徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2020年10月2日(金)
ハミダシクリエイティブ1回目終了
 1人目は鎌倉詩桜。
 前回で書いた共通シナリオはやはりまだ終わっていませんでした。というか、実際に終わるところは実にわかりやすいです。間違いようがないくらい教えてくれます。アイキャッチも賑やかな4人から1人きりに変わりますし。
 こうして書くくらいなのでボリュームはなかなかのものです。当サイトで1周目が終わったのが木曜日の夜というのは過去を振り返ってもそうなかったと思います。まぁ、つまらんゲームでプレイする気力がわかない、なんて不幸な例は別として。ちなみに共通シナリオは火曜日夜まで。はい、なんとなく察した方もいるかもですけど、ボリュームある共通シナリオに比べて個別シナリオはそこまで長くありません。しかも、ぶっちゃけてしまえば4人の中で最も苦手な詩桜先輩でこれですから他のヒロインはもっと手早く終わる可能性もあります。と言っても終盤は詩桜先輩の音声は半分も聞いていませんでしたからトータルすれば同じくらいでしょうか。
 シナリオの構成はちょっと変わってますね。共通シナリオが終わったかどうか判断に迷ったあたりからも窺えますが、当該ヒロイン以外の出番というか、なんとなく魅力が書かれる場面が散見されます。ただし、困ったことに友人枠に回った時の魅力ではなくあくまでヒロインとしての魅力なんですよねぇ。そちらのシナリオに行きたくなって困るかもしれません。私はなりました。
 詩桜先輩はねー。こんな出だしで書きたくなるくらい色々と微妙なところをお持ちの方だったりします。正直、1周目に選んだのも主人公の逆張りな性格に倣っただけの話ですから。最後に回したら危険という考えももちろんありました。
 後半で明かされる生徒会長のくじ引きの真実もねぇ。ミリさんは詩桜先輩のフォローのつもりだったようですけど、個人的にはサッパリでしたよ。聞いたところで超自分勝手であるところはいささかも変わりませんし、主人公が受け入れられたのはただの結果オーライでしかありません。しかも、主人公には(詩桜先輩に対して)太もも好きという特別に加点となる性癖がありましたが私にはそんなものはなく、認めませんけど主人公のようにMでもありません。乖離が激しすぎてちょっと無理でした。特別扱いや依怙贔屓という言葉が全く良い意味では聞こえませんでしたね。
 あとこのシーンの説明というか、種明かしは他シナリオでどうなるんでしょう。同様のイベントが起きればいいですけど、そうでなければ詩桜先輩のイメージはさらに悪化するような気も。
 生徒会室で華乃か詩桜先輩を選ぶシーンで、まさか詩桜先輩を選ぶのではないかとすげー不安になりましたよ。ここは本当に主人公が血迷わなくてホッとしました。
 ついでにソシャゲの真実もちょっとねー。両親の遺産を使っているだけ(それをなぜか妹に頼む)というのは逆に問題しかないような。しかも、後で補填するつもりだなんて、ある意味では興ざめですよ。だってどう考えてもソシャゲ廃人のシーンはギャグ的な意味で書いていたのだから今さらそんなフォローされてもねぇ。その他のシーンで面白さが損なわれてしまうだけなのでは。普通に成長する、では駄目だったんですかねぇ。そのままで認められたいということなんでしょうか。どっちにしたってそんな立派なものでもないですけど。
 終盤の急転直下、主人公の事故は何の意味があったのでしょうか。あまりに唐突で置いて行かれ感が半端なかったですけど。おまけにそこまでの流れを切ってそのままエンディングですからよくわかりません。妃愛の姿と看護プレイ以外に特筆するようなものはなかったような。もしかして飽きたから締めるためにやったんでしょうか。それくらいの意味不明っぷりでしたよ。

 そう言えば聖会長は意味ありげに要所で出番があるのに実際にはぜーんぜん絡んでこないですねぇ。てっきり詩桜先輩のシナリオがメインの出番だと思っていたのに。
 前回で書いた「ミリさん」の説明は最後までありませんでした。仕方なく公式サイトを見ると「里」と書いて「みり」と読むようです。えええー、そんなんわかりませんよ。どこの地方の常識なんですか。

