徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2005年6月1日(水)    Gift〜ギフト1周目終了
 不定期映画鑑賞記にも書いたようにZガンダムを見てきました。まともな感想はそちらに譲るとしてこちらではネタバレ的な内容を少し。
 2時間に満たない内容で12話分を詰めるということでストーリーの組み替えはかなり面白いことになってました。マークU強奪からジャブロー降下までほぼ一繋がりのエピソードになってます。30バンチに行くことはなくエマさんには映像で見せるのみ、もちろん1回アレキサンドリアに戻るなんてことはありません。ライラはジェリドと仲良くなることはないのに、ジャブロー降下まで生存していたり(おかげでガルバルディのバリュート装備が見られる)、マラサイは初出撃で撃破だったりなどなど。
 声優の件は予想以上にショックでした。どうしてハヤトがシロー・アマダにすり変わっているのかと。いつもの格好良い系の声なんで違和感がすごかったです。他にもファの声とかすごい別人ぶりでもうちょっと似た声優はいなかったのかと。また感情を高ぶらせているような演技ばかりなんで違いも際立つというか。最後にはUの予告があったんですけど、フォウの声は島津冴子さんなのか心配になったり。ちょっと聞こえたんですけど、それだけだとイマイチ判断できなくて。まぁ、それはベルトーチカにも同じことが言えるんですけど。あの声が特徴的なだけに別の人に変わってはねぇ。タイトルが「恋人たち」なだけに。
 
 「Gift〜ギフト」。1人目は金髪ツインテールなのにツンデレじゃない藤宮千紗。
 スタッフロールまで見終わって何よりも思うこと。で、Giftってのは結局どういう現象なんですか? と。主人公の住む土地にだけ起こる現象、生涯に一度だけ贈ることができるらしい、ということは教えてくれるんですが、それ以上の情報がエンディングまで行ってもサッパリ。どういった条件が必要なのか、具体的にはどんなこと(贈り物)ができるのか、まるでわからないという。それでいながら主人公たちは当たり前のように、知っていることを前提に話をするのでプレイヤーは完全に置いてきぼり。そこに偽Giftだとか本物との違いがどうだとか魔女っ子がどうだとか、平然とそんなシナリオ展開をされてもねぇ。もう周回遅れクラスですよ。
 ま、そんなあたりに目をつぶって見た場合、千紗は恐ろしいヒロインさんだなぁ、と。序盤から(肝心なところでは)徹底して秘密主義を貫いた挙げ句に全く相談することなく極めて自己中心的な行動を決行。プラス方向にもマイナス方向にも。そして、そんな行動の謝罪どころか言い訳さえしてくれない。本当に主人公のことを恋人だと思っていますか、と聞きたくなります。
 ヒロイン像は微妙な感じでしたが、テキストは悪くないです。主人公とヒロインの心の交流はキャッチボールの距離を徐々に近づけているといった感じが伝わってきて好印象(でも、秘密主義なんだよねぇ)。大ヒントが出ていたとはいえ、ちゃんと自分から告白してくれるあたりも良かったです。最近、相手が告白してからしか言わない主人公が多いだけにね。
 私はいわゆる萌えゲーというやつに造詣が深くないのでわかりませんけど(おまけに萌えがわからない人種だし)、本作は萌えゲーとしてどうなんでしょうか。恋人になった後にイチャイチャする描写はほとんどないし、Hシーンは1回しかないし(魔女っ子を止めても主人公にだけは見せてあげられるかも、とか言ったら普通はHシーンだと思うよなぁ)。立ちCGのデフォルメ描写(表情)は普通に可愛くないし。うーん。

