徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2014年2月2日(日)
3DS版 闘神都市・継続中
 謀略のズヴィズダー4話。まさか「ウドの大木」って言いたかっだけじゃないですよね? そんな疑問に満ちたエピソード。うーん。面白みが少ないために4話目にして早くも飽きてきました。この設定であんまり笑いがないってのが痛いなー。確かにライアーソフトにいたにしては星空めてお氏は笑いが得意ではないですけど。

 3DS版「闘神都市」。2回戦直前。ただいま13時間。
 のんびり進めているせいもあって、この時間でもまだ2回戦が終わっていません。良い印象は引き続き保っています。
 前回からの訂正を少し。レベル神のカグヤさんは確かに呼び出し制ではあるものの、残念ながら1回に1レベルではなく、ためていた分を全て上げてしまいます。これはちょっとなぁ。今のところ、やたらと回復&セーブゾーンがあるので困りませんけど、のちのちは心配な感じです。まぁ、それでも地上に出れば全回復するのでそこまで心配ではなさそうなのが幸いでしょうか。
 戦闘はスピーディーに進むのでなかなか小気味いいです。1対1なのは相変わらずながらアクションポイント制なので、最初から攻撃して防御、なんてことが可能です。なのでパーティー制っぽくも感じます。これにスキルや女の子モンスターの技などを入れることによってどんどんと賑やかになってきます。ここまでは難易度的にはかなり簡単です。ただし、スキルや技を無視して進めようとすると途端に難しくなるでしょう。通常攻撃はアクションポイントが余ったときしかあまり使わないですし。それと楽勝だ、とあんまり油断していると急に強力な攻撃をしてくることがたまにあります。戦闘メッセージはちゃんと読んでいないと危ないことも。防御の意味が大きいゲームですね。ちなみに防御はすればするほど(ターンをまたいでも)有効になるというシステム。まぁ、通常の防御の他に警戒とかそんな意味も含んでいるのでしょうね。クリティカルを食らわなくなるとか。
 そういや気力はオリジナルと大きく違っていて歩いても一切、回復しません。普通のRPGのMPと同じ扱いです。経験者はしばらく勘違いしそうなので要注意。最初はこんな強力なスキルが事実上の使い放題なの? と驚いたくらいでした。もちろん、すぐに気づかされましたけど。
 女の子モンスターの捕獲は基本でもあるせいか実に簡単です。体力を十分に減らして白紙カードというものを使えば(ロープではないのです)あっさりと捕まえられます。先程のアクションポイントでカードを2枚も使えば問題なく。問題があるとしたらスキルが充実してきて、せっかく体力を減らしたのにカウンターが自動的に反応してしまって倒してしまうとか、そんなパターンの方が多そう。出現率が低い相手がいるとそうそうスキルを変えていられないでしょうから苦労するようになるかも。
 ようやく持てる限界の8体が揃いました。これからは選択に悩むことになりそうです。売りのひとつであるアニメーションは最大レベルになってから。それまではカットインのような演出が入るだけです。育てるのは簡単なのですが問題なのがお金。なかなか溜まりません。レベルは4段階、つまり上がるのは3回しかないのですがその度にお金がかかり、もちろん段々と高くなっていきます。しかも、強いモンスターは最初の金額からして高くなっていくようです。8体の現在、すでに料金に差が出ていますから。こんだけいると全員マックスにするにはかなりの資金が必要になります。正直、スキルのレベルアップは意味が大きいので主人公シード君の武装より優先しています。パラメータから戦闘コマンドにフィールド上のスキルまで多岐に渡るので重要度が段違いです。あれ、いま思いましたけど、ひょっとして女の子モンスターを捕まえずにクリアできないかも? フィールドスキルがないと先に進めないような。
 引き続き気になる違いとか。
 ・世色癌の名前は残っているのに竜角惨の名前は残っていない不可思議さ。気力の扱いが違うことと関係しているのでしょうか。
 ・ダンジョンは基本的に別物。ただし、泉やブラウニオクトへの梯子、クライアの隠れ家など象徴的なポイントはイメージ的に同じ。
 ・猛大人が魔法しか効かない、ではなくなっている。無属性攻撃が効かないだけ。つまり、シード君は魔法戦士にならない。スキルとの関係性でしょうか。ということは火爆破やファイヤーレーザーはないのでしょうか。だとしたらちょっとさみしい。ところで、ここテキスト表現として攻撃が効かない、という説明が不足しています(確かに1ダメージは出ますけど)。初見の人はわかりにくいでしょう。台本的にも重要だと思うんだけどなぁ。
 ・はにわ教がないっぽい。ハニーの露出度はむしろ原作より上がっているだけに不思議に感じます。
 闘神大会ではアニメーション演出はないみたいです。少なくとも、ケイジン・カーターにはなかった。実況がシュリさんでびっくり。もちろん、ボイスがあります。ただ、設定的には複数の人で担当している様子。原作でもシュリさんがシード君の担当であったように似たような扱いであるよう。
 試合後のデートイベント。コンシューマーらしいちょっとHなイベントが用意されていますが、そのための部屋はまるでラブホのような内装。しかし、テキストからは闘神クランクの時のような含みはなし。なんとも中途半端。
 肝心のクライア関連。当然、過去のプレイヤーを気も狂わん事態に追いやったクリスタルを青くするイベントはなし。絶望させれば、という設定。しかし、猛大人がすごく温いので悲劇感がとっても薄いです。クライアも全く折れないですから。クリスタルを抉り取るシーンもありません。なんか魔法を使ったら消えちゃいました。これ以前にも例の曲を頻繁に使用していることもあって衝撃度はかなり弱くなっています。想像以上にマイルドになっている感じです。
 それと取得したカードは必ずカード屋に持っていかなくてはいけないという設定。これ、はっちゃんをカード化した時くらいはカットして良かったんじゃないですかね。名目だって女の子モンスターが怯えている、なんだからはっちゃんなら問題ないでしょう。クライアがさらわれたってのに呑気すぎるよ。これ、昔のアリスソフトなら選んだ後は全てが手遅れになっていると思います。原作ならまだしも、3DS版はラキラやバルト・バルバードと仲がいいんだから(バルトはモブキャラっぽいですけど)彼らに助けを求めた方がよほどましでしょう。当然、彼らがクライアをハントしようとする一連のイベントはありません。

