2019余所自作15『ブルマのサイズが小さすぎて困惑する女の子』

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『これ…私のじゃない……!』
 同級生達の目の前で教師に口腔凌辱からの射精をされてから一週間…少女の教室内での立場は変化していた。
 それまでも大きすぎる乳房をまじまじと見られて密かに噂話をされているのは判っていたが、それが隠す必要もない様なあからさまなものに代わり、そして1学年3人しかいない工業高校の女生徒としての当然の権利の様な体育の授業が、その前後から変化した。
《同級生なんだから仲良くしよう》
 そんな異常な、ある意味尤もらしい建前で、職員室前にある女子トイレでの着替えが認められなくなった。いや、教師側からは何の指示もないのだが、同級生からの希望として同じ教室で着替える様に求められ、そして口虐を目撃されてしまった少女にはそれを断る事が出来なかった。授業で使用する機材を壊してしまい迷惑をかけているのは事実だったのだから……。
 鞄から取り出した体操着が自宅から持ってきた物でないのが一目で判り少女は凍りつく。小さい。小学生用なのだろうか…いや恐らくこれは小学生用ですらない。体操着の形はしているものの丈は短く極薄の上着とパンティよりも小さなブルマーは身に着ければ下着がはみ出してしまうのは確実だった。当然少女が用意した物ではない。膝ががくがくと震え血の気が引いていく少女は周囲の男子の視線が自分に注がれているのを感じ、何度もひきつけの様な呼吸を繰り返す。だが体育の単位を落とす訳にはいかない。いやこの授業だけ体調不良で休んでしまうのは可能だろうか。
 迷った結果、少女は身を縮込まらせて、着替えを始める。
 ブルマーの脇は紐に近く、上着は乳房の下裾にも届かないそれに、少女は何度も震える呼吸を繰り返した後、膝丈のスカートの中に手を潜り込ませてパンティを脱ぐ。教室内が低くどよめき、視線が注がれている中、少女は慌てて脱いだばかりのパンティを机の中に押し込んだ。そのままブルマーを手に取り、恥ずかしさに震えながら身につける。薄い。パンティよりも薄く、面積は小さく多分殆ど尻肉を隠せずその上で三角形を描くだけ…そして前は、それに近い。少女の狭い面積の柔毛が隠せるかどうかで、そして下腹部の丘も包みきれていない、ぴっちりと貼り付くそれが性器の形を浮かび上がらせている予感に少女の頬が熱くなる。――そして、体操着は、それだけではないのだ。

 体育は、自習だった。
「雨続きで身体鈍ってるからきっちり準備運動しようや」
 体育館で一番後ろで目立つまいとしている少女に同級生全員の視線が注がれる。びくっと身を震わせて胸元と腰を両手で隠す少女は、自分の姿を嫌と言う程自覚していた。半袖だけはゆったりしているが、それ以外は全て密着している体操着は、白地の胸元だけでなく赤いブルマーすらうっすらとその奥の柔毛を透かしている。あの日、教師のモノを挟み込み擦りあげている現場を同級生全員に見られてしまった乳房は、淡い鴇色の乳輪も乳首もはっきりと透け、伸縮性のあり過ぎる薄い布は乳首の形もそのままに貼り付いているだけだった。ブルマーに到っては、柔毛の生え方も性器の形も判る上に、下腹部の丘は指1本分だけで食い込んでいるのに近い。
「じゃあ見本行こうかー」
 全男子生徒の前に引っ張り出されて少女はぐいと肩を押され、床の上に座り込まされる。
『見られてる……皆が…見てる……』
 あまりの恥ずかしさにはぁはぁと浅く乱れた呼吸を繰り返す少女は、指示されるままに屈伸運動を始める。年齢の割には豊かな乳房が少し身動きする度にたぷんと揺れ、乳首と乳房の裾野の中間程までしかない体操着の裾が僅かに捲れ上がる度に引き下げる。緊張と羞恥に嫌な汗が滲み、それは更に極薄の体操着を貼り付かせ、乳首と乳輪の鴇色以外の柔肌の色すら透かせ乳房の谷間以外が薄桃色に透けていく。
 背中を男子生徒に押され、上半身を曲げる度にたぷんたぷんと大きく揺れ、気付けば1メートル程の至近距離まで詰めて層を成している同級生達の下腹部が、少女の瞳に映る。全員が、勃起していた。嫌、と悲鳴をあげそうになりながら悲鳴を堪えるのは本能的な保身だったかもしれない。もしもこれで何か行動を見せれば襲い掛かられてもおかしくない、そんな気がした。
 上半身の伸身の後の指示は、開脚での伸身だった。
 絶対に出来る筈がない。そう考え首を振りかけた少女の目に、同級生の一人がスマートフォンを差し出し、画面の中で乳房で教師の性器を挟み込みながら傘を咥えている自分の姿が映る。ひっと悲鳴を零しかけ大きく瞳を見開いた少女は救いを求めて周囲を見回そうとしかけ、そして、項垂れた。手出しされないだけ、良いのかもしれない。まだ少女は処女で、教師や同級生の要求がエスカレートしてしまう可能性に少女は屈してしまう。
「皆、注目ー。はい、復唱」
「み……みんなー…、ちゅう…もく……」か細く震える声で言う少女に聞こえないと何人も言い、そして少女は詳しくはっきりと言う様に指示された。「み、みんな…、これから、か…かいきゃく屈伸するので…注目……してください……っ」
 やはり大きな声では言えず、何度も繰り返す少女の脳裏に、一週間前に奉仕を強要された教師のモノがはっきりと浮かび上がる。乳房で挟んだ赤黒い幹と傘、気持ちの悪い生臭さ、口内に広がる塩辛い透明な液体と、そして薬品の様に苦く口内だけでなく喉に絡みつく精液…全部同級生に見られている。頭を抱え込まれて激しく揺さぶられている所も、乳房で挟み込むのも途中で止めて喉奥を突き上げられ、唇だけでなく鼻や顎に当たる剛毛、喉奥の射精の後、続けての二度目の射精は、顔と乳房に撒き散らかされて……。
 ぞくっと震える少女は、汗だけでない何かで濡れたブルマーが溝に食い込んでいる事にまだ気付いていない。
 混乱する。脅迫の上で口内射精や顔や乳房を穢されてしまったのに、何故頭の芯がぼおっとするのだろう。嫌悪しかない筈だが羞恥はあっても仕方ない…だが、記憶の中の頭を抱える教師の手と、屈伸を手伝う男子の手が、混乱の中重なって、少女を絡め取る。
 従わないと、何をされるか判らない。
 そう思いながら、じりじりと、少女は濡れたブルマーが溝に食い込んで紐状になっているまま、脚を開いていく。

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