■自循論::ピボット

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あらゆる「意味」は、ある仕掛け(軸=ピボット)を中心に生まれるが、 これらは全てお互いを打ち消しあうような性質を持っており、 全部足しあわせるとピッタリ「無意味」になる、という考え方。
基本は「無=ゼロ」であり、 何かの仕掛けによって「プラス」が発生すると、 同じだけの「マイナス」も発生している、というゼロサム思想。 ピボットによって発生した正負の意味は それ自身が新たなピボットとして 他の意味群を雪崩(なだれ)のように増殖させていく。 (最終的に「相」を形成して安定しようとする。) それがこの世界だ。