2020年10月5日(月)
ハミダシクリエイティブ2回目終了
 メジャーセカンド第2シリーズ20話。正直なところ、ここからはほぼ盛り下がる展開しかないので視聴する側としてはテンションも下がり気味です。
 久しぶりに検閲が入ったかのようなセリフの変更が各所で行われました。練習試合で最後を仁科が締めるはずがなぜか睦子が完投(?)しています。たまにこういう理由不明な変更も行われますよね。練習試合なのにねぇ。
 「夢はハーレム王かよ」からのくだりはやっぱりカットされてしまいました。折につけジャンプネタを入れてくるのがサンデーなのですが、問題だったのでしょうか。なかなか面白く印象的だっただけに残念です。千里の仁科評「イケメンかどうかは審議だけど~」もやはり変更。代わりの「微妙」という表現も正しい日本語ではないのでもう少し考えて欲しかった気もします。大きなところはこの2つですが、他にも細かいところでたくさん変わっています。
 存在感ゼロの山口先生が無理矢理気味に登場。原作にもないですし、シーン的にも無理して出す必要はないと思いますが声優さんの出番確保なんでしょうか。少なくとも他のシーンのセリフの数々を減らしてまでねぇ。

 「ハミダシクリエイティブ」。2人目は常盤華乃。
 今一つ理由はよくわからないのですが、華乃のテンパると出る「~わよ」という語尾が好きです。本編よりもシステムボイスの「セーブわよ」と「ロードわよ」がお気に入り。でも、これをお気に入りボイスに登録することはできないんですよねぇ。ままならないものですわ。
 お気に入りの原画家が美少女で好きな相手、というのは非常に想像しづらい話ですね。主人公も言っていましたけど、いくら絵が好きでも描く本体とは話が別、みたいなことを。現実離れしすぎていて妄想しにくいのですよね。なので、これが良いか悪いかというのはどうもよくわかりません。プレイしていて楽しいことは間違いないのですが、それはあまり属性とは関係ないところが大半を占めていますからねぇ。ぶっちゃけ詩桜先輩もそうでしたけど、その職種らしさってそんなに出ていないんですよね。多くは他の職業でも被りそうな内容が多いですし、ましてやヒロインとしての魅力となるとねぇ。
 華乃の場合で言うとあまり彼女の描いた絵が出てこないのがポイントかと思います。まともなものは文化祭の時だけですからねぇ。
 聖会長はちょっとだけ登場。ひょっとして、これが最大の出番かもしれません、ってな感じでした。意外なところでお役立ち。
 生徒会長のくじ引きの真実は華乃シナリオではありませんでした。ということはあれは詩桜シナリオでしか明かされないのかもしれません。まぁ、実際に文化祭に至るも詩桜先輩は敵としか言いようのない存在でありました。あと少し気になったのは妃愛とあすみの距離感が後半になっても詩桜シナリオのようにはならなくて不思議な感じでした。まぁ、向こうは向こうでいつの間に名前呼びに!? という感じでしたけども。
 今回も唐突にシナリオが終わりました。スタッフロールの前も後も。まるで書きたいところが終わったからエンディングにした、という感じです。あまりオチらしいオチがついていません。少なくとも、こだわりは一切なさそう。これはもうライターのそういう芸風と考えた方がいいのかも。
 せっかくHシーンがあるのだから北条氏康ちゃんのちゃんとしたカットがあると良かったですね。現状ではあんまりありがたみが感じられないデスヨ。ひょっとして同人誌即売会の背景にちょっと描いてあるアレがそうなんでしょうか。でも、鎧とか着ているらしいのにねぇ。華乃が自作しているシーンがありましたよ。

