徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2013年11月2日(土)
ココロ@ファンクション!終了
 凪のあすから5話。なんとなくいい話になっていますが、海と地上のことは完全スルーでした。えっと、そこを気にしないならもともとそんなに根が深い話ではないんだよねぇ。行き当たりばったりに見えるあかりの態度もあんまり好感がもてるわけでもない。「どっかい」の謎かけもかなり強引すぎて正直ぐんにゃりな感じ。無理矢理すぎませんか? そこは普通に素直になれて訂正した、でいいんじゃないですか。いや、もしやだからあんな強引な文章なんでしょうか

 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-4話。VSハルナ、キリシマ戦。白鯨が出てこないので非常にシンプルな構成になっていますね。あっさりと1隻で戦艦2隻を撃沈してしまうので戦艦が弱く見えるような。タカオの方が強そうに見えますよね。ドラマを諸々削ったのもかなり大きいと思います。政治部分が全カットと言っていいくらいなのも無関係ではないでしょう。基本わかりやすい話ではないだけにアニメになって設定も変わってよりわかりにくい感じになってますね。誰も説明してくれるキャラがいないし。

 サムライフラメンコ4話。ようやくまともに出てきたアイドルは世界観を破壊しかねない撲殺魔法少女(?)でした。今までが良かっただけにこれはどうなんだ、というノリが気になるところです。この方向で話が広がってしまうと一気にどうでもいい作品になりかねないのですが。もともと変化球ネタだけにさじ加減は難しく心配です。
 ヒロインとしての魅力と考えるとやっぱり弱いですからねぇ。警官に弱いのがせめてもの救いですが。さて、来週はどうなることでしょう。

 「ココロ@ファンクション!」。ラストは引きこもりの妹、速水朝顔。
 オチにあたるシナリオなせいか、かなり細部がいい加減になってますね。ライターは違うんでしょうけど、細かいことはもういいじゃん、みたいな空気があちこちで感じられます。女子寮への潜入とかもう日課同然になって緊張感すらなくなっていきますし。ココロファンクションの騒動が一切、起きないとかだいぶ不思議な構成になってます。理由はあるような、ないような。多分ライター的にはあるか、なくても別に構わないってところでしょう。
 引きこもりの原因がタイムリーにも(?)「革命機ヴァルヴレイヴ」に被っていて苦笑い。ホントたまたまなんでしょうけど、タイミングが良すぎて微妙な心持ちに。正直言って「ヴァルヴレイヴ」の方がまだしも説得力があるのがまたちょっと。
 妹相手の恋という意味ではちょっと首を傾げる感じでした。シンプルに考えて兄とか妹とか、余計な要素は取っ払っちゃえ、という思考方法はいかがなものでしょう。それでいいなら悩む意味もないじゃないですか。あと2人の両親のことって出てましたっけ? 全然、話題が出ないんですけど、たしかどこかで2人きりの家族とか言っていたような。両親がいないっぽいのもシナリオとしては色々と考えなくてよい感じなので楽ですわなー。
 先程の続きじゃないですけど、いい加減テイストはこのへんでも共通していて、恋仲であることを打ち明けてもほとんど驚かれもせず、あっさりと祝福されてしまいます。未来設定だからおおらかなんですかね。主人公の変態性カミングアウトの方がおとなしいような気がするんですけど。もちろん、オープンウインドウは都合良くまるで発動せず。最も発動しそうなネタだと思うんですけどねー。黙っておかなければならない度が最上級のネタですから。ちなみにオープンウインドウの対策は漏れそうなことを小声で話す、だそうです……。
 最後はココロファンクションをばらまいた犯人との対決になるのですが、かなり唐突で納得感が薄いため盛り上がりがありません。そもそも、あまりにも軽く真相をばらすので逆に驚くという。もうちょっと明かし方を考えればいいのに、とは余計なお世話でしょうか。
 本作でしばしば感じるのは選曲を間違えているのでは、というシーンが多いこと。特にボーカル曲がかかるシーンがその傾向が強いのですが、どうにも状況と曲が合っているように感じられず、とても座りが悪いです。
 「ココロ@ファンクション!」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

2013年11月6日(水)
うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-1回目終了
 先日どうにか「ココロ@ファンクション!」のゲーム感想をアップしました。予想以上に盛り上がらなかったですねー。ひとつ前の「ひめごとユニオン」に続いて体験版が最も面白かった作品になってしまいました。とても残念です。PULL TOPに関する見込みは間違っていたのでしょうか。そんな風に思ってしまうほど。通常の状態であれば買わなかったであろう作品だけにこれからどうしようか悩み中です。体験版を高い頻度で試して決める方法はどうなんかなー。

 革命機ヴァルヴレイヴ16話。クローズアップされたと思ったらマリエはさっさと退場。下手したら第2期からこの設定を考えた、とか言われても納得してしまいそうですよ。記憶がリアルタイムで消えていく様子がさっぱり涙を誘わないあたり、演出というか手法を間違えている感が半端ないです。感情移入のしようがない。最低でもショーコとなんらかの形でリンクさせないと。マリエ関連の何かが壊れるとかね。絡んだばかりのアキラも活かせていないのがなんとももったいない。
 第1期の頃からそうですが、この展開になるしかない、というロジックが乱暴すぎます。興ざめするくらいに。説得力が足らずとも、それが視聴者の望む方向であれば受け入れてもらいやすいと思うんですけど、あんまりそうでもないですからねぇ。燃えとはほど遠いですし。
 ちょっとラストの状況がわかりにくいですが、これはサキと離ればなれになったってことかな。

