやコメントする内容に窮しております。冗談抜きで視聴を止めてしまうかも。ゲキレンジャーとどっちが駄目か、という低レベルの争いをしている感じですよ。カレー力士(勝手に命名)の声優も好みとはほど遠いしなぁ。ってやっぱり戦隊モノみたいになってますよ。それも悲しいひとり戦隊モノです。ホント、どうしてこんな企画が通ってしまったのかなぁ。
 ヒロインの過去とか本気でどうでもいいとか思えてしまうあたり、ねぇ。
 
 天元突破紅蓮伽藍1話(本当はもちろんグレンラガンですが、誤字を一発変換したこれがなんか気に入ってしまいました)。
 「だからドリルは止めろと言ったのだ」
 果たしてこのネタが通用する人はどれくらいいるのでしょうか。作品名を言えばかなり多くの人はわかるとは思いますが。
 閑話休題。
 取りあえずロボットが格好悪い。まぁ、オープニングを見る限り、今後はましになってくれそうですが顔しかないのはちょっとねぇ。それと現状では人とロボットのバランスが極めて悪い。まぁ、オープニング(以下略)。
 率直に言うと地下だからって色彩に手を抜いてやしませんか。もし手間は同じだと言うなら無駄な苦労をしているとしか思えません。
 見所は無闇エロスを強調するヒロインぐらい、かなぁ。活発な動きはいいと思いますが。少なくとも海外からはそう言われそうです。
 
 「しおふきマーメイド」。
 義務の如く進めていたらいつの間にか終了しました。この手のタイトルって気に入ったヒロインからクリアしてしまうため、終盤はかなり惰性になります。クリアパターン的に同じというのも意外とツライです。正直に申し上げますと眠くなります。原画的にエロが強いタイトルほど、お気に入りでないヒロインは眠気が強くなりがちです。
 本作は攻略的にもとても簡単。迷いようがないと言っていいほど。コース選択とどちらのヒロインをコーチするかをひたすら選ぶだけ。Hシーン中の選択肢はCG差分以外の意味はありません。
 コース選択というのが「フィットネスコース」と「人妻コース」の2つ。前者は学生ヒロイン2人で後者は見ての通りの2人が所属しています。これの面白いところはナチュラルに3Pが含まれているということ。いずれはどちらかを選ぶことになるのですが、例え3Pが嫌いでも避けることはできません。その割りにハーレムはタイトルから別メニューなんですよねぇ。
 ゲーム感想は近日中に。

 2007年4月4日(水)    白銀のソレイユ〜運命の継承者〜開始
 昨日どうにか「しおふきマーメイド」のゲーム感想をアップしました。内容の方はまぁ推して知るべし、という感じですが原画が気に入らないとなかなか苦しいものがありそうです。量的にももう一歩ですしねぇ。個人的には期待のお馬鹿要素が奮わなかったのが残念です。
 
 クレイモア1話。アニメ化のセンス(方向性)が「デスノート」と全く同じというのはどうなんでしょうか。制作会社や出版社が同じだからという問題ではないと思います。しかも、連続した時間帯でやっているからなぁ。質そのものは悪くなさそうなのが救いですけど。
 私は原作のファンだから問題ないんですけど、初見の人は1話を見ると「こんなもんか」とか思って見るのを止めてしまいそうだなぁ。原作の真価が出始めるのが単行本で4巻ぐらいからだし、そこまで持つかなぁというのが気になるところです。ただでさえ、硬派というか萌えや色気とは無縁の作品だからなぁ。
 
 「白銀のソレイユ〜運命の継承者〜」。まだまだ始めたばかり。
 インストールから不穏です、この作品。1回目は途中で「同じファイルには書き込めません」とか意味不明の文面が出るし(2回目は何事もなかった)、立ち上げてみればデモが飛ばせなかったり(正常なら飛ばせる)、フルスクリーンにしようとしたら思い切りフリーズしたり(元FC03なので毎回ウインドウで立ち上がってしまうのでたびたび起こる可能性も)、主人公が喋ったり喋らなかったりするし(これは仕様なのか?)、で無事に最後まで行けるのかとても不安です。
 それにしてもまさかインストールサイズが5.5GBとは思わず、かなりびっくりしました。DVDが2枚ある時点で怪しい予感はしていましたが……。終わってみてどこにそんな容量使ってるんだ? とかならないといいですけど。
 
 「ツナガル★バングル」(ういんどみる):さすがはこ〜ちゃ氏に師事したというだけあって彩色センスや体のラインなど雰囲気がよく似ています。まぁ、それでも微妙に不安を誘うようなラインが一部にありますが。こ〜ちゃ氏を基準に考えるなら見た目の可愛さももちろん重要ですが、それ以上かもしれないのはやはりギャップのあるエロ。そこがわからないうちはあまり期待しておかないのがいいですかね。
 
 「夢見師」(H℃)のシナリオライターが「きみはぐ」でも執筆していると聞いて軽くびびる。詳細はわからないのですが、今の私にできるのはどうか担当したのが桜野美恋や結城えみりシナリオでありますように、と祈るくらいデスヨ。違ってたら泣ける結果に終わるだろうなぁ、たぶん。