 2005年6月4日(土)    Gift〜ギフト2周目終了
 2人目は神代縁。
 順番を間違えました。縁シナリオからプレイしていればGiftのルールについて迷うこともなかったのに。なにせ、こちらのシナリオでは詳しい事例検討までしていますからねぇ。ホント、えらい違いです。まぁ、どのみち唖然とするような展開をすることに違いないのですが。勝利の鍵は元気玉って感じですし。
 千紗シナリオに比べると互いの惹かれ合う過程の描写にかなり苦しいものがあります。縁の方は事情があるので仕方ないとしても、主人公の方に制約はないのだからもうちょっとしっかり描いて欲しいところです。どう見ても相手に言われたからそれに迎合したようにしか。なまじ中途でハッキリ否定しているだけにいつの間にか、という答えでは悲しいものがあります。それくらいなら中途でわからない、と悩まれた方がまだましです。
 未だにメイン原画家2人のどちらの絵がどちらであるのかよくわからない私ですが、千紗と縁では担当が違うのでは、と思います。千紗に比べて縁の絵はより繊細な印象を受けます。イベントCGの数々はかなりシナリオを助けているのではないかと。構図、塗りともに印象に残る出来です。
 それにしてもこのゲーム1周が長いです。なかなか終わらないので正直、だれてきます。全体的にもうちょっと絞った方が良いのではないかと。ただでさえ、立ちCGの切り替えに妙に時間のかかるゲームだけに。恐らくそれも長いという印象を受けることに貢献してしまっていると思います。
 Hシーンは相変わらず1回。シナリオ単体で唸らさせるタイプのゲームではないだけに(違ったインパクトはありますけど)寂しいです。仮にも2005年製のゲームですからねぇ。特にゆかりんはヒロイン中、最大のバストの持ち主な訳ですし、宝の持ち腐れ感が。
 2シナリオを終えて感じるのはエピローグの淡白さ。スタッフロール前のエンディングに比べるとあまりにもテキトーな内容であるような。縁シナリオにしても姫のことであるとか書くことはいくらでもありそうなものですが。

 2005年6月6日(月)    Gift〜ギフト3周目終了
 ガンダムSEEDDESTINY33話。えーと。シンはFF7が好きという裏設定でもあるのでしょうか。一体、何を思ってステラを湖に沈めるのやら。水の中の遺体は相当に悲惨な状態になるということをどうやら知らないらしい。どうせやるならキグナス氷河のようにもっとずっと北の海に沈めればいいのに。
 レイがアスランにタメ口なのはハイネがなんか言ったからでしたっけ? どうひいき目に見ても上官に対する口の利き方じゃないよなぁ。そして、予想通りシンは微塵も自分に責任があるとは思っていないし。どこまでめでたいのやら。つーか、各キャラの言動が完全にシナリオのためにコントロールされているようで気持ち悪いですわ。
 
 仮面ライダー響鬼19話。トドロキくんの何がいけないのかイマイチよくわかりません。マカモウを倒した後で余韻に浸るようにギターを弾いているのがナルシーのようでまずいんでしょうか。
 明日夢のポジションはますますわからない方向へ。弟子にはなりたくないけど、一緒にはいたい、ということなんでしょうか。どうも彼には主体性というものが見えてこないなぁ。
 
 「Gift〜ギフト」。3人目は木之坂霧乃。
 千紗シナリオに比べればましであるものの、やはりGiftの説明はほとんどない。全く話をしないまま、中盤にいきなり伏線っぽく単語が出てくるのでなかなか驚きます。というか、このゲーム内においてストレートな願いを扱うことってほとんどないんだよねぇ。どれも変化球的な動機を説明されなければ理解できない、あるいは意味がわからない願い事ばっかり(なんつーてもルールが曖昧なのでプレイヤーにはその願いが「アリ」なのか「ナシ」なのか判断がつかないし)。魔女っ子能力を授けるなんてわかるわけないです。どんな脳みそデスカ。しかも、それを終盤まで説明することなく常識のように話すし。
 シナリオは本作にしては地味めな感じ。ここまでの2本が極彩色のファンタジーというノリだったのでどうも大人しいと感じてしまいます。理屈で考えてもGiftの曖昧なルールに乗ってのハナシなだけに盛り上がりにも欠けてしまいがち。ピアノの失敗する理由なんて教えてもらわなければ絶対にわからないし。個人的にはGiftを使って恋人同士になれるとは(ここまでのルール説明から考えて)思えなかったので、どうもキャラクターの心情にシンクロできず終いでした。また、好きになる理由もわざわざ持ち出したわりに答えとして弱かったように思います。意味が同じであってもあれなら「告白されたからこそ意識するようになった」といった答えの方がまだしも納得しやすいような。あの答えで信じられるなら端から悩まないような気がしますよ。
 そういや糸電話の片方が壊れていたのはどうしてなんでしょうね。最後まで何も触れられていなかったような気がしたんですけれど。
 