 やはり、気になる部分が出るのは避けられないですね。

2014年2月4日(火)
3DS版 闘神都市・継続中2
 バディ・コンプレックス5話。相変わらず色々とぬるくてなんだか不安になる。艦橋に民間人を連れていっても何も言われないってすごいなー。
 ディオの問題はあっさり解決、とまではいかないものの、当座の問題はさらっとクリアしてしまったようで拍子抜け。
 ブルーレイの発売スケジュールからするとこの作品、2クールなんでしょうか。まぁ、それに相応しい展開の速さと言えなくもないですけど、終盤に向かってなんだか嫌な予感がします。

 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~4話。え~と(汗)、魔術がある世界で二重人格をたやすく偽装できるってどうなんでしょう。まさに、その魔術を使ってごまかしたんですかねぇ。さすがにちょっと苦しすぎるような。尺の問題からもきつきつ過ぎて見にくくなっているくらいです。単純にエピソードをこなしきれていない上に伏線を盛り込みすぎではないでしょうか。この感じだと何か明かしてくれても(説明されるまで)視聴者が気付けない可能性が高いんじゃないですかね。

 ノブナガ・ザ・フール5話。ミツヒデの愚行にたいそう驚く。策士、策におぼれるなんてレベルを軽く超越してしまっているような。タロットで不吉が出たからノブナガのことに違いない、ってちょっと短絡的すぎるというか、運命とかそういうものを舐めてかかりすぎではないでしょうか。あまり軍師としての有能さを感じられてもいないだけに、かなり滑稽な男として映ってしまってますよ。
 2話で面白いと感じたものが順調に降下中。せっかくいい素材が揃っているのにどうも煮え切らない感じです。ジャンヌの行動とか説明的でかつ唐突すぎます。ノブナガが誉めないと効果の程さえよくわからない始末。ただ、横から手を出したのは別に構わないんですかね。

 3DS版「闘神都市」。3回戦前。ただいま19時間。
 対戦相手が負けた後も出たりするってのはいいですね。それが効果的かどうかはこれからのイベント次第だと思いますが。
 女の子モンスターのカードがいよいよ9枚以上になって管理が大変になってきました。意外とこれはいらない、とできるカードがなくて、でも新しいカードを鍛えなくてはいけなくて、となかなか悩ませてくれます。特に新しい階に行くと敵が急に強くなるのは原作と同じなだけに有用なスキルは外しにくいですからね。しかも、そこに壁を壊す、といったようなフィールド上で効果を表すスキルが加わってくるのでさらに困ったり。
 結局、ある程度、戦力ダウンになるのは仕方ないと諦めてカードを構成しなくてはいけなくなりました。特に2回戦後のラグナード遺跡・第3層はなぜか最初はちっとも女の子モンスターが出なくて、後半になってからドカンと出るため8枚中4枚が新規カードなんて状態に。そういや捕獲も少し面倒になってきました。弱点が効きすぎて死なせてばかり、というのが第3層の悩みでした。
 プルマロックはただのプルマに変更されて当然、イベントもかなり変わっています。シード君が監禁されたりしません。しかし、なんとなく原作を思わせるようなところも残した新規イベントになっています。これは賛否ありそうですね。変更は仕方ないとしても、いっそのこと全然違う内容にしてしまった方が良かったようにも感じます。
 2回戦が終わってもやたら強制的に時間がすぎることは変わりません。遂に一度もダンジョンに入らない日が出てきました。試合後のデータを残してはいますけどハマったりしないか心配になります。
 しばらく前から3DS版オリジナルのヒロインも登場。可愛いことは可愛いんですけど、後発のせいか露骨に葉月よりも力が入っているように見えるのは私だけでしょうか。ただでさえ、葉月はデザイン的に原作よりも地味になったと感じているだけに厳しいものがあるように見えます。今のところ。
 ここまで敵モンスターはほとんど同じです。デスゴーレムが変身しないくらいでしょうか。いない敵もちらほらとはいますが。残念なのはせっかく「こんにちは」や「ルスト」がいるのにちっとも喋らないこと。インパクトの面でホントに残念です。「こんばんは」の楽しみもこれでなくなりました。3Dっぽく見えることよりもボイスの方が大事だと思います。個性でもありますからね。
 プレイしていて意外と困るのが調べるコマンド。シード君がダンジョンを歩いて怪しいところがあると勝手に「調べる」の吹き出しが出るのですが、この出る範囲が実に狭い。ちょっと行き過ぎるだけですぐに反応がなくなってしまうので、何度やってもイライラすることから逃げられません。普段の移動は十字キーではなくアナログキー方を使っているのでなかなか上手に止まれないんですよねぇ。別にパズルとかではないのだから、もうちょっとやりやすくしてくれても良かったような。

2014年2月7日(金)
3DS版 闘神都市・継続中3
 凪のあすから18話。一転して水中オンリーな第18話。えーと、結局なぜ村に入れなかったのかはわからないのですね。置いてきた測量機みたいなのでわかるのかなぁ。うろこ様、久々に登場もやっぱり曖昧に語るのみ。なんか出たがりなだけのようにも見えますね。
 色々あったようでそんなでもないエピソード。まなかを連れて帰るのみ。やっぱり、全裸。でも、他の人々はバッチリ着たまま。一体どういうこと? 真っ裸なのは3人だけですよ。そして、水中ではいられなくなるってなんだか美海と交換みたいな感じになってますね。