 2007年4月7日(土)    白銀のソレイユ〜運命の継承者〜継続中
 う〜ん。なんだか芳しくない感じです。その日その日でディスプレイの前に座って始めても長続きしないんですよね。どうにも継続する意志に欠けるというか。理由は色々と考えられるので以下につらつらと。
 元が短い尺での連載形式ということもあってかバランスがよろしくありません。同じネタを同じシーン内で延々と続けるという傾向があってかなりくどさを感じます。例えば幼なじみで婚約者のヒロインがクラスメイトに冷やかされて好意を否定し続けるだとか。普通なら10クリック以下で終わるものを倍以上の尺を用いてくどくどと。1日だけならともかく、日を跨いでも繰り返しますからねぇ。
 キャラクターにも問題があるように思います。上述した幼なじみはあまりにもわざとらしいです。エロゲーの基準で考えても主人公に好意を持っていることはバレバレなのに執拗なまでに認めようとせず、長々と否定の意を表明したりします。文字通り毎日。
 この幼なじみに絡むのがロリーな戦乙女さん。こちらも気に入らないことがあるとすぐに大声で叫んで存在をアピール。当然のようになかなか素直になれないキャラです。なんかすごい勢いで幼なじみとキャラが被っているんですけど。
 この両名が喧々囂々とぶつかり合う日常。繰り返すようですが尺はくどいくらいに長め。正直に言ってボイスを全部聞いていると疲れます。
 主人公も主人公でいわゆる天の邪鬼タイプ。戦乙女メイドさんタイプを相手にすると朝、起こされてから朝食を食べる気になるまで一体、何クリックを費やすのかという有り様。幼なじみに対してもそれは同様で、散々クラスメイトに冷やかされた後に本命とばかりにじっくりと弄られます。恐ろしいほどの間延び展開に戦慄。
 要するにテンポが非常に悪いんですな。内容的にはすごく少ないのにやたらと時間がかかると。演出も相乗効果のような役割を果たしてしまっていてプレイ時間の長期化に拍車をかけています。敵が何度も同じモーションで殴り掛かるアニメーション演出とか。時間をとらないところでもHシーンで主人公の前後運動を画面の動きで表現するとかセンスがちょっとアレです。
 本作は伝奇作品と銘打たれているのですが、それにしては戦乙女がかなりどうかと思うデザインをしています。手足ばかりゴテゴテと鎧がついていて胴体部分はほとんどが剥き出し。ハッキリ言えば凌辱ゲーなどのエロ重視のデザインだと思います。こんなので真面目な顔でバトルをしたり、シリアスな会話をしてもイマイチ盛り上がりません。もし、セイバーの鎧がこんなであったなら「Fate/stay night」はあれほど人気が出たでしょうか。私にはそうは思えません。
 凌辱方向への期待も虚しいですからねぇ。
 さて無事に最後までたどり着けますでしょうか。

 2007年4月8日(日)    白銀のソレイユ〜運命の継承者〜継続中2
 仮面ライダー電王11話。早くもこれまでの紹介みたいなVTRが組まれていて驚き。これはもしかして視聴率が芳しくないのでしょうか。だとしても無理からぬことだとは思いますけど。もはや何をしているのか、何を目指しているのかわからないですからねぇ、この作品。今回のあらすじを聞いても改めて思いましたよ。意味がわからん、と。イマジンはそれで何が嬉しいの? 本気で理解に苦しむのですが。
 改めて、といえば主人公が客観的にどう見えているか。あからさまに怪しい多重人格ですよねぇ。そして、子供にどう見えているか。ヒーローではあり得ない。決して。
 
 天元突破グレンラガン2話。ヨーコさんのエロは素晴らしいですね。以上。ってな内容でありますよ、実際のところ。このこだわりはさすがにガイナックスだなぁと思うものの(ヨーコさん以外の村人のものすごいモブっぽさだとか、際立たせるための手段が細かいところまで徹底しています)、今は明らかにグレンラガンに合体するまでの時間稼ぎですからねぇ。評価はそれからですかね。
 
 ハヤテのごとく!2話。この作品には寛@「家族計画」が出ていますよ! というのがエロゲーマーの魂の叫びではないかと。まー、大御所ってのはあまり演技を大きくは変えないものですけど、それにしたって寛そのまんま。正直、重度の声優ファンでなくともこのおかげで3割り増しくらい良い作品に感じられるのではないでしょうか。
 
 「白銀のソレイユ〜運命の継承者〜」。
 あー、だいぶ困ってます。プレイするのがかなり億劫になってきました。婚約披露シーンの手前からの流れとかストレス溜まりまくりですた。ただでさえ、冗長でくどいテキストをライターの意志でさらに引き延ばそうってんですから、その苦痛たるや耐え難いものがあります。しかも、思わせぶりにネタを引っ張っておいてオチはただの婚約披露……。ドリル魔女が苦手な人間にとってはもはや嫌がらせとしか思えませんでしたよ。
 シリアスな流れになってもとーってもグダグダで。流れを読んで楽しむとか、不可能な戦闘シーン。瀕死の状態で何度も優位な立場が入れ代わる。真面目に読むのも馬鹿馬鹿しくなってくるほど。「アイツは倒してきた」というような趣旨の発言が何度も出るのですが、その倒されたはずの相手はいつも無傷で現れます。しかも、無傷でいられた理由も説明も一切なしで。フェニックス一輝の方がまだしも説明責任を果たしているのではないでしょうか。
 そして、昨日も書いた戦乙女の半裸鎧。隠された謎を蕩々と話したり、自称威厳のある語り口調で死刑宣告したり、物語が引き締まるはずのシーンなのですが、その当事者は半裸姿で偉そうにポージング。命のやりとりをしているのにねぇ。全く緊張感がありません。しかも、半数はロリで精神年齢も見かけに準じているのですから、もはやおままごととしか。誰か助けて。
 ただひとつの潤いは師匠の声が師匠@「Gガンダム」であるということ。でも、滅多に聞こえてこないし、故人なのか姿は見せないしねぇ。