2020年10月8日(木)
ハミダシクリエイティブ3回目終了
 3人目は錦あすみ。
 あすみは主人公が初対面から天使認定するくらいなので、とても可愛らしい娘さんではあるのですけど、シナリオには微妙に乗り切れない面もあります。彼女が一番つらい時期に主人公は何もしていないのですね。もちろん、出会えていないのだから当然なんですけど、これは作られた物語であるだけになんとなくすっきりしません。ハッキリ言ってあまり言及はないですけど、主人公よりも華乃の方がお役位立ち具合が半端なく、明らかにそっちの方が主人公ポジだったりします。しかも、それを大したことはしていない態でいるのですから役者が違います。主人公はあすみの困難がおおむね終わって丁寧に舗装された後で出会ったという感じです。だいぶイージーモードに近いような気がします。正直、華乃と絡むシーンが少な過ぎるのでは、と思うくらい。
 クリエイティブスキルはVtuberですが、シナリオにはこれまでの2人よりも上手に落とし込んでいるように感じます。具体的な苦労とかより確かな形で伝わってきます。小説家とイラストレーター(原画家)は曖昧な描写が基本ですからねぇ。ただ、知識がないとついていきにくい単語はここでもそこそこ出てきました。やはり、こういったあたりはちと不親切なように感じますね。業界初の(?)Vtuberヒロインのシナリオなんですからもうちょい配慮があっても良かったような。突然、セリフ中でVが、Vがと言われてもよーわかりません。
 あすみのネコミミヘッドフォン姿は当然なくらいに可愛いですけど、恥ずかしがる理由はよくわからず。普段のパーカーにもネコミミがついているのですが……。一体どんな差があるのか、私には皆目わかりません。人前で使うような機会があるとも思えませんしねぇ。
 それにしても、華乃シナリオといい、あすみシナリオといい、主人公がソシャゲ「戦デレ」をプレイしなさ過ぎではないでしょうか。あれほど大騒ぎしながら妹にたかりつつプレイしていたというのに。何のきっかけもなく全くプレイしなくなるのはさすがに不自然ですよ。しかも、最近プレイしていない、とかそんな説明さえも全く出てこないという。詩桜シナリオではそういった点はしっかりと書かれていたのに。
 本作のエロ度はそれほどでもありません。華乃シナリオなんてHシーンよりもむしろ、それ以外の会話の方がエロく感じられるというアンバランスぶり。前作の「ワガママハイスペック」に比べるとなんともおとなしいくらい。あすみシナリオもそこは変わらないのですけど、唯一、おまけシナリオのそれはVtuberという設定を活かしていてなかなかのエロさとなっています。

2020年10月11日(日)
ハミダシクリエイティブ終了
 メジャーセカンド第2シリーズ21話。勘違いする仁科に対してアニータは想像通りに厳しいですが、地味に千里の反応もなかなかだったりしますね。気が付いているならちょっと傷ついてもおかしくないレベルですよ。ここは原作にもリアクションがない部分で細かいなー。
 藤井家が出るもやはり藤井ママの出番はなし。原作通りではあるのですけど、わざわざキャラデザしたのにねぇ。千里の「うーん。したり顔がわからん」以下がちゃんとあって良かったです。ちょっと癖のある会話だけに変更されないか心配だったので。
 屋内トレーニングのシーンはカット。ページ数も短いし、そのわりに大変そうだから変えたのでしょうか。作品全体の残りの尺もあるのでそのあたりも絡んでいそうですけど。
 太鳳の「なぜ断らぬ」がお気に入りです。彼女の姿勢は一貫してるなー。

 「ハミダシクリエイティブ」。ラストは妹の和泉妃愛。
 う~ん。真打的な存在かな、と思って最後にしましたが(その判断は間違ってなさそうでしたけど)、個人的にはもうひとつでした。やはり、妹属性がないのだな、と改めて思い知らされた感じです。本人以外のシナリオでのポジションの方が自分的には好ましかったです。あすみシナリオでのシーン名「小野妹子」(恋仲になったと報告した時のもの)なんかはとても良かったんですけどねー。セーブして残したくらい。あまりガチにならないほうがいいですわ。
 しかも、それでいながらシナリオとしては隠し事をしたまま終了、ですからねぇ。ただでさえ、シナリオのメインのネタが裏アカウント流出による炎上案件ですから。なんとも読んでいて気持ちの良いものではありません。実際、嘘から出た実、的なお話ですし。おまけシナリオとはいえ、時系列的なラストがミリさんというのもなんだか不完全燃焼でした。
 ところで主人公家で飼われている犬、資正の出番の偏りがすごいです。ライターが思い出した時のみ出てくるのでは? というくらい出てこない時は本当に出てきません。声優まで割り当てられているんですけどねぇ。特にあすみシナリオでの行方不明っぷりはなかなかのものがあります。ほぼ見た覚えがないような。
 想像以上に時間がかかった「ハミダシクリエイティブ」もようやく終了。ゲーム感想は近日中に。