 「うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-」。1人目は栗宮みかん。
 あらかじめ体験版をプレイしていたせいもあるかもですが、共通ルートは意外と短かったです。ここのブランドは個別ルートに入るとアイキャッチの演出などが変わったりするのでわかりやすいですね。
 1周目を終えての感触はなかなか悪くないです。ここ二連発のイメージの悪さが逆にプラスを押し上げているのかもしれませんけど、それを踏まえても割りと良いと思います。最近では稀に見るいちゃいちゃっぷりが素敵です。む、むずがゆい、とか言いたくなるくらい。羞恥を煽るくらいヒロインの可愛らしさが出ています。
 特別なことは何もしていないのですが、それが奏功しているというかヒロインが可愛いという基本に立ち返っているように思います。ちょっとアナクロなのでは、というくらいで年齢層高めの表現を用いるならまるで「キックオフ」のように見つめ合うシーンが多かったりします。先輩が実際に可愛いことが効果を増しています。それと周囲がきちんと冷やかすことですね。主人公とヒロインが全員、寮暮らしということで必須なくらいなんですけど、きちんとくどくない程度にやっているので。
 けして多くはないイベントもなかなか。リズムゲーのイベントCGは色々とすごいと思います。実際のCGもさることながら饅頭認定されていることが各所で笑いに繋がっています。というか、饅頭にリズムゲーは立派なセクハラですよ。先輩自身の発言とはいえ、「饅頭をご馳走しようかと!」はなんか卑猥です。思わずボイス登録してしまいましたよ(本作ではボイスごとに登録が可能。CGや曲と同じでいつでも確認できる)。
 主人公を含めたヒロイン4人のバランスがちょうど良い感じ。互いにないところを補うようなキャラ付けのせいもあって会話にリズムがあって掛け合いが楽しいです。ちょっとだけ残念なのは個別に入ると他のヒロインの出番が若干、減ること。なまじ会話がいいだけにもったいないと感じてしまいます。
 シナリオとしてはおとなしめです。栗宮みかんの物語としては高い山も深い谷もないためとてもすんなり終わってしまいます。例えるならファンディスクに出てきそうな、そんな終盤でした。萌えゲー寄りと考えれば普通かもしれませんが盛り上がりはもうひとつです。本作独自の「お姫さま」設定もあまり深くは突っ込んでいない内容で、本流があるならこれは支流のような物語でしたね。
 意外にもHシーンが悪くないです。先程のむずがゆさの延長線上にHシーンがある感じになっているので想像よりもエロく仕上がってました。主人公が実はかなりのおっさんというか、ムッツリであることも大きいと思います。あまり機会がないことを逆手にとって、それが溜めになっているような。そして、いざ始まるとエロいという流れ。たいがいはお笑いで落とすところまで含めて構成がうまくいっているのではないかと。
 残るシナリオに対して心配なのはやはりボリュームが控えめであること。せっかく出来がいいだけに、それとヒロインが4人しかないだけにもうちょっと尺が欲しいところですね。

2013年11月9日(土)
うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-2回目終了
 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-5話。えーっと、これアニメだけ見ている人は話についてこれているんですかね。説明が全然ないものだから展開についていくだけでも大変なんじゃないでしょうか。原作を読んでいてもかなり差異があるので、それを確認しながら見ていくことになるのでなかなか大変です。今回で言えば蒔絵が屋敷を抜け出すエピソードが先週のちょっとしかないためキャラ紹介が弱いですし、ローレンスの存在を抹殺してしまったおかげでわかりやすさが下がってしまいました。これ抹消するならおじいさまの方が良かったんじゃないですかね。今の状況だと来週のインパクトあるシーンが?になってしまうんじゃないでしょうか。蒔絵はおじいさまが死んだと思っているんでしょうし。よく似た人がまた死ぬか、さもなくばそもそもそんなシーンが存在しないか。どちらにせよ盛り上がりに影響しそうです。ローレンスが実は~、で良かったと思います。
 U-2501が出ない、ナガトも出ない、北管区の首相も出ない、とドラマ部分は完全カットに等しい仕様。ちょっと削りすぎじゃないですかね。せめて説明をもうちょっと入れるのならまだしもねぇ。
 そういや、今さらですしどうでもいいですけど、ドラマCDとは全くキャストが違うんですね、この作品。

