日本でイルカと泳ぐ

☆ いろんなドルフィンスイミング、ホエールスイミングの感想を
 お待ちしております。ぜひぜひここへお願いします。

業者名 場所 コメント ホームページ
BIG BLUE 御蔵島 ドルフィンスイミング、ドルフィンウォッチング
○ 御蔵島に宿泊
○ 新島を経由して、御蔵島へ行く方法で、
 ツアーを再開しています。
http://www.jade.dti.ne.jp/
~bigblue
Sea-Tac 小笠原 ドルフィンスイミング、ドルフィンウォッチング
 ホエールウォッチング
○ 小笠原では、ザトウクジラとは100m以上
 近づけません。
 しかし、歌っているクジラが近くにいるとき、
 ソングスイミングができるそうです。
http://www.t3.rim.or.jp/
~sea-tac

* 上記は、ツアーを行っている業者のほんの一部です。
 小笠原、御蔵島の宿泊先、ボートを自分で手配すれば、もっと安く行けます。
 その情報と、他のスポットについても、お勧め本の「イルカと泳ごう」を参照してみてください。

1.イルカってどこにいるの?


 調べてみると、日本では、イルカは、太平洋側でごく普通に見られるます。
 最近ニュースになったのは、
 ○ 2/11/’01 茨城県波崎海岸 カズハゴンドウ(体長2〜2.5m) 50頭が座礁。
 ○ 2/12/’01 長崎県壱岐沖でイルカ1000頭の群れを発見。
 
 なんと、瀬戸内海にもオキゴンドウ(間違ってたらごめん)が、ほんとに、数は少ないですが、
 生息しています。

2.泳げないんで、ドルフィンウォッチングの方がいいのですが?

 私の勝手な意見かもしれませんが、(^^;
 それほど泳げない人でも、何かにつかまってでも、海に入るべきです。
 船からイルカを見るのと、水中で、イルカを見たり、イルカの声を聞く事は天と地の違いがあります。
 彼等の高周波の声が、人間に何らかの良い影響を与えるのでは、と考えられていますが、
 やはり、体験してみるしかありません。。
 
 多少泳げればOKのはずですが、まったく泳げない人を受け入れてくれるかどうかは、
 それぞれの業者に確認してください。
 第1日に、スキンダイビングのトレーニングをしてくれる業者も多いです。

3.なんともならない場合、ドルフィンウォッチング。

 日本で、イルカは、ごく普通に見られる事はすでに書きました。
 御蔵島(伊豆諸島)、小笠原諸島、千葉県銚子、和歌山県南紀沖、長崎県天草、北海道室蘭
 高知県沖などが、ドルフィンウォッチングorホエールウォッチングのメッカです。
 
 ☆伊豆でドルフィン・ウォッチングが始りました!
   城ヶ埼(静岡県伊東市)イルカ・ウォッチング


4.水族館のイルカとは泳げないの?
 
 最近一部の水族館で、イルカと泳がせてくれる所があるようです。
 私の一ドルフィン・スイマーとしての意見は以下のとおりです。

 やはり、私は、野生でいるイルカが好きです。
 水族館で、飼われているイルカは、野生を失い、寿命も非常に短くなるようです。
 人工的な環境では、ソナーを発信する事も忘れてしまうそうです。
 さらに、シャチは、単独で捕獲される事が多いため、
 社会的な生活を送る彼等が家族と引き離され、水族館で飼育される事を憂う
 科学者が多いようです。

 しかし、一方で、水族館のイルカや、我々の世代では、「わんぱくフリッパー」なんて、TV番組が
 「イルカは、知性的で人間の友達だ。」という常識を作ってきたという事実もあると思います。
 
 私は、水族館のイルカに反対はしません。
 しかし、このページで、水族館情報や、水族館での、ドルフィンスイミング情報を
 扱うつもりは今のところ、ありません。

5.ドルフィンスイミングの定番スポット

 さて、日本近海に普通に見られるイルカですが、人と泳げるイルカは限られています。
 一般には、ハンドウイルカ(ボトルノーズ)、マダライルカ(スポッター)の2種類です。

 ハワイで私が泳いできたイルカは、主にハシナガイルカ(スピナー)です。
 ハシナガイルカは、一般に人になつきにくいと言われています。
 ジョーンオーシャンも、「最初の頃は、人が入ると、イルカたちは逃げていった」
 といっていました。

 現在、日本で野生のイルカ(ハンドウイルカ)と泳げるスポットは、御蔵島と、小笠原諸島です。
 ☆ もし他でも泳げる所がありましたら、ぜひぜひこちらまで教えてください。

6.御蔵島か、小笠原か、それが問題だ!

 すみません。私は、小笠原では泳いだ事がありません。(T_T)
 御蔵島がどんなふうかは、御蔵島日記に立ち寄ってみるべし。
 御蔵島に行った感じでは、「遭遇率99%」のうたい文句は、嘘ではありません。
 御蔵島には、100頭以上のイルカが住み着いています。
 これは世界的にも大変珍しいと言われています。
 そして、御蔵島という島が大変小さいため、(船で、1周20分くらい?)
 いとも簡単にイルカと遭遇できます。
 イルカは、岸から数メートル、水深3mくらいの所で泳いでいたりして、ほんとに驚きました。
 
 交通の便から行っても、御蔵島は有利です。
 三宅島が、OKであれば、三宅島まで、船で7時間くらい。御蔵島まで40分くらいです。
 三宅島には、飛行機も飛んでいます。 
 現在は、新島を経由し御蔵島に渡るようです。

 さて小笠原はどうでしょう。
 小笠原のイルカは回遊しているため、御蔵島より遭遇率は低いようです。
 さらに、御蔵島のイルカほど、人に馴れていないため、
 やはり、たくさん遊んでくれるのは、御蔵島になるでしょう。
 (もちろんいつもフレンドリーというわけではありませんよ。念のため。)

 交通の便は、とういうと・・・
 小笠原には、飛行機が飛んでいません。
 船で25時間かかるそうです。(うへっ。)
 ちょっと、情報が少なくてすみませんが、逆に、御蔵島より混まないんじゃないでしょうか?
 御蔵島は、混みすぎの感じがしました。
 6月の時期で、5〜6隻の船で、PODを取り囲んでいて、イルカはかわいそうでした。
 ゴールデンウィークや夏休みはさらに・・・

 なお小笠原ではホエールウォッチングができます。



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