 2007年4月10日(火)    ダウンロードハム通♯01
 新規ブランドはむはむソフトのお披露目コンテンツを週末に落として遊んでみました。
 イメージとしてはアリスソフトのアリスの館とねこねこソフトのおまけを足して2で割ったような感じでしょうか。スタッフの紹介という側面が強いのでどちらかと言えば前者が近いでしょうか。およそ65MBというコンパクトサイズに精一杯、中身が詰まっている印象です。
 内容はスタッフのキャラ紹介にドリームパーティーの頒布物告知、マスコットキャラ紹介、ミニゲームといったところ。スタッフ体験版と言ってもいいかもしれません。
 容量と製作費を考えればボイスが入っているのは称賛に値すると思います。ねこねこソフトだってゼロからはなかなか。マスコットキャラハム子のキャラ立ちがより鮮明になったという点においても意味は大きかったのではないでしょうか。今後も告知系の様々なところで活躍できそうです。意外とマスコットキャラが有効に活躍しているブランドは少ないのでひとつの武器になる可能性もあるのではないかと。
 個人的に残念に感じたのはデビュー作の情報がなかったことでしょうか。ホームページに行けば見られるとはいえ、せっかくの機会ですからね。ダウンロードするのはホームページ閲覧よりは興味を持っている可能性大ですし。まぁ、そのへんは♯02以降のお楽しみですかね。
 無料だからというより方向性が方向性なのでこじんまりまとまっている感じですが、処女作の前にこんなものを作ってしまう男気を評価したいです(スタッフの女性率5割だけどな)。
 デビュー作は「スク水」と「妹」分に満ちたものになるようで後ろの方はちぃと苦手ではありますが期待したいところです。原画的にもなかなかよろしい感じ。おまけの壁紙は早速ダウンロードして使っています。
 
 「白銀のソレイユ〜運命の継承者〜」。
 ん〜。厳しいです。気分転換にと「ダウンロードハム通#01」をやったのが却っていけなかったのかもしれません。中断前よりもさらにやる気が削げ落ちてしまいましたよ。いつの間にやら随分と義務的になってしまっていたようです。
 どうしても気になってしまうのはやはり、旧作「朝の来ない夜に抱かれて」に非常に似通っていることですかね。主人公から始まって一本道なことやヒロインのデザインなどプレイしているとやたらとオーバーラップしてきてしまうのがどうも。そりゃ、同じスタッフですからある程度は仕方ないですけどクセみたいなものが悉く出ているのはねぇ。企画としては旧作の方が好みであっただけに辛さもひとしおです。

 2007年4月12日(木)    Zwei Worter体験版
 クレイモア2話。黒の書の設定は正直、忘れていました。4巻よりも前は手元にないせいもあってどうも記憶がぼやけています。たしか2巻くらいのエピソードだったでしょうか。
 のちのちの展開を考えると黒の書の設定はうまく繋がっていないようにも見えます。限界を越えるのとはどう違うのか、というあたりがよくわからないですよね。というか、この先の展開ではもう出そうにないもんなぁ、黒の書。
 1話の時からすごく気になっているのがラキの演技。もうなんつーか、私の脳内で鳴っていた声そのまんまという感じなんですが、だからこそ原作同様に痛々しい。ラキのせいではないのだけれど境遇が過酷すぎるからなぁ。足手まといになるしかないというのが切ない。
 予告を見る限りテレサ編は思ったよりも早く始まりそう。まぁ、最初はプロローグ中のプロローグという感じだから正しい判断かと思います。
 
 「Zwei Worter」体験版。テックジャイアンVer。
 H℃の「夢見師」が延期になったことと「白銀のソレイユ」のプレイが頓挫したことを受けて、視野に入ってきたのがこのソフト。せっかく講読している雑誌に体験版が収録されているのだから、ということで試してみました。
 実のところ、これまではノーチェックに近かったものだからジャンルも良く知らなかったのですが、普通にAVGなんですね。なんか巨大ロボとか宇宙生物とか出てくるので勝手にAVG+なにかかと思ってました。延々とAVG画面なので勝手な思い込みながら拍子抜け。
 体験版やテックジャイアンの記事を見る限り、もしかするとヒロインは1ルートに1人しか出て来ないのかもしれません。主人公と共に巨大ロボ・アレキサンダーに乗り込むパイロットのみ登場する、そんな感じに見えます。しかし、そうすると残りはサブキャラな訳でちょっと微妙な構成であるような気がしないでもないです。
 「Sentinel」の時と同様に今回も立ちCGが芳しくない仕上がり。イベントCGとの間に軽視できないほどの差があります。まぁ、中には悪くないものもあるのですが。それでもヒロインはまだましな方でサブキャラに目を向けるとかなり酷いです。そのキャラの重要度が立ちCGの出来でわかってしまうくらいで。もうちょっとなんとかして欲しかったところ。
 それにしても原画家も違うのにどうしてこうなるのか、とても不思議です。ある程度の配慮がないことにはこうなってしまうものなんでしょうか。本当に不思議です。
 シナリオは普段の掛け合いは意外と悪くないです。ただ、上で書いたようにほとんど主人公とヒロインの一対一の会話ばかりなんですよね。そのおかげで世界がとても狭く感じられます。実際に行動半径は狭いのですが、仮に広かったとしても実感としてはそう感じられないかと。
 戦闘になるとそれまでとは違ってかなりテキストが厳しいです。地の文が極端に少ない上に状況説明がヒロインの実況中継で進行するのでとても腰砕け。あまつさえそこに選択肢が出てきますからねぇ。ヒロインの言う通りにするか、しないかという二択で。
 まとめるとやはり原画買いあたりが無難ですかねぇ。企画自体に高い期待を持つのはたいへんに危なっかしいかと。