 SQUEEZの新作「炎の孕ませ転校生」が気になります。どう見ても島本和彦氏の漫画がタイトルの元ネタ。しかし、それだけだろうと最初はスルーだったのですが、原画がミヤスリサ氏とあってはそうもいかず。真面目に見てみるとどうやら普通に馬鹿ゲーっぽいので手を出してみようかと。ミヤスリサ氏は別にSirius所属という訳でもなかったんですかね。

 2005年6月8日(水)    Gift〜ギフト4周目終了
 かなり遅れましたが「もっといじってプリンセス〜もう! またこんなところで2〜」のゲーム感想をアップしました。事前の日記でも書きましたけど、本当に書く内容に困りました。とにかく書くことがない。文章量としてはゲーム感想内で一二を争う少なさかも。出来の方はそのあたりからまぁ、察してくださいという感じです。
 
 「Gift〜ギフト」。4人目は外薗綸花。
 このシナリオも初回プレイで進むにはペケ。ロクにGiftの説明がされないまま物語が進行していきます。しかも、千紗シナリオの偽Gift(もちろん解明されない)までチラッと出てくるのでわかりにくさは相当なもの。ここまでくると明らかにライターの配慮不足だと思われます。書いている本人の中では公式設定なんでしょうけど、この世界に初めて触れるプレイヤーにはサッパリわかりませんよ。
 シナリオの方には純粋にネタ不足ですか? と尋ねたいところ。縁シナリオと主なネタはおんなじ。でも、整合性なんて言葉は知ったことじゃあないので縁サイドのお話は知らんぷり。反対に言えば縁シナリオでは綸花サイドのお話は知らんぷりということですが。どっちかというと綸花シナリオの方がスケールとして厳しい感じです。つーか、それでいいなら姫や縁の立つ瀬というものがあまりにもなさすぎるでしょう。一応、向こうは悲劇っぽく書かれていたのにこちらではコンプレックスを克服するかどうか、その程度の話に成り下がっていますし。世界の危機はどうした。
 物語中に2回も戦闘シーンがあってもまるで盛り上がらない。固唾を呑む、なんてこともない恐ろしいほどの予定調和ぶり。いくらなんでももうちょっとくらい危機を煽るような演出をして欲しいです。おまけにこのゲームって間の取りかたが悪くて脈絡なく話や時間が飛ぶから、淡白さがもう凄いレベルに達しているし。
 Giftを受け取るくだりもお世辞にもうまいとは言えず、ひたすらに苦しい。結局、最終的に受け取る気になった理由が不分明だし。そもそも意固地さについてもうまく説明できていないような。くどいようですが、世界の危機よりも優先しなければならないほど意地を張る理由なんてあるんですか、と。主人公に対してはよくそんなたわけた主張を容認しているなぁ、としみじみ思いました。
 あー、そー言えば主人公の体から出る不思議な力ってのはなんだったんですかね。そもそもそれが出発点だったような気がするんですけど。

 2005年6月10日(金)    Gift〜ギフト終了、黎明のラヴェンデュラ1周目終了
 最後はメインヒロイン深峰莉子。
 メインヒロインであるだけでなく、Gift現象について追求していくシナリオであるのにこれまでの多くと同じように説明不足。どうやら事前に設定を予習しておくのがこのゲームに要求される基礎的な態度のようです。
 シナリオの方はカップルの姿勢がどうにも気持ち悪かったです。霧乃シナリオ同様、三角関係は避けられないシナリオである訳ですが、その内容があまりに酷い。霧乃シナリオがおとなしめであるせいもあるかもしれませんがそれにしても。
 霧乃は莉子もいるところで堂々と主人公に宣言したというのに、莉子はいきなり矛先を変えてフライングゲットですよ。せめて修学旅行後まで待つのが礼儀ってものではないのかねぇ。しかも、イチャイチャしながら帰って来るあたり最悪。霧乃からすれば見せつけるため、としか思えませんよ。実際、主人公は誰に恥じるところもない、とか考えている訳ですから。恥じることさえなければ何をしても構わないという思考が恐ろしいです。つーか、フライングした言い訳に対する思考がこれだからなぁ。
 この後がさらに酷いというか、醜い。霧乃が主人公にGiftをしているのが気に食わないから、という理由で莉子はGift現象そのものを消滅させようと企みます。って、それがメインヒロインの取るべき姿勢なんですか、と。そんな妹に対し、主人公も全面協力。妹が望むなら他の人がいかなる迷惑を被ろうとも全く構わない、どうせ自分は使うつもりはないし莉子はいらないと言うから賛成という考え……。気色悪いにも程がありますよ。
 結局、キャラでは「D.C.〜ダ・カーポ〜」に及ばず、ムービーでは「Wind」に及ばず、エロ度では「魔法はあめいろ?」に及ばず、トンデモ度では「knot〜絆の魔法〜」に及ばず、とどこにも売りが見出せない作品ですな。ま、個人的には「学園」プラス「魔法」は鬼門である、ということが今回も証明された(されてしまった)、ということが重要なんですが。
 ゲーム感想は近日中に。
 