 「うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-」。2人目は月丘泉。
 予想通りと言うべきか、幼なじみで回想イベントもあった泉は先輩とは違って支流ではなく、本流でした。ただ、先にみかんシナリオをプレイしているとどうにも余計なことしなくて良かったんじゃ……、と思えてしまいます(逆ならば物足りないとなるでしょうか)。尺としても中途半端で、さして目新しいネタでもなく、黒幕もバレバレというか、他に誰もいやしないという探偵いらず状態。うーん。最後もすっきりしないですし、もうちょっと考えた方が良かったような気がします。この方向性で行くのなら分量も少ないですしアイデア勝負に賭けないとユーザーに覚えていてもらうのは難しいと思います。個人的にはこれならばみかんシナリオのような萌えゲーラインの方が良かったと思います。他のシナリオで明らかになるのでしょうが貴子さん方向がスルー気味だったのもあまりよろしくない印象に繋がっていると思います。プレイしてみなければわかりませんけど、果たして隠すほどの内容なのか、という。セコいというか、ネタの節約でもしているように見えてしまいます。
 実際、シナリオが本筋に絡んでいるせいか、ヒロインとして泉は損しているような気がします。そうした機会が少なめな上に負の感情をたびたび吐き出してますからねぇ。Hシーンまでラプンツェルでひとつ消費してますし。
 前作に引き続きHシーンの最後のひとつはクリア後に鑑賞モードから閲覧可能になります。まぁ、おまけということなんでしょうね。本作でかろうじて「あり」と思えるのは本編には挿入しづらいシチュエーションになっていることでしょうか。まぁ、どうしても、というほどではないですけど。

2013年11月11日(月)
うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-3回目終了
 凪のあすから6話。考えずに動けるまなかと考えていて動けないちさき。この違いは最後まで響いてきそうですね。しかし、よくもまぁ、それほどの怪我を水中でできますねぇ。やろうとしてもなかなか難しいですよ、アレ。本当に本気でやるくらいでないと。
 いつの間にやらすっかりクラスは和やかムード。もはや完全に打ち解けたのかスタイルを巡って男女とも悲喜こもごも。ちさきはちょっとマイナス方向に振れているので、こういうネタでポジションを保っている感じです。
 美海は完全に光くんに惚れてしまったようで、ここでひとつの疑惑が浮上します。ひょっとして光くんは幼女キラーではないのか、という。まなかだって実際ねぇ?
 巴日を一緒に見て仲直り、でいいんでしょうか。予断を許さないアニメだけに。
 しかし、あかりの話はまだ済んでなかったんですね。前回かなり堂々と海村問題をスルーしていたのでもう色々と解決済み、ということにしたのかと思ってました。

 サムライフラメンコ5話。うーん。かなり期待値が下がってきてしまいました。とても残念な展開です。
 アイドルの病気が悪化しました。そして、おじいちゃんが全ての元凶でした。

 革命機ヴァルヴレイヴ17話。最後は命まで食べられちゃいました、てへ! ということでやっぱりマリエ死亡。誰の涙も誘わない悲しい退場ですなー。ハルトもショーコに再会するころには忘れてそうよねー。今回みたいなのを積み重ねてなんだかんだで忙しくて。
 真相が明かされてきているのにちっとも盛り上がらないのが困りもの。思い出したように、それも1人しかサキの心配をしないのもちょっとねぇ。仕方ない状況を考慮しても、みなさん刹那的すぎますよ。

 「うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-」。3人目は有須星子。
 これがライターの書きたかったシナリオなんでしょうか。これまでの2本に比べて格段に長くてびっくりしました。なかなか進まないなー、とか思っていたらいきなり柚と恋仲になったりするし。かなりわざとらしいのでほとんどのユーザーはまず騙せないでしょうが。あまりにも長すぎる前振りです。というか、ライターもそんな気はないよね、きっと。
 桐谷華さん演じる星子が終始うざ可愛くて良い感じ。面倒なんだけど、放っておけない困った妹を熱演しています。CGは立ちCGの正面顔とかかなりイマイチですけど、キャラとしてはとても魅力的です。立ちCGの変顔を彼女に集中させたのは良い配慮だと思います。ようやくWhirlpoolも少しはわかってきたようで。それでもまだよろしくないカットが混ざってますけども。笑いもとれず、面白くもなければ、当然可愛くもないSD的な困った表情の数々が。
 気になったのは実の兄妹ネタを扱っているのに周囲の話がほとんど出ないこと。とても重い話のはずなのに誰も深刻にならないし、拒絶反応も示さない。2人が悩んでいたのが馬鹿らしくなるほどに。しかも、それにあてられたかのように2人も祝福されたのにホッとするでもなく、まるでそれが当たり前のような態度。実妹ネタとしてはあまり意味がないですね。わざわざ出てきた両親も驚くだけでスルーですからねぇ。ネタとして当たり前すぎてしまっていて禁断度がすんごい低いですよね。業界全体で。最近(?)では「ヨスガノソラ」の実妹シナリオがましな方だもんねぇ。
 他にも特訓が完全にギャグになっているあたりも狙っているんでしょうけど微妙感がすごいことになってます。それほど笑えるでもなく、ただ淡々と他のヒロインたちが犠牲になって主人公に裸を見られ続ける様子があまりにシュールです。正直とても気の毒です。こんな時こそ柚が役に立てばいいんじゃないですかねぇ。ユーザー視点でも序盤から中盤くらいまでは星子の望奏「チェンジソープ」に笑いの力も手伝ってニヤニヤしてしまうんですけど、終盤になってこの展開だとかなりいたたまれない感じになってしまいます。実に申し訳ない、と。
 ラストのHシーン、ナース服がほとんどそれらしく見えないのであまりコスプレHの意味がないような気がします。個人的には説明されないとわからなかったと思います。

