車体周り・電装♪
さあ、これでエンジンを積めば本格的に車体に取り掛かれますね!と、言いつつさっそく積み込む(笑)。
各種パーツも徐々に組み付けて、あと少しのところまできました。こうなるとレストア作業にも勢いがつきます。
エンジンを積んでから、ここまでたどり着くのにも様々なトラブルや試行錯誤があったのですが、残念ながら写真がありません。忘れていました。解説だけでご勘弁ください。
まず、タンクと50cc用シートのセットを
個人売買で入手したのですが、タンクが曲者でした。中で腐ったガソリンがひどくこびりついて、それを落とすためにクリーナーを2本も使用したのですが、それでも落ちない。ガソリンの腐った匂いも相変わらずです。しかも、だんだんあちこちから液漏れしてくる....。そう、腐って穴が空いていたんです。
外観は綺麗だっただけに勿体無いのですが、そのタンクは使用を諦めました。また別なのを探さなければなりませんね。画像にあるタンクは、ミニトレ入手当初からのものです。雰囲気を味わうために載せてみました(笑)。
よく行く解体屋で
YSR用のFマスターシリンダーを入手しました。解体屋のおっちゃんに「こんなん、何に使うの?」と聞かれたので、ミニトレをレストアしていることを説明すると、「じゃあ、せんえんでいいわ。」と言って売ってもらいました。
バラしてみるとピストンがサビだらけ、パッキンも怪しかったので、インナーキットを新品に交換しました。
アップハンドルにしたため、ブレーキホースはTZMのノーマルのままでは長さが足りませんので、TZM用ロングタイプのステン・メッシュホースに交換しています。
サイドスタンドは純正のままだと短かすぎてバイクが倒れてしまうので、他に使えるものを探します。ミニトレのスタンドは取付穴の中心から先端までの長さが約210mm、これに対して約50mmほど長いものを探すことにします。これは先述の解体屋で店員の目も気にせず、あらゆる車種のスタンドの長さを測って回りました(笑)。
お店に1台だけあった
TDR50のスタンドを測るとこれが使えそうな長さ(約250mm)でした!
残念ながら、そのTDRはパーツ取り用の車体ではなかったので諦めざるをえません。しかしTDRなんて、ほとんど解体屋では見かけることができませんので、これは新品を注文することにしました。
さっそく届いたスタンドを取り付けようとすると....穴径が合いません!TDRの取付けボルト径はミニトレよりも一回り大きい12mmでした。そこでフレーム側の取付穴を棒やすりで広げてやって無事、取り付けることができました。