徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2015年4月2日(木)
ミライカノジョ1~2回目終了
 どうにかこうにか「サノバウイッチ」のゲーム感想をアップしました。所用が重なり、体調を崩し、面倒くさい病を発症し、とやたら時間がかかってしまいました。あと、この作品の自分の中での位置づけがなかなか定まらなかった、というのもあります。とにかく長短入り交じっている作品なので。原画(CG)なんかも客観的に見て出来は良いのですが、どうにも思い切り主観だと気になる部分があるといいますか。エロスに関しても似たようなことが言えます。「天色アイルノーツ」の方が個人的にはエロく感じるような?

 「ミライカノジョ」。1人目は瀬名乃々華。
 どうもフラグがよくわかりません。最初の選択肢がオープンになるのはどういう条件なんでしょうか。
 そして、先日も書いた通り、やはり攻略サイトでも見ながら進めた方がいいように思います。正解選択肢さえ選べば他は必要ないみたいなので。つまり、間違った選択肢を選んで読み進める意味は何もないんですよ。同じ文章でも選択肢が違えば既読状態になりませんしね。最初はひょっとして全ヒロインルートでまずはバッドエンドというか、スタートに戻るを経験しないといけないのかと思いました。1番目と2番目の選択肢の順番がそんな風にも見えますし。
 しかし、結局はそんなこともなく乃々華エンドにたどり着きました。
 1周目を終わってみて、やはり看板にやや偽りあり、という感じです。「二人と付き合ってしまえばいいんだ!」なんて主人公はまるで言いませんよ? どうもコンセプトが曖昧でハッキリしていませんね。主人公はヒロインが決めたことに最後にうなずく程度。そんな積極性はどこにもありません。シナリオとしてもオチはともかく、基本は思い出作りをして別れる流れなので全然、3人で付き合おうという雰囲気ではありません。しょうがないから今は3人で、という感じです。あくまでもイレギュラー。個人的には未来の乃々華の方が好きなだけにちょっと承服しにくい展開でした。
 気になっていたイベントCG問題。最後までほぼ1シーン1枚でした。そういうゲームかー、と思ったらちょっと違いました。
 2人目は籐野佳苗。
 ここから2周目ですが、基本的な流れは変わりません。同じようなテキストを読まされることも一緒です。せっかくヒロインに魅力を感じられたり、スタッフロールを見てやる気になっていたとしても、この仕打ちによってまた沈んでいってしまいます。共通がとにかく面白くないんですよ。これテストプレイしてなんとも思わなかったのかなぁ? 割りと真剣にそう思います。
 佳苗シナリオはほとんど選択肢を間違えなかったため、実に快適でした。こうも違うとはねー、としみじみ感じ入っておりました。ただ、複数ライター制の弊害が実に見事なほど出ています。そもそも、どうしてループしてしまうのか、という部分がこの佳苗シナリオではほとんどスルーです。未来から来た乃々華さんは主人公を守るために来たのですが(そして、フラグをミスったりすると苦悩する)、佳苗さんは過去から来たためにそんなことは知ったこっちゃありません。そもそも、どうして未来に来たのかさえわからないのですから。タイムリープの理屈さえ違うという驚愕のすり合わせのなさ。単に過去から遊びに来ただけ、という圧倒的な熱量の差。なんかオムニバスシナリオのようにさえ感じてきましたよ。1人だけ過去から来てますしね。
 恋愛に至る過程もかなり強引でした。
 ちび佳苗が主人公を頼りになると懐く→なぜかすぐさま抱いてほしいレベルの好意を持つ→おとな佳苗はそんな様子に嫉妬→射幸心を煽られて(?)主人公のことを好きになる→体を使って張り合う→2人でシェアしよう→エンド
 とこんな感じなのであまり真面目に読むこともないでしょう。
 複数ライター制の弊害なのか、それとも演出の問題なのか、なぜか佳苗シナリオは1シーン1枚ではありません。ほとんど1シーン2枚の構成になっています。これは言うまでもなくかなーりイメージ違うので最初は戸惑います。原画家が違うことも関係があるのでしょうか。よくわかりません。