 3DS版「闘神都市」。3回戦が終わったばかり。あんまり進んでいません24時間。
 ちょっとずつ違いが大きくなってきた感じですね。キャラクターの登場とその階層なんかがズレてきました。アシカが今頃になって登場。とっくに盗賊団は壊滅していますし、全然、顔が違います。アプロスに続いてノーヒントではわからない2人目。そもそも盗賊ですらありません。
 イメージくらいしか迷宮が同じでないせいか、ボーダーさんの手助けはほとんどなく、ひょっとしたら葉月との対戦もないかも(どのくらい影響を与えているかわかりませんが、新ヒロイン寄りのフラグを立てています)。今のところ、カーツウェルさんも出てきていません。
 準々決勝前なのに早くもアーシーが登場。どうやらすもうは一切、出なさそうですね。しかも、アーシーのイベントあっさり終わっちゃいましたよ。準々決勝まだまだ先なのに。
 第4層から迷宮は見たこともない様相に。つーか、JAPANイメージだよ、この階層。随分、都合がいい迷宮構成だなぁ。
 女の子モンスターやキャラクターたちから能力をもらってますが、中には全く役に立たないものも。いずれ役に立つのでしょうが、相変わらず魔法は全く使えないのに魔力増幅系の能力をもらってもねぇ状態。ひょっとして火炎斬りの能力が上がる、くらいのことなんでしょうか。でも、敵は魔法を普通に使っているんですよねぇ。もちろん、おなじみの奴を。どうなってんのかなー。
 戦闘ではちょっと奇妙なことが。RPGではよくある麻痺なんですけど、なんか麻痺になっても敵味方とも普通に動いているような。アイテムに普通に麻痺を治すものがあるから当たり前といえば当たり前なのかもしれませんけど。なんか納得いかないような。主人公はアクションポイントが減るという効果だとしても敵は? ちゃんと意味があるのかしら。まぁ、あったとしてもすぐに効果は切れてしまうんですけど。

 少し前に「炎の孕ませ乳(パイ)ドルマイ☆スター学園Z」のどっきりマル秘奇襲エロレッスンの内容が明らかに。やはり、「炎の孕ませ乳同級生」のおっぱいセクハラバーストと同じような機能のようですね。前作「炎の孕ませ”わんぱく”おっぱいお嬢さま学園」ではなかったので復活を望む声があったんでしょうか。それとも、発売スパンにおける労力的なところが理由でしょうか。何はともあれ個人的には気に入っていたシステムなので復活は嬉しい限り。あとは鑑賞モードで以前よりもしっかりと登録されるかどうか。セリフ(吹き出し)とか差分とかもう一歩でしたからね。

2014年2月9日(日)
3DS版 闘神都市・継続中4
 GO!GO!575 え? もう終わっちゃってたんですか。なんか「とくばん575」とかCSっぽい感じのゆるい番組が始まってますけど。せっかく良かっただけにもったいないなぁ。

 謀略のズヴィズダー5話。うーん。やっぱり煮え切らないなぁ。もうこの作品の「普通」になっていると思うんですけど、それほど特別なものを感じない。今回で言えばラブコメ成分も随分とおとなしい。脱力もののオチもなんだかねぇ。征服ノルマの帳尻合わせのためだけにあったようなCパートでした。

 3DS版「闘神都市」。準々決勝終了まで。ただいま30時間。
 ガールズギフトRPGってくらいですからそれがメインになるのは仕方ないんでしょうけど、スキルをもらうためのそれが段々とお使い色全開になってくるのは頂けません。アイテム屋ハイジの依頼はこれまでの階層にアイテムを取りにいくもので、まだ途中ですがすでに3回。このために女の子モンスターのカードを変えたりしなくてはいけないため、すごく時間がかかります。浅い階層では経験値稼ぎにもならなくて無駄に時間が使われていくようでとても残念。これで使えないスキルでないといいんですけどね。
 先日、触れた葉月との対戦はありました。ただし、そのタイミングはいかがなものかと思いました。前の晩から臥路が帰らなくて雫姫に泣いて救出を頼まれているような時に、呑気に模擬試合ってどういうことっすか。完全に自分たちの都合でどうとでもできることを人の命が懸かっている時に普通にやるってあり得ないわぁ。後じゃいけないんですかね。目の前に雫姫がいても同じことができたんでしょうか。ああ、このシード君ならやりそうですね。お人好しというより馬鹿みたいになってますから。なんでもクエストを引き受けようとするあたりはミリオよりもよっぽど勇者らしいですよ。良くない意味で。
 あとセリーナがなんだかただのアル中になっているような気がします。これは完全に3DS版の変更ですが、子供がプレイする方が悪影響が出そうな変更ってなんだかなぁ。しかも、これで要所要所で忠言みたいなのを言ってくるんですよ。ありがたみないわぁ、というのが正直なところ。いや、単純に説得力の問題ですかね。駄目な姉ですわ。
 謎の変更はセリーナだけではなく、葉月にも。なんか料理下手になってますけど。以前も書いたように葉月はデザイン的に原作よりも弱くなっているだけにネガティブ方向の変更は気になるところです。これ、のちのちの過去の思い出にも係わってくるじゃないですか。シード君と料理していたやつがあっただけにこれはちょっとなぁ。あれで下手ってそれはどうよ。それとシード君がキスしたことがないような素振りをしていたのも同様に影響があるような。まさか例のイベントは消滅なんでしょうか。
 ザビエルはいかにもな小物デザインに変更されてレイヌはアプロスやアシカに続く別人その3って感じです。何も原作要素が残っていません。サディストっぽいところだけ。ちなみに姉ではなく妹になってます。別にこだわりはないキャラだけど意味があるのかしら。
 序盤から出ているダイアナはすっかり自分では何もしないただのタカリっぽい感じに。原作で好きなキャラだけにちょっと悲しい変更だなぁ。少し変わった感性が面白い感じだったのに。

2014年2月11日(火)
3DS版 闘神都市・継続中5
 バディ・コンプレックス6話。え、ひょっとして新キャラは見た目通りのいい奴なんですか? それは予想外というか、そのまんま過ぎて面白みに欠けるなぁ。しかし、後からCGで差し替えればいいのなら、そのままディオと主人公のコンビでいいのでは。
 相変わらず全体的に軽いところが気になるなぁ。どうもエピソードに重みを感じないので入り込みにくいです。

 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~5話。こちらも詰め込み過ぎは変わらず。単体エピソードとしては厳しいものがあります。いつも魔術でイカサマってあたりがどうにもため息ものです。あのじーさんに関してもカンが外れたらどうすんのよ、っていう。あやふやなカンが当たることを前提に物事にあたるのは普通にどうかと思ってしまいます。新人教育もそこに含まれてますよ? 結果オーライ過ぎます。しかも、そこにはイカサマも既定路線なんですから。

 ノブナガ・ザ・フール6話。なんか全ての元凶がミツヒデに集約されつつあるような。取りあえず、本当にノブナガを主君だと思っているんですか? あまりにも勝手に動いて墓穴を掘りまくっているように見えるんですけど。面を被るのも自分に酔っているとしか思えませんて。
 そして、同じく勝手な蘭丸さん。自分がノブナガといい勝負って気付いているのでしょうか。イチヒメやヒミコら色々な人からノブナガのことを我慢して見てやれ、と言われているのに一度たりとも我慢しないっていう。しかも、そもそも側にいるのは自分勝手な理由からだしねぇ。
 すっかりテンションだだ下がりです。再び上がるときは来るのでしょうか。

