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「1999 LOC杯ジムカーナチャンピオンシリーズin東京ベイサイド」 レポート


Sportsのコーナーで紹介している、近藤さんが発起人となって 「LOC杯」ジムカーナ(年間トーナメントと言いつつもお遊びです) が1999年1月〜12月に開催されました。

アウトラインとリザルトについて、近藤さんからの情報を 追跡掲載しています。


■Outline・・LOC杯とは?

1999 Loc杯・ジムカーナチャンピオンシリーズin東京ベイサイド

シリーズ最高顧問  :杉浦元泰 :LOC代表
事務局長       :輪田元治 :LOCーE
ポイント集計係    :近藤一人 :LOCーE

本シリーズはLANTISオーナーのモータースポーツ参加の第1歩を容易にすることを目的とした シリーズです。
尚、詳細は下記のとおりと致します。

開催規約他

1、参加資格

LANTISオーナーで、モータースポーツに参加する希望をもっておられる、社会的常識を 有する成人者。初心者OK。
勿論LOC会員でなくても参加OKです。

2、参加車両

MAZDA・LANTISで参加のこと。
改造については車検対応であること。(公認車検車もOKです)。
競技専用タイヤ禁止。
Sタイヤ使用者にはHCを付けます。
フルノーマル大歓迎です。

3、開催概要

1)コース

スピマイアタック東京ベイサイド午前中コース(非スピマイコース)のベストタイムを 本シリーズのアタックタイムとし、ポイント制を採用する。

2)期間

開催期間はH11年1月から6月を前期シリーズ。7月から12月を後期シリーズ。

3)ポイントについて

各開催日のベストタイムを元に算出する。
ポイントは当日のFF車のインストラクター(多分、坂本選手)のデモランべストタイムで、 LOCカップ参加者のベストタイムを割った数値とする。

例:
・坂本選手:シビック:1分01秒181
・KH選手:CBAEP:1分10秒280(Loc杯参加者個人の最高タイム)
・70280/61181=1.148(小数点4桁以下切り捨て)
・KH氏のポイント1.148
(尚、Sタイヤ使用のHCは0.015ポイント加算とします。)

半期を通じて一番小さな2個のポイントの合計の一番少ない人をシリーズチャンピオンとする。

合計ポイントが同点の場合、参加回数が多い人をチャンピオンとする。

4)参加必要回数

最低でも1シリーズ2回参加でシリーズ戦参加となります。

但し、出走総てミスコースの場合、参加回数としてはカウントしません。

5)ミスコース、パイロンタッチ

ミスコース、パイロンタッチの判定は基本的にSPMスタッフの裁定に準じますが、SPM スタッフが見過ごした場合当シリーズ事務局で裁定致します。

6)表彰

シリーズチャンピオンにはトロフィーと表彰状を、シリーズ最終戦又はLOCーE オフミ時に贈呈致します。

但しチャンピオンになった方は次期シリーズにHCを負っていただきます。
このHCはポイントにて、チャンピオンと2位の方のポイント差を 次期シリーズには加算いたします。

4、安全装備

・長袖
・長ズボン
・ヘルメット(フルフェース)
・グローブ(指、手のひら、手の甲を総て覆う物。軍手は不可)
・靴
を着用のうえ出走のこと。

5、注意事項

1)

スピマイアタック主催者:東京ベイサイドスポーツクラブは本シリーズについては寝耳に水です。
東京ベイサイドスポーツクラブに本シリーズのお問い合わせは 無駄以上に迷惑をお掛けするので絶対やらないでください。
開催当日の事故等に関しては、事務局は一切の責任等は負いません、と言うより負えません。
直接事故等に関わった当事者に責任を負っていただくこととなりますので十分注意下さい。

2)

著しくモータースポーツ精神、スポーツマンシップ、安全性に反する行為、あるいは参加者
の名誉を傷つける言動が有った場合は、本シリーズへの参加を拒否する場合があります。

