ミミズ箱2号

 1999年11月3日作成。
 ミミズコンポストを始めてから2ヶ月が過ぎたというのに、なかなか思うように生ごみが減ってくれません(ミミズさんの絶対数が少ないのですから無理もありませんが)。
 そこでミミズを追加することにしました。釣具屋さんからつり餌用ミミズを2箱買ってきました。ついでにミミズ箱も追加することにしました。こうしてミミズ箱2号が誕生。
 上段がミミズ箱1号で下段がミミズ箱2号です。
 このミミズ箱2号はキャノワームの構造を真似て作りました。といっても構造は至って簡単でして、写真のような底が網になっているトレイを数段積み重ねるだけのものです。
 網トレイはホームセンターで買ってきました。確かアイリスオーヤマの製品だったと思います。1枚が147円(税込)でした。
 網トレイを真上から見た図です。サイズは外寸が横355mm×縦280mm×深80mmで、内寸は横330mm×縦255mm×深70mmです。
 形としては上辺より底辺の方が若干狭くなっています。
 元々園芸用品で種を蒔く時に使う(?)容器なので、底には無数の穴が開けられています。穴の大きさは2、3mmって所でしょうか。ミミズさんが通れる程度の穴だと思って下さい。この穴を利用してミミズさんは上のトレイと下のトレイを行き来する…はずです。
 単に網トレイを重ねただけでは、お邪魔虫がいっぱい寄ってくるだろうし、液肥の回収も難しいので、網トレイがすっぽり入るサイズのボックスを買ってきました。内寸が横365mm×縦320mm×深273mm。1029円(税込)です。
 このボックスは蓋付きでして、当初はそのまま蓋として利用していたのですが、今は取り外してミミズ箱1号の液肥受けに変身しております。
 ボックスを真上から撮影しました。
 このボックスも形が上辺より底辺の方が狭くなっていまして、網トレイを底まで入れると左右がピッタリとフィットします。
 購入するときは、ホームセンターで網トレイを手にして、ボックス売場でひとつひとつボックスに網トレイを入れてサイズをあたりました。
 ボックスの底に溜まっているのは液肥です。
 ボックスの一番底に網トレイを入れた状態です。あつらえたようにピッタリフィットしているでしょ?
 当初は、この網トレイの底にダンボールを敷き、詰め物として腐葉土を入れ、そこにミミズさんを入れていました。
 尚、ボックスの側面には空気穴を開けていません。蓋をしても蓋とボックス本体の間が密閉されていなくて、そこから充分に空気が入ると考えたからです。
 ボックスの底には液肥が溜まります。そこで、網トレイが水に浸からないよう、あまっている網トレイを写真の様に重ねてボックスに入れています。
 写真では3枚重ねにしてありますが、本当は2枚重ねで充分だと思います。
 2000年4月22日に網トレイを1段追加しました。今度の網トレイには詰め物としてヤシ繊維を使いました。
 いずれは、下の段から上の段へミミズさんがお引っ越ししてくれて、ミミズさんがいなくなった下の段から、コンポストが簡単に取り出せるはずだったのですが、いつまでたっても下の段にミミズさんたちが沢山います。(キャノワームでもそうらしい)
 下段の詰め物が上段の重みで押しつぶされてしまっています。それでもミミズさんたちは下段にいます。苦しくないのかなぁ〜?
 現在は、上の写真の状態のまま、このようにボックスに入っております。
 上の写真の構造を下から順番に説明すると、1枚目2枚目は何も入っていない空の網トレイです。3枚目に当初の腐葉土の詰め物、4枚目にヤシ繊維の詰め物と生ごみ、5枚目は蓋代わりに網トレイを逆さまにしてあります。
 こんな簡単な構造のミミズ箱でも、ミミズさんは順調(?)に数を増やしている様子です。
 おまけの写真その1です。

 上段の網トレイを下から撮影してみました。上段と下段との間を移動中のミミズさんが数匹、宙吊り状態になっているのがおわかりいただけますでしょうか?
 おまけの写真その2です。
 ちょっとわかりにくいと思いますが、下から2枚目の網トレイの様子です。
 何匹かのミミズさんは、下段の網トレイから更に下へと移動します。中には網トレイから飛び出してボックスの底にいるミミズさんもいますが、たいていは下から2枚目の網トレイまでです。
 写真をご覧いただくと、網トレイの上にミミズさんと一緒に黒っぽいものが堆積されているのがおわかりいただけると思いますが、これはほぼ純度100%のミミズさんの糞です。

「ミミズ箱2号のメンテナンス」の様子を紹介するコーナー

晩年の「ミミズ箱2号」


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