『真夏日とセーラー服(仮)』陽炎5

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 膣奥をこじ開けんばかりに押しつけられられている傘が男が腰を捻る度に子宮口側の牝肉をごりごりと掻き乱し、香澄はベッドカバーに爪を立てて必死に何かを堪える。
 何かが明確な快楽だけならばまだ楽なのかもしれない。まだ痛みは消え去らず、だが裂かれる痛みや焼き鏝を押し当てられた様な灼熱感とも違う、どこか重く辛い痛みに女として男に容赦を求め慈しまれる事を期待したくなるのは、一生に一度の行為での甘えなのだろうか。ただ処女膜を破られた痛みだけでなく、昨日までは指すら挿入されていなかった膣肉を酷使する異物感は牝としての本来の行為にまだ馴染みきってはおらず、男の一突き毎に腹部全体の臓器を圧迫され攪拌される様な感覚は船酔いに近い眩暈すら覚える。――その上で、じんわりともどかしい疼きがあった。
 繊細なレースを破られ無惨なボロ布と化したスリップは脱ぐゆとりも与えられないまま男と女の汗を含み、香澄の柔肌に貼り付き身動きの度に戒めの様に負荷を与え、これが合意の上での交わりでない惨めな処女喪失なのだと何重にも香澄に実感させる。布の違和感の度に母親の嘆きが聞こえる気がして息が詰まり…だが徐々に身体を浸食する牝の快楽が少女を追い詰める。感じてはいけない。惨めな疼きがじわじわと苦痛を上回っていこうとするのを堪えようとするしか香澄には道はなかった。
「香澄君はこれが好きなんだねぇ、え?」
 乳首をキツく噛まれた後の痺れが先端から乳房全体へと広がっていく中、形が変わる程ぐにぐにと指を食い込ませて揉みしだかれ香澄は喘ぐ。
 初め男達に揉まれていた時には痛みばかりだった力任せの行為が、まるで堅い果実が熟れて柔らかくなったかに思える変化に香澄は戸惑う。乳房がだらしなく垂れてしまったのではないかと危惧するものの、思わず見てしまった限り違いはなく、それなのに男の指が食い込んでも痛みだけでなく淫蕩な疼きが染み渡り、今まさに突かれている膣と直結しているかの様に同調する。そして救いがない事に香澄の疼きは膣肉のざわめきで男には丸分かりになっているらしい。
 悲しみか苦痛か判らない涙を零し続ける香澄を見下ろす男がにやりと嗤い、片手を後頭部に回して引き起こして唇を重ねてくる。
 初々しさなど微塵もなく唇を割り口内粘膜を舐り回す男の舌に、戸惑う香澄の乳首がもう一方の指に捏ね回され、思わず喘ぐ舌が男に絡め取られた。男が小刻みに揺らす腰に、少女の口内と膣が同時にぐちょぐちょと卑猥な音を立てる。耳を覆いたくなる淫らな音が香澄の被虐心を煽り、両の粘膜を擦られている身体は蜜に溺れた虫の様に無意識に手足が藻掻き、香澄の腰はその中央で男に串刺しにされながら妖しく動き男の腰と腿を擦り挟み揺れ動く。
 舐り回される唇からは甘く詰まった息が零れ、腰の結合部からねっとりと重い愛液が溢れ白い肌を伝い広がる。唇を貪られ腰の動きが控えめになっているからなのか、僅かに与えられたら余裕が香澄を喘がせる。まるで男に処女喪失の痛みを思いやって貰えた様な錯覚が香澄の精神を弛ませた。
 はぁっと息を漏らす香澄と男の唇にねっとりと重い唾液が垂れる。
「初めて咥え込んだおちんぽはどうだね?」
「ひはぁ……っ!」
 睦合う様な緩い動きからゆさっと大きく腰を使った抽挿に香澄の全身が大きく跳ねる。痛みはある、だがそれでも痛み以外の悩ましいもどかしさを感じ、少女の濡れた瞳が大きく見開かれた。