6、事務局からの御願い

本シリーズに参加されるかたへの御願いですが、参加1回毎になにか物を御寄付下さい。
例えば「どこかで貰ったダンロップの帽子」、「新品で使っていないアクセサリー」等。
目的はLOC−Eオフミゲーム時の景品にしたいと考えております。
もし物が無ければ300円の寄付金でも結構です。 (これも景品又は第2回目以降の本シリーズトロフィー購入資金)
皆様のご理解を御願いしたいと思います。

1999年東京ベイサイドSPMアタックは下記予定です。
SPM開催日に本シリーズのポイント取りを実施していきます。

1999年前期1999年後期
1月23日8月28日
3月13日9月18日
4月17日10月9日
5月15日11月6日
6月12日12月18日

総て土曜日の開催です。
SPMの開催の確認はその都度下記へ御願いします。
Loc杯の問い合わせはくれぐれもしないように御願いします。 あくまでもSPMアタック参加の件で御願いします。

問い合わせ、申込先

東京ベイサイドスポーツクラブ
TEL:03−5300−9766
住所:東京都世田谷区赤堤1−40−14
コース所在地
東京都江東区豊洲6−3−16(東京ガス敷地内)


東京ガス敷地ってどんなとこ?関根さんの走りと共に解説

Download!(RealMovieG2file:1732KB) 走りサンプル(MR2とインテR:98年コース)


費用:
1回1万円昼食付きです。(見学は無料弁当無し。)
開催日確認の上現金書留で、
・任意の参加申し込み書(希望参加日、氏名、住所、番号、年齢、参加車両名、型式、)
・現金1万円
を添えての申しこみとなります。

基本的には「ランティスでジムカーナ遊び」です。
LOC杯自体は競技会ではありませんので気軽にご参加ください。



■Drivers・・・ドライバー・マシン紹介

日高選手

98年度SPM東京ベイサイドランティスベスト記録保持者。
98年からジムーカーナをはじめ1年 足らずでMSFカップ全国大会走行会クラス2位と表彰台を奪い取る。
メインのサーキット走行 の経験を生かし、トップスピードからの減速技に光るものが有る。
今年はMSF全国大会の表彰 台の真ん中ゲットを目指す。本シリーズの年間チャンプは無論である。が、前期はSタイヤアタック のためHCがどう足かせになってくるか?戦い方が見物である。
マシンはユアーズで完璧なまでに仕上げたサーキット仕様。残るはブレーキチューン。この1年 のマシンの熟成にも期待が掛かる。タイヤは前期DL98J、後期はBS711にスイッチか?


関根選手

昨年は中盤一時車種別ベストを塗り替える等キラリと光る速さを見せた。
不運にもライヴァル連中 がSタイヤに切り替えるなど反則技を使われ、後半どうしても波に乗りきれなかった感がある。 BS勢の多い中,YKネオヴァを駆使し最初に14秒台を叩き出した逸材でもある。
高速からの突っ込みはラジアルであるが日高に負けない技量を発揮する。ラジアル使いの No1として、日高が背負うSタイヤ使用のHCを利用し前期チャンピオンが当面の目標であろう。
マズ前期のチャンピオンは間違い無い実績であるが如何せんタイヤがかなり減ってきている。ネオヴァ の換え時を間違えると痛い落とし穴に入る可能性も否定出来ない。マシンは最もノーマルに近い。
関根車を観察する(1998 Dec.)
関根車を観察する(1999 Mar.)


輪田選手

お遊びスラロームに本格的参加をし始めた98年。前半はBS010の減りも有り、思うようにタイム が伸びなかった。
中盤711にスイッチ、運悪く雨に祟られる。しかし後半、タイヤの山も良い 方向で削れ、持ち前の信念:グリップ走行が効いてきた。
昨年の常連組では唯一LSDの装着車。 711の美味しいところを如何無く発揮できる技量を身につけ、関根の持つタイムにコンマ1秒差 まで迫った腕は見事。今年も無駄のない理想的なグリップ走行でダークホース的存在となるであろう。
課題はランティスのロングホイールベースをLSD&テクでどう克服できるかだ。有る程度車に手は 入れているが、大きな変更点は無い。たまに「トランク開き」と言われるMSのリヤスポが目立つ。
輪田車を観察する(1999 Jan.)