2013年11月13日(水)
うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-終了
 ラストは恋ノ河リイナ。
 んー? リイナシナリオを最後に選んだのはただの偶然だったんですけど、ひょっとしてクリア順制御とかかかっていたんでしょうか。なんかシナリオの細部がそんな感じです。今まで、主人公から新しいOGエキスが作れるか→無理だった、の繰り返しだったのにリイナシナリオでだけは特に何もしなかったのに完成してしまったり、他のヒロインたちのエンディング後の顛末が軽く書かれていたり、とよくわからない差別化が図られています。シナリオ自体もほんの少しだけ最終シナリオっぽさが出ています。ただ、支流であったみかんシナリオはともかく、泉シナリオと星子シナリオはどちらも本流らしさを持った内容だっただけになぜ、リイナシナリオだけが、の感は拭えません。上に書いたポイントが書かれていれば2本のシナリオもラストっぽいです。特に星子シナリオは文句なくNo.1のボリュームですから。ライターとしてもこれが書きたいシナリオのようにも見えましたし。
 閑話休題。
 リイナシナリオとしては好みによる、というところでしょうか。他のシナリオでは見せないリイナの姿をどう感じるかがこのシナリオの印象を大きく左右すると思います。とにかく、ひたすらにすりすりしまくる姿が可愛いと思えるかどうか。個人的には最初こそ悪くなかったものの、とにかくひたすらそれなので次第に飽きてきてしまいました。おかげで終盤で山場が訪れてもちっとも盛り上がるということがなく、ただただ釈然しない感じばかりが膨らんでました。冗談抜きでHシーンがきちんとあるのが救いみたいに。あんまり本筋に関係ないイベントとかないゲームなんですよねぇ。
 正直オーラスシナリオとしては物足りなさで一杯でした。上述したことからおわかりかもしれませんが、まとめとしての役割を果たせているとは言い難く、スッキリ感も達成感もまるでありません。そもそも目的が違うのに泉シナリオと極端に似通っているのが問題です。解決する方法もまるで変わらない。乱暴に言えばどちらか一方だけ読めば事足りるくらいなのはいかがなものかと思います。ヒロインのお姫さまレベルでシナリオの方向性やオチの傾向が読めてしまうのも小さくはない問題です。まぁ、全4本しかシナリオがないのでわかるまで2本くらいは必要ですが、逆に言えば半分でわかってしまうということですからね。
 結局、フルプライスのボリュームで出すにはネタ不足だったのではないでしょうか。いえ、正確にはこのネタでもフルプライスに相応しい物語は用意できたと思います。ただ、実際にはそこまでのアイデア出しをすることなく、けして多くはないネタを薄く引き延ばして使った、ということではないでしょうか。もっともっと面白い作品になれたと感じるだけにもったいなさを感じます。まぁ、それでもWhirlpoolの新たな一歩としてはなかなか悪くないと思いますし、個人的には次回作にも期待したいです。
 ところで、本作には主人公以外にほぼ男は出てこないのですが、システムボイスはよく男が喋ります。恐らくランダムなのだと思いますが、それにしてもこれは誰なんでしょう。ヒロインと同じ存在感を放つ人はいなかったような気がするんですけど。まさか、すんごいちょい役のお父さんですか?
 予想よりも短かった「うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

2013年11月16日(土)
SQUEEZの新作
 昨日どうにか「うそつき王子と悩めるお姫さま-Princess syndrome-」のゲーム感想をアップしました。佳作という言葉が非常に似合うゲームでしたね。不満がない訳ではありませんけど、今後は以前よりも期待してもいいのでは? と思えるようになったことは収穫だと思います。最近、触れてませんけどもう1本のラインはどうなんでしょうね。

 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-6話。…………。もうなんと言っていいやら。刑部博士、何もしないうちに死んじゃいましたよ。それでどうするのかと思ったら、原作ではコミックス8巻までかかったドラマをこの1話で瞬殺ですよ。冗談抜きでアニメオンリー視聴者には意味がわからないのではないでしょうか。スタッフだけがわかっているという独りよがりオーラが半端ないです。ハルナの心変わりが無理ありすぎでしょう。何の理由もないレベル。性急なんて言葉では足りなすぎるくらいの超特急構成。しかも、止めとばかりに401が介入。あのー、もはや突っ込むことさえ虚しいですよ。もう見るの止めようかしら。本気で悩んでます。

 凪のあすから7話。先週でも示されていましたけど、学生たちは一片の淀みもなく打ち解けすぎだろう、と改めて思いました。人種問題ってそんな甘くないですけど。こんな簡単ならそもそも誰も苦労しない。
 光くんの父親も言動が支離滅裂です。何を隠しているにしてもよくもまぁ、あそこまで中途半端な態度をとり続けられますよねぇ。うろこ様も結局、何がしたかったのか。殺さない程度に痛めつけて地上には行かさない、ということなんですかね。だとしてももっとスマートなやり方がいくらでもあるような気がしますけど。
 あかりが海村の存亡に1ミリの興味もない点はやっぱり気になりますね。父親を言い負かすポイントくらいにしか思ってないあたり。

 サムライフラメンコ6話。なぜかタカヒロ氏が脚本。道理で腐女子ネタをこの回だけで繰り返すと思いました。謎のゲストキャラも美形男子ですし。アイドルのネタキャラ度が飛躍的に上がってますね。テンポよくまとめるあたりはいかにも氏らしい、と感じます。その代わり、前回との繋がりが薄いような気がしますけど。ネタもなんだか唐突に被った、って感じですし。微調整で前後に挟む位置を変えられる番外編、って感じです。
 謎の博士の正体は文房具メーカーの営業だった! もしかしたら今までで最も世知辛いネタかもしれません。現実って時に見たくないよね。
 後藤さんの彼女は最後まで出ない、ってパターンでしょうか。まさかエア彼女ではないと思いますけど。ただ、メールがすごい簡素なのがどうも。