 一突きの後動きを止めるかと思われた男が少女の腰を両手で抱え込み引き寄せ、膣内から長大な性器を抜き去る事なく器用にベッドの上に胡座を掻く。潤滑液に濡れる白い尻肉が男の腿の上で滑り、仰向けの状態の香澄が抱き寄せられる。胡座を掻く男の上に跨がり向き合う形になり不安定な体勢に戸惑い、両手の行き場を失い途方に暮れる香澄は、男に腰を揺さぶられ首を振りたくった。香澄の愛液でぬるぬると滑る腰が男の腿の上で前後に揺りうごかされ、長大な性器が膣奥から引き抜かれる寸前までのストロークがじっくりと弄る様に繰り返される。
「ぁ……ぁああ! ぅ…… ……あ! おじさ…ま……っ、はぁ……ぁうっ!」
「くくくっ、陰毛のない淫乱おまんこが丸見えじゃないか。ほぅら見てごらん」
「ゃ……おじさま、いやっ」
 ぐいと頭を抑え込まれ結合部へ寄せられた香澄の瞳に、生白い無毛の下腹部から赤く充血したクリトリス、ぱっくりと左右に割られた同じ生白い丘と鴇色の粘膜、そしてごつごつと血管を浮かび上がらせた赤黒い幹までがゆっくりと膣内から姿を現しては再び押し込まれていくのが映る。鰓で抉られ傘で突かれる牝肉の刺激と同時に酷くグロテスクな光景が香澄を視界からも犯し、ぐちょぐちょと鳴る音も愛液の牝臭も何もかもが責め立てていく。
「しっかり見るんだよ香澄君。淫乱な君の記念すべきセックスじゃないか、ええ?」
 ぽろぽろと涙を零し瞳を逸らそうとした香澄の後頭部を男が更にぐいと押した。いやいやと何度も小さな声で許しを乞う少女の目に、父親ほどの年齢としては引き締まった男の身体の下腹部、臍に辺りから濃く密生する剛毛とその奥から屹立する男性器が映る。最奥を突き上げる時ですらまだ幹を残すその威容に、怯えながら少女の身体がぶるっと震える…残酷な拡張の恐怖の対象であり望まない性交の加虐者のモノでありながら、怯えながら頭の芯に妖しい靄がかかり男に見られながら呼吸が乱れていく。
 ぬちょっと音を立てて引き戻される灰色がかった赤黒い幹に浮かび上がる血管と絡みつく夥しい牝の潤滑液のぬめりと、蒸れた空気の愛液のにおいに喘ぐ香澄の膣が無意識に男をぎちぎちと締め付けていた。
「おじさま……ぃゃ…ぁ……、ぁ……っ、ぁあ」
 緩やかな動きは男の傘が膣奥を突くタイミングを今か今かと感じさせ、膣口まで引き戻され露出する鰓は濃厚な愛液を掻き出しまた傘が送り込まれる光景が香澄を身悶えさせる。香澄の細い手首よりも太い幹がぬろぬろと送り込まれる姿を見つめさせられる瞳に淫猥なぬめりが浮かび、気付かない内に呼吸がいやらしさを増していくのを男が嗤いながら見ているのに少女は気付けずにいた。
「楽をせず腰を使いたまえ」
「そんな……」
 片手で男に操られて腰が前後している状態であって決して自ら腰を遣っている訳ではない少女は逆らいかけ、そして弱くしゃくりあげる。逆らいようなどないのだと何故か即座に諦めが浮かび、だが自ら腰を動かす方法が具体的に判らずに萎縮する香澄の腰と後頭部から手を離した男が両手で軽く遊ぶ様に乳首を捏ねた。はあんと甘い嬌声が零れると同時にどくりと膣奥がうねり少女の腰が男の腿の上で上下する。
「ああん? 新米娼婦だからと言って僕が甘く見てやる義理はないんだよ? 秘密にしたいのは君の都合に過ぎないからねぇ、ええ? 判っているのかね?」