近藤選手

タイヤチョイスに悩みすぎて、マシンの挙動を掴みきれない98年だった。
3月に車種別ベストを出し そのまま9月まで守ったが、関根に奪取される。1ヶ月後反則技借物Sタイヤにて13秒台を叩き出すも SPM誌の陰謀により幻のタイムとなる。その後もSタイヤにてアタックするが、伸びず。
MSFカップでは クラス優勝するも、宿敵日高に5秒差をつけられ歴史的屈辱を味わう。技量的には左サイドターンは マスターしているが右サイドターンが未完。「サイドターンはライン取りが肝」と自負するが練習不足は 否めない。
16インチ98J+710Kaiから15インチYKネオヴァ+M7RへSW。敢えてインチダウンし LOC杯初代チャンピオンを目指す。
マシンセッティングは後期ブレーキパッドをCONPーBに変更か?
近藤車を観察する(1998 Nov.)


安田選手

99年ベイサイド初見参。遠路名古屋からの出走である。
地元中部地方の鈴鹿サーキット、YZサーキット とサーキット走行の常連。
YZはSPMアタックにも使用されている会場でジムカーナもかなりの速さを発揮 するとみられる。日高の情報では「鈴鹿のタイムは俺より10秒早い」とのこと。昨年からの参加者にとって は「未知の驚異」的存在である。詳細マシンスペックは現時点で不明であるが、バリバリのサーキット仕様 であることは間違い無い。
パイロンコースは未経験とのことなので、早くパイロンに慣れるかどうかが、本 シリーズの鍵となる。素質は現参加表明者中トップであろう。タイヤは多分、BS540S、言わずとしれたS タイヤである。
安田の参加でSタイヤ勢対ラジアル勢の戦いにも面白味がでてきた。移動の疲れがハンデか?
安田車を観察する(1999 Jan.)


坂井選手

ジムカーナは全くの初心者。ミニサーキットは数回フリー走行会の経験あり。
初戦はタイヤが間に合わず無謀にも17インチ(215/40/17のネオヴァ) で出走。次回より純正サイズの16インチに戻すらしいが、走りにどう影響するか。
LSD搭載とはいうものの、サンルーフ装着車ということで約10kgの負担 (しかも再上部)を担う。
「初心者やけど思いきりの良さでジムカーナを堪能したい。課題はサイドターン とライン取り。峠慣れしてる為、コースさえ早く覚えれれば...」(ドライバー談) 初戦ではミスコース連発。今後の成長を期待したい。


高橋選手

Sportsの頁でそのサーキット走行テクはお伝えしている高橋さんです。
編者のドラテクの師とも言えます(編者が勝手にそう言ってます(^^;
初参戦はタイヤがかなり減った状態のままでのジムカーナ初トライだったので、 タイヤがまともな状態になれば実力発揮して来ると思われます。(編)
高橋車を観察する(1998 Nov.)・・MSウィングは付いていない頃です



■Result


[Battle of 1999 Aug.-Dec.]
後半第1戦 1999年8月28日:輪田選手、またまた緒戦を制す!


後半第2戦 1999年9月18日:近藤選手、ひさしぶりの美酒!


後半第3〜4戦 1999年10月9日、11月6日:脅威の新人現る!


後半第5戦 1999年12月18日:近藤選手猛追及ばず、ニューチャンプ輪田選手!


[Battle of 1999 Jan.-June]
前半第1戦 1999年1月23日 緒戦は輪田さんがGET!


前半第2戦 1999年3月13日:日高選手の一人勝ち!


前半第3戦 1999年4月17日:日高選手、連勝!


前半第4戦 1999年5月15日:日高選手3連勝・・・しかし恐るべし安田選手!


前半第5戦 1999年6月12日:日高選手、前半チャンプ決定!



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