冬の只見を楽しく過ごす

郷土芸能紹介
昔から暮らしの中に脈々と生き続け、大自然の中で守られ育んできた郷土芸能は、今も数多く受け継がれています。
 なかでも豊作を祈願するための、早乙女踊りは現在でも小川、小林、梁取の3地区で保存に力を入れています。
 代表的な郷土芸能を紹介します。

■小林早乙女踊り(こばやしさおとめおどり)
 小正月の旧暦1月14日から15日の朝にかけて集落の全戸を回り、3人の青年が、早乙女に扮した早乙女踊り、早乙女・道化による小林甚句、小林おけさと踊ります。
 2月11日、雪まつりの会場でも見ることが出来ます。

■おんべ  歳の神のことで、マツ・注連など正月飾りや古いお札を一箇所に集めて焼き、歳神様を送る行事です。
 正月15日の夜に行うところが多く、大小2本の立木にワラを取りつけ、その年の厄年の人から奉納された扇子をつけ、下の方には正月飾り、古いお札などをゆわえ、周りにカヤ・マメがらなど燃えやすいものを巻き付けます。
 おんべの火で餅を焼き、それを食べ、また腹をあぶると1年間腹病みをしないと言われています。

■梁取太々神楽(やなとりだいだいかぐら)
 梁取に継承されてきた獅子神楽は、隣接する南郷村の鹿島神社の遷宮に行うのを本来とし、現在では厄落としや新築した家から依頼があったときや、町の行事でも行うようになりました。
 獅子とひょっとこのひょうきんな踊りが、見る人の心を愉快にしてくれます。

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