 「黎明のラヴェンデュラ」。1人目はエイダ。
 えーと……。なんですか、これは。ナンデスカ、コレハ。思わず2回も書いてしまうほど衝撃を受けています。恐ろしいゲームです。出来は微妙かも、という予測が事前にあったにも係わらず戦慄を覚えていますよ。
 シナリオは読んでいるとぐんにゃりしてくるようなアバウトな内容。設定の全てがいい加減で空回り度が恐ろしいレベルに達しています。きっとスタッフはコレ、面白いと思っているんだろうなぁ、と思わせるあたりが実に清々しく痛いです。
 アニメであるなら1年くらいはかかりそうなものを数時間で納めているために非常に散漫な印象。正直、展開の全てに重みが感じられず見ていられません。いつの間にか主人公を信頼しているヒロインたち、初の実戦でエースパイロットもかくやという活躍をするヒロインたち、初めて会った人間をまるで育ての親のように感じるヒロイン、およそどんなシーンでもため息には事欠かなかったくらいデスヨ。
 最後までプレイなんてできるのかしら。

 2005年6月12日(日)    黎明のラヴェンデュラ終了
 ガンダムSEEDDESTINY34話。サブタイトルが「悪夢」というあたり、今のシンを気持ち悪いとスタッフもちゃんと自覚しているようで一安心。や、このスタッフだとねぇ、信頼しろってのは無理な話です。特にキャラの情緒に関してはね。
 戦闘シーンは不自然の一言につきます。フリーダムがビームライフルしか使わないのはどう考えたって無理があるでしょう。雑魚相手には平然と使っていた訳だし。もう度重なる合体には突っ込むことさえ野暮なのかねぇ。隙だらけじゃないデスカ……。
 
 仮面ライダー響鬼20話。最近はすっかり出番に狂いが生じていて番組タイトルを「仮面ライダー轟鬼」に変えた方が……、という構成になってます。おっさんライダーなんだから出番が減ると人気に問題が出そうデスヨ。ただでさえ、ザンキさん&戸田山(あえてこう書く)は腐女子に大人気という感じなのに。つーか、改めて考えると同人に人気が出そうな作品だよなぁ。天然素材の宝庫って感じだし。
 
 「黎明のラヴェンデュラ」。とてもあっさりと終了。
 終盤の展開の書き分け、という意味では意外と悪くなかったものの、2周目以降は終始スキップで完全にパッチワーク状態。退屈しのぎのアイテム必須です。また、終盤に至るまでは選択肢がお色気イベントの発動というワンパターンな流れであったのも退屈さに拍車をかけていました。こういう構成ってエロゲーよりはコンシューマー的ですよね。
 前回、書かなかったイベントCG。もうなんというか、つける薬なし、というほどに酷いです。イベントCGというよりはアニメの動画セルといった方が相応しい仕上がり。もうどうしてこんなことになったのやら。アニメなんてオープニングしかないというのに。中にはちっとはましなものもあるんですが、それでも最近の一般的なレベルに比べると実に苦しい。そもそも原画のクレジットは「えもりん他」と書かれているんですが(この表記もどうかと思う)、果たしてえもりん氏が描かれたカットが何点あるんでしょうか。リュナのカットはある程度それっぽいですが、他はねぇ。ラティアの輪郭とかもう絶望的なレベルですよ。塗りのばらつきもわざとやっているんじゃというほど統一感がありません。
 木曜日に始めてのんびり進めて、もう今日で終わっているのですからコストパフォーマンスの悪さも相当なものです。あまりに短いんで「Gift〜ギフト」のゲーム感想に手を着ける前に終了してしまいました。ま、宿題は徐々に片づけていきますわ。

