徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2025年10月12日(日)
スーパーロボット大戦Y継続中6
 進捗率100%。つまり、ようやくエンディングを迎えました。相変わらず章が変わるとぐっと増える、というのは変わりませんでしたが、章の中のシナリオ数が段々と減って来るので最後の方は畳みかけるようでしたね。最後なんて85%から一気に100%でしたから。とても雑だなぁ、と思いました。
 実に200時間近くもかかってしまいました。これは以前書いた理由もありますが、STGメモリーの開放をメインに考えてしまっていたせいでもあります。エンディングを迎えた今でも全ての開放には程遠いです。緑は全て開放したものの、赤や青はせいぜい5、6割といったところですから。しかも、これでも時間を割きすぎ、進行が遅すぎなのではないか、と考えて方針変更したくらいで。もし開放率100を目指していたらあと何十時間かかっていたことやらわかりません。
 つまり、クレジットとのバランスがあまりよろしくないんですね。使用するユニット数にもよるでしょうけど、だいたい30ユニットくらい使って戦力としてやや余り気味でしたが、クレジットはほとんど余裕があると言っても良いくらいでしたから。少なくとも1周目としては十分な機体改造とスキルだったと思います。比べてSTGメモリーの開放はせいぜいが6、7割ぐらいですからねぇ。「30」などでは同様のシステムはエンディング前に全て開放されていましたから。
 そう言えば今回もレベル上限は99でした。アップデートなどでまた増えるんでしょうか。いずれにせよ、レベルが上限になるとスパロボはテンションが下がりますね。エクストラカウント制は今回は廃止されたのでそこはいいんですけどね。
 終盤のゴジラを中心とした怒涛の展開はなかなか良かったです。やはり、ゴジラのテーマ曲がかかるとテンションが上がりますね。まさにスパロボで聞ける日が来るとは、という感じです。初見殺しの仕掛けも良い緊張感を生んでいたと思います。私は難易度ノーマルだったのでどうにか倒せましたが、ハード以上であれば恐らくやり直しであったでしょう。
 反対にやたらともったいつけたシロッコは出番も少なく、なんだか可哀そうな扱いでした。血を流す覚悟のない男になっちゃってました。いや、そんなキャラではなかったと思いますが。そんな男は前線に出てこないでしょ、ギワザではあるまいし。
 そう言えば「水星の魔女」は1期ということでしたが地球の魔女は出ませんでしたね。扱いの問題もあったのかもしれませんけど、本作が2部作とかではないだけに未登場は普通に残念でした。シナリオとして絡ませるには2期の時の方がいいという判断なのかな。
 あと多くの人が係わったのはわかるんですけど、スタッフロール長すぎでしょう。10分以上もかかってましたよ。あとローマ字なのも普通にどうかと思います。見にくいだけでしょうに。
 なにはともあれようやく1周目は終わりました。2周目は他に遊びたいゲームもあるので少し時間をおいて、ですかね。

2025年10月17日(金)
ライムライト・レモネードジャム1~2回目終了
 「スパロボY」の1周目が終わったので予定通り始めました。
 1人目は隠杏珠。何も知らないと日本人ではない名前のようですね。というか、本作は漢字はそれほどではなくとも、読み方が難しい名前が多いです。この隠杏珠(なばりあんじゅ)という名前も他のヒロインである嶌越月望(しまこしつきみ)もフリガナが出るのは最初だけなので、なかなか覚えられませんでした。特に後者が個人的には難題でした。こういう時だけは主人公にボイスがないことがネックになりますね。せっかく名前を呼んでくれても何も聞こえてこないから。親友ポジションの男キャラがバンド内にいてくれて本当に助かりました。そうじゃなかったらもうメモに書きだして自分でフリガナを振っていたでしょう。間違いなく。まぁ、その親友も名前が衛哉(もりちか)と難読なんですけどね。
 閑話休題。
 個人的な相性はあると思いますが、今回のキャラはみんな親しみやすくて最初から好感度高かったですね。名前の覚えにくさとは裏腹に(まだいう)。前作はそのあたりなかなか苦戦した記憶が未だに残っています。それゆえにそれほど好きではない音楽というテーマというかジャンルでも詳しくない私が楽しめたのではないと思います。まぁ、ちょっとでも詳しい人には逆にいちいち気になる箇所があるかもしれませんね。なにせ、作中でもキャラクターに語らせるくらい主人公たちのバンドうまくいき過ぎですから。チケットノルマに一度も苦労しないとか、かなりすごいですよね。
 杏珠は最初からバイト仲間ということもあって作品への良い案内役でした。加えてトラブルなどで物語を動かしてくれるキャラなので複数ライター制の本作では実に重宝した存在だったのではないでしょうか。まぁ、他のキャラも軒並みそうした扱いやすい面をもっていますが。
 シナリオは本当に主人公よりも杏珠の方が主人公している感じでした。ベースという楽器そのままに本来の主人公はヒロインを支える役どころという感じで。物語としても主人公はほとんどオマケだったような気がします。まぁ、そういう意味ではちょっと中途半端でした。あまり安易に未来を描きたくないように感じたので、こういった煮え切らない形に落着するのも止むを得ないのでしょう。ヒロインである杏珠はとても可愛かったですが、シナリオはもうひとつな感じでした。典型的な個別に入るとあんまり他のキャラが出なくなって寂しくなるパターンで。カップルばれするあたりも面白みゼロでしたからね。
 2人目は礫川美玖。
 ちなみに名字の読みは「こいしかわ」です。上記の2人ほどではありませんがやはり苦戦しました。
 いわゆるサブヒロインに当たります。パッケージにもいません。その割りには意外なくらいにシナリオはしっかりと尺を取っていたように思います。さすがにメインたちには劣りますが。そのぶん展開に工夫が感じられました。先輩バンドの主人公と同じベース担当というポジションが良かったのではないかと。要はライバルのツンデレキャラですからね。サブキャラも実の兄2人で使いやすいです。まぁ、主人公が怪我したり、最初のHシーンのくだりは「おいおい」とか突っ込みたくなるくらい無理がありましたけど。

