イルカと泳ごう・2 (テクニック・装備編) Q&A

☆ あくまで、ハワイのイルカと泳いだ経験で書いています。
 イルカと泳いで分かったことは、地域によってイルカの性格もまちまちだということです。
 バハマのマダライルカとハワイのハシナガイルカとはかなり違う振る舞いをするようです。

☆ 装備のことなどで、情報や、間違いがありましたら、教えてください。こちらまで。

Q1. 小谷実加子みたいに泳げなくちゃだめなの?
Q2. イルカに好かれるにはどうしたらいいの?
Q3. 息を長く続かせるにはどうしたらいいの?
Q4. どのイルカが遊んでくれるの?
Q5. 装備はどういう物をそろえたらいいの?
Q6. どこで装備をそろえたらいいの?

Q1. 小谷実加子みたいに泳げなくちゃだめなの?

 小谷実可子のように泳げる必要はありません。
 まったく泳げない人は、浮き輪につかまっているだけでも、
 それなりのドルフィンスイミングはできるでしょう。
 しかし、やはりある程度の泳力、スキンのテクニックはあったほうがいいに決まっています。
 ドルフィンスイミングに参加したほとんどの人が、もっとスキルアップしたいと望むようです。
 
 泳ぐスピードは速くなくていいのです。
 イルカの泳ぐスピードが速いときは、イルカが人と泳ぎたがっていないと思っていいでしょう。
 ただ、潜ることができないと、 かなり置いてきぼりを食ったと感じるでしょう。
 トレーニングに関しては、イルカと泳ごう3(トレーニング編)を参照してください。

Q2. イルカに好かれるにはどうしたらいいの?
 
 泳力以外に、イルカと泳ぐ心構えがあると思います。
 私が御蔵島へ初めていった時は、あまり、イルカに歓迎されていないと感じました。

 1.目を血走らせて泳いでいませんか?
  絶対イルカと会いたい、会って泳ぎたいと誰でも思うもの。
  特に、1泊2日でのツアーなんかじゃ、もう、後がない。・・・なんて思ってしまいます。
  そして、イルカが現れたら、目を血走らせて彼等を追いかけてしまうことになります。
  確かに安くないお金を払い、大切な有給を使ってツアーに来ているわけですが、
  一旦、ボートに乗ったら、「何も期待しない。」という気持ちになりましょう。
  そのためには、

  ・ 海を楽しみましょう。
   さんご礁の見れる海であれば、イルカが現れるまで、お魚を鑑賞しましょう。
   海の広さを感じましょう。

  ・ 仲間との会話を楽しみましょう。

  ・ 音楽でも聞いてリラックスしましょう。

  ・ 歌いましょう!?
   海の中でイルカを待っているのであれば、シュノーケルを通して、歌ってみましょう。
   イルカも人を認識しているはずです。
   いつも歌っていれば、その歌が聞こえたら、特定のイルカには、
   あなたであることが分かるでしょう。
   音は視覚より遠くへ届きますし、イルカは視覚より、聴覚の方が発達しています。
   さらに、歌うことによって自分自身もリラックスできます。

  ・ できれば、ボートのスイマー全員で、心を合わせましょう。
   セミナーの利点はまさにここにあります。
   セミナーの参加者は、実際のドルフィンスイミングの前段階で、瞑想したりして、
   リラックスできているため、イルカとの遭遇率も上がり、イルカの方も心を開いてくれるようです。

  ・ さらに、たくさんのボートでPODを囲んだりしない、イルカをむやみに追いかけないなど、
   業者側での、イルカへの配慮も大事だと思います。
   また、夏休みやゴールデンウィークをはずして出かけるのもいいかもしれません。

 2.不安感はありませんか?
  スキンになれていないと、耳抜きができなかったり、
  海水を飲んでしまったり、不安を抱えたまま泳ぐことになります。
  そして、イルカは、敏感に人の感情を察知するようです。
  まず、「イルカと泳いでみる。」という気持ちも大事ですが、
  トレーニングの大切さに気づいたら、しっかりトレーニングを積んで、
  次のドルフィンスイミングへ「リベンジ」しましょう。
  トレーニングに関しては、イルカと泳ごう3(トレーニング編)を参照してください。

Q3. 息を長く続かせるにはどうしたらいいの?

