『真夏日とセーラー服(仮)』陽炎8

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 ぐぽっぐぽっと傘が膣口のくねりを押し広げて挿入されては引き抜かれる強烈な刺激に、香澄は口を閉ざす事も出来ず乱れた呼吸を繰り返す。正常位では膣内に納めきれなかった長大な男性器は背後から楽々と少女の膣口を犯し、まだ処女喪失から間もない坑は男の傘の形を刻み込まれる様に肉色に広がり、膣奥に注がれた精液と愛液は執拗な抽挿に泡立ち重い白濁の粘液の表面に大小の気泡を作っては潰れ濃厚な性臭を周囲に漂わせていた。
 何故自分がこの様な仕打ちを受けねばならないのだろうか、自分が何をしたのだろうか。何度も浮かんだ問いが思考に浮かび上がり、そして男の猛々しい鰓で膣肉を捏ね回される煮え立つ様な快楽に答えが見つけられないまま掻き消されていく。
 優美な装飾のドーム状の屋根から差し込む夏の日差しが淫猥な汗に塗れた香澄の裸身を容赦なく照らし、ぬめぬめと光る乳房を男の両手が掴み荒々しく揉みしだく。
「おじさまぁ………はあん!おじさまぁっ…ちくびだめぇっ!」
 憎んでもいるかの様な強い力で乳首を圧し潰されがくんと仰け反りながら首を振りたくり慈悲を求める香澄に、男は勢いよく腰を打ち付け長大な性器の傘の先端を少女の膣奥に擦り付ける。
「あぁん何だい?乳首を抓る度に淫乱なおまんこで僕のものをぎちぎちに締め上げておいて何が駄目なんだね?ああん?」
「いたい……ちくびいたいです…、はあああああん!」
 力任せに抓り上げた乳首を上へと引かれ、豊かな乳房が丸みのある紡錘状に歪み、香澄の口元から唾液が垂れる。一晩中ニップルリングで絞められ続け被虐的な快楽を植え付けられた乳首は牡に弄られる認識だけで香澄を疼かせ、そして荒々しく扱われるだけで頭の芯まで暗い絶望と牝の悦びと羞恥によがり狂わせる…ましてや今責められている場所はコンコースを見下ろす窓辺な上、処女を奪い膣内に情け容赦なく大量に射精した長大な性器に後ろから貫かれたまま、剃毛された結合部を晒し……。
「言いたまえ、ほらほらどうなんだ?ほら!」
 ぐぼっと卑猥な音を立てて膣奥を強かに突かれた香澄の瞳から涙が弾けた。
「き……きもちいい…っ、おじさまにつねられながらおまんこされるの、きもちいいです……」
「人に見られそうなのが堪らないんだろう?ええ?」
「ゃあ……っ、おかしくなっちゃう……あんっ、あん!おじさまっ、おまんこ……いいっ」
 片足を椅子の肘置きに乗せた体勢のまま香澄はいつの間にか男へ腰を突き出しては戻し自ら抽挿を求める動きを繰り返し、男を求める恥知らずな言葉を囀りながら、その顔は色欲に溺れつつ悲痛に嘆くものだった。
 ねちょねちょと細い指がクリトリスを捏ね、そして下へと進み、精液と愛液の混ざり合った白いクリーム状の潤滑液に塗れた結合部へとたどり着く。びくりと強ばった後香澄の指は勢いよく突き入れられる幹の太さを確認する様にそれを指先でなぞり、感嘆の喘ぎを漏らしながら小刻みに震える。犯されている…いやこれは和姦なのだろうか、見ず知らずの男に荒々しく背後から犯されてこんなに太いもので処女を奪われていると膣でも指でも感じて香澄は喘ぐ。気持ちがいい。足の爪先から頭の芯まで甘く煮え立つ蜂蜜になってしまった様な狂いそうな快感に少女は首を振りたくりながら腰を前後させ、喘ぎ、泣く。