 親を悲しませないよりも先に目の前の男の命令には従わなければならない…結合部を見せられ続け羞恥心と抵抗感が許容範囲を超えた様に飽和している思考状態で香澄は啜り泣く。誰かに守って欲しいが誰も自分を守ってなどくれない。ただ男の命令に従うしかない、そう判っているのに涙が止まらない。
 男の腰の後ろに着いた足に力を込めると、ぬろりと香澄の腰が後ろへと動いた。
「はぁ……あぁううっ!」
 後ろへ動くだけだと抜けてしまうと、まるで遊び方が判らない子供の様な虚ろな状態で脚に力を込めた香澄は、力を込めた事によりぎゅっと自ら膣を締め付ける結果に仰け反り、後ろに両手を突いた。びくんびくんと薄い腹部から内腿までが痙攣し、男が抓り上げたままの乳首に乳房が揺れる。膣の入口辺りまで傘が引き戻されていると判ってしまい、香澄は壊れた様な泣き顔のまま両手に力を込めて腰を前へと送り込み、ずぶずぶと傘が貫いていく感覚に激しく首を振りたくった。
「ぁ……!あ……、あっ! くる……っ」
 一度行ってしまえば身体はその動きを覚える。男の胡座の上で後ろに手を突いた白い身体が前後に動き、香澄は自らの動きで処女を奪った男の性器を貪る動きを繰り返す。ぐちょっぐちょっと淫らな音が鳴り響き、仰け反る香澄の髪が宙に揺れる。痛みに動きが制限される部分があり、痛みの少ない動きを本能的に求める少女の身体はそのまま自らが好む動きを繰り返していく事となっていく。
 後ろに手を突き、両の乳首を抓り上げられた状態で男の腰を跨いでいる姿のまま、香澄は腰だけを惨めに前後に揺らす。柔らかな尻肉に愛液で滑る腿の男の毛の感触が伝わってくる。髪は豊かだが柔毛ですら僅かだった香澄は男の体毛等に不慣れであり、愛液の泥濘の中で尻肉に擦れる太い体毛の違和感にさえ牡を感じ萎縮し妖しく炙られてしまう。本来臆病であった少女にこの一日で刻み込まれた牡への過敏な反応と被虐の快楽に鳴き咽びつつ、白い身体がぎこちなくも淫らにくねり腰を振る。
 浅く乱れ譫言の様に喘ぐ香澄を眺める男の指が乳首を引きながら捏ね、形良い乳房が丸みのある紡錘形へ引き伸ばされ揺さぶられる度に甘く甲高い嗚咽が溢れ、香澄の膣が一層男を締め付けた。
「いやぁ……おじさま、ひぃ……んっ、おじさ……あひぃ……んっ!」
 膣口のくねりを鰓でこそげられるのでなく膣奥から半ばまでの抽挿を繰り返す香澄の肌に、運動によるものなのか汗が浮かぶ。虚ろに咽ぶ少女の全身がうっすらと上気し薄桃色に染まるその奥で、男の鰓にしごかれる膣肉がぐびぐびと淫蕩なざわめきを繰り返し、呼吸が濡れていく。指での抽挿とは比べ物にならない存在感が虚ろな思考の中で膨らみ、前後の動きだけでなく香澄は僅かに腰を左右に動かす様になる。
 ぐちょっぐちょっと沸き立つ淫音の中、香澄の意識が溶けていく。
「ここが好きかね?」
 男の問いに虚ろに頷く香澄は男に命じられ更に腰を前後させる。鷲掴みにされた乳房を激しく揉まれ喘ぐ香澄は慣れ始めてきていた奥での抽挿から外れ膣口まで引き戻された鰓の圧迫に悲鳴を上げた。いや、それは悲鳴だったのだろうか、一段と強く締め付ける膣と全身の痙攣の中、圧迫感から逃れる様に香澄の腰は膣奥側での抽挿に更に耽る。温かな湯の中で微睡むよりも濃い充足感に似た甘く煮える疼きが鰓と傘によって齎され、もっとせがむ様に唆され溺れていく。もどかしくも切ない感覚。痒みに近いそれを癒してくれるのは猛々しい性器だけだった。
 嬌声を上げる香澄は乳首を強く吸われ身体を仰け反らせる。
 秘めなくてはいけない行為を止められる気がしなかった。命令されてやむを得ないのは当然だが、純粋に膣奥の痒みに似た感覚が堪らなく耐え難く腰の動きが止められない。