2015年4月7日(火)
ミライカノジョ終了
 3人目は垣屋小雪。
 攻略サイトは見ませんでしたが初回であっさり終了。ただし、CG枠は全て埋まっているもののシーン回想枠がひとつ埋まっていないので、他のヒロインと同様に似たようなHシーンとバッドエンドがあるのでしょう。面倒なのでやりませんけど。
 やっぱりというか、なんというか作品のコンセプト通りに展開しません。止むを得ず3Pをしていて、状況が許されるのならすぐにでも止めてしまおう、という雰囲気です。それどころか、小雪シナリオでは未来から来た夕霧を本人の意向も確認せずに帰してしまおうとか主人公が率先して言い出す始末。帰ったところで主人公はいないのに。
 ホント、この主人公が元凶ですよね。どういうゲームかを全くもって理解せず、常に異なる方向へ誘導しようとします。小雪と夕霧が2人一緒で構わないといっても(なにせ同一人物ですから)、理屈だけを重視して「それでは不義理だし……」、とか言って拒絶しようとする。もうちょっと空気を読んで欲しいですわ。そんなゲームじゃないでしょうに。
 最後は豊多唯月。
 早く言えば結着編であり、ハーレムシナリオ。
 ようやく最初の選択肢で一番下が選べるようになってこれまでの集大成となります。ただ、ここでも理屈重視であるため、現在よりも未来ないし過去のヒロインが重要となっています。事情があるから(そうしないと主人公が消滅するから)なんて理由でHするのはなんとも虚しいです。ま、それ以上に困るのはそんな状況に陥ってもなおHをすることに消極的な主人公ですけど。もはやここまで来ると自分の命、存在が大事ではないとしか思えないですよ。相手が良いどころか、むしろ望んでいると聞いても、それでも逡巡するんだからなぁ。それでいて消えたくない、とかひとことも言わない訳でどうにも人間味が薄いように思えます。
 結局、最後もヒロインが言うので4人一緒を了承しただけ、という相も変わらず流されるだけの主人公でした。
 そして、例のダウンロードパッチですが……。ホームページの説明では
 >シーンのヒロインの組合わせが自由に選択可能になる
 となっているのですが、これに対応したHシーンがひょっとしなくても最後のひとつしかないような。しかも、あまり自由ではないんですよ。同一人物はどちらかしか選べない、つまり小雪と夕霧を同時に選ぶことはできないんですね。それのどこが自由なんでしょう。まぁ、正直に言えば1シーンしかない上にポーズも決まっている、代替も同一キャラ、要するに色違いの差分程度。良く言ってないよりはまし、ぐらいでしょうねぇ。というか、前作のハーレムパッチよりも確実に退化してますよ。向こうは新しいシーンを追加だったのにねぇ。ただでさえ、イベントCG枚数が減っているのにコレですよ。次以降にはちょーっと手を出しづらくなりましたねぇ。
 「ミライカノジョ」もようやく終了。ゲーム感想は近日中に。

