ライトプレーン用電子タイマー、フェイス・プレートの作製。

2007/03/13

●航空ベニヤを16×47mmに切り出す。（厚さ0.5mm）
・クリヤー塗装。
・穴あけ、φ1.0、φ2.0、φ3.0　。
・カーボン補強、リボン厚さ0.075　。

●DIPスイッチの足加工。
・フェイス・プレートに開けた穴に根元まで入るように足の根元に
ある段差を削り取ります。
●DIPスイッチとタクトスイッチを瞬間接着。
・予めDIPスイッチの底面を平らに削りプレートに密着するように
します。
・タクトスイッチの足曲げを調節しプレートに密着するようにします。

●スイッチの足を切り詰め折り曲げる。
配線に必要な長さを残し、足を切り詰め折り曲げます。
●スイッチとフェイス・プレートのすき間をエポキシ接着でうめる。
60分硬化のエポキシ系接着剤を充てんしスイッチをプレートに
しっかり固定します。

●DIPスイッチとタクトスイッチのグランド線を半田付けします。

●モーターのシャフトに加工済み３Mねじを取り付ける。
ねじの加工方法はポリカねじの穴あけ加工を参考にして下さい。
バルサマウント

●モーター・マウントを5ミリ角バルサで作る。
5ミリ角バルサにφ4の穴をあけ中央で切断、穴面に瞬間接着剤を塗布しモーターに密着するようにサンドペーパー等で仕上げます。
●モーターにマウントを瞬間接着。
マウントとモーターを接着してから全高(5.5mm)を合わせるようにマウント底部を削る。

●モーター・マウントをフェイス・プレートに瞬間接着。
・モーター・マウントとフェイス・プレートのすき間をエポキシ接着でうめる。
・モーターのマイナス線をグランド線に半田付け。

●レバー・アームのヒンジプレートを瞬間接着。
ヒンジのプレートはアルミ缶を加工して作ります。
作り方はラインガイドの加工を参考にして下さい。
・パイプφ0.6(PP)を外形加工したラインガイドに瞬間接着してから
フェイスプレートに瞬間接着します。

●レバー・アームを作る。レバー・アームを曲げ加工。（SUSワイヤーφ0.5）・部品図面の展開寸法を参照。
①ゴム掛けフックの部分を曲げる。	②ヒンジ・シャフト部分を曲げる。
③モータまでの距離を確認し先端部分を現物合わせで曲げる。	●レバー・アームの先端形状を現物合わせで調整。 ④ねじのリード（溝）に合わせて巾を削りリード角に合わせて斜めに振る。
	●完成したレバー・アーム。・レバーの形状はタイマーが働くためのトーションや、ねじのリードをレバーがトレースするためのダンパー機能等を考慮して設計してあります。寸法形状を変更すると動作不良の原因になりますので注意して下さい。

●完成したフェイス・プレート。テスター等でスイッチの通電テストを行う。（レバー・アームの抜け止めはリード線の被覆材を使う）

●最終組立。フェイス・プレートと基板を組み付ける。

●基板にリード線を半田付けする。参考：　　・タクトスイッチ・黄色。（LED足の間を通す）　　・グランド線・青（モーターのリード線端材）　　・DIP1・黄色　　・DIP2・緑　　・DIP3・青　　・DIP4・白	●フェイス・プレートのDIPスイッチを半田。　（予めスイッチの足に半田を乗せておく）・リード線と足を半田。（順番を間違えないように注意） ●モーターのプラス側リード線を基板に半田する。 ●グランド線をフェイス・プレートのグランドに半田。 ●フェイス・プレートのタクトスイッチを半田。　　　（予めスイッチの足に半田を乗せておく）　　　・基板のリード線をスイッチの足に半田する。

●動作確認。基板とフェイス・プレートを固定する前に動作確認を行う。動作確認用DIP設定（0000と1111）で動作を確認する。・全てOFFはゼロ秒スタート、タクトスイッチを放すと同時にモータが回転します。・全てONは３秒スタート、タクトスイッチを放し３秒後にモータが回転します。
●バスコーク充てん。基板とフェイス・プレートの間にバスコークを充てんして固定する。マスキングテープと輪ゴムを使って仮止めし一昼夜以上おく。	●基板の表面に60分硬化形のエポキシをコーティングする。コーティングは出来るだけ薄く仕上げる。

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