 両親だけは困らせたくない、その為には男を満足させるしかない…だが男の技術も猛々しい性器も震えて縮込まる香澄の精神の奥底までを犯し被虐に悦ぶ淫乱な牝の烙印を刻み込み、一生逃れられない貪婪な牡と牝の交わりの悦びに引きずり込んでいた。膣内射精、数々の猥語、絶頂、他の誰かに見られていなくてもこの男が処女喪失からよがり狂い腰を振りたくった小早川香澄を知っている。処女膜を破ったこの太くて硬いまるで拷問道具かとすら思った長大な牡の器官だけが、処女の香澄を暴き陵辱し屈服させ、そして犯される痛みの中の絶頂を迎えた香澄を知っている。あの脈動で熱い大量の精液を膣奥に叩き付けられ、大きな鰓に逃げ場を塞がれ精液に侵され妊娠させられる危険の中、いやらしくよがり狂わされた香澄を知っている。この事実と支配は一生消えないだろう。おぞましい陵辱を思い返し、今尚犯され続け蕩ける実感に陶酔し香澄の肢体がぶるっと震える。
「もっと…おかして……、おじさま、めちゃくちゃにしてください」
「犯されるのがそんなに好きかね?ああん?」
「すき……、はずかしい…すき、かすみおかされるの…すきです……っ」
 一突き毎に全身を駆け巡る快感に身を捩りながら、少女の中で虚ろに精神の一部が乖離していく。昨日散々男達に強要された淫語と卑猥な告白の数々…乳首を抓られる激痛から逃れる為や公衆の面前に全裸で放り出される恐怖から逃れる為に口にした言葉の数々が染み付き少女自身を縛り付ける。本来読書などで静かに過ごす時間が好きな自分はそこにはない。ただ自分を守る為に言いなりに媚びる言葉の中の香澄は男の愛撫がどれだけ異常でおぞましいものでも悦び喘ぐいやらしい牝そのものだった。男達は鳴き咽びながら哀願する香澄を嘲笑い、傘や手で全身を捏ね回し、舐め、噛み、抓り、凌辱する…男とはそういうものなのだ、抗いきれない力で屈伏させ辱める生き物で、非力な女が勝てる筈もない。
 怯え竦み精神の奥底で萎縮する少女の一方で、男達に命じられるまま隠語を口にしよがり狂う被虐に悦ぶ香澄がいる。それは自衛の為の演技だった。だが男達を悦ばせる言動を選び口にし絶頂するのも香澄だった。
 背後からの激しい突き上げに腰と腰が勢いよく打ち付ける汗と潤滑液に濡れた打擲音が鳴り響き、クリトリスを捏ねる余裕もなくテラス窓に手を突き白い背を逸らせる香澄の乳房がぶるんぶるんと前後に弾む。
「オナニーはどうしたんだい?ええ?」
 乳首を抓りながら激しく腰を打ち付け引き戻す男の赤黒い大きな鰓がぐぼりと結合部から露出し、掻き出されたクリーム状の潤滑液が薄紅色に腫れかけた粘膜に垂れる事なく絡み付き、テラス窓の中の少女が唾液を口の端から零しながら物足りなげに喘ぐ。膣口に傘を埋もれさせたまま軽く腰を揺する男に少女の唇から詰まった声が漏れ、与えられた小休止に安堵すべき瞳が揺れる。
「セックスよりオナニーの方がいいんじゃなかったのかね?ああん?」
「お……おじさまのおちんぽが……おちんぽすごすぎて、オナニーできま……せん」
「はぁん?何がどうなのかよく判らん物言いだねぇ」
 淡い黄色の優雅なドーム状天井が映る大きな瞳から涙が溢れ、白い指が硝子を掻く音が小さく鳴った。直前まで激しい抽挿で掻き乱されていた膣がざわめき、びくびくと男の傘を喰い締める膣口を嘲笑うかの様に男の腰がゆっくりと先端を埋没させては引き戻される。荒く乱れた呼吸を整えようとする少女の唇から溢れるのは安堵の吐息ではなく切なげな嗚咽であり、僅かに残された自制心によるものか腰の動きは抑えられていてもそれは強く乳首を捏ねられる度に自らいやらしく男を求め膣口を捉えて離さない傘を迎え入れようとゆらゆら前後していた。