2020年10月18日(日)
白昼夢の青写真開始
 ようやく「ハミダシクリエイティブ」のゲーム感想をアップしました。最近は書く機会が少ないのでなかなか進みが悪くて大変です。思った以上に長く楽しめました。次も楽しみですね。

 メジャーセカンド第2シリーズ22話。千代姉をいじる千里が良い感じ。本当にスタッフに愛されているし、声優の演技もそれに応えるだけのものになってます。後半で大吾のファールボールをよける時のセリフも、パスボールでホームインする時のもはやお約束と化した「ズザー」もわざわざ追加されたものですからね。スタンプになった影響もあるのでしょうか。
 その後の塁上で調子に乗る仁科と太鳳のやり取りも面白いです。細かいことを言えば太鳳が不満顔になるのがちょっと早すぎますけど。仁科のセリフがやや聞き取りにくいのがもったいない。
 最近では数少ない関ちゃんの見せ場(?)はカット。そういえば同様のアニータのも以前カットされてましたね。
 アイキャッチが予想外のところでとても可愛らしい。良いなー、こういうの。
 弥生のデッドボール関連がすごく丁寧な描写で嬉しくなります。出塁後もきちんと描かれたカットが魅力的です。何気に今回はセリフも多めですし。

 「白昼夢の青写真」。恐らくは最終盤。
 ほぼ一本道の物語とあって進行が速いです。一応は選択肢も出現しますけど、形だけのものという感じでほとんど意味はありません。3本の物語を1から順に中盤くらいまで読んで、その後をどの順で読むかを選ぶ程度。各シーンの間には「幕間」と称された、恐らく本筋にあたる物語が挿入されます。しかし、それはあくまでも3本が終わってからなので、それまでは場をつなぐためのものでしかありません。その証拠でもないでしょうが、この「幕間」では1周目にも係わらずすでに既読文となったテキストが出てきます。
 3本の物語はある程度、同じ構図で書かれていますが、それでいて時代背景や人物などを巧みに変えて飽きずに楽しめるものに仕上がっています。途中で止められる構成も相まって先が気になるよう作られてます。
 ヒロインは全て神代岬さんが演じているのでまさにそれを堪能するソフトと言っても過言ではありません。色々なキャラの演技が聞けますし、ファンなら家宝モノのソフトになりそうです。

2020年10月25日(日)
白昼夢の青写真終了
 メジャーセカンド第2シリーズ23話。今回含めて残り3話。予想はしていましたけど、妙なところで終わりそうですねぇ。
 コーチと大吾が話し合うシーンで寝ている先生の曲がなんか容赦ない感じでえぐいです。
 今回もちょいちょい「女子」ネタ含めて脚本変更。関ちゃんのせっかくの出番もまたしても、なくなってしまいました。本当に採用されるところとそうでないところがあるなぁ。
 光がついに登場。なぜ原作にもないDeleteキーをわざわざ押す演出があるのか。先を知っている方が恐怖を感じますね。来週の奈落が。

 「白昼夢の青写真」。
 先日の最終盤と思ったのはまだまだで、実際には中盤から終盤に入ったくらいでした。
 しかし、何かを書くことが難しい作品ですね。ちょっと詳しいことを書こうとするとほとんどネタバレになってしまいます。
 CASE0はさらなるひねりがあるとは思わなかったのでさすがにちょっとだれるくらい長かったです。というか、構成自体は悪くないんですけど、CASE1~3が世凪の創作というのは色々な意味で微妙な面持ちになりますよね。結局はどんな作品も人が書いているとはいえ、そこのところは普段あまり気にしないようにしている訳で。キャラクターたちがその人生を生きていると考えますけど、これは作中で作り物という設定だからなぁ。特に最後に開放されるおまけシナリオとかねぇ。これを世凪が書いているんでしょ? というのは色々と気になってします。考え方次第なんでしょうけどノイズになってしまうのは個人的には避けられませんでした。
 ラストもあの終わり方でいいんですかねぇ。どうもスッキリしないというか、喜べる感じでもなかっただけにねぇ。
 ところで、シャチはなぜ死んでしまったのでしょう。紫外線の話がブラフであるなら死ぬはずがないような。

 思った以上に時間がかかりました。ゲーム感想はどうしたものか。書くのが難しそうです。


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