 3DS版「闘神都市」。準決勝終了まで。ただいま36時間。
 レベルが30を越えましたが、かぐや様のお姿は何も変わらず。まぁ、さすがに脱ぐとは思いませんでしたけど、何も変わらないとは予想していませんでしたね。女の子モンスターたちは半裸になるだけに何か納得いかないものがあるような。神なのにスキル弱いしねー。
 ところで、レベルアップの儀式に限りませんけど、本作は「はい/いいえ」の選択が出る場面があまりよろしくないと思います。タイミングが悪いというか、次が出る時だろう、と思うひとつ前に下の画面に出てしまうためにいつも「いいえ」を選んでしまいます。そう、デフォルトの位置が「はい」ではなく「いいえ」なんですよねぇ。依頼されたアイテムを持っていく時もいつも同じパターンで「いいえ」を選んでしまいやり直し、この繰り返しです。意外とイライラするんですよねぇ、これが。気がついたらかぐや様が嫌いになってましたから。まぁ、あの声がいらつくという別の理由もあるんですけど。特に「いいえ」を選んだ時のセリフがむかつくというね。
 作中でお祭が発生。ほとんど意味なかったですが原作でもあったような気がします。新ヒロイン咲夜のフラグを立てているため彼女とお祭をまわることになったのですがちょっと気になることがありました。いつも、そんなことまで積極的に引き受けないよ、というくらい面倒事を進んで抱え込むシード君が迷子の世話をしようとしません。親を探そうとする咲夜に対して「迷子センターがあるよ」的なセリフを何度も繰り返します。明らかにおかしいです。普段の姿と違いすぎます。ここでちょっと疑念が浮かんでしまったですが、シード君がお人好しと呼ばれる時の対象はいつも女の子です。ひょっとして彼はお人好しなのではなく、相手が女の子である時だけそういう態度をとっているのではないでしょうか。かぐや様から女の子に親切にすればするほどスキルが手に入ると教えられましたからね。
 そう、迷子は男の子なんですよ。シード君が親切にしても何も手に入らない相手です。
 ………………。
 いや、まさか、そんな。シード君の動機が下心オンリーで構成されているなんてある訳が……。どうなんでしょ。とっても怪しい気がしてきました。
 さらに気になるイベントも発生。ドジっ娘にクラスチェンジした鈴夜さんから寄せられる好意をシード君はものすごく嫌がります。普段、咲夜とどう考えても浮気しているシード君が、ですよ。葉月は結婚を約束したヒロインですよ? あたかもヒロイン並列型の学園萌えゲーのように、葉月を気にすることなく咲夜と色々と楽しむ彼に鈴夜を迷惑に思う資格があるのでしょうか。
 あとシステムも絡んでに気になることも。お祭の前日と当日で咲夜の態度が違いすぎるというか、純粋にシナリオが繋がっていないように見えるのですがどうなっているのでしょう。シード君が抱えたはずのもやもやがあとあとになるまで綺麗さっぱりなくなっているんですけど。

2014年2月14日(金)
3DS版 闘神都市・継続中6
 凪のあすから19話。余裕のない男の家政婦っぷりがいっそ清々しいまでに徹底しています。そりゃ、冬眠から醒めてみれば好きな相手といけすかない男がうまくいく寸前になっている(ように見える)のだから慌てるのもわかりますけど。そして、一応は人の家で深夜にアルコールを求めて台所を漁る女。さすが団地妻。キッチンドランカー(死語?)の素質は十分です。ポイントは電気をつけないこと。
 それにしても、看護士服姿はコスプレか百歩譲ってもコックコートあたりにしか見えません。というか、制服も含めて明らかにコスプレサービス回でしたね。男たちは眼福でした。そのカウンター効果か、ちさきの窮地を救ったのは光くんという。こういう役回り自体が珍しいなー。
 そうしてみんなの時間が動き始めてふりだしに戻る、と。