 2005年6月15日(水)    6月見直し
 「Gift〜ギフト〜」のゲーム感想をアップしました。まぁ、以前の日記にも書きましたが中途半端というかどっちつかずのゲームでありました。どうやらMOONSTONEの既存作に比べても出来はあまり良くないようですが、個人的にはよほどのことがない限り今後はスルーかなぁ、というのが正直なところ。
 
 昨日付けでCatariteの「色紙〜シキガミ〜」とTOPの「萌えろDownhill Night−峠最速伝説−」の2本が1週間延期されました。偶然にしろ私としては狙い打たれたようなもの。あれだけ発売するソフトがあって2本ともが同じ日に、ではねぇ。
 で、2本分の予算が浮いた訳ですが、これをどうするかが問題。浮いたといっても延期はほんの1週間なのでそのままスルーするという手もあるのですが、果たしてどうしたものか。ここ2ヶ月くらい「どうしても欲しい」よりも気持ち的にやや劣るソフトを買ってきましたが結果はいま一つ芳しくありませんし。7月のラインナップを考慮に入れて考えたいところですが、どうも未確定っぽいタイトルが多いのが困りもの。
 まぁ、買うとしてもPropellerの「あやかしびと」くらいなんでけど。他といえば馬鹿ゲーの代わりでスタジオリングの「すぱっちゅ」くらい。でも、どうやらロリゲーっぽいようなのであまり食指は動かないのですけど。

 2005年6月16日(木)    エロゲーをプレイしない日々
 あまり時間を置かずに「黎明のラヴェンデュラ」のゲーム感想を書くことができました。まぁ、他にゲームをしていないし、仕事も平穏だから、なんですけど。内容についてはまぁ、日記通りということで。買う前からある程度予期していたとはいえ、久々にツライ買い物でした。
 
 HOOKの「_Summer」のデモを見る。灯台の表現が凄いですね。どうやっているのかわかりませんが、かなりの凝りようです。正直、ヒロインよりも灯台の方が強く印象に残りますよ。劇中のかなり重要な舞台装置ということなんですかね。タイトルロゴにも灯台らしき影が見えますし。ま、つーてもHOOKにシナリオを期待するなんてことはないんですけど。あの灯台の気合を見る限り、他の背景にも期待したいです。ヒロインだけでなく。

 2005年6月20日(月)    絶対地球防衛機メガラフターEXシナリオ、ぱすてるチャイムContinue開始
 ガンダムSEEDDESTINY35話。今まで深く考えずにいたのだけれど、もしかしてレイの役目のひとつってアスランの監視も入っていたりするのかしら。この必要以上の噛みつきぶりはそうでも考えないと不自然だよなぁ。これまで頼まれたってサッパリ動かなかったのに。
 デュランダルの発言の数々は恐ろしい。アニメとしてはうまくカバーしている(のだよねぇ、たぶん)けれど、やっていることは全地球規模の魔女狩りだよなぁ。どこまで描くかはわからないけど、この展開が進むとロゴスと取引がある会社にいたことがある、とかいうだけで血祭りにあげられそうだよね。それが事実ならまだしも事実無根でも私刑にかけられたりしそうだし。個人的には今の展開が小学生の目にどう映っているのかが興味があります。
 今後の展開としては、実はシンの両親はロゴスと何らかのつながりがあった、とかいう事実が発覚してシンが糾弾されたりすると黒い意味でとても楽しいのですが、まぁ無理か。
 
 仮面ライダー響鬼。ゴルフでお休み。最近はマジレンジャーとコレがないと日曜はどうにも欲求不満気味です。
 
 「絶対地球防衛機メガラフター」EXシナリオ。
 SOON ACCESS TOなんて書いてあったくせに公開まで1ヶ月半かかるのはどうなんでしょうか。「行殺新選組ふれっしゅ」の時はすぐだったのにねぇ。
 閑話休題。
 どういう訳か(?)素晴らしく面白いです。なにか重い枷から解き放たれたかのようにテキストのテンポが良く、キャラクターたちは活き活きと動いています。村松パスタなんて明らかに本編よりも可愛くなってますよ。また、ギャグの切れも良くなっているように感じました。中身もおまけというか作品全体のエピローグのようで好印象です。ボイスなしなのは仕方のないところかな。
 にしてもやはりこの作品はマーズ星人、万城目博士、SNPI(カエル)あってこそですな。
 で、結論としてはなぜ、これが本編でできないのか、と。シリアスな箇所以外でこのレベルが維持されていれば佳作から傑作になったであろうに。
 