 「炎の孕ませ乳(パイ)ドルマイ☆スター学園Z」SQUEEZ:ここのところ連続で「炎の孕ませ」シリーズが出ていますね。若干クオリティが気になりますが、ゆいび氏が原画となれば期待しない訳にもいきません。しかも、まだ詳細は不明ながら馬鹿っぽいシステムをちゃんと用意しているようです。前作がちょっとおとなしかっただけについつい期待値が跳ね上がりそうになります。ヒロインも10人となんとか2桁に戻りました。まぁ、これくらいはいないとクラス征服感はでないですよね。SQUEEZらしからぬ特典Diskとはなんでしょう。
 発売は春とまだ先ですが今から楽しみです。

2013年11月18日(月)
らぶ魔女!-LOVE MAJYO!- 体験版
 革命機ヴァルヴレイヴ18話。もうなんか筋書き通りにやるだけで精一杯って感じですね。このエピソードが全体の中でどういう意味を持っているかとか、ほとんど考慮できていないんじゃないでしょうか。ハルトにとっては衝撃の事実のはずが視聴者はだいぶ前に「それ、知ってるし」状態というすごいチグハグさ。人と人が出会ったのに特に目新しい事実がないという残念ぶり。いつもを遙かに越えてエルエルフの狂言回しっぷりが半端ないです。他のキャラでは全く不可能な案内役をいともたやすくこなしてくれます。
 ロボットアニメとしての面白さもあんまり見当たらないあたりも厳しいなぁ。少なくとも、今のところ数年後「スパロボ」で使いたい! とは特に思わないですからねぇ。同じ作品に採用されるかどうかはともかく、チェインバー@「翠星のガルガンティア」やアッシュ@「銀河機攻隊マジェスティックプリンス 」の方がよっぽどねぇ、なあたり悲しいです。そもそも主役側の機体が全部色違いというあたりで、ね。

 「らぶ魔女!-LOVE MAJYO!- 」体験版。
 11月の2本目が決まらないので恒例の体験版チェック(気になるタイトルページの「赤さんと吸血鬼」以外はスルー予定)。あまりこの積極的な体験版攻勢が奏功していないのではないか、という疑いがありますけど、まぁそれはそれとして。
 サンプルCGがエロそうという身も蓋もない理由から選んだ本作。冒頭の2時間弱くらいが遊べます。
 途中から今どき珍しい、メニューから選んでHシーンを起こす、というシステムちっくなHシーンが用意されています。「つん→デレシステム」とか言うらしいです……。えーと(汗)、これツッコミ待ちなんでしょうかね。判断に困りますわ。
 どこまで攻略条件などに絡んでくるのかは不明ですが、見た感じではあまり重要そうではありませんね。
 気になるのは圧倒的な尺の短さ。書いたように「つん→デレシステム」の影響かと思いますけど、あまりHシーンの尺を気にかけない私でも驚くくらい各シーンが短いです。適当にクリックしているとあっという間に終わってしまう感じです。慌ててバックログで確認、みたいな感じで。
 何よりも気になったのはテキストですね。基本がすごい説明調でくどいので読んでいてうんざりしてきかねないという。普通の作品ならともかく、実用性重視みたいな作品でこれはちょっともったいつけすぎというか、くどく感じられます。必死に言い訳する主人公にまた疲れてしまいます。この手のゲームで「日本海溝より深く反省」とかそんな表現いちいち入れなくていいですよ。笑えないギャグみたいでちょっとどうかと思います。大抵の人はエロ目当てでしょうからねぇ。
 このノリで「つん→デレシステム」の対象であるメインヒロイン(他のヒロインにはない?)がうっとうしいという無念っぷり。ある意味、言い訳がましい主人公とはお似合いです。とにかくめんどくさい。自分勝手で人の話を聞かずにやりたい放題。ひたすらに話が通じない。結局、体験版中では一度も可愛いとは思いませんでした。というか、この作品は全登場人物が面倒くさいと言っても過言ではないです。サブキャラの悪友でさえ、ね。なんでそんなかなー、とわずか2時間弱の間に何度も思わされました。
 CGは悪くないんですけど、写真や小さいサイズのサンプルで見たほどにはエロくないような気がします。
 トータルするとかなり厳しい感じです。気になる方は体験版必須でしょう。キャラクターとの相性がかなり大事だと思います。システムも好き嫌い分かれそうです。

