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★ 演奏予定曲目・ウィーンはいつもウィーン(J.シュランメル) ★ 入場は無料です。■2000年 4月21日(金)
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マイスター・ブラス・カルテットは1986年に結成された金管四重奏団です。
トランペット2人、トロンボーン2人のシンプルな編成ですが、古くは中世ヨー
ロッパの「塔の音楽」から、解説や演技をまじえたオペラ、シンフォニーまで
幅広いレパートリーを誇っています。
結成当初から毎年欠かさず行われている草津国際音楽フェスティバル 「街
頭コンサート」は、NHK、フジテレビをはじめ、新聞、雑誌等に広く報道され、
音楽祭のスポークスマンとしてその役割を担ってきました。
コンサートではウィーンフィルハーモニ管弦楽団のメンバーをはじめとするヨー
ロッパの一流音楽家と共演し、彼らの伝統ある響き、音楽の理解者として
信頼を得ています。
石橋メモリアルホールにおけるリサイタルは、フランスのトランペット奏者、
ギー・トゥブロン氏に絶賛され、スイスの管楽器専門誌「ブラス・ブリトゥン」 に
紹介されました。以後リサイタル、ギャラリー・コンサート、クリニック、アトラク
ションをはじめ、JR「お座敷列車コンサート」、JR「とうきょう駅コン」、NHKテレビ
「男の料理」、BS2「日本骨董ぶらり旅」、BS2「世界とてもクラフト」、金沢史跡
コンサート、日本国際賞授賞式などに出演するなど様々なステージで活躍して
います。
お話をまじえた「白鳥の湖」や 「魔笛」のプログラムは大好評を博し、1999年は
新作「メリー・ウィドウ」を発表しました。98年2月にウィーンでレコーディングした
CDがカメラータ・トウキョウから発売されています。
1948年、東京生まれ。
武蔵野音楽大学卒業後、東京交響楽団に入団。ドイツ、デトモルト音楽院に
留学し、同校を主席卒業。デトモルト歌劇場、ケルン放送オーケストラ、バッハ
ゾリステンオーケストラ等のトランペット奏者としてヨーロッパで演奏活動を行う。
東京金管五重奏団在団中、文化庁助成コンサートを年200回以上行い、モル
ディブ共和国に親善使節として派遣される。第18回東京国際音楽コンクール
室内楽部門第二位受賞。日本トランペット協会理事、TBSこども音楽コンクール
文部大臣賞選考委員、全日本吹奏楽コンクール審査員。
1952年、岡山生まれ。
大阪音楽大学卒業後、大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。1978年ドイツ、
ベルリン芸術大学に留学。在独中はベルリンフィル、ベルリンドイツオペラ、ベル
リン交響楽団など数々のオーケストラに客演。1980年に同大学を卒業し、帰国
後はフリーのトランペット奏者として活動している。1987年東京バリオホールで
開催したソロ・リサイタルは「音楽の友」誌上で絶賛された。また自作の木製ミュー
トはたいへん好評で世界中のプロ奏者が愛用している。
1953年、千葉生まれ。
東京音楽大学卒業。在学中にドイツ、ベルリンに留学。トロンボーンの前身である
サクバットを演奏する数少ない奏者のひとり。フリーの奏者としてオーケストラ、室
内楽、レコーディング等で活動する一方、吹奏楽指導の方法では定評があり、多く
の「弱小ブラスバンド」を救ってきた。古楽器アンサンブル「ムジカ・フォレスタ」、
東京トロンボーンアンサンブル、フィルハーモニア・ウィンドアンサンブルに所属。
日本トロンボーン協会常任理事。
1958年、東京生まれ。
桐朋学園大学音楽学部卒業。ドイツ学術交流協会(D.A.A.D)給費留学生として
ベルリン芸術大学卒業。フリーの奏者としてベルリン・ドイツ・オペラ、サイトウ・
キネン・フェステイバル、八ヶ岳音楽祭、草津音楽祭、東フィルヨーロッパ公演等
に出演。現代音楽のスペシャリストとして多くの新作発表やレコーディングに携わ
る。リサイタルではグロボカール、ケージ、カーゲル、バレット等の作品を初演し、
前衛奏法のレクチャーを行うなど新しいレパートリーの開発に貢献している。
マイスターブラスカルテットの他、東京トランペットコアーに所属。日本トロンボーン
協会常任理事。