情報処理技術者試験の午前問題対策のホームページです。
趣 旨 

当ホームページのアクセス数No.1の『SQL講座』です。
マイクロソフトのAccessというデータベースソフトを利用して、10回の講義形式で、SQLを学んでいきます。

初級シスアドから目指すSQLというコンセプトのもと、なるべく分かりやすく、かつ、注意すべき点などを随所に盛り込みながら、解説していきます。

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第6時限目:並べ換え(ソート)

MS-AccessでSQL
基本SELECT文
関係関数指定
集合関数指定
GROUP BY と HAVING
並べ換え
表の結合
挿入・更新・削除
副問合せ
練習問題






■ ORDER BY 句


 SELECT ( <列名リスト> ) FROM <テーブル名リスト>
 ORDER BY <列名リスト> 〔DESC〕


 テーブル名リストから ORDER BY句 の列名リストの値を並べ替えの基準にし、
 昇順[ASC]または降順[DESC]かを指定します。 ASCは記述の省略が可能です。

/* ch06-1 */

SELECT *
FROM 社員
ORDER BY 社員コード ;



 テーブル「社員」を社員コードの昇順で表示します。

 昇順を明示的に示したい場合は、ASCと記述します。

 この場合ですと、

  ORDER BY 社員コード ASC

 となります。

< 実行結果ch06-1 >



/* ch06-2 */

SELECT *
FROM 社員
ORDER BY 社員コード DESC ;



 テーブル「社員」を社員コードの降順で表示します。

< 実行結果ch06-2 >




■ 複数のキーで

/* ch06-3 */

SELECT *
FROM 商品
ORDER BY 単価 , 商品コード ;



 テーブル「商品」を単価を基準に昇順にし、同一値に関して商品コードを基準に昇順に表示します。

 簡単に言うと単価の小さい順に並べ替えて、もし同じ単価の商品があれば、
 商品コードの小さい方が先に表示されます。

< 実行結果ch06-3 >



/* ch06-4 */

SELECT *
FROM 商品
ORDER BY 単価 DESC , 商品コード ;



 テーブル「商品」を単価を基準に降順にし、同一値に関して商品コードを基準に昇順に表示します。

< 実行結果ch06-4 >




■ WHERE 句をつけて

 ここでは、BETWEEN A AND B 演算子 を用いて説明していますが、
 3時限目を参照しながら、いろいろな WHERE 句 を用いてどのような結果になるか試してみてください。

/* ch06-5 */

SELECT 商品コード , 商品名 , 単価 , 発注済 , 単価*発注済 AS 基準の列
FROM 商品
WHERE 商品コード BETWEEN 1 AND 9
ORDER BY 単価*発注済, 商品コード DESC ;



 テーブル「社員」から商品コードが 1 から 9 である行を選択して、
 その行の 単価 * 発注済 を基準に昇順にし、同一値に関して商品コードを基準に降順に表示します。

< 実行結果ch06-5 >


/* ch06-6 */

SELECT 商品コード , 商品名 , 単価 , 発注済 , 単価*発注済 AS 基準の列
FROM 商品
WHERE 商品コード BETWEEN 1 AND 9
ORDER BY 単価*発注済 DESC , 商品コード DESC ;



 テーブル「社員」から商品コードが 1 から 9 である行を選択して、
 その行の 単価 * 発注済 を基準に降順にし、同一値に関して商品コードを基準に降順に表示します。

< 実行結果ch06-6 >






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