 テーマがテーマなだけに楽曲が良い感じです。一番最初のやけくそなハッピーバースデイトゥーユーも含めて。個人的には「Be brand new」が気に入ったので作中でカバー曲として設定されているのがなんか残念でした。

2025年10月24日(金)
ライムライト・レモネードジャム3~4回目終了
 3人目は嶌越月望。
 うん、このシナリオは面白かったですね。明らかに共通シナリオとは異なるライターが書いていると思います。ノリが異なりますので。なので正直に言えば人称の問題とか(合宿がすでに終わっているのに杏珠が月望のことを嶌越さんと呼んでいたりなど)、粗はところどころにあります。ですが、それを感じさせないくらい独特のパワーにあふれていて面白みがありました。読んでいて普通に楽しかったです。
 月望のキャラも良かったですね。意外なほど武闘派なところとか。それで母親と血のつながりを感じるところとか。距離がある、というところから始まるシナリオもプレイヤーとしてリンクができて感情移入度が高かったです。
 まぁ、そうは言っても毎度、母親と従姉がいる実家でいちゃつくのはどうかと思います。しかも、これほとんどのシナリオで共通のポイントなんですよねぇ。もうちょっと人目を気にしようよ。
 メイド服やナース服のくだりは楽しかったですけど(ピンクマさんも含めて)、そこはどう考えても金持ちパワーを使うところではないですかね。どうせ1回こっきりではないんでしょ?
 アフターシナリオでも飛ばすあたりはさすがだと思いました。
 月望はシナリオだけではなく、CG(原画)も特殊な感じでした。新しく加わったほかん氏が担当しているからなのかは不明ですが、塗りがだいぶ印象的な仕上がりになっています。特別感あるCGで雰囲気もありなかなか良かったと思います。
 4人目は二見原莉々子。
 実は共通シナリオの途中でたいへん気に入って、迷いながらも色々と考えて後に回したヒロイン。つまり、杏珠さんは消去法的に1周目に選ばれたのですね、2番目に気に入っていたから。まぁ、そこから進めていくうちに考えも変化しました。これがどれくらい共感されるかわかりませんが、個人的なエロゲーあるあるとして、立ちCGの出来が抜群に良いヒロインはイベントCGの方がいまひとつである、というものがあります。単純に感じ方の問題で期待値が高すぎるのかもしれませんが。
 そして、3周目の月望シナリオが予想外に気に入ったこともあって、この感じ方はより強くなった状態でプレイしました。
 ま、結論から言えば個人的なあるあるは的中していました。莉々子さんのイベントCGはあんまり良いとは言いにくいものでしたね。構図的にもそれほど目を引く感じでもなかったですし。しかし、それとは別の恐ろしい予想外がありました。それは幼なじみがHシーンにおいて、今にも何かを産卵でもしそうな奇声を上げるということが。属性がない人間にはしんどいなぁ、これ。スタッフロールにJ・さいろー氏の名前があったのはここに繋がるんですかねぇ(ため息)。かくしてお気に入りであったはずの幼なじみは雲散霧消してしまいました……。

 本作はフローチャートから入れる番外編のようなシナリオがありますが、これがそれほど意味がないというか、予想可能な範囲内の話しかしていないんですね。せいぜい月望の話くらいかな。これ必要でしたかね?
 10月中旬に配布された修正ファイルでお母さんが爆誕! いえお母さんはもともといたのですが、立ちCGがどうしてかこのタイミングで実装されました。これで那優花と主人公の3人の掛け合いがぐっと楽しくなったように感じますね。個人的な感覚では月望シナリオの途中からいきなり現れてとてもびっくりしました。


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