 2007年4月15日(日)    まだまだ戦国ランス
 仮面ライダー電王12話。なんだかこれまでになく危機感の薄いエピソードでした。記憶が確かなら初めてAパートでイマジンが契約を果たして過去に行ってしまったのですが、主人公たちは慌てるでもなく平然としています。
 タイムパラドックスの扱いは別にどうでも構いません。作品毎に違うものですから。しかし、結果オーライの行動はどうかと思います。襲われている人々を放っておいて少女の誤解を解きに行く。電ライナー内では退車処分かどうかで揉めていましたが、そりゃ後の話で先にすることがあるんじゃないかと。
 電ライナーの玩具を見ているとますます仮面ライダーに見えなくなってきます。今期の作品はゲキレンジャーも含めて、それぞれ戦隊もの、仮面ライダーという枠内において互いの領域にどれだけ近づけるか、をテーマにしているようにさえ見えるくらいで。巨大な敵に電車で立ち向かう姿はどう見ても……ですし、電車内でバイクに乗っているのは最低限の体裁なのかな、と。
 
 天元突破グレンラガン3話。見違えました。これまでもそれなりには面白いと思っていたのですが、今回は見所満載で素直に面白いと思えました。無事に合体も果たしましたし、これからが本番ってことですかね。
 良いものを取り込む(?)形の合体システムも面白いです。1回だけの特別な形態とかもありえそう。
 相棒に関する会話のシーンの構図がすごすぎ。カミナとヨーコさんの胸しか写っていないんですけど。まぁ、確かに色々と象徴的なキャラですけど、人格を無視されているかのような扱いですよ。
 
 「戦国ランス」。積みゲーがあるのにまだまだここに帰って来ます。だって面白いし。
 相変わらず楽しんでいるのですが、ちと奇妙な事態に。もう7周目くらいなのですが、どうもこれまでと違うことが起きていて戸惑っています。
 例えば浅井朝倉を滅ぼした後、雪姫が暗躍する。ここまではいつも通り。ところが義影の信頼度を「普通」にしてもテキサスのイベント一覧に暗躍を止めさせるそれが出ません。「信頼」にしても同じ。ただ暗躍だけするという。正直、内容が内容なんでたいへん困ってます。ユニットが手に入らないし、望まないタイミングで武田と交戦させられることは必至です。仕方ないので種子島に手を出さないでいるという始末で。
 他にもユニットの能力値とか。難易度は星ひとつでやっているので数値が8以上になる時にコストプラス1でした。ところが、なぜかいきなりプラス2に。これは終盤はともかく、序盤はすごく困ります。
 さらに異なる症状が出ないことを祈るばかりですが、ホントにどうしてこんなことになっているのでしょう。不思議です。

 2007年4月20日(金)    遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜開始
 クレイモア3話。序盤の最も印象的なエピソードはこれまでからすると1回でまとめるかと思いましたが、やはり前後編構成でした。ええ、鎧の大男が屋根の上を走る映像は何度見ても衝撃的デスヨ。しかも、これで妖魔に対しては雑魚だというのだから。
 まぁ、それはともかくエピソードの特性を考えると前後編にしたのは正解でしょう。色々な事情があるのでしょうが、1話のような2つのエピソードが入った内容というのはどうしても軽く見えてしまいますから。せっかくのプチミステリー仕立てなのだし。
 ああ、そうかと思い出したのは妖気を消す薬。単行本12巻で読んだ時に以前に出てきた気はしていたのだけど具体的なところは忘れていたので。
 
 帰ってきた時効警察1話。書くのをすっかり忘れていましたがちゃんと見てます。危惧していたキャストの一部が変更とかなくて本当に良かったです。続編ものってたまーにそういうのありますからね。
 作品全体に横行する「相変わらず」感が実に気持ちいいです。端役まで奇特な登場人物たち、ぬるい空気、真剣味のないミステリー、本筋と関係のない小ネタなど全てがまさに「帰ってきた」と感じさせてくれます。新キャラも空気を壊すことのないよう配慮されていて今後に期待が持てます。
 ゲストの温水洋一、東ちづるの2人は素晴らしい存在感を見せていました。脚本はもちろんですが、それを数倍に膨らませるような演技が素敵です。はー、毎週金曜日が楽しみ。
 