 3DS版「闘神都市」。ただいま48時間。
 決勝前。だいぶよろしくない感じになってきました。もともとその傾向はありましたが、遂に牙を剥いてきた印象。ビルナスの嫌味な態度が足りないと思っていましたが、まさかの決勝前に大量の塩を贈る行為。盲導犬もここまで来ると何も言えません。精神を鍛えるというイベントも謎。シード君の親しい(?)人間が次々に現れて、これまでの態度を翻して悪態をついた挙げ句に襲いかかってくるのですが……。態度が極端すぎて疑惑を通り越しちゃってるような。本当は殺したいほど憎んでいるのに仲がいい振りをしなくてはいけない理由とはなんでしょう。それだけならまだしも、襲いかかってきた時の姿は咲夜以外は原作のサル、イヌ、キジなんですけど。なぜ、この部分に一切のフォローがないのでしょう。まさか、シード君はこれがボーダーさんや葉月たちの本性だと思ったのでしょうか。だとしたら失礼レベルは偽者たちの比じゃないですけど。人間じゃないと思っているのだから。
 イベントの最後では咲夜がシード君を抱きしめるCGがない謎。なんでエロゲーの背景がない時みたいにブラックアウト状態なのか。一応、盛り上がるところですよ?
 終わった後になぜか葉月ともう一度、戦うことに。どうして、もう一度戦うのか。前回だって臥路さんの命よりも優先してやったっていうのに。しかも、本気ってなんですか。まさか、前は本気ではなかったってことですか。さらにまさかの決勝出られなくてもいい発言。まさか、これを葉月がするとはね。体力半分で終了、ゼロにしてしまえばゲームオーバーの原作の意味を全くわかっていないですね。それを葉月が言ってしまってはこれまでの全否定ではないですか。何のために闘神大会に出ることにしたのか。それでいいなら駆け落ちでもすればいいじゃないですか。全くもって不可解です。
 ガールズギフトでしかスキルを得られないシステムを徹底しすぎじゃないですかね。もう天の剣が手に入っちゃいましたよ。風の剣や刃の剣はなしですか? ひとりひとつ限定、それも女だけという縛りはもうちょっと考えた方が良かったように思います。少なくとも例外があったっていいでしょうに。
 この第6階層でやる気が薄れるのがレベル上限が定められていること。敵がまだ強いのにちっともレベルが上がらなくなる。そこに、行っては戻るのパスル的な迷宮の構成が重なってため息をつきつつのプレイでした。レベル神のかぐや様の態度がまた腹が立つというね。素っ気なくもう上がりませんよ、とか言ってくるんですわ。レベル神の設定を誤解しているんじゃないかなぁ。シード君個人についているのがレベル神ですよ。呼ばれて「いいえ」と返すと忙しいとか言い出すあたりどうにもねぇ。
 いよいよ迎えた決勝を前にさらなる台無し展開が待ち受けていました。
戦う前にビルナスがネタばらしです。全ては俺の狙い通りでここまで来たぜ、とドヤ顔で語ります。そこは例えどれだけわかっていたとしても、終わるまで黙っているものでしょうに。おまえは俺の手のひらの上でコロコロ転がっていたんだぜ、と言われてすっきり戦える人がどれだけいるでしょうか。これ自体が嫌がらせならばわかります。実に有効でしょう。でも、違うんですよ。我慢できずに自分の手柄をフライング自慢しちゃっただけなんです。ホント、困ります。もう誰かどうにかしてくださいな、この人。
 困った人はまだいます。決勝の朝に引き止めに来る咲夜さん。大事なことを隠したままで棄権しろの一点張り。これ、事情を言えない理由がちゃんとあるんですかねぇ。最初の頃は仕方ないと思いますよ。対象者が多すぎますし、シード君が闘神になるとは考えにくいですから。でも、決勝まできて事実を言わないはずはありません。どうしても言えない事情でもない限りは。果たして、その事情が用意されているのでしょうか。とっても怪しい気がします。
 この前後から決勝後の展開はいかにもなんかあるよ感を出しすぎなほど出してきます。夢(?)にアプロスが出てくるってやりすぎではないでしょうか。シード君が予知能力者の片鱗を見せ始めてるのか、ってなくらいの察知ぶりですよ。結局、カーツウェルさんは大会中に出てこなかったっていうのに。余計に守護霊の御告げみたいな怪しい雰囲気に。決勝を決勝で盛り上げる気がないのがさすが作ったところが違うと感じる按配ですね。明らかに演出過剰です。
 そして、天使食いへと至る流れ。たぶんですけど、この3DS版で初めてプレイした人は予備知識なしで望んでも驚かなかったんじゃないですかねぇ。陰謀がだだ漏れすぎて。漏れないシートとか用意した方がいいんじゃないかというくらいあからさまです。ラグナード遺跡に入るためにアプロスの許可が必要というイベントだけでもやりすぎだと思ったのに。マップ画面で闘神の館アイコンがあるだけで十分なくらいなのになぁ。率直に言って衝撃が足りません。
 コンシューマーらしいということで描写は当たり前ですがすごくぬるいです。これで
予想以上に悲劇感が薄れているんですね。セレーナもただ人質にとられているだけ、って雰囲気ですし。シード君が逃げようとするような描写もないしねぇ。ちっとも追い込まれている感じがしないんですよ。闘神の館では例のBGMが鳴るのは通路くらいなもので、すぐに呑気な曲に変わってしまいますし。アンナさんやのぞみ、なによりレベッカの様子がちっとも不幸そうではないという切なさ。ちょっと仕事上で嫌なことあったレベルですよ。レベッカに至ってはただメイドの修行をするだけ……。挙げ句にビルナスとは文通状態です。これが実現しなかったのは単にシード君が返事を出さなかっただけというね。ガールズギフト制度の悪影響が出まくってます。
 禁断症状も軽いです。血が必要なだけ。なぜか、アンナさんのしか飲まないのでそこは大変そうですが、ハッキリ言って単に好き嫌いですからねぇ。薬漬けがまずかったのかもしれませんけど、そのあとの自分が自分でなくなる恐怖もないですし、単にHシーンがないだけではない薄さを感じます。
 ただ、システム面を考えると要求するの早すぎですけどね。そんなに広くない1階層の1エリアをイベントとか一切なしで回れないってなぁ。面倒なだけになってます。
 例の夢は咲夜シナリオなので完全に捏造の勢いで全く想像もしていない思い出が語られていきます。っていうか、実は出会ってたんかい! という全国からのツッコミが聞こえてきそう。そもそも、なぜ闘神都市と縁もゆかりもない場所に咲夜がいるのやら。子供であるシード君がいつも会いに行くということは父親とセレーナの放浪時代とも考えにくく、瑞原道場に来てからなんじゃないですかねぇ。一人称も「俺」ですし。それで葉月といつも一緒におらず弁当をセレーナに作ってもらって会いに行くってどうにも不自然なような。しかも、都合良く忘れていたってなぁ。咲夜に再会しても思い出さなかったのに。なにより、立ちCGによる会話演出しかないのかい! とここでもまたツッコミが。まさか葉月シナリオでも同じなんてことは……。ぶるぶる。
 個人的感覚では幻杜坊もカーツウェルさんも格好良くないなぁ。前者はやらしさが足りないし、後者はおっさんみたいになっていて悲しいです。アンナさんも期待ほど可愛くはないなー。この原画の人のレベルで考えても、もう少し可愛くしてくれてもいいような。のぞみはちゃんと可愛いんですから。

 あとどれくらいでしょうか。変更が多そうなんでわかりにくいです。

2014年2月17日(月)
3DS版 闘神都市・継続中7
 謀略のズヴィズダー6話。初の前後編ですが……、少しも盛り上がっていないような気がするのは私だけでしょうか。もうこのぬるま湯のようなノリに慣れはしましたけど、お世辞にも心地よくはなっていないだけにどうにもねぇ。セーラームーンなみの正体バレしない状態も無用に緊張感を削いでますし。正直、どうでもいい感がかなり漂っているように思えてなりません。キャラクター目線的にも。馬鹿なことを真面目にやる、ということが笑いや面白さに繋がっていないのが痛すぎますね。目的らしい目的がないことも彷徨うかのような今を生んでいるような。