2013年11月20日(水)
未来戦姫スレイブニル体験版
 STARGAZERのデビュー作。プロローグ体験版と合わせて5時間弱くらい。ボイスは半分くらい聞きました。
 物語としてはかなり入ってますね。一通りキャラクターが出揃うので、もうこれで共通ルートは終わり、でもおかしくありません。おかげでこの程度の時間でもそれなりに満足感があります。ここで終わっておいてもいいかもしれませんね、なんてそれくらいには。
 最初このタイトルを知ったとき、ありがちな調教系のゲームかと思いました。魔女っ娘の系列を思わせるタイトルならもうそれが普通ですよね。アニメ作品のような内容なんてないに等しいですから。とにかく堕としてアヘ顔を出させることが目的って感じで。そんな思い込みから当然、最初はスルーだったのですが、よくよく見たら違っていて驚きでした。
 次の印象は馬鹿ゲーかと思ったのですがそれもちょっと違ったようです。馬鹿ゲーにしては笑いをサッパリ意識していないんですよね。そんな表現はないかもしれませんが、アホゲーとか呼んだ方がしっくりきます。登場人物が軒並みアホなので。その生きざまが結果として笑いを生む感じでしょうか。ツッコミ前提みたいな設定に各所で苦笑いがよく出ます。あまりにも都合が良すぎて笑ってしまうほど。
 ルートがあるのか不明ですが基本的にはハーレムゲーです。体験版の範囲でひとりを除いて全てのヒロインは主人公に惚れてしまいます。おまけに全員が同居状態。このへんがこの先、どう作用するかが作品のイメージを固めそうです。この状態が楽しいかどうか。個人的には単調で飽きないかどうかを最も懸念しています。基本的な笑いが乏しく、構成が雑なのでここでネックになりそうです。
 戦闘シーンは期待しないのが無難ですね。メインヒロイン、エクゼが強すぎるということもありますが、仮に実力が拮抗していたとしてもそれほど魅力的な描写になるようには見えません。体験版の範囲ではテキトー感が溢れてます。ちゃんと設定、考えられているのかしら、くらいに。
 Hシーンはやや微妙なところがあります。反応が過剰といいますか、ところどころ驚かされます。エクゼの声優は北見六花さんなので下手なはずはないと思うんですけど、Hシーンではびっくりするような甲高い声を出します。そういう演技構成なんでしょうか。昨今の作品と比べても感じすぎなのも関係していると思います。まるで別人のよう。それと純愛系の作品のはずなんですけど、初体験でアヘ顔のような表情が出るのは賛否を分けそうな気がします。
 デビュー作のせいか、背景はかなりいい加減です。ハッキリとレベルが低いと感じますし、システムも同様です。基本的な機能はもちろん、単純に使い勝手ももうひとつ。CONTINUE機能があるのが意外なくらいです。
 変わったところではキャラクターの名前でしょうか。ユラハ・オンライン、月乃・ユーガッタ・ファメル13世、ルー・ティン・ワァクなど。驚くほど名前に制作者の愛を感じません。ユラハはまだしも、月乃とルーはユーガットメールにルーティンワークですか? 前の2人はヒロインですよ。さすがにちょっとねぇ。せめて名前で受けをとるならサブにしましょうよ。まぁ、幼なじみの名前、神無月弥生も大概どうかと思いますが。
 まとめると意気込みはいいんですけど、どうも力の入れ方のバランスが悪いような気がします。デモなんかでもシリアスなバトルを演出しているのに、やたらと不似合いな感じで乳を揺らしたり。アニメ自体それほど似ていないというのもなんだか昔のゲームを感じさせます。悪くはないですが買うかどうかと聞かれると難しいですね。消極的に他より良ければ、というところでしょうか。

2013年11月22日(金)
MA☆KO HUNTER体験版
 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-7話。だいぶオリジナル色が強くなってきました。イオナが調子に乗るヒュウガを蹴らなかったあたりからも窺えますが、基本的な性格が異なるのですね。そう考えると声優の演技も納得しやすいです。
 原作よりも色々な要素を削り取り、加えてハルナ、キリシマに蒔絵を401に合流させたために世界がものすごい狭い感じになってきました。ひょっとしなくてもコンゴウと戦って1クールで終了でしょうか。
 オリジナル要素は意外と悪くないと思います。というか、削りすぎたせいで作品がやせ細っているので追加要素がとにかく嬉しい感じになってます。前回でだいぶ諦めの境地に至ったのが却って良かったのか、かなり好意的に見られるようになってます。
 それにしても、エンディングはどうなのか。今までの積み重ねがあるので理解できますが、いきなりやられたら意味わからんですよ。

 凪のあすから8話。これ1話だけ見るととても良いエピソードだね、で済むのですが……。相変わらずあかりが自分たちのことしか考えていないのがとても気になります。結論も結局、自分たちを祝福してほしい、だものなぁ。
 ちさきが遂に核心に触れるも光くんはすっかり白旗で紡とまなかを応援状態。美海のことも込みでなにやら父親のようになってます。

 サムライフラメンコ7話。いきなり無茶苦茶な展開に唖然とさせられました。Aパートはなぜかヒーローを引退するのかどうかみたいな話と両親が殺されていたという真実にギャップを感じる、焦点が随分とズレた作り。Bパートは本当の悪の組織みたいなのが出現するポカーンな話。どちらも突っ込むどころがありすぎて呆れるしかなかったです。一体、何がしたいのか。所詮はヒーローごっこと冷水を浴びせたいのか、それとも全体的に色々とごまかしたいのか。