 「ぱすてるチャイムContinue」。
 すいません。金曜から日曜まではこれにかまけていたので更新をさぼってました。理由としては面白い、もあるんですけど、それ以上に時間がかかる、であるのが悲しいところです。
 現在、11月に入ったくらい。ようやく斎香先輩と恋仲になれましたよ、ってなところ。
 エロゲーマーは普段、アドベンチャーばかりやっている反動か、まともに作られた他ジャンルのゲームがひどく楽しく感じられたりします。それはもう、地形効果か天候効果か、というくらいに(ちょっと違う)。恐らくこのゲームにもそれが働いていると思います。おかげでゲームであるRPG部もなかなか楽しめてます。ただ、1周にかかる時間はかなり多そうで、私のプレイ環境で4周するには3〜4週間くらいは平然とかかりそうです。もしかしたら終盤にもっと時間を食うかもしれないし。
 加えて本作は予想以上に難易度高め。9月の最終週までにヒロインの好感レベルを8まであげるのがかなりきつかったです。最初は失敗してその週を3回くらいやり直しました。期限の数週間前から上級ダンジョンに潜っていたのが原因っぽいですけど。ヒロインの中でも最後に登場するルーシーなんて1回目ではかなりきついんじゃないかと思います。知ってれば対策も立てられるんでそう難しくないと思いますけど。
 時間を食う要因としてやはりダンジョンがあります。探索の手段として「調べる」が「立ち止まる」という行為であることと、ダンジョンが(恐らく)毎周、新しく作られるということがネックになってます。時間短縮に経験がほとんど活かせないのが苦しいところ。
 前作から引き続いて気になるのがパーティーの構成。このシリーズってスカウトがいないと話にならないんですよね。ぶっちゃけ他のクラスはいなくとも大抵なんとかなる。しかし、スカウトだけはいないと、ただでさえかかる時間がさらにガリガリと削られてしまう。その結果として連れて行くメンバーや主人公のクラスがほとんど決まってしまうという。特に主人公をスカウトにしない場合、友達は十中八九ナツミを連れて行かないと厳しいです。サワタリは宝箱や罠の数を知るスキルを取得してくれないし(周によって違う?)。
 シナリオはまぁ、例によって例の如く。このシリーズにそれを求めてはいけない、ということで。取りあえず先輩シナリオはかなり苦しい内容。最初から予想はついてましたけど、ファルネーゼネタが全然面白くないです。告白も全く盛り上がらないし。うーん。時間のかかるジャンルほどシナリオが重要なのになぁ。

 2005年6月23日(木)    ぱすてるチャイムContinue1回目終了
 1人目は斎香・S・ファルネーゼ。
 やー、困りましたね、これは。先日の日記の時よりも心象はかなりヤバいことになってます。アドベンチャー漬けの日常から他ジャンルをプレイした時の心理的効果もすっかりなくなってしまいました。
 思えば11月くらいまではHシーンのない、焦らしの期間であり、初見であるから不満もそれほどでなかったんですね。しかし、いざ恋人ができてしまうと当然Hシーンがある。そうするともうごまかしが効きません。だって普通に考えてあり得ないですよ。特殊なものを除いてスタンダードなHシーンはレベル1からレベル6まであるんです。この6段階で使用しているCGが5枚しかない(差分除く)なんて。CGを使う順番まで同じなので当然ながらテキストにも大きな違いは見られません。もうアホらしくて最後のHシーンは読みませんでしたよ。
 Hシーンというかご褒美に期待ができないとなるとRPG部も途端につまらなくなってきます。ただでさえ終盤に来てバランスも優しく、単調さを感じ始める時期なだけにテンションの低下が避けられません。自動生成型のダンジョンというのは仕掛けがよほど練られていないと、ある時アッサリと飽きてしまうんですよねぇ。
 Hシーンに期待が持てず、RPG部にだれてくるとなれば残るはシナリオしかないのですが、最後の砦はあまりにも脆かったです。伏線だけは長々と張られていくものの、サッパリ興味を持てない展開。終盤に来て唐突に始まるラストシナリオ。最後まで楽しめる仕掛けのないイベントダンジョン。結局、盛り上がることなく淡々とエンディングへ。これは本当にアリスソフトの作ったゲームなんでしょうか。
 エンディングまでかかった時間は優に10時間を越えます。これをヒロインだけでも4周、友達のエンディングも見るならプラス10人分。コンプリートしたければ果たして何十時間を費やせばいいのでしょうか。かけた時間に対して得るものがあまりにも少ないですよ。
 そして、2周目。8月くらいまで進めました。その結果わかったこと。
 基本的なストーリーラインはどうやら同じ。物語に則したイベントはずっとスキップ状態。それどころか個別イベントと思っていたイベントまで実は共通とわかってゲンナリ。2周目以降の特典は道具屋のアイテムくらい。マニュアルによると持てるアイテム数が増えるらしいですが、それが本当に特典といえるのか。取りあえずもうちょっとやる気の出るボーナスを用意して欲しかったところです。今のところは我慢して2周くらいはしようかと思っていますがいつやめてしまってもおかしくないです。
 このゲームってCGフル化してやめる人多そうだなぁ。