 「遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜」。今週のお買い物はこれ1本。パターンだと翌週に延期、ってなことが多いだけに今回は無事に出て良かったです。
 まだまだ始まったばかりですが、高い意識を持って作られた雰囲気作りに早くも感心してます。最初からヒロインが映っていないイベントCGを惜しみなく投入してくれるので否が応にも盛り上がります。色々な作品からインスパイアされたアイデアをうまく自分たちのものとして昇華させていますね。
 ジェクト(平たく言えばレイバーみたいなの)、その射出シーン、コクピット、空中警艦パトベセル、主砲、などなどがきっちりと作られています。ただのアドベンチャーなのがもったいないくらいです。ただ、これが今後も続くかどうかは怪しいところですが。エロゲーですしね。
 エイプリルフールにアニメ化のネタをやっていましたけど、実際されても面白いのでは、というくらいに設定がしっかりしています。原作に頼らずにいくらでもエピソードを生み出せるくらい基礎がしっかりしていますので。でも、されたらきっと泣くような作画でしょうけど。
 警際、警偉庁、東諒都という設定造語の数々に扱うネタに対する配慮がありありと窺えます。まぁなんと言ってもエロゲーですからねぇ。万が一にも再選を果たした知事に関心を持たれても困るし。こればかりは慎重にならざるを得ないというところでしょうか。他のネタに対する茶化しっぷりをみるとよくわかります。
 私はゲームを買う時にそうと決めた後はあまり情報を仕入れません。購読している雑誌の記事も流し読む程度。もちろん、ネタバレを最小限に抑えるためですが、それによって弊害が出ることもしばしばあります。バグが多いメーカーと知らなかったりとか(銀時計「おたくまっしぐら」)、誰が攻略ヒロインか知らなかったりとか(PULL TOP「遥かに仰ぎ、麗しの」)。どうやら今回もそれに当たってしまったようです。
 パッケージを見た時に嫌な予感はしたのですが、だからといって買わない訳にもいきません。開発チームと設定が最大の購入理由なんですから。予感が確信に変わったのはオープニングデモを見た時。私のプレイ前のお気に入りキャラである桃本みつなはどう見てもサブヒロインとして3人一緒くたに紹介されていました。しかも、本作はヒロイン以外のところにもお金を使ってしまったのか、サブヒロインは全員、メインヒロインの声優が2人目として担当しているんですよ。さすがにこれはちょっと切なくなりました。

 2007年4月22日(日)    テックジャイアン6月号
 帰ってきた時効警察2話。今シリーズもエピソードによって脚本家が異なるようで、1話とはかなり趣が異なっています。個人的には1話が面白すぎたせいか、どうも合いませんでした。ネタもそうですが、間みたいなものですかね、どうもそれが微妙に噛み合わなかった感じです。時効警察が駄目な人の気持ちはこれに近いのかな、とちょっと思いました。
 話的にもちょっとわかりにくかったかな、と。どういう話に持っていきたいのかがもうひとつわかりにくかったです。これまではずっとわかりやすさを重視しているような筋書きでしたからね。
 
 仮面ライダー電王13話。若者対爺さん。映像では爺さんが正しい、ってな作りになっていますが実際にはかなり微妙なところです。公園で野良猫や犬、野生の鳥に餌付けするという行為が近隣住人にとってどうなのか。公園を使う人の中には動物が嫌いな人だっているでしょうし。まぁ、若者が言っていたようにラジカセのボリュームが最大のポイントでしょうかね。あと公園の広さですか。
 CMでそれぞれのフォームの名称を表示したのは良かったと思います。ちょっと聞こえにくい時もありますからね。それと、おもちゃ的に考えると電王のシステムはベルトひとつで済む分リーズナブルでいい感じ。これが4人別々のライダーだと4本のベルトが必要になりますからね。もしかすると売り上げ的にもこちらの方がおいしいのかしら。一択であるだけ購入させやすいかも。まぁ、グッズは他にもありますが。
 
 天元突破グレンラガン4話。さすがガイナックスと言っていいものか、4話にして早くも作画が崩れています。島編という言葉が脳裏をよぎったのは私だけではないと思います。メカ関係の作画が崩れていなかったのがせめてもの救いでしょうか。
 この崩れによってせっかくの新キャラ兄妹も全く映えません。1話限りのもう出て来ないキャラに見えると言っても過言ではないでしょう。実際、本当はそこそこ美形キャラなのではないかと思いますが(オープニングを見る限り)、今回だけ見るととてもそうとは。
 なんかマスコットキャラがメンチ@「エクセルサーガ」化しているのが気になります。果たして次回以降に出てくるのは本当に今回と同じなのか。尻尾がついていたら怪しいデスヨ?
 
 テックジャイアン6月号。
 「さくらシュトラッセ」ぱれっと:「もしも明日が晴れならば」のコンビ、くすくす氏とNYAON氏の待望の新作。この一報だけでもう購入確定です。今度は明るく楽しいノリの作品だそうで期待も膨らみます。前作はNYAON氏の実力からすると細かい点がもう一歩だったように思うので全体のクオリティアップを望みたいところ。しかし、クリス君は人気が出そうだなぁ。発売は冬予定。
 
 「釣☆カノジョ〜あの娘は釣り頃、釣られ頃〜」げーせん18:釣りゲー? 企画内容を聞くととても香ばしい匂いのしてきそうな本作ですが、釣りシステムにも真面目に力を入れているらしいです。でもねぇ、ヒロインと釣りに行くと釣りに関連したHなハプニングが起きる、ってやっぱりそれは馬鹿ゲーとしか見えないなぁ。キャラとエロはなかなか良さそうなんですが。ダメダメスノボゲー「白い軌跡〜White Spur〜」(もう誰も覚えてません)を買った人間としてはチャレンジすべきかしら。クリアできなかったけど。夏発売予定。
 
 「だぶる先生らいふっ」アリスソフト:教師属性のない私は間違いなく買わないのですが、サブキャラの2人が実にいい感じでそれが悩ましい。男キャラも良キャラの予感がします。まぁ、歯噛みすることがなくて良かったのかもしれません。
 
 まだまだ予定ではあるものの、「Bullet Butlers」の発売日が6月29日に。この日はすでにソフトハウスキャラの「王賊」があり、「Dies Irae」もこの日らしいです。どれからこなすか非常に迷うことに。1本終わったらまた次にどちらをやるかでとても悩みそうです。あー、そういや「HoneyComing」なんてのもありましたね。これもそろそろ決めないとなぁ。