 3DS版「闘神都市」。ただいま60時間。
 段々と飽きてきました。女の子モンスターを捕まえて成長させてそのフロアを攻略する、というパターンが毎度同じなのでいい加減、疲れも感じやすくなってきたようです。加えて先日から触れている改悪部分が足し算式にのしかかってきていると。
 天降鬼が出てないのに例のピラミッドが出てきてどうすんじゃい、と思ったらおんなじフロアでいきなり出てきてびっくりしました。あまりにもためがありません。どうすんのかな、と思ったらなんとシード君が言い出す前に天降鬼から申し出てきましたよ。段取りまで考えてくれて、やたらと流れが良かったですね。こっちは苦笑どころではなかったですけど。そうです。クライアもいきなりここで天使として出てくるんですよ。盗賊団のイベントでは消滅して終わるだけっていう。まぁ、引っ張った割りには全然、感動の再会になってなくてプレイヤーのこっちが唖然としてしまいましたけど。え? どうしてそんな小さい驚きなの? っていう。死んだと思った人が生き返ってきたようなものなのに。もうちょい感動すればいいのにね。
 そうそう、咲夜がシード君に事情を言えない理由があるのかどうかですけど
結局、何もありませんでした。信じがたいですがもしかして単に言い忘れただけなんですかね。そんな馬鹿な、とは思いますけど。さらに最初は自分が優勝するつもりだったと思いも寄らぬ方向の告白をしてきました。えーと、それだと参加者を闇討ちしていた理由の意味がだいぶ変わってきちゃうんですけど(汗)。かなり徹底した合理主義というか、卑劣な人っぽく見えちゃうゾ、的な感じに。まぁ、確かに人じゃなくて鬼ですけど。
 そして、止めた理由は
シード君といるのが楽しくなってしまったから。
 ……………………………………………………………………………………………え?
 えーと、世界の命運に係わる使命を放り出した理由としては途轍もなく弱いような気がするんですけど。しかも、そこまで心変わりしたようにはあんまり見えなかったような。つーか、それはなんでしょう、両立できないものなんですかね? 真剣に聞いてみたくなっちゃいましたよ。
 やっぱり、素直にクライアルートにしておけば良かったんじゃないですかねぇ。普通にプレイしてなんでないんだろうって感じですよ。この後の方でも。
 ガールズギフト制度の悪影響はまだまだ続き、初対面の相手なのに天使のみなさんはシード君が天使食いなのに食べないという理由だけで全面的に、それこそ心の底から信頼してギフトを授けてくれます。まぁ、中身がしょぼいのが救いでしょうかね。うーん。この全肯定されている感じはなんとも居心地が悪いなぁ。このストーリーに合ってないですよ。幻杜坊のセリフに思わず膝を打っちゃいました。
 階層を進めるうちになぜかシード君は人間性を見事なまでに失っていきます。ホントに急になくなっていくので困惑してしまうんですけど、幻杜坊やカーツウェルさんは全く変わっていないことを考えるとなんか主人公が駄目な奴みたいな気がしてしょうがなかったです。なんかいつの間にかアプロスに支配されていたらしいです。後付けで教えてくるのでなかなか戸惑いました。なにより喋りさえしなくなるシード君ではドラマが動かなくて困るんですよ。ようやくデラスを助けて咲夜と再会する場面でも、感情が死んでいるシード君では絶望してくれないので何も起きたように見えないというね。変更するなら、そうするとどうなるのか、そこをもうちょっと考えてほしかったですね。
 そいでもってわざわざ変更したにも係わらず、いともあっさりもとのシード君に戻る、と。ドラマが軽すぎますて。意味わからんくらいでしたよ。セレーナと一緒になって演技してるの? とか疑ったくらいで。
 終盤も終盤になって何がやる気をなくすか、って
1対1を執拗なまでに守っている点。シナリオ上ではシード君だけではなくて、幻杜坊やカーツウェルさんと3人で戦うようになっても戦闘シーンはひとりだけ。それで、戦闘が終わると幻杜坊が真っ先に大口を叩くというワンパターンなテキストが展開されます。プレイヤーはその度にテンションダウンですよ。相手は1人しかいないように見えるだけに余計に「何をほざいているんだ、このじじぃは」、という気分にさせられます。シナリオが進んで咲夜と葉月が加わってもやっぱり同じ。原作が弱いながらも女の子モンスターや葉月が一緒に戦っていただけに虚しさもひとしおです。またシード君の人間性が失われそうですよ。
 肝心なところでCGを用意しないのは相変わらず。フランチェスカ、まさかのCGなし。背景処理のみですよ。しかも、原作のように、以前は入れなかった部屋に監禁されていた、ではなく出番が来ると勝手にカーツウェルさんの部屋に放り込まれていた、ですからね。最初は何が起こったのかよくわかりませんでした。
 全体的にテキストの繋ぎにまずさを感じますね。手続き的な部分を手抜きなのか、センスの問題なのか、非常にやっつけで処理してしまってます。おかげで事態が発覚してから説明が始まることがしばしばです。下手すれば時間を置いてからですからね。

 もうすぐ終わると思います。

2014年2月19日(水)
3DS版 闘神都市・継続中8
 バディ・コンプレックス7話。おお、主人公との付き合いがいいことばかりとは限らない、というマイナス面が初披露。色々と都合が良すぎたのでこれは良い流れ。しかし、真面目な娘さんが不良な子と付き合って変わってしまうイメージを受けるのはなぜだろう。
 それでも、まだまだ例の必殺技は強すぎます。まさかの瞬殺。無敵の防御中に攻撃可能って反則すぎです。
 最後は恒例となった、これで終わりかと思わせてもう一幕あるというパターンが見事にはまりました。エンディングを見ていた時は来週は「ガンダムSEED」か、はたまた「コードギアス」かと思ってましたけど、予告を見たら「08小隊」っぽい感じ。

 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~6話。これまでさんざん伏線を張ってきた成果なのか、詰まっている割りにはすんなり見ることができました。怪しいところがきちんと怪しいとわかってきたのが良かったのかもしれません。来週は海外出張。ようやく同期の娘さんにスポットが当たりそうです。毎週オープニングでは活躍しているのに本編では地味だからねぇ。