2015年4月13日(月)
イブニクル体験版
 1章まで収録……、なんですけど、これが意外に長いです。途中からは「まだ? まだ1章なの? まだ終わらないの?」って感じで少し困ってました。ある程度わかればいいだけなので、あんまりボリュームあっても困るんですよね。RPGなだけに。「育て直すの面倒くさいよ、もう」ってなくらいまで続いてました。正確には計っていませんけど最低でも5~6時間はかかったのではないかと思います。ぎりぎりのレベルで突っ切っていけば4時間以内に終わらせることもできたかもしれません。まぁ、体験版でそんなプレイもあまりしないですよね。
 システムは基本的に「RANCE QUEST~ランス・クエスト~」(以下ランス・クエスト)を土台にしてアレンジを加えた感じになってます。イメージ的にはほぼ一緒といってもいいと思います。ただし、スキルがおなじみの気力制ではなくなりましたので、そういう意味ではわりと違うかもしれません。代わりにBPというものが導入されていますが、制限としては「ランス・クエスト」よりだいぶ緩いです。難易度的にも簡単になっているように感じます。
 目玉のフィールドは全てが繋がっているという以外は「ランス・クエスト」のシナリオマップとイメージは同じですね。あれがずっと続いているといえばいいでしょうか。そして、町やダンジョンがあって、もちろん中に入ればマップも切り替わります。ただし、町にマップはありません。背景とメニューがあるのみです。プレイした感じでは地形に特徴が少ないのでやや覚えにくそうに感じました。フィールドに置かれている様々なものの種類がそれほど多くないからかもしれません。それでも、地図があるので覚えるが苦手な人でも問題ありません。ダンジョンでも同じです。
 1章をプレイした感じはなかなか面白そうですね。エロいことがしたから、そのために騎士となって出世する、というのがシンプルでわかりやすいです。嫁が増える=パーティーメンバーが増えるということでもあります。「ランス・クエスト」ほど激しくなさそうですがメンバーの入れ換えもありそうですね。体験版では実際に嫁になる人数は少ないですが、それでも楽しさは十分、伝わってきます。人数が増えても楽しそうです。
 ランス君とは異なるノリで欲望に忠実な主人公アスタも悪くないです。ただ、設定のわりにHシーンが少なそうなのが気になりますね。結局、最初の嫁ラミアスでさえ初Hの他にイベントはひとつしかなかったですからね。確かにヒロインが揃ってからが本番なのかもしれませんが、最初の頃はエロ的に多少さみしいかもしれません。
 細かいところで気になるのはレベルアップ時など一部の会話が最初の1回だけであとは使い回しなこと。こういうのはちょっともったいないように感じます。製品版では違ったりするのでしょうか。CG面では立ちCGとイベントCGの落差でしょうか。良くも悪くも随分とイメージが違いますね。Hシーンに限らずイベントCGは自由奔放なカットの印象です。反対に立ちCGは基本的なデザインからはみ出さない模範的なカットの印象です。ま、単純に作業時期の差なのかもしれませんけど。
 今のところ、買う気になっております。というか、体験版をプレイする前から払い込み済みです。大怪獣など長く遊べる要素もありそうで楽しみです。

2015年4月25日(土)
イブニクル開始
 今週のお買い物は表題作に「プラマイウォーズ」の2本。どちらからプレイしようか迷ったのも一瞬のことで、後者はあえなくOS問題で引っかかって起動しませんでした。うう、もう代替わりの時期なのかしら。良く持ったというべきなのかどうか。一応、対応方法がないこともないみたいなんですけど、パソコンに疎い私ではちょいと怖い感じです。そもうまくいくかの問題もありますが、恐ろしいのは成否に係わらず発生するかもしれない副作用のほう。どうしたものかしら。
 閑話休題。
 ということで、こちらから始めました。ただいま2章後半。
 さすがに体験版で1章を終えているということもあって、そこまではかなりスピーディーに進みました。やはり、答えを知っていると早いですね。特段、変わったところもなかったですし。バランスもそのままなのかな、という感じ。ただ、気のせいか体験版よりもお金がやや溜まりにくいように思いました。ま、それこそまさに時間をかけていないからなのかもしれません。
 2章に入るとようやく本番になってきます。パーティーもここからようやく3人体制ですからね。スキルも増えてできることも少しずつ広がっていきます。ただ、思った以上に早い段階でルーラ的な手段が手に入ってしまうのがちょい気になるところ。あまり移動をこれに頼ってサボってしまうと、あとあと困ったことになりやすそうです。
 設定資料・ラフ画集の表紙にも書かれていますが、これはなるべく見ない方がいいですね。誰が嫁になるのか、概ねわかってしまうので。ま、それがなくてもわかりやすい感じなんですけど、これを見るとほぼ間違いないくらいになってしまいますから。わかりにくいのはパーティーメンバーに入らないお嫁さんがいるのかどうか、ってことですかね。まぁ、「RANCE QUEST~ランス・クエスト~」を振り返ればぜーんぜん戦力にならないようなユニットもいたのでそこもあまり当てにはならないんですけども。
 ここまでプレイした感じではあまりお話は長くないのかしら、という雰囲気を感じますね。名所百景とかの集まり具合を見ても8章もあれば長い方なんじゃないでしょうか。レベルの上がり方とかを見てもそれを感じさせます。とはいえ、クラスチェンジとかあれば話もまた変わってくると思いますが。
 今のところ、体験版の良さを継続しています。キャラは立っていて魅力的ですし、おなじみと言ってもいいシステムはわかりやすいです。話はまだ不明ですが、ランスシリーズから生まれた物語ですから一筋縄ではいかなさそう。


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