 2007年4月23日(月)    遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜1〜2回目終了
 1人目はメインヒロイン七瀬ヒカリ。
 普段ならメインは後回しになりがちな私ですが、今回は物語の基本骨子がどのようなものであるのか知りたかったので最初から選びました。まぁ、ヒカリシナリオが幹で他のヒロインシナリオが枝葉なのかな、とか勝手に予想して。
 シナリオはおなじみの箒星氏ですが、この方は少し変わってますね。なんか芸風というか手法を作品毎に交互に変えている感じです。わかりやすいところだとHに対する主人公の基本姿勢。あくまでどちらかといえば、くらいの話ですが「へんし〜ん!2」は能動的で「モノごころ、モノむすめ。」は受動的、「メイドさんと大きな剣」はまた能動的で、本作は受動的と。
 ネタの使い方もそう考えると頷ける点があります。物語的に強くリンクしているのは同じく受動的な「モノごころ、モノむすめ。」だけ。いっそ不自然と言っていいくらいこの作品だけ繋がりがあります(これが前作なら不思議に思うこともないんですが)。小ネタだけならいざ知らずサブヒロインが本作でメインに昇格していますからね。正直、「へんし〜ん!2」と「メイドさんと大きな剣」はライターが違うと言ってくれた方が納得しやすいくらいです。ユーザーの評価もこの組み合わせで二分している感がありますし。
 閑話休題。
 設定が設定だけにSF要素は考えたら負けな内容です。なにせシリアスにならなければ人は死なないという設定ですから。序盤から中盤はお馬鹿展開なので何も考えずに楽しめますが問題は終盤。序盤で散々なってはいけないと言っていたシリアス展開になります。ギャグがほとんどなくなるだけにSF者には非常に厳しい物語だけが目についてしまいます。あまりにも事後のことを考えないで構成したシナリオなので。
 シリアスになっても突っ込まずにいられるか、これが本作の賛否を分ける大きなポイントではないかと思います。ホント、考えたら負けですよ。それぐらいまともな意味ではあり得ない筋書きですから。作中でフィクション、フィクションと連呼しているけれど、しっかりしたSFだってフィクションですからねぇ。あまり言い訳にもフォローにもなりません。
 テキストはパロディネタ満載。ヤマトから涼宮ハルヒまでといった幅広さでプレイヤーを飽きさせません。しかしながら、ヤマトが示すように古いネタは本当に古いですから、本作を100%満喫できるのは40歳以上ではないか、という気がします。もちろんオタとして現役の。私は修行が足りないので無理です。わからないネタがそれなりにありました(つーか、それが新しいのか古いのかもわからないのがあった)。
 2人目は桃本みつな。
 個人的大本命であったにも係わらずサブでした、という彼女。もう迷うことなく2周目はみつなを選びましたよ。
 天才というより天災な2人にいつもいじられて、まともであるがゆえに市民の苦情を一手に引き受ける彼女は相当おいしいポジションだと思うのですがね。発売前とはいえメーカーホームページの人気投票もどえらい低かったですし。おかしいなぁ、胸の大きな娘さんはテック系列作品の人気投票ではいつも上位なのに。現に伊月はぶっちぎりで1位だし。まぁ、サブヒロインでは一番上なのだからまだまし、なのかなぁ。でも、Asa Projectの「めいくるッ!」人気投票なんて主人公の妹(サブヒロイン)が1位だしなぁ。
 今月号のPUSH!!のメーカーコメント欄のイラストといい、初Hのシチュエーションといい、集合CGの扱いといい、コスプレイベントでサブであることをネタにされていることといい、どう考えてもみつなは本作のヨゴレ担当ですよねぇ。ああ切ない。
 ふふふ。当然のようにシナリオなんてあってないようなものです。というかこれをあるとは普通、言いません。Hシーンは2回あるとはいえCGは2枚。エンディングを入れても3枚しかありません。
 
 ぱれっとのホームページの方でも「さくらシュトラッセ」の情報が出たので見に行ってみると気になることが。ストーリー項目の最後で
 >でも、たった一つだけ問題があるとすれば……
 >その女の子は、魔女だったのです。
 と結ばれています。え? ということは基本ストーリーというかモチーフは「奥さまは魔女」なんですかね。ひょっとしてSEに客席からの笑い声とかあるんでしょうか。だとしたら嬉しいなぁ。