「しっかり言葉で言えないのかね小早川香澄君、ああん?」
「ぁぅぅ……おじさま……っ、かすみ……ぁっ、ぁ、ぁぅんっ……きもちいい……っ」
「親程の男に昼間から腰を振ってどうしようもない淫乱だねぇ君は。もうおまんこが締め付けてきてるじゃないか、ええ?」
 歯で乳首をこそぐ様に掻かれ甲高い声が香澄から漏れ腰ががくがくと跳ねる中、男の手が乳房を裾野から絞り上げる形で強く掴み、尖りきった乳首をべろりと舐りあげる。
「処女を失いたてでこんなに腰を振るとは、清純そうな顔をして生まれついての淫売なんだねぇ君は」
 あまりの言葉に答えられない香澄の泣き顔を満足そうに眺める男が見せつける様に乳首に歯を当てた。
「そろそろ僕を満足させないといけないんじゃないかね? 自分だけがよがっていいと思っているのかね? ええ?」
 男が満足すると言う意味に凍り付く香澄に、男は片手で仰け反ったままの少女の身体を引き起こす。ゆさっと胡座のまま腰を揺らす男に、ずっと膣奥で小刻みな抽挿を繰り返していた男性器が大きく動く。びくんと大きく跳ねた香澄が反射的に男の肩に手を置いて崩れるのを防ぐのも構わず、男は香澄の乳首を歯で咥え噛みしゃぶる。
「ひ……あぁっ!」
「もっと腰を使いたまえ。出来るだろう」
 乳首を噛まれつつ先端を舐り回される強烈な刺激に涙を零しながら香澄は大きく腰を前後させた。慣れ始めた膣奥の動きだけではなく、膣口辺りまでを使う大きな動きは当然の様に最大限の膨らみである鰓で膣口のくねりを圧し広げる形となり、処女を失ったばかりの香澄の膣に強い異物感を訴えかける。膣口のくねりを太い鰓でこじ開けられる感覚はまるでワインのコルクを抜く様な限界の焦燥感で香澄を炙り、身体にぶるっと震えが走り柔肌に一気に汗が滲む。
「おじさま……、こわい……っ」
「ははぁん……。おまんこで悦ばせるのに怖いも何もないだろう? すけべ汁ぐちょぐちょ鳴らせてひぃひぃよがって今更清楚ぶる気かね? ああん?」
「ひ……あ……ああああああ!」
 乳首に歯を立てたまま香澄の腰を両手で押さえ込んだ男が強引に前後に振りたくった。ぐちょぐちょぐちょぐちょと激しくせわしない粘液音をあげる結合部に、膣奥からくねりまでの長いストロークで激しく掻き乱される膣肉と、ごつごつとくねりを押し広げる鰓の太さに悲鳴をあげる少女の瞳から涙と小さな口から唾液が零れる。息絶えんばかりに怯えきった少女の顔を見ながら、男がにやりと嗤い乳首を噛んだ。
 じゅぽっと音を立て、結合部から濃密な愛液の太い糸を纏わりつかせた猛々しい傘が露出した次の瞬間、男が一気にそれを膣奥まで叩き込まれ硬直しかけていた白い身体ががくんと激しく跳ねる。突き上げる動きに強く噛まれていた歯から乳首が離れ、噛まれ続け艶やかな鴇色が鬱血した頂を残像に残す勢いで乳房がぶるんと跳ね上がった。
 甲高い悲鳴が室内に響き渡る中、少女の腰だけでなく胡座を掻く自らの腰も使い、膣奥から膣口の外までをグロテスクな傘と鰓で蹂躙する抽挿が激しく繰り返される。憎悪をぶつける様な強烈な突き上げの度に少女の白い身体は壮年の男の身体に重なり乳房が潰れ互いの汗が弾け、引き抜かれる度に男の太い鰓の大きさに無惨に開いた膣口の周囲に愛液と男の先走りの汁の混ざり合ったどろどろの粘液が掻き出され、互いの結合部の周囲の滑りを更に良くさせ陵辱の結合を大胆にさせていく。