 TVで、イギリスのフリーダイビングのナショナルチームの選手が出ていました。
 苦しいという感じを紛らわすために、その人は、「自分が水に溶け込んでいる」
 という風に感じるそうです。
 ジャックマイヨールは、「ガイアシンフォニー第2番」という映画の中で、
 潜水の世界記録を作った時、自分が、イルカになったと感じたそうです。
 酸素は、体ばかりでなく、脳で、非常に多く消費されます。
 したがって、恐怖心があったり、息苦しい感じの方に意識が集中すると、
 酸素は急速に少なくなります。
 プールで泳ぐ奥義の章で、「風景を楽しみながら泳ぐ」も参考にしてください。

 ちなみに、マラソンの高橋尚子さんは、登りの道では、「私は小猿、私は小猿」、
 下りの道では、「私は小石、私は小石」と唱えながら、走るそうです。
 彼女が先輩から教えてもらった方法だそうです。

Q4. どのイルカが遊んでくれるの?

 ハワイのハシナガイルカの場合、PODで整然と泳ぐ習性があります。
 水面より10m位下のPODに混じって泳ぎたい人はそれでもいいのですが、
 そのイルカたちとは別に、1〜3頭で「あそびたがり?」たちが、たむろっているはずです。
 普通の人はまさにそいつらをターゲットに絞るべきです。
 その中に葉っぱをむなびれに引っ掛けて泳いでいるイルカがいませんか?
 もしいたら、しばらくストーカーのごとくついていってみましょう。
 葉っぱで遊んでくれるかもしれません。
 そして、できたら、どんな傷があるかとか、体の特徴も覚えておきましょう。

Q5. 装備はどういう物をそろえたらいいの?

 ドルフィンスイミングのツアーを行っている業者では、
 継続してドルフィンスイミングをしたい人は、ぜひとも、自分の装備を持つべきです。
 借り物の装備では、スキンの腕も上達しません。
 スキーなど、他の趣味に比べれば、それほど高価なものはありません。

 1.フィン(3点セットその1)

  スキンダイビング用のゴムフィンと、スキューバ用のフィンがあるので注意しましょう。
  よほど自分の脚力に自信のある人意外、スキン用のゴムフィンを使うべきです。
  そして、スキン用のソックスを買うことをお勧めします。
  砂浜から泳いでいく場合、砂が、フィンと足の間に入るのを防止しますし、
  とがった石、ガラスなどから、足を保護します。
  必ず、スキン用ソックスをはいた状態で、フィンを選びましょう。
  厚手のソックスでは、フィンのサイズが違ってきます。

 2.マスク(3点セットその2)

  近視の人が、マスク選ぶ際の注意点は、度付きのレンズが入れられるものを選ぶ事です。
  レンズの度は、めがねと同じか、0.5くらいゆるくてもいいかもしれません。
  プールで使うゴーグルとは、目と、レンズの位置が違うため、同じ度のレンズでは、
  マスクの方が見えにくくなります。
  
 3.シュノーケル(3点セットその3)

  波をかぶっても水が入らない、「ドライタイプ」のシュノーケルがよいでしょう。
  (たぶん現在ほとんどの物がそうだと思います。)

 4.ウェットスーツ
  
  おおざっぱに言って、スプリング用の3oの半袖の物、冬用の5oの長袖の物があります。 
  ちなみに、6月中旬の御蔵島で、スプリング用ウエットは寒かったです。
  9月のハワイで、水着だけではちょっと寒いかも。
  もっとも、個人差、その日の気温、水温も一定ではないので、上記は参考までに。
  ほんと、寒いと惨めになりますから。「備えあれば憂いなし」ってとこでしょうか。
  もちろんレンタルできる所もあります。

Q6. どこで装備をそろえたらいいの?

  単に、自分が行ったことのある店の紹介です。(^^;
  東京以外の人、すみません。(^^;;;;;

  ☆ こんないいショップがあるという情報はここへお願いします。
    地方のショップでも、紹介しようと思います。

店名 場所 電話番号 ホームページ コメント
BIG BLUE 東京都
小金井市
042-387-8301 http://www.jade.dti.ne.jp/
~bigblue
会員になると、商品、
ツアーが割り引きに。
モノフィン、ロングフィンなんか
置いているのは、ここだけ?
秀山荘MAUI館
(S・R・C)
東京都
池袋駅東口
03-3985-4997 気軽に行けるし、
安いです。


  * フジテレビとかで時々宣伝している、「Do スポーツフェア」で買うという手もあります。
    ウエットは、サーファー人口が多いせいで、品数豊富です。確かに安いのですが、

    1.すごく混むことがある。(春より、スキーシーズン前の回の方が混むらしい)
    2.店員の知識はあまり期待できない(かもしれない)
      私は、ドルフィンスイミング用に、スキューバ用のフィンを買わされてしまいました。
    3.水着、キャップは半額でした。




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