 2007年4月24日(火)    遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜3〜4回目終了
 3人目は端深空。
 なんかこのクーシナリオの方が「パトベセル」という作品の本筋っぽいです。いかにも映画っぽい物語はヒカリシナリオよりもずっと盛り上がってました。まぁ、相変わらず突っ込みどころは満載な訳ですけど。色々とある中でどうしても我慢できなかったのが、空中にあるパトベセルにどうして何の理由もなく侵入できるの? という点。守る側が対策を全くしないことも驚きですけど、せめて理由くらい用意しようよ。それでもあり得ない度はヒカリシナリオよりずっと低いと思います。
 クーシナリオで際立ったのはクーの秘密が公になった時のみつなの怒り。サブだからかもしれませんが、随分と輝いていましたよ。やはりおいしいポジションなのだな、と思いなおしたり。
 2周目以降に入るとスキップが使用可能になります。いわゆるマップ移動以外の共通シナリオを本作では「日常のシーン」と呼んでいて選択式でシーンそのものをまるごと飛ばすことが可能です。そう桃本みつなを含むサブヒロインとの初回Hシーンは日常の出来事なんですよ(泣)。100%発生するものねぇ。シーンスキップができるせいか通常のスキップ速度は遅めです。演出をほとんど簡略しないので最速でもかなり遅く感じます。
 4人目は怪盗ロール。
 言うまでもなく「モノごころ、モノむすめ。」に登場していた彼女ですが、一体いかなる理由から再登場が決まったんでしょうねぇ。人気投票の結果もアレであったというのに。中の人が「メイドさんと大きな剣」では最人気キャラを担当していた、というのは関係あるんでしょうか。まぁ、ネタキャラとしてのおいしさは相当なものですけど。実際、ロールシナリオでは他シナリオではなかった前作ヒロイン環零那ネタがふんだんに用意されていましたから。他のパロディネタにも負けない持ち前の力ですな。
 正直に言うと「モノごころ、モノむすめ。」はあまり好きではなかったですし、ロールに関してもそれは同様だったのですが、本シナリオの彼女はたいへん楽しませてくれました。寒いギャグも繰り返し使うことで効果が出てくるということですかね。また空飛ぶ迷惑、青空署の存在もあって市民の気持ちにシンクロしやすいのもポイントかも。ええ、おマヌケで馬鹿な方が可愛いんですよ。
 怪盗ロールと端深空の2人で感心したのはアニメーション演出。これまでテックアニメと呼ばれるイベントCGのアニメ演出はHシーン限定でしたが、本作は通常イベントCGにもこの技術が使用されています。怪盗ロールの縦ロールな髪やマントがなびく様、クーが食べるうどんのすすられる様。共にインパクトのある使い方でした。ここまで来るとテックアニメを鑑賞する回想モードも欲しい気がしてきますね。オープニングやエンディングとまとめて。
 ただ、感心したテックアニメですが、本来のHシーンに関しては若干やり過ぎなようにも見受けられます。動きが激しすぎて、まるで地震でも起きているかのようです。さらにいえば自分で動いているというより、第三者の手で動かされているようにも見えてしまうんですよね。

 2007年4月26日(木)    遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜終了
 クレイモア4話。初の前後編はもう一歩、盛り上がらなかった感じです。前編ではうまく繋げられたと思うのですが、種明かしの後編があっさり風味で活用しきれていません。もったいないなー。アニメなのだからもっと漫画では難しいくらいミステリー仕立てかつホラー仕立てにすれば良かったのに。
 
 「遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜」。
 5人目は黛玲於奈。
 出向キャリア組というのが基本設定なのですが、そのへんは初登場時くらいですぐに影を潜めてしまいます。愚連隊のような青空署にあっさり馴染んでしまうあたりまで本作ではネタ扱いです。後半になるとそこを突かれてノリツッコミまでさせられてしまいます。まぁ、本人の不幸(?)がプレイヤーにとってはとても面白いのですが。
 「って違うでしょ」に何度となく笑わせられました。融通が利かず、本音を蹴りで示す姿が素晴らしい。みなみおねいさんの演技が実に聞き応えありました。「逆レイプするわ」は必聴もの。
 シナリオはネタという要素を除けば最も刑事ものっぽい内容でした。ヒロインが本庁の人間ということでシナリオに広がりが出たように思います。
 6人目は篠原伊月。
 あー、こういう無頓着系お色気要員は苦手です。露出度まで高いってのがまた苦手意識を刺激されます。葉澄先生よりもお色気要員というあたりがすごいよねぇ。まぁ、素材数の違いとはいえ。
 シナリオは終盤手前まではなんだか玲於奈シナリオと被っているような感じでした。言葉で説明すれば違うんですが、ジェクトが暴走するというニュアンスが重なっているんですよねぇ。犯人役が知能犯というあたりも共通していますしね。
 伊月シナリオに限ったことではありませんけど、中盤まで犯罪者そのものな青空署の面々がシリアス展開になるとまるで正義の使者みたいな立ち位置になるのはどう考えても変だよねぇ。全員が常識的になるし。何よりこんな連中が説教をかます、ってのが笑止ですわ。
 7人目は野々宮柚子。
 思い入れがないと何も感じようがありませんな。桃本みつなは同じサブキャラでも出番が多いし、何より個人的に気に入っているので意義も感じられますが、そうでない柚子ではねぇ。本作のサブキャラは悲しすぎますな。柚子派の人は血涙を流しそうデスヨ。
 ラストは駿河葉澄。
 こちらも柚子に同じく。本当に思い入れがない人からすればなぜこのようなシナリオがあるのか、と思うんじゃないですかねぇ。柚子同様に出番もとても少ないし。ただ、エンディングカットは不意討ちのようなカットでなかなかでした。メガネでないということもありますが、それまでと違うイメージが良かったです。最初からこれなら、ってそりゃ色々と無理か。
 「パトベセル」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 2007年4月28日(土)    ひとゆめ開始
 帰ってきた時効警察3話。なんともはや。ライター陣はプレッシャーでも感じているのでしょうか。それとも、同じものは繰り返せない、なんとしてでも新しいものを作ると意気込んでいるのでしょうか。前作をとても楽しんだ身からするとどうも奮わないという印象を受けてしまいます。つまらないというほどではないのですが、すごく面白いにはほど遠い感じで。杉本彩など光るところもあるんですけど、やはり総武警察の面々に出番がないと苦しいです。
 
 今週のお買い物は表題作と「Zwei Worter」の2本。なんか後者は発売日当日に99MB超の修正ファイルが出ていてかなりぐんにょり風味です。立て看板(パッケージと同じ絵柄)に惹かれて買った私に対する罰なのか。まぁ、最悪CGだけ見られればどうにかね、と自分を慰めてます。
 