 がくんがくんと揺さぶられるままに悲鳴をあげる香澄は、男の一突き毎に膣口のくねりを押し広げられ強かに擦り立てられる刺激に激しく首を振りたくる。膣口から膣奥までずぶりと貫かれる度に膣全体から頭の芯までベッドカバーの上で突っ張り縮込まる足の爪先まで、牡が貫き犯し全てを支配する烙印に少女は喘ぐ。ベッドが荒海に放り出された小舟の様にぐるぐると波打つ錯覚に、無意識の内に香澄は自分を犯す男にしがみつき汗塗れの白い肌を重ねようとするが、激しい腰の動きに乱れ壊れた人形の様な動きを繰り返す。
 酷い暴力である筈なのに腰奥から背筋へちりちりと弾ける細かな火花と、男に突かれる度に残酷に増していく底なし沼の様な膣の疼きに何も考えられなくなっていく。掻いて欲しいいや掻くなどというレベルでなく…抉って欲しい突いて欲しいこじ開けて欲しい鰓で傘でぐちょぐちょに突き上げて引き抜いて逞しい性器の形に変えられてしまったいやらしい膣を貫いて犯して掻き混ぜて滅茶苦茶に壊して……。
 指で与えられたものとは質の違う絶頂の予感に首を振りたくる香澄は必死で男に許しを乞うが、それは絶頂間際の牝の哀願でしかない。
「おじさまゆるして……ぇっ! かすみ、もうだめ……っ、いくぅ…っ、おじさまぁっ、かすみいくぅぅぅっ!」
 無限の地獄の様に熱く甘く煮えたぎる世界の中、周囲の風景すらよく判らなくなっている少女は男が自分にとどめを刺す為の腰の動きをスローモーションの様に感じた。
 ぐちょりと引き抜かれた男性器の形に空いた坑が淫猥な蠢きを繰り返し、膣口のくねりごと尻肉が獣の様に前後に揺れる。喘ぐ口から唾液が垂れ、全身がぶるっと震え、引き抜かれたばかりで潤滑液の糸が途切れる間も与えずに、ぬらぬらと滑る濃い鴇色のいやらしく蠢く坑に赤黒い傘が突き付けられ、ぐぷりと膣口が貫かれ密着する粘膜を最も太い鰓が押し広げて抉っていく。ごつごつと血管を浮かび上がらせる幹がそれに続いていき、傘と鰓に膣内の肉襞が吸い付いてはずるりと押しのけられ奥へ奥へ貫かれていき、無数の襞の全てが擦られていく。先刻から軽い痙攣の様な収縮と弛緩を繰り返している膣肉を犯す逞しい男性器にがくんと跳ねる少女の腰を、押さえ込む男の手が膣奥まで打ち下ろす。
 壮年の男の猛々しい傘の先端が子宮口を突いた瞬間、頭の奥まで性器に貫かれた様な衝撃を受け牡との交わりでの初めての絶頂を覚えた香澄の唇を嬌声が割った。
 頭が真っ白になり、膣全体がぐいぐいと牡を締め付ける中、男の傘が狂った様に少女の子宮口を突きまくり、やがて力任せに押し当てられた次の瞬間、長大な性器がどくりと脈打つ。
 初めて牝としての絶頂を迎え蕩けていた香澄は、余韻に浸る間も与えられずに射精の脈動に膣を突き上げられ、絶叫して白い肢体を痙攣させた。執拗に脈動する牡から子宮口へと大量の精液が注ぎ込まれる十七歳の身体は、男の長大な性器に串刺しにされているかの様に結合部の奥を中心にぶるぶると震える。弓なりに撓るその頂で豊かな乳房の先端の乳首は限界まで硬くしこり、漆黒の髪が湿ったベッドカバーの上でうねり揺れていた。
 自分が何をし、何をされてしまったのかも考えられないままふっと貧血に似た白い闇に意識を吸い込まれていく香澄は、男の笑い声を聞いた気がした。
「くくく……どうだ小早川」

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201510132227

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