 見上げる瞳に映る明るい陽光の世界から逃れる様に視線を下に移した少女は、行き交う人々の姿にびくりと身を震わせる。
 自分は何をしているのだろう。
 大勢のサラリーマンや観光客の姿を見た瞬間激しい羞恥心に全身が熱くなり、硝子に突いた手が縮込まった。
 無数の写真や動画を撮影され監視され逃げ場などない香澄にはひたすら従うしか道は残されてはいない。もしも警察に助けを求めれば男達の報復は容赦なく行われるだろう。画像流出は簡単で、インターネットでの拡散も恐ろしいが自宅近辺で出力した画像を撒かれる事が香澄には一番恐ろしかった。生まれてからずっと住んでいる住宅街に赤裸々に犯されている姿を出力した画像の束を撒こうとしたあの光景を思い出すと少女の気は遠くなりかける。いつになれば終わるのか…何の取り柄もないつまらない自分を男達が飽きてくれるまでなのか、それは意外と早い気もするが香澄にとっては一日が永遠の長さの拷問の様に感じられた。そう、まだたった一日しか経っていないのである。
「ぅ……ふぅぅ……っ…あっ……う……ぁ」
 ぐぽりぐぽりと膣口を圧し開いては引き戻される大きな傘に、気付けば香澄の全身は汗に塗れていた。腰のくびれに絡み付くスリップは濡れて貼り付き、背後から揉みしだかれる乳房はまるで男の手に吸い付き一体化しまるで粘土細工の様に荒々しく歪められる。悲鳴を上げそうな程痛むが、何故か香澄の身体の芯でその痛みは妖しい疼きと混ざり合い身体中が甘く煮え立ち次の刺激を求めて白い腰が淫らにくねってしまう。
 自分の意志ではない、やむを得ずの淫らな行為なのだと胸の中で繰り返す香澄の瞳がコンコースを行き交う人々へと注がれる。仕方なく従っているだけの被害者なのだと判って貰えるだろうか、好きで裸身を晒しているのではなく、犯されているのだと。判って欲しい。助けてほしい。蔑む目で見られたくない。見つかりたくない。
「くくくっ下を見て何をよがり狂っているんだね?君ぃ」
「やぁ……違…っ、おじさま、そんな……ぁっ」
「ほらほら腰突き出して咥え込もうといやらしく踊ってるじゃないか」
「嫌……あっ!ゃあっ、ちくび…抓らないで……ぇ!」
 乳房全体を荒々しく揉みしだいていた指に不意に乳首を力任せに抓り上げられ、前へと引き上下にたぷたぷと乳房ごと揺さぶられる痛みと恥ずかしさに、香澄は窓に手を突いたまま身体をくねらせる。乳首の疼きと痛みから本能的に逃れようとする身体は嗜虐者の指に操られ、乳首を大きく上下に揺さぶられる度に白い腰が跳ね上がっては沈む。慎ましかった柔毛を欠いた生白い下腹部はその中央の艶やかな鴇色の粘膜を晒け出し、子供の腕程もある幹と傘の浅い抽挿を自ら望んでいるかの様に淫らな蠢きを繰り返す。ぐぽりと鰓が露出する度に少女の顎が跳ね、薄笑いを浮かべる男が背後から腰を突き上げる。
「本物の淫乱なんだねぇ君ぃ。初体験でこんなにぐびぐびと締め付けてくる好き者なおまんこは他にいないんじゃないかね?外の皆様に見て貰いたいんだろう?清純そうな顔で破廉恥な小娘だねぇ、露出狂な淫売め」
「いやぁ……いわないで…ぇ……っ、おじさまはずかしいこといわないでぇっ……、ひ……あぁ!」
 自慰を命じられても男の抽挿に翻弄され縋る様に窓に突いてしまっていた手で下腹部を隠そうとした香澄は、指先で結合部に触れてしまい甲高く喘いでしまう。ぬるぬるの愛液とは異なる泡立てたクリーム状の潤滑液の感触は瞬間的に精液と執拗な攪拌を実感させ、触れた膣口とそれを貫く猛々しい極太の幹が牝肉と白い指先の両方から少女の意識を一気に犯す。乳首を抓られている所も父親程の男の長大な性器に犯されている所も喘いでいる顔も何もかもを晒してしまっている。その実感に幹をいやらしく喰い締めてしまう香澄の膣に応える様に、男が荒々しく腰を突き上げ、汗に塗れた男と女の腰が打ち付け合う音が大きく鳴り響いた。