 「ひとゆめ」。のんびり進めているのでまだまだ始まったばかり。未だ選択肢が出てきていません。
 予測はしていたのでショックというほどではないのですが、「パトベセル」に続いてまたしてもプレイ前のお気に入りがサブキャラでとても残念。真金灯子と高瀬川ヒカルの2人がそれなんですが、かたやハイテンショントラブルメーカー、かたや体育会系語尾の後輩と良いキャラなんですよ。正直、外見及び性格的にも正ヒロインたちより魅力的に見えるので困ります。
 正ヒロインたちはあまりにも型にはまった感のある造型なんですよね。特に榊原美玖はあまりにもコテコテの幼なじみで恥ずかしくなるくらいです。まぁ、梢有音にはある意味でとても意表をつかれましたけど。金髪ツインテールで声が青山ゆかりさんなのにツンデレじゃないんデスヨ? あり得ねぇ、とか思いましたよ。
 テキストはなんだか妙な感じです。書き慣れていないのか知りませんが、大仰な比喩の表現が目立つんですよね。それが恐らくは主人公寄りの三人称的な地の文なので違和感も際立つと。例えば家から出て学校に行くだけで
 >太陽の日差しをまぶしく反射させている銀色の鍵
 とか表示されるんですよ。ちょっと困ってしまいますね。それがまたたまーに、前の威力をどうにか忘れた頃に出現するものですからねぇ。どこのポエマーですか、と。悪夢を見ている時も炎を背景に悲鳴をあげ狼狽する一方で、超冷静に状況解説をしているんですよ。夢なんて主人公の一人称が基本なんだから、説明文なんて必要な時だけ起きてからすれば十分だと思うんですけどね。
 ライターは複数のようなのでまだまだ静観という感じです。

 2007年4月30日(月)    ひとゆめ継続中
 どうにかこうにか「遊撃警艦パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜」のゲーム感想をアップしました。予想以上に楽しめたのでいつになるかわからない次回作が今から楽しみです。パロディ主体のネタゲーなので心に余裕のない方にはキッパリと向いていません。
 
 仮面ライダー電王14話。もうすっかり慣れてきました。戦隊ものを2本見ている気分に、です。特に怪獣と電車の大決戦は戦隊もの以外の何物でもなく。まぁ、響鬼も似たようなものと言えば似たようなものでしたかね。
 キーパーソンらしき人物(?)が過去に出るも誰も存在に気付かず。果たしてこれがイマジンの目的に関係しているのかいないのか。まぁ、あんまり話に重点を置いている作品でもないようなので気にし過ぎても仕方ないですか。
 
 天元突破グレンラガン5話。作画がほぼ戻ったので一安心。しかし、先週の件はいつ同じ事態を迎えても不思議はないという前例になりそうで怖い。なにせわずか4話だからなぁ。
 ヨーコさんがより生き生き動き始めたのは良い傾向だと思います。あおりを受けて乳を揺らし過ぎな気もしますが。まぁ、相手であるカミナが色気に反応しないのでどうにかバランスがとれていますね。
 1話に続いてモノクローム世界な感じで手抜き度はとても高い。だからこそヨーコさんがやたらと頑張っていたのだろうか、という気がしなくもないです。
 画面同様に話も暗く、どうもスッキリしないエピソード。全部において中途半端なのが原因でしょうか。
 
 先日書いた「Zwei Worter」の件ですがどうやら演出強化パッチである模様。あてなくともクリアには問題ないらしいです。しかしながら、なぜ発売日にそのパッチを出すのでしょう。しかも、99MBという大きさで。初めから商品に同梱しておいてインストール時の選択式にするべきではないですかね(もちろん、後からでも追加できるように)。ネット環境がない人はその存在すら知らない訳で。疑問が残ります。
 
 「ひとゆめ」。
 まだまだ1周が終わっておりません。ゲーム感想を書いていたから、ということもありますが、プレイを進めるに連れて本作に対する心象が悪くなってきているんですよ。それも急速に。
 例えば複数ライター制の弊害。ホントはそれ以前の問題だと思うのですが、主人公の事実認識がおかしいんですよ。ヒロインのひとり比企瑞樹は隣のクラスの娘さんで主人公は一応、面識があります。休日にいきなり遭ってもすぐに気づきます。ところが、彼女が巫女姿になると主人公はなぜか知らない人だ、みたいな反応をするんですよ。最初は何らかの伏線かとも思ったのですが、主人公以外のヒロインはしっかり認識しているようなんですよ。一体どうしてこんなことに?
 他にも進みが遅く退屈な日常。その中でも共感しにくい主人公の感性。というか表現したいことがわかりにくい。
 美人の自治会長にお茶会に招待されてとても嫌がる→周囲の羨望の視線に対して、羨ましがるのはお前たちが何もわかっていないからだ、という内心の声→その理由は足が痺れるのが嫌だから。
 一体どんな意図で組んだイベント構成なのか。普通に意味がわかりません。足が痺れるのを乗り越えられないほどにヒロインには魅力がないのか。そもそも10分で叫び声を上げるほどに足が痺れるなんて特異体質なのでは。
 さらに謎のイベント。ある日突然、若い女教師同士(2人ともサブキャラ)が昼休みに決闘するイベントSSVSが起きる。学園が認める公認ギャンブルだそうで。このオッズも異常。片方が57連勝中(無敗)なのに1、7倍と2、7倍とはどういうことなのか。賭が成立しないような気がします。そもそもどんな意味の込められたイベントなのか。皆目わかりません。

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