11月2日(日): |
そう言えば、数週間前の朝日新聞に、「なぜ、ルックスはそこそこだけど、あんなに不器用でこれといった取り得のない菊川怜が引っ張りだこなのか理解に苦しむ」という内容のコラムがあり、蒲田屋は激しく同意しながら、同じ意見の人がいることに非常に安心したものです。
それでも、一応人気がある(ということになっている)ってことは、その意見に同意できない人も多数いるってことなんだよなぁ...
どうにもピンと来ない人は、上記コラムでも触れられてましたが、NHKドラマ「夢見る葡萄」を見てください。
いえ、ドラマを見る必要はありません。
冒頭の主人公(= 菊川怜)のナレーション聞くだけで、すべてが理解できます。
余談ですが、バンキシャ! は放送開始から 3年目に突入したそうです。
丸2年もやってるのに、すべてのセリフがカンペ棒読み、突然振られると言葉に詰まる、なんていう姿は、ある意味ほほえましくもあります。
やっぱり、これはそういう楽しみ方をする番組なのか。
そして今日のバンキシャ!
ホームレスの自立を助ける世界的な事業(の日本版)が紹介されてました。
支援組織が作った雑誌を登録したホームレスに卸し、それを彼らに売ってもらうことで労働と収入を得させ、自立を促すというものです。
うろ覚えですが、このプロジェクトは
世界数十ヶ国で行われて
おり、それなりに大規模なもののようです。
番組では、その事業に参加して奮闘する大阪のホームレスの姿を追っていました。
人々に見向きもされなくても一生懸命売る人。
「カリスマ」と言われるまでに有名になった人。
そのカリスマが東京のホームレスにも、この事業に参画してもらうために、東京進出をします。
大勢のホームレスの前で説明したのに、東京のホームレスは 1人しか参加してくれず、その 1人もすぐにリタイヤ。
それに、東京の人は大阪より冷たく、予想以上の苦労です。
やっとお客さんが来たと思ったら、憐れんでのカンパ。
カンパはもらってはいけないことになっているため、必死に断るカリスマ。
さすがのカリスマも弱気に。
それでも最後は、気丈に明るく笑って、これからの努力を誓う。
そんな、つらい境遇でも自らの努力でなんとか自立していこうとするホームレスの
涙ぐましい姿
を追った VTR が終わり、福澤アナが菊川怜にコメントを求めました。
すると彼女は胸を張って、
「これをやるエネルギーで他のことすれば、もっといいと思うんですけどねぇ」
凍りつくスタジオ。
蒲田屋大爆笑。
やばい、菊川怜、ファンになりそうだ。
以前、菊川怜について、こんなことを書きました
そこで、テレビ番組での起用の仕方に疑問を呈しましたが、最近、その考えは間違いではないかと思い始めました。
というのは、もしかすると、実は確信犯的なキャスティングなのではないか、という気になってきたからです。
つまり、わざとできそうもないことをやらせて、そのダメっぷりとか、うろたえっぷりを見て楽しもうという発想なのではないかと。
例えて言うなら、鉄拳にトークさせるときの期待感、みたいな。 |
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