 正常位では長大過ぎて根元までは迎え入れられなかった牡の性器は身長差と立ったまま背後から犯す体位の為に激しく打ち合わせても酷い痛みを与えない深さと強さで何度も何度も膣奥を突き上げまくり、打ち付け合う腰が更に男に貪られる被虐感を煽る。抑えられない悲痛で甘い絶頂の鳴き声が唾液と共に溢れ、膣口から膣奥までを大きな傘が荒々しく抉る度にまるで空中に放り投げられては胸の奥まで貫かれる様な揺り戻しに、頭の芯まで少女は快楽に支配されていく。
 もっと。もっと突いて欲しい。もっと抓って欲しい。もっと打ち付けて、引き戻して、一気に深く、揺さぶって。太い。あれ程大きなものに犯されている。ぎっちりと貫かれて、膣が男の形にされる。大きな傘、凶暴な鰓、太い幹、引き戻されて縮込まり、また、男の形に圧し拡げられる。吸い付く。いやらしくひくひく締め付ける。気持ちいい。もっと。もっともっと。
 全身から甘い汗を流す香澄の髪が激しい交わりに宙を舞う。一突き毎に跳ねる肢体は上気し、男に抓られる乳首の痛みに少女はニップルリングの鈴の音の音を思い起こし何度も首を振りたくる。
「抓られるのが好きだの嫌だのとコロコロ意見を変えるのは人間としてどうなんだね?ああん?」
「ごめんなさ……ぃっ、おじさま、ごめんな……ぁ、あ!あ!ぃ……ひ!」
「謝罪も満足に出来ないとは君の御両親は躾も碌に出来ないクズかね!」
「ひああああああああ!」
 爪が食い込む程強烈に乳首を抓り上げられ悲鳴を上げた香澄の膣が一段と激しく男の性器を絞り込み、汗とクリーム状の体液に塗れた白い内腿が痙攣し、全身にねっとりと汗を滲ませ鳴き咽ぶ香澄の腰が前後にうねる。言われてはいけない言葉を聞いた気がしたが熱く濡れた肌の一枚下が煮えた蜜の様に狂おしく沸き立ち深く考える事が出来ない香澄の乳房が男の大きな手で荒々しく揉みしだかれた。柔らかでありながら弾力のあるボールか餅に薄い油を揉み込む様な力任せな動きは滑りつつ深々と指を食い込ませ、腰を打ち付け合う男と女の身体が絡み付く。無毛の下腹部のその奥で鴇色の粘膜を晒す膣口を限界まで引き延ばす極太の赤黒い幹が、棍棒に似た身を薄い腹部の奥に潜む牝肉にずぶずぶと沈み込み、少女を焦らせよがり鳴かせる遅々とした動きで引き戻されたかと思えば滅茶苦茶な速さで膣奥を乱れ突きし、つい先刻まで処女であった少女を牝の悦びに狂わせる。
 男の手が乳房から離れ、腰を抱え込まれたのを感じた瞬間香澄の全身が戦慄き、唾液が垂れ流しになっている唇から呂律の回っていない声が漏れた。
「や……ぁ……」
「判ってるねぇ…くくく、そろそろまた膣内にたっぷりと射精してやろうじゃないか」
 男の蔑む様な嗤いに本能的に怯えながら少女の身体は被虐の疼きに腰をくねらせる。あんっあんっと小さく鳴く少女の腰を強く男が押さえ込んだ力だけで香澄は強烈な抽挿と膣内射精の確信に軽く絶頂し膣内のものをぐびぐびと締め付けていた。

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201605032109

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