 「MA☆KO HUNTER」体験版1、2。
 両方合わせてもそんなに時間はかかりません。ちょっとつまむ程度の体験版です。それでも、作品の雰囲気をつかむには十分かと思います。
 最初はMAKOというのは固有名詞か何かかと思ってました。タイトルやアイキャッチで声優が微妙な発音をするのを何度か聞いてようやく理解した次第。まさか、そこまで直球であるとは思ってもみなかったもので。
 どうやら「モンハン」を元ネタにしているようなのですが、残念ながら全くプレイしたことがないのでどの程度なのかよくわかりません。マップ移動でヒロインを選ぶ時に手配書っぽいものが出てわざわざ「はい/いいえ」を聞いてくるのがそれらしく感じたくらい。
 システムは完全にアドベンチャーなので「モンハン」らしさは当然ありません。かなり手軽にプレイできる印象で、マップ移動でヒロインを選んでまたマップ画面に戻ってくるのに10分程度。さくさくと遊べます。設定は女がモンスター扱いで男がひ弱という変わった設定ながら、主人公が突然変異的なマスターレベルなのであまり苦労はしません。むしろ、主人公の気まぐれによって攻略に何度もかかる、という感じ。捕獲後は連れ帰って調教(デート)と連作短編のような形で進むようです。嫁探しという名目なのでヒロインが14人いますが当然、同時進行可能でしょうね。ハーレムとかありそうですけど、さすがに14人は多いので複数がせいぜいでしょうか。や、わかりませんけど。
 CLOCKUPでむなしむじょう氏が原画ということでお尻、正確にはケツ穴に対する執念のようなものが溢れています。普通の作品に慣れているとちょっと戸惑うくらいに。この構図ならお尻はあまり描かれないな、と安心しても油断は禁物です。カットインによってバッチリと描写されます。エロ度はなかなか高いですね。ただ、先程のさくさく感もあるのでテキストはCGに比べてややあっさり目です。
 間違いなくお手軽なゲームでしょうね。時間がない人に最適、という系統の。心配なのはボリュームでしょうか。手軽ゆえにあっさりと終わってしまいそうな気がします。まぁ、考えようによってはそれも長所かもしれませんね。
 個人的には買ってもいいかも、くらいには思っていますが決定とまではいかず。もう一週間しかありません。そろそろ決めないとなー。

2013年11月25日(月)
妹のおかげでモテすぎてヤバい。体験版
 革命機ヴァルヴレイヴ19話。先週から引き続く形でマギウスの真相が明かされていきます。しかし、間とか構成とかまともに考えている段階ではないせいか、聞かされても「な、なんだってー!」ではなく「ふーん」な感じは否めません。期待した方向の真相でなければ尚更でしょう。なんだかひたすらエルエルフが気の毒でした。あそこまでボロボロになって頑張ったのに意味がなかった、というだけでも相当にアレなのに、動機であった姫はばーさんで謎の精神生命体というオチ。知らぬが仏とはまさにこのことではないですかねぇ。ハルトが一旦は姫を翻意させたのだって自分のことを考えただけだしねぇ。なんとも切ない。
 それにしても、本作のヒロインはすっかりエルエルフになってしまいましたな。ショーコなんてそもそも出番さえないし、サキはハブられたうえに損な役回りを絶賛受け持ち中、姫はナニだったと他に該当者がいない状態になってしまいました。でも、これからどうするんでしょうねぇ。どっちに転んでも辛すぎる展開ですよ。

 「妹のおかげでモテすぎてヤバい。」体験版。
 冒頭の3時間程度が遊べます。ただし、システム体験版という感じで半分はダイジェスト的な構成になってます。当サイト的にわかりやすく言うと途中下車方式を採用しています。順番にヒロインがクローズアップされていって、そのヒロインを選べばそのシナリオへ(下車)。選ばなければそのままシナリオが進んで次のヒロインへ。これを繰り返して終点に待っているのが主人公の本命のオッドアイ。「G線上の魔王」や「世界でいちばんNGな恋」なんかと同じシステムですね。
 妹の手で偏差値と肉体改造を施されるというあたりがなんだか懐かしい漫画「Bバージン」を思い出します。ただし、こちらは姉2人がいないということでモテのテクニックをたたき込まれることがありません。代わりに出てくるのが実家の神社のモテ秘術。この先のモテ期を1ヶ月に収束するという荒技です。おかげで改造人間みたい、なんて言われる心配もありません。バッチリですね、と思ったらなぜか目当てのヒロインには術が通用せず。それどころか他のヒロインには効果覿面なので迂闊に攻略してしまわないよう注意が必要という困った展開。
 まぁ、プレイヤー的にはそれほど困りませんけども。基本、好きなヒロインから攻略するだけでしょうから。問題があるとしたらクリア順制御がかかっている可能性があるキャラがいそう、というくらいでしょうか。つーか、本命のヒロインにかかっていたらシステムの意味あまりないですよね。振って振って振りまくれないじゃん、っていう。
 実際の製品版がどれくらいかはわかりませんが、例に上がったヒロインから考えると一人当たりの尺は短そうです。性急と言ってもいいくらいに。やはり、重要なのは個別シナリオになると思いますがどうでしょうねぇ。分量も中身もちょっと読みにくいです。ただ、それほど多くはないのではないか、という気がします。途中下車方式はこのパターンが多いですからね。
 気になるのは本命ヒロインが再会したときの描写がないこともあって、あまり魅力的に見えないこと。もともと王道型のヒロインには難しいところがありますけど、それを差し引いてもちょっと厳しいような気がします。オッドアイがせめてもの、って感じですからねぇ。
 まとめとしてはちょっと決め手に欠ける感じでしょうか。どれかひとつでも特別に気になる要素があればいいんですけど、それがちょっと希薄です。
 個人的な話としては「MA☆KO HUNTER」か「妹のおかげでモテすぎてヤバい。」のどちらかになりそうです。両者ががすごく一長一短の作品なので悩みどころです。
2013年11月29日(金)
赤さんと吸血鬼。開始
 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-8話。うーん。狭い、狭すぎる。窮屈ですわ。世界が狭すぎるためにコンゴウも異常なほどに短絡的です。群像が全ての元凶で、彼を殺せばオールオッケーと結論づけられてしまいました。確かに間違ってはいないかもしれませんけど、ねぇ。結局、「ラブライブ」と同じで3Dモデリングをけちった、いえいえ控えめにして時間とお金を節約したゆえなんでしょうね。ヤマトやナガトが出ないのもそれが最大の理由でしょう。物語の必要度で考えるなら400と402も同レベルなんですけど、401がいますから実質、問題ないですからねぇ。
 キリシマの孤軍奮闘ぶりが光ってます。原作にはない、アニメならではの旨味を生んでいると思います。まぁ、もう元ネタから離れすぎて意味わからん地平に至ってますけど。軍艦がなんでこんなことに。