 2005年6月26日(日)    あやかしびと1回目終了
 ガンダムSEEDDESTINY36話。アスランって結局、成長しない人ってことなのかなぁ。ものすごく既視感のあるエピソードでしたよ。細かいところは全く違うというのに。
 驚いたのはやはりメイリンのいきなりのクローズアップぶりですか。一気に萌えキャラとして化けたような感じですな。や、萌えのわからない私が言うのもなんですけど。これまで姉のルナマリアがさんざん私は凄いわよー、本気を出したらイチコロよー、みたいな雰囲気を出していたのに実はダミーで本命は妹でしたか。ちょっと伏線は弱いですけど、それでも作品を見直すことのない私がそれぞれを覚えていたくらいでしたから、まぁ問題はないんじゃないかと。
 それはそれとして飛行パーツ付きのグフは随分と格好良いなぁ。新型ガンダムなんて果てしなくどうでもよくてすっかり見入ってましたよ。
 
 仮面ライダー響鬼21話。ますます出番の少ない主人公。なんか連続登板は体に響くから、みたいなことを言われてましたけど視聴者からすると休んでばっかりのように見えるんですけどねぇ。劇場版で大暴れするから今は2番手、3番手が目立っておくということなんでしょうか。
 
 「あやかしびと」。1人目は一乃谷刀子。
 ありがとう「ぱすてるチャイムContinue」。あなたの出来が色々と微妙であったのでこのゲームに出会えました。実際、先週の日曜の時点では「ぱすてるチャイムContinue」が長そうなのでスルーかなぁ、と思っていたんですから。木曜まで我慢してプレイしてましたけど耐えたのもそこまで、時間に対して得るところの少ないゲームに見切りをつけて購入したのでした。
 とまぁ、こんなふざけた書き方をしましたが、「あやかしびと」を面白いと思っているのは本当です。あまり真面目にチェックしていなかったということも手伝って予想外の手応えを感じています。ただ、予想外はプレイ時間もで驚くほどのボリュームを備えています。まさかプロローグで2時間半もかかるとは思わなかったし、物語の本当のスタート、生徒会所属までさらに数時間もかかるとは。ちゃんと計っていませんけど1周に要した時間はおよそ19時間。私は人より若干プレイスピードが遅いですがそれにしてもね。予想していなかっただけに驚愕のボリュームですよ。これを飽きさせることなく読ませるのだから大したものです。ただ、内容は伝奇に留まらずラブコメとか色々とごった煮のように多ジャンルが入ってましたけど。終盤手前なんて刀子シナリオではドミニオンメンバーは絡んでこないのかー、とか勝手に思い込んでたくらいですよ。
 日常会話もなかなかでキャラクターが個性を発揮しつつも読んでいて楽しい会話を実現できています。中でも刀子先輩の破壊力ある言動や仕草にはかなりやられました。迷わず先輩のルートに入ったくらいですから。これに比べて「ぱすてるチャイムContinue」の会話がいかに盛り上がることのない淡々としたものであったことか。思い出すとため息がでそうデスヨ。
 今のところ困っているのがマウスクリックに対する仕様。クリックしている時間がちょっとでも長いと問答無用で未読スキップを始めるのは勘弁して欲しいです。何度となく悲鳴を上げましたよ。一体どうしてこんな仕様にしたのやら。
 

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