 3DS版「闘神都市」。ようやく終わりました。62時間。
 あれから程なく終了。
 最後まで変更せずにはいられないのね、というラスト周辺でした。天使を食べていたはずなのになぜかデラスは異空間に孤独でいました。よって原作の選択肢は出現しません。それどころかデラスの昔語りが始まるのですが……、ほとんど新しい事実がないのでまるで意味がなかったという切なさ。アプロスがなぜ天界を裏切ったのかのかもわからないままだしね。それどころか、天使食いの力はデラスが持っていたものでアプロスが与えたものではない、という謎の設定変更が明らかに。では、なぜアプロスはそんな力を持っていたんでしょうか。たまたま出会った天使と人間が同じ力を持っているって。しかも、そこに特に意味はない、ってなんだかなぁ。
 さらに変更は続いて、デラスを難攻不落としていた3人の守護天使はいなくなりました。おかげですごく弱い。あの能力、天界と地獄を敵に回して勝ち続けた要因でもあると思うんだけどなー。それをあっさり変える不思議さよ。
 そして、倒すと死んだはずのアプロスが登場(プレイヤーは前もって知らされてます)。デラスがアプロスを吸収するという新イベントが発生。なんか「ファイナルファンタジーⅦ」のラスボスみたいになっちゃいました。するとここでまさかの、
ラスボスまで来ての強制敗北イベントが発生。えー。テンションだだ下がります。そこに死にかけでデラス攻略には役に立てないと自ら言ったカーツウェルさんが登場。自爆してデラスが無敵ではなくなります。
 アプロスといい、カーツウェルさんといい、同じ場所から時間差で来るあたりが
なんとも茶番ですなー。こうするのなら、なおのことヘンテコな旅路なんて入れなければ良かったのに。瀕死のまま2人がずっと異空間を別々にやってくる様子を想像してますます醒めてしまいますよ。ドラマが苦しいなー。
 ちなみに先日の日記で触れた、シナリオでは3人で戦っているはずだが、システムではひとりきりという状態は最後まで継続されました。戦闘前にちびキャラがいちいち獲物を構える様子がなんとも滑稽でした。戦わないのに演出として武器を構えるってなぁ。時間の無駄です。
 エンディング。長い道のりでした。プレイした人もしなかった人もやっぱりな! と思うであろうと感じたのは
「闘神都市Ⅱ」のヒロインを増やしてもろくなことにならないよね、ということ。本作のラストで、浮気させておいてどうするのかな、と思っていたら答えは「どっちにするの?」で済ませる、でした。率直に言うとこんなエンディングでは闘神の館での絶望の日々を耐えるのは無理でしょ。ほとんど絶望の中のあるかどうかもわからない微かな細い光。それがあの夢なのにこんなことでは。一途な想いを分散させるなよ、と。シード君に会えるまで葉月があんまり焦ってもいないあたりも追い打ちになっちゃってますね。予定調和を堪能している雰囲気さえ窺えます。
 2周目はスキルやお金、アイテムなどが継続され、経験値3倍の指輪を最初から持っています。つまり、面倒な女の子モンスターの捕獲や成長、シード君のレベルは上げ直さなければならないのです。重要アイテムは持てる数に制限がありますし、スキルも勝手にもらえる感じなのでありがたみはあまり感じられないような。なによりレベルが低ければ効果も低いんだからあんまり意味ないよね。気力の数値だって低いからあまり使えないってことだし。恐らく、スキルは取り直しにすると全部が揃わないんでしょうね。お金はスパロボではないから1周目の中盤から全く困ってなかったですし継続しても嬉しくないです。武器などを買わなくていいのだからそのままでも1周目より困らないし。あんまり嬉しくない引き継ぎ要素ですなー。

 この有り様では2周目をプレイするのは難しそう。3DS版の葉月の好感度が著しく下がっていることもかなりの逆風です。言われていることは原作とおおよそ同じなのにちっとも嬉しくないんだよなー。ということで気が向いたらになりそうです。

2014年2月22日(土)
放課後の不適格者体験版
 凪のあすから20話。またしても団地妻の魅力が炸裂! 湯上がりならぬ水上がり姿に中学生は大コーフン! まぁ、要は当然としても、まなかのことで頭が一杯のはずの光くんまで一発K.O.ですからね。恐るべし、です。この光景を美海が見ていたなら眠り姫のことなど問題にもしなかったでしょう。もっと危険なモンスターがそばにいると激しい危機感を覚えたに違いありません。中学生では習得不可能なスキルですからねー。
 そして、眠り姫には王子様のキスだよ! とさゆが無茶な提案。そりゃ確かにまなかの命が危険に晒されているのなら、そんなことも試さなくてはならないでしょう。でも、寝たきりなだけだからねぇ。自分が直接的な関係者ではないからといって言いたい放題です。
 光くんは口車に乗らなくて良かったと心底、思ったことでしょう。よりにもよってなタイミングでまなかは目覚めました。こっそりやろうとしたらバレないはずがないタイミングです。内心、冷や汗ダラダラだったのでは。
 なんとキーワードはひーくんが女の子をいじめる、でした。ってホントかなぁ。たまたまなんでないの。ただ、まなかと光くんのやりとりはいつもこんなだったと言えばこんなだったようにも思えます。果たしてどうなんでしょ。そこ、明らかになるのでしょうか。

 「放課後の不適格者」。体験版。
 テキスト量だけならそんなでもないんですけど、一人称で地の文まで全てボイスが入っているので全部聞くとそれなりに時間がかかります。正確には計っていませんが4時間くらいでしょうか。それとこれは確かに構成が変わらなければ冒頭のシナリオなんでしょうけど、ある意味で番外編っぽくなってます。この体験版パートでは主人公が主人公ではないんですね。あくまでも話しかけられる対象にすぎません。それはヒロインも同様でみんな脇役です。このパートの主役はサブヒロインだったりします。
 本作はスタート直後からわかりやすすぎるほどに「何かあるぞ」というのを示唆してきます。なにより、その「何か」を雑誌などの媒体ではあっさりと書いてあります。ですが、まだ発売まで間があるということでここからは伏せておきます。
 正直、導入部は特別編と言っていいので、これで本作を判断していいのかは疑問に思いますが、そこを気にしないならなかなか悪くないです。健速氏らしさがよく出ています。「そして明日の世界より-」でもそうでしたが、やはりこうした切なさの入り交じった作品の方が、向いているのでしょうね。叙情感あふれるテキストに引き込まれます。どう着地するかはわかりませんが、この段階では期待したくなるものを感じました。なにより、ありふれた設定でないだけで価値があると思います。
 本当の意味で普通の日常が描かれていないのが気になるところ。そのうち描いてくれるとは思いますが、物語の本当の冒頭が後から出てくるのは微妙な面を含んでいると思います。人間性がどう変わったかがひとつの肝であるためにbefore→afterをしっかり描くのは重要ではないでしょうか。この体験版の後で回想として出すだけでは後出しジャンケンの感が強く、登場人物ほどには感情移入できないような気がします。
 と、ここまで書いて確認しましたけど、なんか本当の冒頭はどうやらドラマCDみたいです。販売戦略もあるのかもしれませんが、物語の完成度を考えるとこれは残念だなぁ。わかればいいってもんでもないし。
 個別シナリオというか、シナリオのルート構成がどうなっているのかも気になります。各ヒロインエンドを迎える構成なのか、それとも昔のアドベンチャーのようにひたすら細い光明を手繰りよせていく構成なのか。恐らくは前者だと思いますけど。
 賛否が分かれそうなのは能力が覚醒しても人格はそのまんまという部分ですね。すでにテキストにも書かれてましたけど、この仲良く敵を退治しようとする姿は傍目にかなり間抜けです。なにより、人格が変わってしまうからこそ悲劇が際立つだけにここは難しそう。今回はひとりだからいいですが、みんなこれだとさすがになぁ。主人公がひたすら犠牲者に慰められているだけに見えてしまうのもちょっとねぇ。決断がなんだか流され気味なのも微妙なところ。