 凪のあすから9話。遅すぎるほどにようやく海村の問題が浮上。思えば2話前で光くんがあかりと一緒に地上に出てくるのは、ちょっと無理があると思いましたが、今回の展開のためだったんでしょうね。みなを同じく行動させては情報齟齬が起こらないと。まさかの登校して教師から教えられるまで気付かない不覚っぷり。
 正直、地上も海村もちょっと今さらすぎる気がしますね。事ここに至っても全く気にしていない人もいますが。
 主人公属性すぎるがゆえに紡が苦手なちさき。もうあと一押しなところまで来てしまっていますね。というか、紡は迷いがなさすぎだよなぁ。一方でまなかと光くんは互いに感情を再確認。しかし、あの状況で突き飛ばすまなかは酷いよなー。あそこは不安を感じていたところだからそれでいいんじゃないの。男性心理を察知しすぎではないでしょうか。とても冷たい女に見えますよ。色々と光くんは気の毒だなぁ。

 サムライフラメンコ8話。………………。もうなんと言っていいやら。つける薬がない展開ですね。呆れてものが言えないレベル。もはや撮影オチとか、夢オチとか、全部がドラマオチとか、驚愕の見たまんまオチとか、なんであっても大惨事のフォローは不可能でしょう。単純にエピソードとして面白くないというのがなにより厳しい。もはやツッコミとかそんな次元ではないだけに。こうなると最初の頃は単にまぐれというか、そういう風に見えていただけ、なんでしょうね。そもそも全体の構成がおかしすぎますし。対である「ガリレイドンナ」が回を重ねるごとに面白さを積み重ねてきたのと実に対照的です。
 それにしてもアイドルの全方向駄目さ加減は折り紙付きの安定度だなー。よりにもよって「飽きちゃった」、ってそれは一番言ってはいかんのでは。

 今週のお買い物は悩んだ挙げ句に表題作と「MA☆KO HUNTER」にしました。決め手は師走で忙しそうだから軽く遊べそうなものを選んだ、というある意味で身も蓋もないもの。たった一例ですけど、こんな理由で決められては製作者もたまらないかもですね。まぁ、決定力に欠けるとこういうことになりかねないということでひとつ。
 本日、お買い物のついでに「ランス9」と「サキガケ⇒ジェネレーション!」の予約してきました。ヨドバシなのでお買い物と一緒ですが。後者は色紙をもらっただけに「カミカゼ☆エクスプローラー!」の時のことがすごく思い出されました。しかし、あの時ほど感じ入るものがないのは色紙をもらい過ぎたせいか、それとも星咲桜花が対象キャラなせいでしょうか。どうやら人気投票は1位だったようですが個人的には璃々子が良かったデス。どうでもいいですが、最下位が雪之宮杏音なのはスタッフ的には大誤算なんじゃないですかねぇ。

 「赤さんと吸血鬼。」。まだ始めてほんの少し。ようやくタイトル通りの赤さんと吸血鬼が揃ったくらい。最後のヒロインはまだ影も形もありません。
 こなれたブランドだからなのか、初手から全体が安定しています。作りに余裕が感じられるので安心してプレイできてます。キャラクターもまだ序盤ですが、なじみやすいキャラ配置でなかなかです。最初は(情報を仕入れていなかったこともあって)誰かサブヒロインではないかとひやひやしていましたけど、そんなこともないようですし。ま、あくまで推察でしかないんですけど。ゲーム終了時に5人いるとかが理由ですし。
 今のところ、気になるのは主人公が微妙にプロフィール不明なこともあってか結構びっくりする行動をとることですね。胆力がハンパないです。インゴットよりも遙かにすげぇ、とか思わされます。あとはBGMが若干、大げさっぽい気がするところでしょうか。や、そんな緊迫した曲を流さなくてもいいんじゃないの、とか序盤から思うことが多いです。
 残念なのははやくもミスがあったこと。赤さんを発見したシーン、先生が割烹着を着てないですよ。せっかく割烹着差分があるだけにもったいないです。



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