〜 山形県で詠まれた俳句 〜
道中出羽の国(山形県)には全日程の約4分の1、40日にわたる滞在をしました。なかでも10泊という最大逗留を果たしたのがこの尾花沢です。旅の中で芭蕉は多くの句を詠み、『おくのほそ道』には63句が集録されています。山形県では山寺の「閑さや岩にしみ入蝉の声」など14句が、尾花沢では4句が詠まれています。
俳句の詠み方
一般的に俳句は、五・七・五のわずか十七語の中に、季節の語句(季語)を入れて表現される、世界で一番短い詩と言われています。
辞世の句や、連歌など、詠まれ方は様々ですが、『おくのほそ道』は単なる旅の記録ではなく、俳文、紀行文の最高峰として今も旅心を誘う素晴らしい作品とされています。
尾花沢で詠まれた歌仙
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鈴木清風
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俳句の詠み方
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