 CGはパッと見はちょっと冷たい感じですが段々と慣れてきます。ミステリー色がある作品の場合、あまり可愛さが勝っていない、このくらいのデザインの方がいいのかもしれません。ヒロインとサブキャラにあまり差がないのもいい方向に働いていると思います。
 音楽が予想以上にいい感じです。気がつくとクリックの手を止めて聞いていることもしばしばでした。主題歌(?)も珍しく男性ボーカルで、これが意外と雰囲気にはまっていて驚かされます。これは特典に期待したいところですが、サントラとかないんですよねぇ。他のはもりだくさんなんですけど。う~ん。これってエロス関係が期待されるタイトルとは思えないんですけど。仮にその場合でもなぜ、先生がほとんどスルーされているのかなぁ。一店舗だけですよ。どう見ても一番のエロ要員なのに。
 恐らくは買うと思います。不安がない訳ではありませんけど、興味の方がそれに勝ると思うので。ただ、「ランスⅨ-ヘルマン革命-」の方を優先するのは間違いないと思いますけど。

2014年2月25日(火)
南十字星恋歌-Southern Cross Love Song-体験版
 謀略のズヴィズダー7話。えーと、何を言っているのやら本気でわからないんですけど。先週に比べて正義サイドは演技する気が全くなくなっていて、もうちょっと真面目にやれよ、と言いたくなるほどでした。ズヴィズダー側も何をムキになっているのやらさっぱりわからず。挙げ句、例の踊りを強要する始末。嫌がらせには見えないし、それほどまでに固執するならどう考えても自分でやればいいはず。全くもって意味不明です。かなり辛くなってきました。

 バディ・コンプレックス8話。ターニングポイントのエピソードが入ってようやく面白くなってきましたね。うまいこと青葉らしさを出せたのではないかと思います。しかし、ヒロインにデレのきっかけを与えたのはいいとして、この世界の技術でどうやってタイムスリップするんでしょうねぇ。

 ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル~7話。海外研修で一緒にドライブ。これがフラグとばかりに夏菜さんの涙腺が決壊。どばどばと事情をゲロします。うーん、あまりに両極端すぎるなー。初対面のヒト、目の前にいますよ? しかも、いつも説教や嫌味をたれておいて自分は不倫志望ってすごいなぁ。鏡を見たことありますか?
 まぁ、主人公の方もそのノリに付き合っているんで別にいいんでしょうけど。無理矢理感が目立つエピソードでしたね。伏線もあからさま過ぎて酷かったなー。事務所の連中、主人公をまるで小学生探偵か金田一の孫扱いですよ。

 ノブナガ・ザ・フール7話。少し持ち直してきました。史実とは異なる部分が魅力になっているのはいい感じかと思います。ま、それだけにミツヒデのやっちまった感が強まるという逆効果もあるんですけどね。自分で面まで被って屋根に登って撃つなんていう浸り具合でありながら、ことさらに落ち込んでみたり、シラを切ったりと驚愕の役者ぶり。つーか一体、誰のために何を考えて動いているのでしょうね。1ミリも主君の意に沿ってないよ。冒頭の思い出話で余計に無能っぽい雰囲気がこびりついたような。
 そして、蘭丸さんもまた決意。勝手に見損なって、勝手に付いていく、と全く落ち着きのない人ですなー。ミツヒデとある意味でそっくり。相手のことを考えているつもりで実は全く考えていないっていう。
 シンゲンに聞きに行ったらなぜか決闘する流れに。まぁ、病死では盛り上がらないからなんでしょうけども。両方向に都合がいいですなー。カエサルの光速の搭乗にびっくり。ところで、1対1の決闘で後ろから、ってそんなまずいことですか。最初は正面から向かい合っていたのだし。それじゃ体を入れかえたりもできないじゃないですか。

 「南十字星恋歌-Southern Cross Love Song-」。TGバージョン。
 純粋な体験版ではなく、各ヒロインとの出会いをまとめたダイジェスト集みたいになってます。そして、各シーンを書きおろしテキストで繋いでいると。これTGバージョンになってますけど、年内に配られていたものと同じみたいですから、あまり製作状況が良くなかったんでしょうね。
 何事においても相変わらず、と言いたくなる内容です。相変わらず主人公は激しくモテモテのメガネであり、相変わらず半端なく持ち上げられていて、相変わらず悪友キャラは人間扱いされていなくて、相変わらずヒロインたちは著しく攻撃的であり、相変わらずヒロイン同士でもギスギスしている、と。あまりにも相変わらず過ぎて目眩がするほどでした。というより、より酷くなっている感さえあります。なんか作を重ねるたびにエスカレートしているような。
 他にも相変わらずでは子供にしか見えないキャラが大人のように偉そう、なんてところもありますね。正直、許容値を越えてしまっていて、まるで居心地の良くない空間になってしまっています。そういう意味では良いお試し版だと思います。少しも気にならないならばヒロインたちはなかなか魅力的に見えることでしょう。
 せっかく原画及びCGは良いのですが私には無理そうです。どのみち前作と前々作で大きな疑問符がついていたのでちょうど良いです。


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